2015年6月アーカイブ

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ベッド&メイキングスの第4回公演「墓場、女子高生」の稽古場を出演者の山田由梨が突撃レポート!
主宰の福原充則・富岡晃一郎などにインタビューし、公演の魅力に迫る。

 
舞台「墓場、女子高生」はベッド&メイキングスの旗揚げ公演として2012年に上演。
今回はベッド&メイキングスの第4回公演として、清水葉月、根本宗子、青山美郷などのキャストを迎えて再演する。

そこで今回エントレでは、本作の出演者でもある山田由梨氏にレポーター役をお願いし、稽古場で出演者や主宰の2人に突撃インタビュー取材を行った。

エネルギーに満ちあふれた稽古場の様子を動画でご覧ください!【動画 11分】


(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ



福原充則が手掛けた名作たち!
歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」公開稽古/O.L.H.(面影ラッキーホール)の世界が舞台に
妻は「口笛」!? 高田聖子・粟根まこと・木野花インタビュー/月影番外地 舞台「つんざき行路、されるがまま」

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全世界で6500万人を動員したミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』が、8月8日(土)より梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。この2年ぶりとなる大阪公演開催にちなみ、関西テレビでは特別番組「僕たちのうた~ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界~」が放送されることになった。

レミゼラブル★DSC01869.jpg内田恭子を司会に迎え、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界へみなさまをご案内すべく、福井晶一や知念里奈など4名のキャストがプライベートから舞台の話まで大いに語る。ミュージカルの中でも厳しいと言われるオーディションの様子や、出演が決まった時の気持ちなど"ここだけ"の話が山盛りなだけに見逃す手はない!

レミゼラブル★男性2S-2.jpg撮影が行われたのは築100年の礼拝堂の中。美しい光線の中で知念里奈(ファンテーヌ)が名曲『夢やぶれて』を、また笹本玲奈(エポニーヌ)が『オン・マイ・オウン』を情感たっぷりに歌う。映画版でヒュー・ジャックマンが演じたジャン・バルジャンが自分の娘として養育してきたコゼットの恋人、マリウスの命を助けて欲しいと神に祈りをささげるシーンで歌う『彼を帰して』を、福井晶一(ジャン・バルジャン)が祭壇の前で歌う。そして川口竜也(ジャベール)は厳格な雰囲気とともに『星よ』を圧倒的な歌唱で披露する。

レミゼラブル★女性2S-7.jpgテレビでめったにお目にかかれない、日本ミュージカル界トップクラスの歌声をぜひこの機会にお楽しみください。
 
番組の放送は7月4日(土)10:50から。お見逃しなく!!

【番組情報】
「僕たちのうた~ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界~」

日時:7月4日(土)10:50~(予定)
司会:内田恭子 
出演:福井晶一/川口竜也/知念里奈/笹本玲奈
 
関西テレビ放送(8ch)ローカル
http://www.ktv.jp/event/lesmise/index.html


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■『トロイラスとクレシダ』vol.6■


トロイ戦争を背景に、さまざまな人々の思惑や駆け引き、そしてトロイの王子トロイラスと神官の娘クレシダの愛と裏切りを描く『トロイラスとクレシダ』
シェイクスピアの問題作と呼ばれるこの戯曲にこの夏、演出家・鵜山仁と名優たちが挑みます。

げきぴあではキャストインタビューや会見レポート等、この作品の魅力を多角的に追っていますが、今回は演出を手がける鵜山仁さんのインタビューをお届けします。

休む間も無く傑作を生み出し続けている鵜山さん。2015年だけでも『リア王』(文学座アトリエ)、『ペリクリーズ』(加藤健一事務所・本多劇場)、『小林一茶』(こまつ座・紀伊國屋ホール)、『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(ロズギル上演委員会・OFF・OFFシアター)、『廃墟』(劇団文化座+劇団東演・東演パラータ)、『トロイラスとクレシダ』(世田谷パブリックシアター+文学座+兵庫県立芸術文化センター)、『マンザナわが町』(こまつ座・紀伊國屋ホール)、『桜の園』(新国立劇場)...と、演出作は8本も!

