Co-lab Project
ファン・スヒョン(Hwang Soohyun)
今回の作品とも繋がりますが、私はコラボレーション作業に興味を持っています。
コラボレーションをすると、本質についてより深く考えることになりますが、それは作品を深く発展させることに繋がります。
またコミュニケーションの為に具体的かつ客観的な言葉を探す過程で、作品がもっと固まることが感じられます。
親密なコラボは、自分自身をより客観的に見させて未来への道を提示してくれたりもします。
現在は日本の振付家鈴木 優理子とコラボ作業をしていますが、二人の間がとても興味深いです。
人はそれぞれ異なるということを認識し、その違いの中にある沢山のイシューを観察するのが、作品のモチーフになります。
イム・ジエ(Lim Jeeae)
最近、ダンスフィルムの作業をしています。
他の領域を通じてダンスを経験しようとする試みです。
フィルムに魅力を感じたのは編集作業です。
撮影したフィルムの編集過程でイメージを並べ替え、イメージの間で見つけられる新たな関係と意味を探る作業だと思います。
ダンスと舞台が持つ現場の性質では実現できないものが、フィルムを通じて可能になります。
最近イタリアのコモで撮影した5分の映像『Running Stairs』は、ベルリンの「On the Wall」ダンスフィルムフェスティバルで上演される予定です。