■新しい『RENT』がやってくる! 第34回■
先日更新分に続いて、今回も『RENT』トークショーの模様をお届けします!
11月4日に行われたトークショーに登場したのは、マーク役の賀来賢人さん、ロジャー役のジュリアンさん、そしてコリンズ役のTAKEさん。
日本版演出担当のアンディ・セニョール Jr.も加わり、楽しくも深いトークが繰り広げられました。
近年、演劇界では"アフタートーク"というものが開催される機会も多くなってきましたが...
もしかしたら、キャストの皆さんは"アフタートーク"初?
なんだか照れ臭そうな表情で登場。
「Hi!」と客席に手を振るジュリアンさん、賀来さんは「なんか変な感じですね...」。
そして椅子に座ったとたん「これ(進行は)どうなってるのー?」と発言するジュリアンさんが、実は司会担当だと明かされ、客席から「え~」の声(笑)。
「"えー"って、聞いてないよぉ...」と呟くジュリアンさんに、TAKEさんが「ジュリアン、"MC"やで!」と持ち上げ(?)、ご機嫌で進行をスタートするジュリアンさんでした。
2012年11月アーカイブ
ピーチャム・カンパニーで演出をやってます川口典成です。
昨年に引き続き、フェスティバル/トーキョー公募プログラムに参加させていただきます。
たしか「最近興味を持っていること」というお題をいただいたので、そのようなことを書いてみようかと思います。
さいきん「感じる」とはなにか、ということを考えます。
いや、そうではなくて、「感じたことを話す」という行為について考えます。
たとえば、美術館や映画館にいって、作品を見て、「感じたことを話す」ということがあります。
そのときに、「感じたまま」をお互いに話す、というようなことが求められることがありますが、しかし、「感じたまま」とは何でしょうか。
そのフレーズに触発されている時点で、すでに「感じたまま」ではなくなっているのではないでしょうか。
そもそも「感じたまま」を言葉にすると、おそらくその美術館や映画館にいた時間と同じ時間か、多くの場合それ以上の時間がかかることは明白です。
「感じたまま」を話すことなど不可能です。
では「感じたことを話す」という行為は何をしているのでしょうか。
おそらく「感じる」という現象を説明しようというお互いの行為なのです。
どのような枠組みで自分が「感じた」のか(五感もあらゆる枠組みに規定されていることは言うまでもないことですが)、「感じた」現象そのものをを問う、ということなのだと思うのです。
■新しい『RENT』がやってくる! 第33回■
No day but today. 今日と言う今を生きる。まさにその気持ちで毎日を生きている田中 ロウマです!RENT出演3回目と言う事でプレッシャーも感じていますが、新しい演出、新しいキャスト、新しい気持ちで今までよりSTKなエンジェルをエンジたいと思います!w
さて僕は相手役のトム・コリンズを演じるSkoop On SomebodyのTAKEさんを紹介します!
市川猿之助さんが四代目を襲名後、東京・明治座に初登場する舞台『十一月花形歌舞伎』が11月3日に開幕しました。
猿之助さんは、昼の部で変化舞踊『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』に、夜の部では、通し狂言『天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)』にそれぞれ出演されます。
「蜘蛛絲梓弦」
『蜘蛛絲梓弦』では、童熨斗丸、薬売り彦作、番頭新造八重里、座頭亀市、そして傾城薄雲実は女郎蜘蛛の精と、なんと6役を早替り!
