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2.5次元舞台からシェイクスピアまで幅広く活躍中の 平野 良×元宝塚の帆風成海×人気お笑いコンビ・エレキコミックの今立 進

演出は劇団「□字ック」の山田佳奈、という前代未聞な組み合わせの3人芝居がこの5月に上演されます。

座組だけでも一体どんな舞台になるのか楽しみな作品ですが、それに加え本作は「もっと気軽に文学と演劇に触れられるものを!」 と始まった新企画'文劇喫茶'シリーズの記念すべき第一弾。

文学作品と演劇の組み合わせはこれまでもさまざまに上演されてきましたが、大掛かりな装置や映像は使用せずに役者・脚本・演出で魅せることにこだわるシリーズです。

その一作目を飾るのは、夏目漱石の 『それから』

1909年に新聞で連載され、翌年1月に刊行された名作小説で、定職に就かず、毎月1回、本家にもらいに行く金で裕福な生活を送る長井代助が、友人・平岡常次郎の妻である三千代とともに生きる決意をするまでを描いた作品です。舞台では、主人公・長井代助を平野さん、ヒロイン・平岡三千代を帆風さん、友人・平岡常次郎を今立さんが演じます。


今回、友人同士の役となる平野さん今立さん にお話をうかがいました。作品の話から居酒屋トークまで(!)濃厚な対談を前/後編にわけてお届けします!



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――おふたりは今回初共演ですが、既に仲はあたたまっているという噂を聞きました。

平野:そうですね、大人なので。

今立:やめろ!

平野:(笑)。

――お互いの印象を教えてください。

平野:印象はすこぶるいいですね......(黙る)。

今立:二の句!

平野:(嬉しそうに)あはは! いや、役者さんってボケが圧倒的に多いので、普段僕は突っ込む役なんですよ。だから今、楽しいです。俺がしょうもないことポロッと言うだけで、ビシッときてくれるのがすごい楽しい。

今立:僕は安心しきってます、良くんにまかせればいいって。本当に話しやすいし。


――この作品に出演することになっての感想を教えてください。

平野:ヤッター!って。

2人:アッハッハッハ!!

今立:(取材が)ラストだからって雑になってないか!

平野:(笑)。

今立:最初の頃を思い出せ!ほんとに思ってたのか!

平野:いやーほんとに...ヤッターって(笑)。

今立:よし。テクニックとしてそれでいい!

平野:(笑)。でも3人芝居ってあんまやる機会ないのでね、すごくい楽しみです。こういう、文学を少人数でやるような作品自体、今あまりないし。あと第一弾なので、第二弾もできるように。それは観てくださったお客様の声次第だと思いますが、その責任をしっかり背負ってやらなきゃなっていうのが正直な感想です。それをまあ、一言で言うと「ヤッター!」だったんですけど。

――なるほど(笑)。今立さんはどうですか?

今立:僕は普段はお笑いをやっているのですが、この作品は笑いのテイストが入り辛いというか、もともとないものだと思うので。

その中で僕を呼んでいただいたのがありがたいです。第一弾ということで歴史に残るものにしたいなという意気込みも強いですし、チャレンジになると思います。あとは40代の今立が30代の良くんの同級生に見えるか否かっていう部分もがんばっていきます!


――ご自身の役の印象は? 平野さんが演じる代助は、裕福な家の次男で、大学を卒業して無職のまま実家に頼り、読書や演奏会に行くなど気ままな生活を送っている人です。「高等遊民」と称される有閑知識人で、数え年で30歳という設定です。

平野:読む前のイメージは、すごく堕落したニートでやる気ない人だと思ってたんですよ。でも今はそういうことにとどまらない人物のような気がしていて。簡単な人間じゃないと思います。結果的に他人には堕落して見えてたとしても、演じるうえでは人としての筋を一本ちゃんと通したい。代助の気持ちを最優先して作っていくつもりです。

――そこが演じて面白そうな部分でしょうか?

