ミュージカル『グランドホテル』#13 安寿ミラ×湖月わたる×樹里咲穂 インタビュー

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■ミュージカル『グランドホテル』vol.13■


1920年代のベルリンの豪華なグランドホテルを舞台に、様々な事情を持った人たちのドラマが交錯する――。
名作ミュージカル『グランドホテル』が、英国の鬼才トム・サザーランドと、日本の才能ある俳優たちによって蘇ります。

『グランドホテル』といえば、群像劇の先駆けとなった作品であり、こういった様々な人々が交錯していくタイプのドラマを"グランドホテル方式"と呼ぶほど。
その、日本初演は、1993年の宝塚歌劇団月組でした。

ということで、今回の出演者の中で、宝塚歌劇団出身のお三方...安寿ミラさん、湖月わたるさん、樹里咲穂さんにお集まり頂き、インタビューをしてきました!

今回は〈GREEN〉〈RED〉の2チーム制で上演されますが、
安寿さん・樹里さんは〈GREEN〉チーム、
湖月さんは、〈GREEN〉〈RED〉両チームへの出演です。

※インタビューは、稽古開始前に行っていますので、ご了承ください。


安寿ミラ×湖月わたる×樹里咲穂
INTERVIEW ◆

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△左から 樹里咲穂、安寿ミラ、湖月わたる

●宝塚月組版を観た安寿さんと湖月さん、そして出演していた樹里さん

――『グランドホテル』、日本初演は1993年の宝塚月組公演でした。宝塚歌劇団出身のお三方ですが、作品はご覧になっていますか?

湖月「はい、観ています!」

樹里「出演していました!」


――あっ、そうなんですね!

樹里「そうなんです、出てました(笑)。」

安寿「(今回の出演者の中で)唯一じゃない? 過去にこの作品に出ている人」

樹里「だから、ふとした時に、前の時の歌詞が出てきちゃうかもしれなくて...(笑)」

湖月「それくらい、心にも身体にも刻まれてるってことでしょ?」

樹里「刻まれていますね...!」

安寿「いくつの時?」

樹里「研4の時です」

安寿「えー! ...私も、月組のを観ています。(湖月さんに)あれ、宝塚にもう入ってた?」

樹里「わたさん(湖月)の方がひとつ先輩なので...私のほうが上級生に見えます(笑)?」

安寿「うん、見える(笑)。そうなんだ~、じゃあ、観てるよね」

湖月「はい。お稽古場から、特別な雰囲気がありました。トミー・チューン(オリジナル版の演出家)さんがいらしてて、みんなが椅子を持っていて。すごい熱気がありましたよ」
※トミー・チューン版は、椅子を巧みに使ってシーン展開をしていくのが、印象的でした。

安寿「あれ、かなめ(涼風真世)の退団公演で...それに、(79期生の)初舞台公演だよね?」

樹里「そうです、そうです」

安寿「『グランドホテル』(1993年4-5月)と、星組の新・宝塚大劇場のこけら落し公演(『宝寿頌』/『PARFUM DE PARIS』:1993年1-2月)の狭間に、私たち(花組)がやったのよ」

湖月樹里「あぁ、そうでした!」

安寿「こけら落としと、かなめの退団という話題の公演の谷間に、何の話題もない『メラコリック・ジゴロ』があったの(笑)」

湖月樹里「わ~、大好きな作品」

樹里「今でも(再演を)やってますもんねぇ、『メラコリック・ジゴロ』。私は『グランドホテル』でベルボーイをやってました。ベルボーイは8人くらいいたのかな? 要するに荷物運びですよね。椅子がいっぱい出てくる演出だったので、椅子をひたすら出し入れして、筋肉がついてムキムキになったのを思い出します(笑)」

安寿「樹里、(1989年の宝塚の)NY公演は行ってない?」

樹里「参加していないんです」

安寿「あれ、そうなんだ。私はそのNY公演に参加していて、NYに着いた日に観させられたのが、『グランドホテル』だった。時差ボケで、ほとんど覚えていないんですが(苦笑)」

湖月「あ~...、それは寝ちゃいますよね(笑)」

安寿「だから私、ブロードウェイ版と、月組版を観ているんですよ。でもそれ以来観ていないし、何せ記憶も薄いので、今回の上演、"とうとう来たか"と思いました。自分も出るのに、"やっと観られる"って」
――では皆さん、作品と接点はあるんですね。いま湖月さんが稽古場からして熱気があったと仰っていましたが、樹里さん、演じる側もその特別感は感じていらっしゃいましたか?

