2016年3月アーカイブ

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アイルランドの孤島に生きる、ハンディキャップを負った少年ビリー(古川雄輝)と幼馴染みの少女ヘレン(鈴木杏)。

お馬鹿なバートレイ(柄本時生)に中年のゴシップ屋(山西惇)、ビリーのおばさん達(峯村リエ、平田敦子)におばあちゃん(江波杏子)や医者(藤木孝)、船乗り(小林正寛)が日々をなんとなく暮らしている。

そんな時ハリウッドの撮影隊が島やってきた。「ハリウッド」と「映画」という響きに興奮する島の人々・・・もちろん少年ビリーも例外ではなかった。
撮影隊の存在、「ハリウッド」と「映画」のおとずれによって、少年ビリーの運命も大きく変化していく。

映画「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフがロンドン、ブロードウェイで主演し絶賛をあびた
マーティン・マクドナーらしい皮肉に満ちた舞台が、ついに3月25日(金)より世田谷パブリックシアターにて上演となります!

「イニシュマン島のビリー」公演プログラム内特別企画として、
演出の森新太郎さんとマーティン・マクドナーの作品を

いくつも演出されている演出家・俳優の長塚圭史さんよる対談が実現!
マクドナー作品について・演劇について等々、沢山語っていただきました!

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長塚圭史さん
「最近、マクドナー作品からは離れていましたが、、目黒条さんが翻訳された『イニシュマン島のビリー』の上演台本を読ませていただき、あまりにも面白いので、久々にマクドナー作品を演出したくなりました。マクドナー作品の面白さを言葉で伝えたいですが、あの面白さはとにかく体験するのが一番。僕も必ず観に行きます。」

森新太郎さん
「マクドナー作品と言えば、暴力的というイメージが強いですが、この『イニシュマン島のビリー』は、根幹にピュアな愛が描かれているので、世の中がどれほど暴力的になっていっても、ずっと上演され続ける普遍的な作品だと思います。」

先日の制作発表では、古川雄輝さん鈴木杏さん柄本時生さんによる朗読が披露されました。鈴木杏さんの言葉の強さ・激しさと、柄本時生さんの絶妙な抜け感、そして古川雄輝さんの見事な不安の表現っぷり。なぜかどのキャラクターも愛らしく感じました。

公演は3/25(金)~4/10(日)@世田谷パブリックシアター、
4/23(土)~4/24(日)@梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。


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■ミュージカル『王家の紋章』#2■

連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』が、初のミュージカル化!

累計発行部数4000万部超を誇る少女たちのバイブルを、脚本・演出=荻田浩一、音楽=『エリザベート』のシルヴェスター・リーヴァイという豪華クリエイターがどうミュージカル化するのか、期待が高まるところ。

物語は考古学を研究するアメリカ人少女・キャロルが、仲間たちとあるピラミッドを発掘したことをきっかけに古代エジプトにタイムスリップしてしまい、そこで出会った若き王・メンフィスをはじめ古代エジプトの人々と愛憎のドラマを繰り広げていく壮大なもの。

ヒロインであるキャロルは、宮澤佐江新妻聖子がWキャストで演じます。
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ということで『王家の紋章』ビジュアル撮影レポ&インタビューシリーズ、今回は宮澤佐江さんが登場!
宮澤さん、帝国劇場は初出演!! です。


◆ ビジュアル撮影レポート ◆


カメラマンさんと「お久しぶりです!」と会話を交わしていた宮澤さん。
以前出演された、地球ゴージャス『クザリアーナの翼』の時も、同じカメラマンさんだったそう。
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演出の荻田さんからは、「キャロルは元気な子なので、基本は明るめの表情で」と注文が。
様々なタイプのキュートな表情がどんどん出てくるのは、さすが現役アイドル!です。
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中川晃教「無力な自分を感じた」故郷仙台・気仙沼の復興を祈る
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シンガーソングライターであり俳優の中川晃教が、10年ぶりのスタジオ録音アルバム『decade』をリリース。3月10日、お台場ヴィーナス・フォートにて、リリース記念イベントを開催した。 