平野:そうですね。これから台本も読み込んで、理解して、共感できるくらいまで自分を持っていって、呼吸するように生きる...。

この工程はどの作品でもそうなんですけど、時代が違う分、考え方も今とは違うので。工程が現代劇より多いと思うんですよ。そこが多ければ多いほど、終わったときに愛着もひとしおなので。それは楽しみな部分ですね。

――今立さんはどうですか? 平岡常次郎は、代助とは違い銀行に就職しますが、辞めて戻ってきたときにはまず代助を頼ります。なのにその代助が妻である三千代を愛してしまいます。

今立:友達に奥さんを奪われるって、友達も失うし嫁も失うってことじゃないですか。そこら辺の喪失感と、でも男としては認めたくないというような、いろいろな葛藤があると思うので。僕そんな器用なタイプではないから、今立が常次郎になるというよりは、常次郎さんが今立になるというような。そっちの方向でアプローチしていきたいなと思っています。


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――コントと舞台、演じるという意味で通じるものもありますか?

今立:大枠でいえばそんなに違いはないかもしれないです。だから、どういつも通りの状態にできるのかなとも思っていて。お笑いの舞台のようにできるんだったら、それはそれで新たなやり口になるだろうし。

――今作では笑いの要素はないんでしょうか?

平野:まだわからないですけど、いけるのに「文学なのでやめましょう」っていうのはしないと思うんです。

この3人でやるっていうのは、そういうことだと思いますし。この3人の空気感でおもしろいことができたら、その方が作品としても観やすいだろうし。

――それぞれ別ジャンルから集まってきてる感じがありますよね。

平野:各界のエリートが。

今立:エリ...ちょっと自分で呑み込めないとこありますけど(笑)。

平野:やっぱジャンルが違う人が集まると、新たな爆発力がある。歩み寄るのか、そのまま混ぜるのか、いろんなやり方があると思うんですけど。僕は空気感的にきっと3人合うと思っていて。

今立:うん。確かに楽しそう。

平野:これがきっかけで、

今立:キャンプとか行くような。

平野:「『それから』だったね、そういや」みたいなことを30年後に話したりしたいです。

――平野さんはいろんな作品でいろんな方とお芝居されてると思うんですけど、この3人ならではの楽しみってどういう部分でしょうか。

平野:まだわからないですけど、本当に"ひとつの世界"を創れるんじゃないかなと思っています。それってどういうことかって言うと、お芝居って表現派・存在派っていう二派があると思うんですけど、この3人ならその場に"存在した"お芝居ができる気がしていて。

もちろん帆風さんは(宝塚歌劇団という)表現派のトップでやられていた方ですけど、本当に"生きた人物が3人そこにいる"空気感をつくるのって、技術ではなく関係性だったりすると思うので。

さっき「空気感的に3人合う」っていうのはそういうことです。3人だから作りやすいっていうのもありますが、それを差し引いてもこのメンバーだったら世界観をちゃんと確立できる気がしますね。


(※後編はなぜか居酒屋トークに...!)


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文劇喫茶シリーズ 第一弾 舞台『それから』 は5月 3日(水・祝)から14 日(日)まで、東京・俳優座劇場で上演。


文:中川實穗


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二転三転する物語に張り巡らされた伏線、衝撃の結末――。
加藤和樹が、傑作サスペンス劇『罠』にに三たび挑みます。

いまや次々と話題作に出演する実力派となった加藤さんですが、2009年に上演されたこの作品が、舞台初主演作でした(翌年に再演も)。

ご自身も思い入れのあるこの『罠』という作品について、加藤さんにお話を伺いました。
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●ものがたり●
とある山荘での出来事。
新婚3ヶ月のカップルがバカンスのため訪れていたが、妻のエリザベートが行方不明になってしまう。
夫のダニエルは、カンタン警部に捜索を依頼するが、なかなか見つからない。
そこへ、マクシマン神父に付き添われてエリザベートが戻ってくるが、全くの別人だった!
ダニエルは、激しく抵抗し、妻ではないと主張するが、状況証拠はどれもこれも、現れた彼女が妻に違いないというものばかり。
証人として絵描きや看護婦も登場し、騒動の渦は大きくなるが、ついに殺人事件にまで発展してしまう。
誰が正しいのか、嘘をついているのは誰なのか、エリザベートは一体どうなったのか、
やがて、思わぬ事態から意外な真実が明らかになる...。
(公式サイトより)


◆ 加藤和樹 ロングインタビュー ◆

自分が罠にはめられていくようで、
初演の時は人間不信になりかけました(笑)