樹里「もう何をしているのかがわからないくらいでした。私たちが宝塚で作ってきた作品って、"わかりやすいグランドミュージカル系"といいますか、歌って、喋って、人が出入りして、暗転して...という構成が基本なんですよ。まず、出演者が1時間半、ずっと舞台の上にいなきゃいけないとか、椅子の転換ですべてのシーンを成立させるとかが、はじめてのことでしたので」

安寿「今でこそ、そういう演出も多いけれど」

湖月「革新的だったんですよね」

樹里「ずっと舞台上にいて、(シーンのアクションに関わっていなくても)何か動いている。そこも振付けでやるんですけど、どんなものが出来るのかがわからない(笑)。後ろを見て踊るシーンの稽古で3日間、ずっと壁を見続けたとか、そんなこともありました」

安寿「しかも宝塚でそれをやる、っていうのは、凄いことだったんだよね」

樹里「端っこで座っていても、どういう心持ちでそこに居ればいいのかわからないんです。そこから始まったので、もう、とにかく言われたことをやる! みたいな感じでした」

安寿「やってる時は、わからないよね~」

湖月「私は、萬あきらさんと若央りささんが踊られていたダンスがすごく印象的でした。こんなロマンチックなダンスがあるんだなと心に残っていたので、今回、スペシャルダンサー役で参加できて、すごく嬉しいです」

安寿「うん、私も覚えてる」

樹里「ジゴロ(萬)と、盲目の伯爵夫人(若央)というキャラクターがいて、そのふたりがグランドホテルで起こる人間ドラマの隙間を縫って、ずっと踊っているんですよね。お芝居をしている後ろや、間で。素敵に踊っていらっしゃいましたよね」

安寿「あのダンス、素敵だったね。思い出した。私、わたるほどそんなに覚えていないから、今びっくりしちゃった! すごい記憶力だね。私はとにかくかなめがすごく良かった印象。かなめの最後(退団公演)だったしね」


――トップスターである涼風さんがオットー役という意外性も、ファンの間で話題だったみたいですね。

安寿「そうですね、ある意味地味なオットーをやるのっていうのがね。でもすごく感動的で良かった。あとラファエラ役のゆり(天海祐希)が大女だった(笑)」

樹里「(笑)。でもブロードウェイのオリジナルキャストの方もああいう雰囲気でしたね。羽根(知里、エリザヴェータ役)さんが小さかったから、身長差で余計に大きく見えました」

湖月「エリザヴェータ役の方も、すごく印象に残ってます」

安寿「やっぱりわたる、すごいよく覚えてるね!」


●エリザヴェータ×ラファエラは、安寿さん×樹里さんの普段の関係性もにじみ出るのが面白い

――思い出話は尽きませんが、今回はまた新しい演出での『グランドホテル』ですね。今現在、ご自身が演じる役について、どう思っていらっしゃいますか?

安寿「私はその、バレリーナであるエリザヴェータ・グルシンスカヤを演じます。ロシアで一世を風靡したバレリーナですが、引退公演でベルリンにやってきた。成功すると思ってたのが、お客も入らずカーテンコールも無く、非常に傷ついた。そこで出会った男爵と恋に落ちて、人生が180度変わったようなかわいらしい女の人になって、その後また絶望の淵に落とされる...。ドラマチックな人です」