2001年にデビューした中川は、その翌年・2002年にミュージカル『モーツァルト!』の主役に抜擢され、以降、数々の舞台にひっぱりだこ、その高い歌唱力は日本ミュージカル界に欠かせない存在になっている。一方で「自分はシンガーソングライターとして世に出ることが出来たのに、自分が一番大切に思っている音楽活動が出来なくなっていくということに苦しんだ時期もあった」と葛藤したことも明かす。だが「発想を変え、ライブを継続していく中で、必ず新曲を書いて、お客さんに届けていこうと思い、新曲を書き続けてきた。この10年間、アルバムとしては発売できなかったけれど、作ってきた新曲たちが育まれ、今回新鮮な形でスタジオ盤として収めることが出来た。苦しかった時期も葛藤していた時期も、すべてこの1枚のアルバムを作ることで昇華されている」と、10年ぶりのアルバムへ込めた思いを語った。 

イベントでは、アルバム収録曲3曲に加え、ピアノ弾き語りで4分弱の即興曲を歌うサプライズもあり、集まった大勢のファンを喜ばせた中川。披露された1曲『そして、僕は魚になる』は東日本大震災後に書いた曲であるといい、「僕は仙台出身で、父の実家は気仙沼。子どもの頃から見慣れていた、心の中に焼きついている海の景色が、一瞬にしてなくなった。何が自分は出来るだろうと、無力な自分を感じたんです。あんなに美しかった海が今は怖いと誰もが感じたと思う。その海をテーマに、やるせない気持ちを書きました。5年間、あの日を忘れることはできなかった。気仙沼にお墓参りに帰った時などに、まだまだ改善されていない景色を見ると、本当にどうなっていくんだろうと思います。でも心から復興を信じ、僕も自分で出来ることをやっていきたい」と、故郷への思いも話した。 

イベントのラストには、ボーナストラックとして収録された『Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)』も披露。こちらは今夏日本初演されるミュージカル『ジャージー・ボーイズ』のナンバー。60年代のアメリカで一世を風靡したバンド、ザ・フォー・シーズンズの真実の物語を綴った作品で、中川は"天使の歌声"と称されたフランキー・ヴァリ役を演じる。「ミュージカルというキーワードは、いまや切っても切り離せない、中川晃教の一部になっている。そして『ジャージー・ボーイズ』は僕にとって運命を感じる作品」と中川が語るこのミュージカルの楽曲を、心の底から楽しそうに歌っていた姿が印象的だった。 

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』公演は6月29日(水)から7月31日(日)まで、東京・シアタークリエにて上演。チケットは4月30日(土)に一般発売を開始する。



...ということで、3/9にリリースされたばかり、中川晃教さん最新アルバム『decade』のリリース記念イベントレポートです!
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ニュースサイトにも記しましたが、この日のイベントは、3曲披露の予定が、ピアノ弾き語りで即興曲も飛び出すサプライズも。
そんなことからも、中川さんの、歌うことが楽しくて仕方ない、という気持ちが伝わってきます。
音楽が本当に大好きなんだろうなあ...。

もう、登場からこんな感じで...。
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ケータイで写真撮ってるし!(楽しそう...)
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「音楽って、皆さんのポケットの中に入れてもらって、皆さんの日常と一緒にはぐくまれていく、それが音楽の素敵だなと思えるところです。今回の『decade」」もそういう思いを込めて、1曲1曲選曲しています」と、中川さん。

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フランス生まれのポップでセンセーショナルなミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』が昨年の宝塚歌劇団での上演を経て、いよいよ今年帝国劇場に登場、開幕も来月に近づいてきました!

『ロミオ&ジュリエット』『ロックオペラ モーツァルト』『太陽王』等々、次々と日本にも上陸しているフレンチ・ミュージカルということで、すでにミュージカルファンからの熱い注目を集め、当サイトでも製作発表レポート等を掲載するたびにアクセスが集中してしまうほど...!
なんだか、ミュージカル界の新しい波がここから始まる、そんな予感がする新作なのです。


【『1789』バックナンバー】

3月1日、この作品の「顔寄せ」が行われました。
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稽古初盤に、スタッフ・キャスト・関係者が一堂に会する「顔寄せ」の場ですが、今回の『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、すでに稽古が進んでいる様子で、稽古場には仮とはいえ立体的な舞台セットが組まれていました。

そして、集まった人たち、すごい人数です。
プロデューサーさんからの「キャストは総勢52名、帝劇作品の中でも大所帯」というコメントに、稽古場全体から「おぉ...」という唸るような声が上がっていました。

これでも、ぜんぜん全体像を捉えられておりません。
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それでは、顔を揃えたメインキャストの皆さんをご紹介!