―― 7年ぶりの『罠』ですね。この作品は加藤さんの舞台キャリアの中では、かなり初期に出演した作品ですね。

「はい。初主演舞台としてやらせていただいたのが、2009年。その翌年には再演もやらせて頂きました。当時はまだ20代なかば。まだそんなに経験もない中、こういった戯曲...サスペンス劇であり会話劇である作品をやらせていただくということで、初演は手当たり次第、がむしゃらに作り上げたという思い出です」


―― 初演の演出が板垣恭一さん。再演では演出は深作健太さんがご担当されています。今回は、再演に引き続き深作さんとのタッグですね。

「深作さんと組んだ再演は、自分にとっては2度目の挑戦でしたし、自分なりに台本も、ダニエルという役もより掘り下げることが出来て、結果的にすごく腑に落ちたものになりました。深作さんと重点的に作り上げたのはダニエルの動機や心情。気持ちの部分をより見せようと、流れが分かるような芝居作りをしたのは、いい経験になりました。実は、初演と再演で、ダニエルの肝となる心情の部分を変えたんですよ。あまり細かく言うとネタバラシになっちゃうんですが(笑)。その部分が違うと、ずいぶん芝居が変わってくる。最初から作り方も180度変わってしまう。そこも今回はどうしようか、と深作さんとも話しています」


―― ご自身の中では思い入れのある作品でしょうか。

思い入れ、とてもあります! まず一番最初にこの本を読んだ時、想像だにしていない展開で、読みながらワクワクが止まりませんでした。僕の演じるダニエルの前に、人が入れ替わり立ち替わり登場して、誰が本当のことを言っているかわからない。そもそも、ケンカして飛び出していって帰ってきた妻が全然知らない人だった、というところから意味がわからないじゃないですか(笑)。しかも最後のどんでん返しで「うわ、人って、怖い!」てなりますし
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2003年に始まった人気シリーズ『CLUB SEVEN』。その11作目となる最新作『CLUB SEVEN-ZERO-』は、脚本・構成・演出・振付・出演の玉野和紀さんが「『CLUB SEVEN』の原型を創り上げた」と話す、吉野圭吾さん、東山義久さん、西村直人さんという"レジェンドメンバー"が6年ぶりに集結! さらに香寿たつきさん、原田優一さん、蘭乃はなさんが出演します。


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そこで、レジェンドメンバーに直撃!

今作について盛り上がった【その1】に続いて、『CLUB SEVEN』の思い出や、お互いの印象を語っていただきました!


――皆さんが『CLUB SEVEN』に出演してきて「こんな自分がいたんだ」と知った部分を教えてください。

西村:僕が長年やらせてもらっている"にゃんこ先生"なんですけど、こんなに続くと思っていなかったので(笑)。今はあれをやると、もう一人の自分が出てくる気がするんですよ。


――どういうことですか?

西村:いい例がピコ太郎さんなんですけど。ピコ太郎さんとそうじゃないときって全然別キャラじゃないですか、あの人。ピコ太郎さんのときはなんか可愛らしかったりとかするところを見てて「あれ、にゃんこ先生になってるときの自分と似てる...」って(笑)。いや、僕の方が先ですけどね!僕が先ですけど!!

吉野:(笑)。並んでできそうですよね、ピコ太郎と。

西村:コラボできる。

吉野:すごく合うと思う(笑)。


――吉野さんはどうですか?

吉野:僕、モノマネとか恥ずかしくてやってなかったんですよ、30代の頃。で、『CLUB SEVEN』で金八先生のモノマネをしたときに、何か自分が壊れた...。

全員:(大爆笑)

吉野:あそこから何でもできるようになった。自分がやっと打ち破られたというか。

玉野:いつやったんだっけ?

吉野:1stかな? ありがたいですね。


――他の作品にも影響したりしましたか?

吉野:はい。それがなければ今の自分がない...金八先生に出会わなければ!

全員:(笑)


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――東山さんはどうですか?