この中にもシェイクスピアが3本ありますが、これまでにもシェイクスピア作品を数々手がけている演出家でもあります。
そんな鵜山さん、会見で本作の上演の意図を次のように話しました。
「基本的に愛とか信義とか名誉とか、良きものが壊れていく時、どのくらいのエネルギーを出すかというのが見どころだと思っています。崩壊エネルギーを極大に感じられた時、おそらくそこから先、崩壊後を生きるために何が必要か、何が支えになるのか...そのあたりを描いた作品なのではないか。
実に様々な価値観が混在し、衝突する。そういう混沌の中からどんな未来が見えてくるのか。これは現代を生きる我々の問題でもあるし、その辺にも触れることができたら」

※詳細はこちらの会見レポートにてどうぞ。

インタビューでは、『トロイラスとクレシダ』という作品の魅力から、鵜山さんが考える"演劇のチカラ"まで、じっくりと伺ってきました。


◆ 鵜山仁 ロングインタビュー 

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――まず最初に、なぜこの物語をやろうと思われたのかを教えてください。

「外枠の話をすれば、僕は文学座に所属しているのですが、一方で劇団外でも色々な出会いがあり、今に至っている、ということがあります。(世田谷パブリックシアター、兵庫県立芸術文化センターのような)公共劇場はそういう、様々な出会いを画策することができる場であり、それが実現する場所ですから、今までの出会いの集積を思い切って"ぐしゃっとした形"で実現したいなと思っています。
似たような例で言えば、新国立劇場で『ヘンリー六世』(2009年)、『リチャード三世』(2012年)の上演がありますが、それは一応、百年戦争、薔薇戦争期という流れの中でのストーリー展開でした。これをさらに"ぐしゃっと"クラッシュさせたような世界を、世田谷パブリックシアターの舞台に乗せられればいいな、と。この作品には、村的な世界観と町的な世界観――地方とインターナショナルの衝突といった問題も内在している気がします。世田谷区の道のように...とは言いませんが(笑)、スケールとしてもロケーションとしても、この劇場でやるのは面白いと思っているんですよね」


――地方とインターナショナル、というのは、トロイとギリシャ、ということですよね?

「はい。世界史的な意味でも、ギリシャは都市国家の集まりで、色々な利害が入り混じった、言ってみれば多国籍軍。トロイ側も色々な都市が集まって様々な利害のぶつかり合いがあったという説もありますが、小アジアの一国家です。それは、ちょうどいま中東で起こっていることとダブるところもありますよね。そもそも人間の対立・戦いを考えた時、必ず村かか...という争いはあったと思いますし、現在もそういうものを引きずっていまだ究極の解決は見ていない。そういった永遠の課題がこの作品には含まれているのではないかなと思っています」

「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」
毎週の連続発表第8弾!
キャストからのコメントをご紹介させていただきます♪

◇九頭龍冬彦役 椎名鯛造◇
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皆さん初めまして。九頭龍冬彦を演じさせていただきます、椎名鯛造です。
まさかの超高校級の極道...。
ゲームをやった事は無かったのですが、ゲームが大好きなのでこれからのめり込んで楽しんで役作りしたいと思います。
原作のイメージを大切にしつつ生身の人間でしか出せないリアリティを是非楽しみにしてて下さい。
『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~』お楽しみにっ!!

◇九頭龍冬彦役 伊崎龍次郎◇

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皆さん初めまして。九頭龍冬彦を演じさせて頂きます、伊崎龍次郎です。
九頭龍冬彦という魅力あるキャラクターを演じられることになりとても嬉しいです!
今ゲームをプレイしているのですが絶賛どハマり中です。
舞台上でキャラクターの魅力を表現できるように尽くしていきたいと思います。
舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~』お楽しみ下さい!