ロナン役(Wキャスト)、小池徹平さん
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ロナン役(Wキャスト)、加藤和樹さん
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ダンスカンパニーBaobabが主催する、若手コンテンポラリーダンスフェス『DANCE×Scrum!!!』が3月19日(土)〜21日(月・休)あうるすぽっとで開催される。あえて<観劇>というスタイルでなく、<ダンスフェスティバル>として観る側のハードルを下げ、力ある同世代の若手ダンサーたちがスクラムを組んで時代を切り拓く!という企画だ。北尾亘(Baobab)、古家優里(プロジェクト大山)、中村蓉など、勢いある12組のクリエイターが集う。
 公演に先駆け、3月6日(日)、池袋の商業施設waccaにて多くの通行人が行き交う中、プレイベントが開催された。パフォーマンスを行ったのは、Baobab、TABATHA、中村蓉。物珍しそうにダンスを見つめる買い物客の多くは、コンテンポラリーダンスを見るのは初めてだ。そんな中、"ヤサぐれ舞踊評論家"の乗越たかお氏を招き、北尾亘(Baobab)、中村蓉、岡本優(TABATHA)と共にトークイベントも開催された。

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■ミュージカル『グランドホテル』vol.11■


ミュージカル『グランドホテル』、いよいよ稽古もスタートし、作品が動き出しています!
これまでキャストのビジュアル撮影レポート&インタビューを連載していました<げきぴあ>ですが、引き続きこの作品を追っていきますよ~!

本日お送りするのは、今月アタマに行われた<顔合わせ>の模様です。

キャスト、スタッフから、主催者、キャストの事務所関係者等々、作品に関わる人々が一同に会する<顔合わせ>の場。

今回の『グランドホテル』は〈GREEN〉〈RED〉の2チーム制で上演されることはこれまでもお伝えしていますが、なんと<顔合わせ>も2日にわたり、2チーム別々で開催!
Wキャスト・Wチームの公演というのはさほど珍しいものではありませんが、顔合わせまで別々に行うというのはなかなか珍しい。
まさに、「ふたつの『グランドホテル』」が、ここから生まれていくのです!

〈GREEN〉チーム
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〈RED〉チーム
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演出のトム・サザーランドさんからは「昨年、日本で『タイタニック』という作品をやりました。演出家としてのキャリアの中でももっとも楽しく、エキサイティングな時を過ごしました。今年もまた、日本で演出する機会をいただき、心の底から嬉しく思います。『グランドホテル』のこの旅路、出航するのが本当に楽しみでなりません」というご挨拶が。


また作品については下記のようなことも語っていらっしゃいました。

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 一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、ザ・プリンスパークタワー東京 B2Fはなみずきにて『第11回 渡辺晋賞 授賞式』を行いました。
■ミュージカル『王家の紋章』#1■

連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』が、初のミュージカル化!
今もっとも勢いのある俳優・浦井健治を主演に、荻田浩一が脚本・演出を、そして『エリザベート』『モーツァルト!』の産みの親シルヴェスター・リーヴァイが音楽を手がける日本発の大型作品が、この夏誕生します。

(余談ですが"金字塔"という言葉、本来は"ピラミッド"を指す言葉ですので、この作品に対してこれほどぴったりな形容もないのでは...)

物語は考古学を研究するアメリカ人少女・キャロルが、仲間たちとあるピラミッドを発掘したことからはじまります。そのピラミッドは古代エジプトの少年王・メンフィスの墓と判明、そしてその墓を暴いたことから、神殿の祭祀でありメンフィスを愛する姉・アイシスの呪術により、キャロルは古代エジプトにタイムスリップしてしまい......。
現代と古代をまたにかけた、壮大な歴史ロマン大作です。

いよいよ作品ビジュアルも解禁となり、期待を募らせている方も多いのではないでしょうか。
げきぴあでは、この作品のビジュアル撮影現場に潜入、同時にキャストの皆さんにお話も伺ってきました!
(例によって全員分ではありませんが、ご了承ください...)
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初回はもちろんこの方、主人公メンフィス役の浦井健治さん
浦井さんはこれが、初・帝国劇場単独主演となります。


◆ ビジュアル撮影レポート ◆


撮影はこんな雰囲気の中で行われています。
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さすが主役!という感じで、浦井メンフィスの撮影時、スタジオ内は関係者がいっぱい!
そんな中で浦井さん、ちょっと怖いくらいの集中力です。

そして全身はこんな感じです。
髪型も衣裳も、そして雰囲気も、原作イメージそのもので、(おそらく原作ファンであろう)女性のスタッフ・関係者たちからは「おぉ~!」の声が。
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