東山:僕、2ndから参加させていただいたんですけど、そのときに玉野さんが「本当にこのメンバーでやりたかった、参加してくれてありがとう」って言ってくれて。じゃあさっそく振り付けいこうかってときにまず「蚊」だったんですよ(笑)。1stは公演が重なってて僕、観てなかったから何をするかわかってない。で、まず「蚊」をやる。蚊が不倫をするんですよ。

玉野:(笑)。

東山:もう初日からパニックですよ。かっこいいショーじゃなかったっけ?みたいな。蚊が不倫をする...でも不思議と「するかな!」って思って(笑)。

全員:(笑)

東山:それに僕、シアタークリエに初めて立ったのが『宝塚BOYS』(2010年)っていう作品で、自分にとってすごく神聖な場所だったんですよ。

吉野:(笑)けがれた?

東山:そこでまさか全身金の総タイツでソロダンスすると思わないじゃないですか。

玉野:嬉しそうにやってたよ?

東山:「俺、ふり幅でかいわ」って。ほんとありがとうございます!

玉野:(笑)。

東山:もうちょっとギアあげて、今回も新しい自分を出していきたいと思います!


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ソング&ダンス、芝居、タップ、ミュージカル、スケッチ(=コント)など、さまざまな要素が詰まったエンタテインメントショーとして、2003年に始まった人気シリーズ『CLUB SEVEN』。

その11作目となる最新作『CLUB SEVEN-ZERO-』が6月に上演されます。


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今作は、脚本・構成・演出・振付・出演の玉野和紀さんが「『CLUB SEVEN』の原型を創り上げた」と話す、吉野圭吾さん、東山義久さん、西村直人さんという"レジェンドメンバー"が6年ぶりに集結! さらに3rdに出演した香寿たつきさん、6thに出演した原田優一さん、初出演となる蘭乃はなさんも加わり、1stと同じ<男5人・女2人>の構成で上演されます。


そこで今回、レジェンドメンバーに集まっていただき、久しぶりに集まっての感想や『CLUB SEVEN』の魅力、A・Bの2パターンある理由、今作はどうして『ZERO』と名付けられたのかなどを直撃! 仲の良さが滲み出る座談会をお楽しみください!!


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――今回、11作目にして『ZERO』ということですが、そこに込められた想いを教えてください。
玉野:じゃあ、吉野さんから。
吉野:え! これは玉野さんです...よ、ね?
4人:(笑)
玉野:『CLUB SEVEN』の形をつくってくれたこの4人が、6年ぶりに集まったので。始まったときに立ち戻って"ゼロ"の気持ちでやろう、ということと、過去にやったいろんな作品の集大成にしたいなと思って『ZERO』って名前がいいんじゃないかな、と。

――集大成なんですか?
玉野:集大成ですね。今までやったいろんなキャラクターも登場します。ずっと走り続けてきたけど、過去にやった作品の中には楽しいものもあるしもったいないなと思い、ここでひとつ、手直ししてまたお見せできたらなと思って。
吉野:でも新作もやりますよ!

――久しぶりにレジェンドメンバーが4人揃っての率直な気持ちを教えてください。
吉野:なんでもできる感じ。
西村:なんでもこいだよね。
玉野:なんでも渡せますから。「これ頼むね?」って言って、白紙の台本でもいけるくらいです。
東山:方向性だけは言ってください!
玉野:(笑)。
吉野:実際、白紙もありますよね。
玉野:白紙というか「ほにゃらららら」って(笑)。ネタの部分とかをね。

――皆さんでアイデアを持ち寄るような感じでしょうか?
玉野:そうですね。本当にみんなで作ってます。

――ずっとやってこられた皆さんだから。
吉野:チームワークがいいですよね。
玉野:ツーと言えばカーだもんね(笑)。
吉野:それぞれが出してきたものがうまくまとまる。
玉野:『CLUB SEVEN』って方向性としてはみんながアンサンブルで、そしてみんなが主役でってとこで。そういうところでやってきたので、本当に「任せた!」と言ったら任せられる。僕が元の何かを作っちゃえばどんどん進化していくので、安心して任せられるメンバーですよね。



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4月 26 日(木)に開幕する、A.B.C-Z塚田僚一さん主演の舞台『サクラパパオー』。
夜の競馬場で起きる小さな奇跡を描いたワンナイト・コメディで、脚本の鈴木聡さんが主宰する劇団「ラッパ屋」が1993年に初演、95年に再演、2001年にはパルコ・プロデュースとして上演してきた人気作です(すべて作・演出は鈴木聡さん)。
16年ぶりの上演となる今回は、主演・塚田僚一さん×演出・中屋敷法仁さん×脚本・鈴木聡さんという、これまでにない組み合わせが実現。個性豊かなキャストも揃い、果たしてどのような舞台になるのか...期待が高まります!