これからご覧になる方のために詳しくは書きませんが、早替りの際の登場と引っ込みにも工夫があり、まったく飽きさせません。
圧巻のクライマックスまで目が離せない!という謳い文句もほんとうにその通りです。
夜の部ではタイトルロールの天竺徳兵衛を演じる猿之助さん。
異国帰りというキャラに合わせての衣裳や、冒頭で今話題のニュースを織り交ぜた異国話を語るシーンなど、のっけから見どころ満載。大蝦蟇やラストの宙乗りまで、ワクワク感いっぱいの舞台です。
「天竺徳兵衛新噺」(大蝦蟇)
さて、そんな猿之助さんと猿翁さん、市川右近さんから初日に寄せてコメントが届きました。
■新しい『RENT』がやってくる! 第32回■
東京・シアタークリエにて連日アツいステージが繰り広げられています、ミュージカル『RENT』。
去る11月3日の公演後に、日本版リステージの演出を担当しているアンディ・セニョール Jr.とオフ・ブロードウェイの『RENT』オリジナルキャストでロジャー役を演じたマット・シングルデッカーによるトークショーが行われました。
アンディはオフ・ブロードウェイでも演出補として関わっています。
NYのRENTファンも、このふたりのトークショーが遥か日本の地で行われるとは思わなかったでしょう、そんなプレミアムなイベントでした。
アンディは自分が5つのRENTカンパニーに関わってきたこと(最初の出演は1997年、スティーブ役だったそうです。RENTのブロードウェイ開幕は1996年ですから、かなり初期から関わっていらっしゃいます)を話し、「RENTのことなら"ちょっとは"知ってます」と茶目っ気たっぷりに自己紹介。
マットは、今年オフ・ブロードウェイで上演されたリバイバル版に出演。
「裏に衣裳があるから着ましょうか?...もう金髪じゃないから、無理です(笑)」とこちらもジョークを織り交ぜつつご挨拶。
彼は、ブロードウェイで最初に大きな作品に関わったのは『春のめざめ』で、その後『ウェスト・サイド・ストーリー』のトニーなどを演じたそうです。
『RENT』については「本当にすごい経験でした。『RENT』というのは役者としてのみならず、人間としても大きく変化をさせる作品。このリバイバル版もそうでした。もともと『RENT』がブロードウェイにかけられたときは、エイズという話題がとても取り上げられていた。もちろん今現在でもエイズという病はあるんですが、その当時のNYであったほどの大変さ、ひどさではなくなってきています。当時を知らない僕としては当時の人たちのことをリサーチする中で、本当に大変な局面に面している彼らのことを知ることというのは本当に大きな経験になりました。そして彼らが本当に手にしていたわずかなものというのは、お互いであったり、まわりにある人間関係だったり、その人たちから得ることができた愛情であったと思います。そして明日があるかわからないという中での本当に「今日しかない-No day but today」というものであったんじゃないかなということを感じました」と話していました。
佐藤です!
「峠越えのチャンピオン」』いよいよ劇場入りいたしました!
まずは搬入。
運びます。
舞台のセットを作るパネルやらなにやら色々重たいものがありますわけで、「力持ちの男子~!」と呼びかけたところ、かろうじてこの呼びかけに応えられる劇団員はいけしんのみ。
寝起きでぼんやり。
水木英昭プロデュース vol.14『SAMURAI挽歌Ⅱ~紀州の魂~』、
本日ついに顔合わせがありました!!
台本も最後まで出来上がり、
キャスト・スタッフが勢揃いして、本読みが行われました(*^O^*)
本読みの写真が撮れなかったので...
今日はこちら☆
水プロ2回目の出演となる、鈴木拡樹さんと椎名鯛造さんです♪
今回このお2人はコンビなのです(^-^*)
はてさて、どんなコンビなのか...??
カッコいい殺陣を披露してくれるのか...??
はたまた、華麗なダンスを見せてくれるのか...??
一体どんな役なのでしょう?
気になる方は、ぜひ劇場で確認して下さいね( ´艸`)
レポートは宇野真由美でした!
Co-lab Project
ファン・スヒョン(Hwang Soohyun)
今回の作品とも繋がりますが、私はコラボレーション作業に興味を持っています。
コラボレーションをすると、本質についてより深く考えることになりますが、それは作品を深く発展させることに繋がります。
またコミュニケーションの為に具体的かつ客観的な言葉を探す過程で、作品がもっと固まることが感じられます。
親密なコラボは、自分自身をより客観的に見させて未来への道を提示してくれたりもします。
現在は日本の振付家鈴木 優理子とコラボ作業をしていますが、二人の間がとても興味深いです。
人はそれぞれ異なるということを認識し、その違いの中にある沢山のイシューを観察するのが、作品のモチーフになります。
イム・ジエ(Lim Jeeae)
最近、ダンスフィルムの作業をしています。
他の領域を通じてダンスを経験しようとする試みです。
フィルムに魅力を感じたのは編集作業です。
撮影したフィルムの編集過程でイメージを並べ替え、イメージの間で見つけられる新たな関係と意味を探る作業だと思います。
ダンスと舞台が持つ現場の性質では実現できないものが、フィルムを通じて可能になります。
最近イタリアのコモで撮影した5分の映像『Running Stairs』は、ベルリンの「On the Wall」ダンスフィルムフェスティバルで上演される予定です。
■新しい『RENT』がやってくる! 第31回■
こんにちはーーーーー!
Seasons of loveのソロを歌ってます、たかぎなつこです。
私はゴスペルシンガーなので、RENTの中でジョナサンが書いたゴスペルの曲を歌わせてもらって、本当に光栄に思います。
毎日歌っていますが、ジョナサンの書く曲の一つ一つに込められたメッセージが心に突き刺さります。
曲、歌詞、ストーリー、ダンス、生き生きとしたキャラクター達、、、全部素晴らしいですが、一番大切なのはそれらを通して何を伝えようとしたのか。。。
ジョナサンの伝えたかったメッセージが本当に多くの人の心深くに届くから、これだけたくさんの人に愛される作品なのだと思うのです。