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◆公演情報◆
「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」
日時:2015年12月3日(木)~2015年12月13日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木
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マンガの神様と言われる手塚治虫の代表作「アドルフに告ぐ」。

「ヒトラーにはユダヤ人の血が流れている」-アドルフ・ヒトラーの出生の秘密が記された秘密文書を巡り、歴史の大きな流れに飲み込まれていく3人の「アドルフ」の名を持つ男の名作マンガを、過去に「火の鳥」「ブッダ」などの手塚作品を手がける演出家、栗山民也が舞台化する。

日本人とドイツ人のハーフである主人公アドルフ・カウフマン(成河)と、幼馴染であり親友で、後に命を賭けて戦う相手であるアドルフ・カミル(松下洸平)、そして独裁者アドルフ・ヒトラー(高橋洋)。今戦争を考え、表現すること。ドイツで繰り広げられる惨劇の歴史。重厚なテーマの作品だ。

男性主体の物語の中に咲く花のように凛とした佇まいが印象的な、主人公アドルフ・カウフマンの母親・由季江を演じる元宝塚トップスター・朝海ひかるに、今作への意気込みを聞いた。

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63日~14日まで、KAAT神奈川芸術劇場にて「アドルフに告ぐ」の幕が上がりました。神奈川公演を終えて、客席の反応はいかがでしたか?

お客様の集中力がすごかったです。戦争・歴史ものということで、難しいストーリー展開ですが、客席からの吸い付くような集中力を感じました。自分たちでは客観的に演技を見られない所もありますので、やはりお客様からの感想というのは参考になりますね。そんなに深い所まで見て下さったのか!、というような感想もお見かけしました。

――由季江という役についてご紹介をお願いします。

成河さん演じるアドルフ・カウフマンの母親役です。夫は日本にあるドイツ領事館に勤めています。後に息子のアドルフ・カウフマンはナチス親衛隊の養成学校に入ってしまうんですけれども、彼女は一人神戸で息子を待ち続けるという役ですね。彼女も戦争に巻き込まれていくのですが、決して戦争に流されない強い女性です。手塚さんの描かれる女性像というのが、手塚さんの理想を反映しているのか、とてもたおやかで美しいんです。その理想のキャラクターに近づけるように、演出の栗山さんの要求されるところを大事にしながら作りこみました。また、メイクや衣装も原作を研究して、手塚作品のキャラクターらしく拘りましたね。


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――栗山さんから、どのような演技面での演出がありましたか?

由季江の台詞ひとつひとつは何気ない日常の言葉なのですが、その台詞の裏に重要な意味が込められているんです。戦時中ドイツ料理のレストランを開きますが、何故わざわざ贅沢禁止令が出ている最中に開くのか。栗山さん曰く、「禁止されているからこそ、食事をする、音楽を聴く、ダンスを踊る等の日常がいかに大事であるか、人間にとって切っても切れないものである」と仰っていて。レストランを開くことは、由季江にとって反戦のメッセージなんですね。人間にとって当たり前の風景を奪っていく戦争というものに逆行したい...それが彼女の想いなんです。栗山さんの言葉を聞いたとき、目から鱗が落ちたような思いがして(笑)台詞の裏の全てに想いが込められている。大切に演じなければと思いました。

――物語の主軸は3名のアドルフという名の男性で進みます。戦争は男性主体で進んでいくもので、女性はそれに従うしかない中、由季江は自分の意志を貫く女性ですね。

戦時下の母親ってそういうものだったと思うんですよ。ご飯を家族に食べさせる為に、どんな苦労でもする。母の想いというか、リアルな強さが由季江には込められていると思います。男性メインのお話ですが、物語に出てくる女性の立場で考えるとより深く楽しめるのではないでしょうか。