稽古後に、塚田僚一さん、中島亜梨沙さん、黒川智花さん、片桐仁さんの4人に稽古の様子を語っていただきました。


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稽古場の様子。手前は片桐仁さん、奥は永島敬三さん。


――稽古が始まって8日目ですが。

片桐 8日目で台本置いて通し稽古って...ねえ?
全員 あははは!
片桐 狂気の沙汰ですよ。今、カーテンコールまでやりましたからね! (演出の中屋敷さんは)なんか狙ってるんじゃないかと思うんですよ、僕は。普通ではやらせません、みたいな。
中島 怖いですね(笑)。
塚田 開幕の頃には違うものになってるかも...。

――稽古場で実際に演じ始めていかがですか?

黒川 すごくスピードが早いんですけど、ついていけるように、そして自身も進化できるようにと思ってやっていますね。
片桐 僕もまだ本が入りきれてなくて、やっと今日(芝居中に)人の話を聞けたくらいで。頭の中で段取りを踏まえて台詞を言っているような段階ですけど、先輩たち(伊藤正之さん、広岡由里子さん、木村靖司さん、市川しんぺーさんのベテラン勢)はどんどん先行っちゃうから!
塚田 (しみじみと)そうそうそう...。
黒川 もう細かいこともやってらっしゃいますよね...。
片桐 自由自在なんですよ。

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中島亜梨沙さんと伊藤正之さん

――中島さんは数日ぶりに稽古に参加されたそうですが、何か違いは感じましたか?

中島 "飲みニケーション"があったなって(笑)。
片桐 あ! この前、来れなかったから。
中島 その雰囲気は感じましたね!
黒川 行きましょう!
塚田 行きましょう!!
中島 ふふ。その雰囲気にも乗っかって、試行錯誤しながら最後までやっていきたいです。

――塚田さんはどうですか?

塚田 今は細かく...。

――細かくというのは?

塚田 (自身が演じる)タバラって、「大丈夫」って言ってるんだけど大丈夫じゃないような、言ってることと思ってることが違う人間なので。その細かい認識を中屋敷さんに言っていただいたり、自分でもまだまだ考えている段階ですね。

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元宝塚雪組トップスター・水夏希が、様々な女性の半生を、時に芝居で、時に歌で、時にダンスで魅せる新シリーズ「水夏希 ドラマティカルシリーズ」を立ち上げます。

第一弾に選んだのは、あのエディット・ピアフ
これまでも数多の女優たちが挑んできたピアフの人生を、『パンク・シャンソン ~エディット・ピアフの生涯~』とタイトルを冠し、水さんが朗読とシャンソンで綴ります。

構成・演出に鈴木勝秀
共演に福井貴一山路和弘石橋祐(トリプルキャスト)、
日替わりゲストに辻本祐樹・牧田哲也・渡辺大輔という刺激的なメンバーで贈るピアフの物語は、一体どんな世界を綴るのでしょう。

ピアフに挑むのは「怖すぎる」と言いながらも目を輝かす水さんに、ピアフについて、シャンソンについて、そしてリーディングについて、お話を伺ってきました。


◆ 水夏希 ロングインタビュー ◆

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―― 新しいシリーズの立ち上げですね。

「そうですね。毎年夏にコンサートをやっていましたが、コンサートではない形で色々なことにチャレンジしたいな、という思いで、まず第一弾はリーディングです」


―― 今回は、リーディングと歌。水さんのイメージですと、やはりダンスに秀でた方という印象なのですが、その水さんがダンスという表現方法を使わずに新しいチャレンジをするということに興味を抱きました。

「ダンスを封印するということではないんですよ。ただ、今回は"シャンソンにチャレンジ"です。先日、越路吹雪さんの追悼コンサート(3月、越路吹雪トリビュートコンサート「越路吹雪に捧ぐ」)に出演する機会があり、たまたまそこでピアフの曲を歌わせていただいたということもあり、歌に人生を乗せる...というようなことにチャレンジしたいな、と。それにしてもピアフを歌うって、どれだけチャレンジなんだ!って感じがしますけれど(笑)」


