☆☆☆かねこのぶろぐ☆☆☆
十月は七世、八世、九世の坂東三津五郎さんの追善狂言もあり、三津五郎さんと巳之助さん親子が大活躍です。
たまたまぴあチャンネルの動画用撮影の際お二人にお会いしたので、何だか親近感を持って観に行きました。
さて、昼の部最初の演目は真山青果作の「頼朝の死」。
史実は諸説あるようですが、一般的な頼朝の死因は"落馬"と言われています。
青果は死因の説の中からとある「もしも...」を題材に物語を作ったようですね。
頼朝の名誉を守ろうとする者、死因に関係してしまった不運と罪悪感に悩む者、立場の違いはあれど、取り巻く人々の苦悩が巧みな台詞で描かれていていました。
昼ごはんの後は「連獅子」。
実は見る前からかなり気になっていた演目です。