―息子役の成河さんについてはいかがですか。

成河さんはずっと前から素晴らしい役者さんだなと思って尊敬していたので、その方の母親役を演じるにあたりプレッシャーがありました。とてもフランクで素敵な方で、私の演技を何でも受け止めてくれるんです。引っ張っていただきつつ、負けないように頑張りたいと思います(笑) 息子のアドルフとは、作りこまれていないリアルな母子としての会話があります。アドルフはナチス親衛隊の学校に入ってから、どんどんナチズムに染まっていくのですが、彼の「ハイルヒトラー!」という台詞に対して、「はいはい」と流してしまう場面があって。ナチス親衛隊であったとしても、息子は母には勝てない(笑)。このシーンはとても印象的です。

――重厚なテーマの作品ですね。他に気付かされたことはありますか?

イスラエルやパレスチナの問題について、身近なものとして捉えられる作品だと思います。どこか遠い国の出来事だと思っていたことが、この作品を通じ、日本人の血を引く人物達が関わっていく姿を見て、ようやく腑に落ちました。他人事ではないよ、という手塚さんのメッセージですよね。今日本も戦争についての話題が頻繁にニュースに上がっていますが、そういうことを考えたい時期で、潜在的なニーズがあるからこそ、この「アドルフに告ぐ」が上演されるのだなと思っています。戦争を身近に感じられない、若い世代の方にも是非見ていただきたいです。

 過去があるから、現在がある。戦争という苦い歴史もまた、現在に繋がる大事な要素だ。

「アドルフに告ぐ」には、母の想い、男達の想い、異民族同士の想いなど多種多様な価値観が交錯する。アドルフや由季江達の生きた時代を知ることで、現代の私達のいる世界を改めて見つめなおすきっかけになるかもしれない。

京都公演は6月27日(土)~28日(日)まで、京都芸術劇場 春秋座、愛知公演は7月3日(金)~4日(土)まで、刈谷市総合文化センター 大ホールにて。チケットは販売中。

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■『ダンス オブ ヴァンパイア』vol.2■


ヴァンパイアのクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究をしているアブロンシウス教授との対決を軸に、一風変わった登場人物が入り乱れ大騒動!?
背筋も凍るゴシック・ホラーかと思いきや、劇場は爆笑の渦!
一度観たら誰でもハマる熱狂のミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が4年ぶりに帰ってきます!

げきぴあではキャストインタビュー&ビジュアル撮影レポートを連載中。
第2弾は、サラ役(Wキャスト)の舞羽美海さんの登場です。
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舞羽さんは元宝塚雪組トップ娘役。
愛らしい容姿で早くから注目を集め、在団中は『ロミオとジュリエット』のジュリエット役などを好演。
宝塚退団後は映画やドラマでも活躍中です。


 ビジュアル撮影レポート 


最初にコンセプトなどがカメラマンさんから伝えられます。
ナチュラルな笑顔が可愛すぎる舞羽さん...。
はきはきと明るい声で丁寧に話し、彼女の存在で場の空気が華やぎます。さすが元宝塚トップ娘役さん。
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サラは少女の純粋さと、セクシーさもあるキャラクター。
ということで、ちょっと誘惑するかのような視線。
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■音楽劇『ライムライト』vol.2■


チャップリンの名作が舞台の上に蘇る...。
不朽の名作映画『ライムライト』が世界で初めて、音楽劇として舞台化されます。

落ちぶれた老芸人カルヴェロと、足が動かなくなった若きバレリーナ・テリーの心の交流を中心に、1914年ロンドンの世相、舞台人たちの舞台へかける思い...等々が描かれていく、美しい物語。

この物語を紡ぎだすのは、演出家・荻田浩一と、8人の俳優たち。
チャップリンが演じたカルヴェロは石丸幹二テリーは野々すみ花
さらに良知真次吉野圭吾植本潤保坂知寿佐藤洋介舞城のどか という確かな技術を持つベテランが揃います。