―― シャンソン自体は、水さんはお好きですか? シャンソンって大人のイメージがありますよね。

「そうですね、大人のイメージというのは、わかります。だってシャンソンは人生だから。大人の恋愛を描いていますし。シャンソンは宝塚のショーでもよく使われているので、なじみのある曲もたくさんあるんですが、歌のジャンルとして興味が出たのは本当にここ最近。なんて奥深くて、なんて余白の多い曲なんだろう、と思います。歌詞に描かれている情景の裏に、心情や時間、いっぱい表現することがあって。描かれた歌詞と音の世界のままでもちゃんと歌として成立するんですが、その世界を10としたら、100にも200にも無限にも出来るし、そうやって広げていっても、やっぱり同じ曲なんです。そこが果てしなくて、怖くて、いいですよね。サブテキスト(台本や歌詞上にない裏側の物語)を自分でどれくらい描けるのかというのが重要だなとつくづく思います」
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『Little Voice リトル・ヴォイス』は、無口な少女リトル・ヴォイス(LV)が、歌の力で自らの人生を切り拓いていく物語。5月に上演されるこの舞台で、LV役に挑む大原櫻子をよく知る水野良樹と、白井晃が初対談。アーティスト・女優としての彼女のことから、音楽と演劇の関係までが明らかにーー。

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撮影:狐塚 勇介

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舞台「サクラパパオー」演出の中屋敷法仁、出演の中島亜梨沙

舞台「サクラパパオー」の演出を手掛ける中屋敷法仁と、謎の女・ヘレンを演じる中島亜梨沙にインタビュー取材した。

舞台「サクラパパオー」は鈴木聡主宰の劇団「ラッパ屋」で1993年に初演。その後、2001年にパルコ・プロデュースとしても上演され好評を博した作品だ。

競馬場を舞台にしたスリリングで可笑しくて温かい物語が、今回中屋敷法仁の演出で現代に甦る。

出演は、A.B.C-Zの塚田僚一を筆頭に、中島亜梨沙、黒川智花、伊藤正之、広岡由里子、木村靖司、市川しんぺー、永島敬三、片桐仁という豪華な布陣。

ウェルメイドの傑作と呼ばれる本作の魅力について、演出の中屋敷法仁、出演の中島亜梨沙に詳しく聞いて来た。【動画4分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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チャールズ・M・シュルツ原作のコミック『ピーナッツ』の世界観がそのままミュージカルになった『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』

誰もが知るあのスヌーピーやチャーリー・ブラウンたちが、歌い、踊り、身近にある"ハピネス"の花束を届けてくれる、可愛くて心あたたまるミュージカルです。

すでに稽古場の様子などをお伝えしているげきぴあですが、本日はシュローダー役・東山光明さんと、ライナス役・古田一紀さんのインタビューをお届けします。
どちらも、人気キャラですね!
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―― この『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』というミュージカルのこと、おふたりはご存知でしたか?

古田「知らなかったです」

東山「僕も。最初にお話を頂いた時は驚きました。キャラクターものかな?って」

古田「今、色々な作品がありますし、これが初演なのかな? スヌーピーやチャーリー・ブラウンを題材に、オリジナルで作るのかな? って思いました」

東山「ね! 人間がナマで演じるんだ、しかも大人が...ってところがちょっとした驚きで。スヌーピーがどうやって登場するんだろうって、そこから色々興味を持って、CDも入手して調べて...って感じです」

古田「でも、今って何でも舞台でやっちゃう時代なので、僕は「へぇ、やるんだ」って受け止めました(笑)」

東山「テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)やってるから、そこは免疫があるんだね(笑)。でも50年前からある作品ってすごいよね。演出の小林香さんが「2.5次元ミュージカルのハシリ」だと仰ってたから、まさにそういうことなんですよね」
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―― そしておふたりが演じるのがシュローダーとライナスですね。東山さんがシュローダーで、古田さんがライナス