樹里「私が演じるのは、エリザヴェータの親友であり、献身的に仕えているラファエラ。月組公演では天海さんが演じていた役ですね。ブロードウェイ版や宝塚版を観たときには、少し同性愛も入っているのかと思っていたのですが、今回は演出も変われば解釈も変わりますので、まっさらな気持ちで脚本に向き合いました。そうしたら、本当にラファエラという人は、エリザヴェータの持っている芸術性を愛しているんだなと。エリザヴェータは芸術家ゆえに欠けているところもあって、ラファエラがそこをフォローしている。彼女の素晴らしい部分もダメな部分も愛している。愛という概念を超えるくらいの無償の愛を注いでいる、そういう角度で今回、役を掘り下げていったら、ちょっと新しいラファエラ像が出来るかな、と考えているところです」

安寿「映画は見た?」

樹里「はい」

安寿「あれだと全然、同性愛性はないよね、トミー・チューン版だとちょっと入っているけど。格好も男装っぽくしているし。でもまったく映画は違うの」

樹里「そうなんです、まったく違いますよね。本当に、師弟愛というか...」


――まさに安寿さんと樹里さんが、芝居上、がっつり組む形になりますね。

安寿「初めてなんです、樹里と本格的にお芝居をするの!」

樹里「そうなんですよ~」

安寿「共演自体も、ロンドン公演(1994年)以来よね?」

樹里「ロンドン公演では、ヤン(安寿)さんは雲の上の存在でしたから」

湖月「私たちは、後ろで踊ってたからね(笑)」

樹里「後ろの方で、わらわら揺れてただけですからね(笑)。でも今回の設定みたいなものは、私はすごくわかりやすい。尊敬する先輩であるヤンさんと、こういうお芝居をさせていただくというのも、普段の関係性みたいなものもにじみ出ると思いますから、そういうところも楽しんでいただければいいですよね」

安寿「たぶん全然違う世界のふたり...たとえば〈REDチーム〉のおふたり(草刈民代/土居裕子)とはまた違う、同じ世界で先輩後輩という序列がついていた私たちは、役にも入りやすいところがあると思います。同じ釜の飯を食べていた...じゃないですが」

樹里「そうですね。そこで、ずっと自分のものだった、自分が愛していたエリザヴェータが男爵と恋をして、ちょっと違う人になってる...といった時の複雑な思いみたいなものも、きっと言葉に出さなくてもお客さまが共感できるようなものになればいいなと思います」

安寿「ラファエラは、男爵が死んだら喜ぶのかしら...」

樹里「そう、そこなんですよ。喜ぶ? うーん。エリザヴェータの気持ちを考えると...」

安寿「どうなんだろう、複雑なんだろうなぁ」

樹里「複雑ですねぇ。脚本に書かれていないですもんね。(様々な解釈が出来るという)そこがこの物語の面白いところですね。稽古をやっていくと、生まれてくるんでしょうね」


●トム・サザーランド版ならではの色を添えるオリジナルキャラクター、湖月さん

――そして湖月さんは、今回のオリジナルキャラクター、スペシャルダンサー役ですね。

湖月「はい、トム・サザーランドさんに、死神のイメージと訊いています。男爵を死へ誘う、といったような...」

安寿「男爵を、なんだね」

湖月「最終的にどうなるかは、まだわからないんですけれど。色々な方を誘い、最後は男爵...なのかな? というのは、私が演じるのは、ほぼ台本で描かれていない部分だと思うんです。なので、演出のトムさんがどう付けていってくださるのか、ですね」

安寿「楽しみだね!」

湖月「ダンスもやっぱり演技ですので、そこに存在していることで、何かお客さまの心に"ひっかかり"を与えられればと思います。私が見つめる先で、何かが起こるんじゃないか、とか。何かを予感させたり、ゾクっとさせたり、ドキドキさせたり。そういう、物語を深めていく存在になれたら嬉しいなといま、思っています」


――湖月さんの存在が、今までのバージョンとは違う今回のトム・サザーランド版一番のポイントになる気がしています。

湖月「そうであればいいなと思っています!」

樹里「"あの"大ナンバーが楽しみですねぇ」

湖月「ふふふ。トミー・チューン版は、終盤に萬さんと若央さんのダンスの大ナンバーがあったんですよね。でも今回は(ダンサー役がひとりなので)リフトしてくださる方がいないので、どうなるのかわかりませんが...」

