2015年9月に初来日公演を行うブロードウェイミュージカル「ピピン」のスペシャルサポーターに女優・米倉涼子が就任した。
Masahiro Noguchi
《スペシャルサポーター 米倉涼子 コメント》
すごく楽しかったです。素晴らしい音楽に加えて、ダンスや、歌唱力、衣裳、ライティング、
サーカス要素など、見どころが沢山あって、とにかく満足!です。
役のピピンの心情が、英語がわからなくても、紙芝居のように、彼が今どんな気持ちでいるのかが良く分かります。もしも私が舞台に立っていたら、えらいこっちゃ、と思って見てました(笑)
演の方もサーカスをやっているし、歌も、フォッシー・スタイルのダンスも多いし、お話をリードしていかなければならないので、とても大変だなと...。
とにかくピピン、凄かったです!
2012年にブロードウェイ公演の「シカゴ」に主演した米倉涼子は、この「ピピン」の大ファンで、2013年のリバイバル版初演時にもニューヨークで観劇している。「シカゴ」とピピン」の共通点は、2作品ともブロードウェイの鬼才ボブ・フォッシーによる名作のリバイバル(再演)であるということ。
ボブ・フォッシーは、自身のキャリアはダンサーから始まり、振付、舞台演出、そして映画「キャバレー」や「オール・ザット・ジャズ」を生んだ映画監督となり、1987年に60歳で他界した。1973年には「ピピン」(初演時)でトニー賞、「キャバレー」でアカデミー賞、「ライザ・ウィズ・ア・Z」でエミー賞の三冠に輝き、舞台芸術と映像の分野で、米エンターテイメント界の伝説となった。
彼の独特な振付「フォッシー・スタイル」は、ブロードウェイやダンス界でもひとつのジャンルとして確立され、世界中の多くの人々を魅了している。米倉もフォッシーの魅力にとりつかれた1人であり、この度の「ピピン」スペシャルサポーターに就任する最大の要因となった。