古田「ライナスは愛せるポイントがすごくたくさんあるなと思っているところです。すごく頭が良くて、色々なことが見えているけれど、それと同じくらいの強さで人を思いやる気持ちも強くある。おねえさんのルーシーとのシーンとかも、いいですよね。なんていうか"偏っていない"キャラクターなので、そこが魅力かな」

東山「シュローダーも、ライナスと同じでどちらかというとおとなしめな子。寡黙にピアノを弾きまくっている。でもルーシーにキレることもある(笑)」

古田「キレますね、ウワー!って(笑)」

東山「うん(笑)。(ルーシーはシュローダーが好きで)しつこく言い寄られすぎて、キレちゃうんだけど、基本は静かな男の子です。僕、キャラクターの特徴とかを色々調べたんですが、この『ピーナッツ』のキャラクターって作者のシュルツさんの実生活も投影されているみたいなんです。例えばルーシーは、シュルツさんの奥さんの若い頃に当てているとか。シュルツさんご本人も音楽がすごく好きだったりするそうなので、シュローダーというキャラクターはシュルツさん自身の思いを投影している部分もある気がするんです。綴りもシュローダー(Schroeder)とシュルツ(Schultz)って似ていますしね。だからそういう魂のこもったシュローダーを演じたいなと思ってるところです」

▽ 東山光明
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▽ 古田一紀
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元宝塚歌劇団星組トップスターで、在団中は誰もが認める芝居・歌・ダンスの三拍子揃った実力派として知られていた北翔海莉が、ミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』で女優デビューを果たします。

演出はイギリスの若き鬼才トム・サザーランド
彼が日本で演出した『タイタニック』、『グランドホテル』も大きな評判となりました。

※参考)
 『タイタニック』連載→コチラ★
 『グランドホテル』連載→コチラ★


物語は、7セント半の賃上げを望むパジャマ工場の労働者と雇用者の闘い、そしてその中の恋をコミカルに描くもの。
耳なじみの良いオシャレな音楽、素敵なダンスシーンも満載の楽しい作品なんです!

北翔さんは、労働者側の急先鋒に立つ女性・ベイブを演じます。
共演も、新納慎也、大塚千弘、広瀬友祐、上口耕平、栗原英雄といった実力派が揃いました。


初タッグを組む、北翔海莉さんとトム・サザーランドさんにお話を伺ってきました。


北翔海莉&トム・サザーランド ロングインタビュー

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●「映像で観た北翔さんの存在感が圧倒的でした」(トム)

―― 北翔さんの宝塚歌劇団退団後、初ミュージカルです。トムさんが北翔さんとやりたいと仰ったと公演資料にありましたが、トムさん、北翔さんのどんなところに惹かれたのでしょう。

トム「残念ながら生で拝見はできなかったのですが、映像で拝見した北翔さんが素晴らしかったんです。存在感が圧倒的でした。今回の『パジャマゲーム』のベイブという役には"強さ"が欲しかったので、「あ、北翔さんだ」と。強さと存在感、そのふたつから北翔さんにぜひお願いしたいと思ったんです」


―― 先に『パジャマゲーム』をやることが決まっていて、ベイブ役を探していたんですか?

トム「なんとなく並行で...ですね。北翔さんと一緒に、というのと、『パジャマゲーム』をやるというのが同時に結びついた感じでした」

北翔「何をご覧になったのか、気になります」

トム「『ガイズ&ドールズ』(2015年。北翔の大劇場お披露目公演だった)です。もう、素晴らしくて...」


―― 実際、北翔さんとお会いしていかがでした?

北翔「(『ガイズ&ドールズ』の)スカイ・マスターソンが、今はこんな風ですが(笑)」

トム「もともと"宝塚"というものにとても興味を持っていたんです。パフォーマンスのスタイルが本当に興味深い。その中でもトップスターという存在にお会いできるのが光栄で。ありがとうございます(笑)」

北翔「私は本当に宝塚にいた21年間、ズボンしか穿いたことがなくて。10代、20代と女性として磨きをかける時に男装をしてきたので...軍服、燕尾服、タキシード、スーツ、ネクタイ、蝶ネクタイ、そういうものは数え切れないほど着てきたんですが、スカートだけが...ちょっと...(笑)」

トム「そこが興味深いところです(笑)」

北翔「(笑)」
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