安寿「わたるが私をリフトすればいいんじゃない(笑)?」

湖月「そうですね、そこで出ていきましょう(笑)!」
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●演出家トム・サザーランド氏は「一度知り合いになるとみんな好きになっちゃう」人

湖月「ヤンさんは以前(昨年の『タイタニック』で)、トムさんの演出を受けられてるじゃないですか。素晴らしかったって聞いていて、お会いするのが楽しみなんです」(※取材は、稽古開始前でした)

安寿「私も早く会いたい(笑)。今回、またトムの作る世界に浸れるということが一番嬉しいです。『タイタニック』の千秋楽、何が寂しいって、トムと別れるとか、共演のみんなと別れるとかより、トムが演出したこの空気の中にもう居られない、ということがすごく悲しかった。それくらい、隅々まで行き届いた演出で、ものすごくあの世界が好きだったんです。トムはひとつのシーンに入る前に必ずその場面に出る出演者を集めて、まずミーティングをし、その場面の詳しい状況説明と、その人物ひとりひとりの性格や生い立ち、ぜんぶ言ってくださるんです。もちろん目に見えるところ...イギリスの上流階級の食事マナーとか、そういう細かいところももちろん丁寧に教えてくれたし。その世界の中に入りやすい演出をしてくれます」

湖月「うわぁ~。素敵! トムさんってどんな方なんですか?」

安寿「体も大きいんですが、本当に心が広くて、おおらかで、繊細でシャイで、押し付けがましくない演出される方。一度知り合いになるとみんな好きになっちゃう、とても感じのよい好青年です」


――『タイタニック』は本当にカンパニーが仲良かった、と皆さん口をそろえて仰いますよね。

安寿「本当に仲良かったです。LINEのグループもあるんですよ(笑)。ラーメン屋に行った、とか本当にくだらない(笑)些細なことを投稿して、それに対してみんないちいち反応するから、気付いたらメッセージが100個くらい届いているの。若い人はみんな反応が早くて。私なんかは「うわ、100個読まなきゃ」って思っちゃうんですが(笑)。タイタニックの出演者が22名だったんですけど、ちょうど22人のLINEグループなんですよ」


――つまり全員ってことですか!?

安寿「そう! 佐山(陽規)さんなんか、スマホじゃないのに無理やり入らされちゃって。たぶん見てないんじゃないかな。既読が20でストップするから(笑)。でも今回もマサ(藤岡正明)あたりがグループ、また作るんじゃないかな」

湖月「うわぁ、楽しみですね! そして今回は、ふたつのチームで、結末もふたつあるんですよね」

安寿「これ、トムがどう考えてるんだろう!」

湖月「予想もつかないです」

安寿「やっぱりあの方は"若き才能"だから、色々な考えをめぐらせていらっしゃるんじゃないかな」


――もう一方のチームのことは、気になりますか?

安寿「そんな余裕はないんじゃないかしら。自分たちのことしか考えられないと思います」

樹里「まったく別モノですからね。私、以前『アイ・ガット・マーマン』(2012年)に出演した時、3チームあったんですよ。それも、稽古場も全然重ならないようにして、ほぼ他チームとは会いませんでした」

湖月「宝塚OG版の『CHICAGO』(2014年)もそうでした。ある程度、形になるまでお稽古は別でしたね」

安寿「私、実はWキャストって初めて。(『ベルサイユのばら』の)オスカル役とかは別にして...」

樹里「気になるんだけど別物を作っているから、あっちはどうしてるのかなと思いつつも、自分のことに精一杯な気がします」

湖月「自分の役だけが違うんじゃなくて、全体が違ってきますもんね」


●ふたつの『グランドホテル』

――しかしそうなると、湖月さんたち、両バージョン出演する方は大変ですね!

安寿「そうだよね、ふたつ分覚えなくちゃ!」

樹里「きっとみんな「今日はRED」「今日はGREEN」って確認してから出ることになりますよ、両方出る方は」

湖月「同じ作品でも演じる人が違えばこれだけ違う、というのが見どころのひとつでだと思いますし、自分の存在の仕方や感じるものも、きっと変わってくると思います。とても貴重な経験をさせていただけるんだなって今、改めて感じました」

安寿「人が違うだけでもぜんぜん違うだろうと思うのに、なおさら結末が違うって、どうなるんだろうね!」

湖月「私気付いたんですが、主だったキャラクターでは、ホテルのお客さん側がダブルキャストなんですよ!」

樹里「あ、なるほど!お客さんが変わるってことね」


――おぉ、今気づきました! じゃあシングルである湖月さんはホテル側の人ですか?

安寿「亡霊なのかも!? オペラ座の怪人じゃないけど、ホテルに住みついてる何か」

湖月「私、劇場とかホテルって、守ってる"主"みたいなもの、いるような気がするんです。このホテルにすごく思い入れがあったり、そこで何かがあって命を落としたり...したのかも!」

安寿「そこで死んだんだ?」

湖月「わかりませんが(笑)、誰かについていて、一緒にホテルにやってきたのではなく、そのホテルでずっと色々な人を見てきたんじゃないかなって」

安寿「人格があるの?」

湖月「どうでしょうか、勝手に想像してます(笑)。言葉を発っせず想像できるところが、ダンスの楽しみのひとつじゃないかな、と思うので...」

安寿「うん、何かの象徴なんじゃないかなって思うよね」

樹里「確かに、色々なホテルがありますけど、そのホテルならではの空気とかありますもんね」


――想像が膨らみますね! では最後に、皆さんがこの公演で一番、何を楽しみにしているかを教えてください。

安寿「私は先ほども言いましたが、トムの演出をまた受けることが一番の楽しみです。自分の役としては、引退間近のバレリーナで、"カーテンコールがなかった""客が少なかった"という彼女の焦りや苛立ちは、少なからず共感できるところがありますし、その人が一瞬で恋に落ち、少女のように変わっていく、それもわかるんです。年老いていくことの哀れさや、年齢ゆえの恋愛に対しての臆病さは、私の年になってわかるところでもあると思います。そのあたりをうまく表現していきたいし、トムがこのエリザヴェータ・グルシンスカヤをどういう風に思っていらっしゃるのかを、早く聞きたいというのが楽しみです」

湖月「今改めてヤンさんのお話を伺って、いったいどんなお稽古が待っているんだろうとワクワクしています。私の役のイメージは、きっと今はトムさんの頭の中にあるもので、活字にはなっていない部分。彼によって、どんな風にこの世界に息づかせてもらえるのか、すごく楽しみですね。それとREDとGREENという両方の世界で生きられる、存在できることも楽しみです」

樹里「私は今回、キャストの方がすごく楽しみ。知ってる方もたくさんいらっしゃるんですけど、自分の知っている中で、今回のキャスティングはまさに"ベスト・オブ・キャスト"だと思うんですよ! 私が尊敬する大好きな方ばかり。その方々とまたお芝居が出来るのが嬉しいです。稽古に向かう姿勢が素敵な方たちなので、同じ稽古場、同じ舞台上で、同じ曲を、同じ時間を共有できることが嬉しいです」



宝塚で同じ時代を経験している3人らしく、和気藹々と盛り上がった取材になりました!
その中でも樹里さんが湖月さんに「お先にどうぞ...」と喋る順を譲ったりと、やっぱり宝塚出身者らしい律儀さも垣間見れ...。
気持ちの良い先輩・後輩感と、安寿さんの言葉ではありませんが「同じ釜の飯」、仲間ならではの息の合い方が心地よいお三方でした!


取材・文・撮影:平野祥恵




【公演情報】
・4月9日(土)~24日(日) 赤坂ACTシアター(東京)
・4月27日(水)・28日(木) 愛知県芸術劇場 大ホール
・5月5日(木・祝)~8日(日) 梅田芸術劇場 メインホール(大阪)

★お得な「レビュー割」発売中!
【対象公演】4/10、4/11昼・夜 の3公演
【対象席種】S席 通常12000円→ 10000円
※公演当日にレビューキット・座席指定券を引換え。
公演終了後に公演公式HPにてレビュー投稿をしてください。

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