今回は、先日お伝えした<顔寄せ>のあとに行われた<本読み稽古>の模様をお届けします。
稽古は荻田さんを囲み、こんなスタイルで行われていました。
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キャストの皆さんが揃って、頭から脚本を読み合わせていくという作業。
物語全編が俳優さんの声で語られる、最初の機会です。
だいたいどの作品でも稽古初期段階で本読みというのは行われますが、そのスタイルはさまざま。
ひたすらせりふを読み進めていく稽古場も多いですが、荻田さんの場合は、どんどん止めて解説や状況説明が入り、時には「こんな風に」と演出も入っていくようです。

こちらがその、演出・荻田浩一さん。
最初に、そして稽古中何度も「これはミュージカルではなく、音楽劇です」と話します。
おそらく綺麗に歌うことよりも、芝居であることに重点を置く...ということでしょうか。
重ねて、「音の中でも動きや出ハケがある」というようなことも。
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さて、舞台は1914年のロンドンです。
荻田さんからは「大都会なのに、8人しかいません(笑)。石丸さんと野々さんはずっとカルヴェロとテリーなので、実質6人ですね。ロンドン100万の民衆を、6人で演じてもらいます」という宣言が。
そして「細かい部分で誰がどの役をやるのかは、その場で決めていきますね」「皆さんは<一座の人>みたいな感じ。基本的にずっと舞台上にいてもらい、『舞台上はこの役を演じています』といった風にみせていきます」というような話から、少しずつ、どんな舞台になるのか、輪郭が見えてくるようです。

石丸幹二さんが演じるカルヴェロは、かつて喜劇俳優として大名声を得ていたものの、今は落ちぶれ仕事にもほとんどありつけていない老芸人。
昔の仲間たちからも同情の目が向けられていて、物悲しい
そんな石丸カルヴェロに、荻田さんはさっそく、「だいたいカンペキ」の言葉!
ちなみに荻田さんと石丸さんは初顔合わせ、だそう。
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宝塚歌劇月組『1789-バスティーユの恋人たち-』東京公演が6月19日、東京宝塚劇場で開幕しました。
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2012年にフランス・パリの「パレ・デ・スポール」で初演され、以降フランス語圏で上演を重ねているヒット作。近年『ロミオとジュリエット』『太陽王』など続々と日本上陸を果たしている"フレンチ・ミュージカル"で、本作はこの月組公演が日本初演です。

物語はフランス革命を舞台に、革命に翻弄される人間の生き様を描くもの。
フランス革命を描いた作品といえば、宝塚では、かの名作『ベルサイユのばら』や『スカーレット・ピンパーネル』がありますが、本作は革命を起こす側...民衆側の視点で描かれているのが、今までの宝塚での上演作と一線を画すところ。さらに現代フレンチ・ミュージカルらしいポップでキャッチーな音楽が彩る本作を、個性豊かな月組のメンバーが熱演し、熱い舞台が展開されていました。
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初日に先駆け同日、最終舞台稽古が公開されるとともに、月組トップスター龍真咲、娘役トップ・愛希れいかが取材に応じました。
その会見の様子をレポートします。
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龍真咲&愛希れいか 囲み取材

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「日本初上演、そして東京初上陸となります『1789』。群集劇、群像劇、さまざまなドラマがあるミュージカルです。フランスで多くの話題を生んだように、この日本でもたくさんの話題を呼べたらと思っています」

愛希「宝塚大劇場で温めてきた作品、役を、東京のみなさまにも楽しんでいただけますように、心をこめて1回1回精一杯務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

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銀河劇場で6月14日(日)に千秋楽を迎えた「GO WEST」主演の渡部秀さんが
同じ事務所の平埜生成さんが出演し、6月19日(金)に幕を開ける「ア・フュー・グッドメン」ゲネプロを観劇。
さっそく観劇レポートを頂きました!
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皆様こんばんは
渡部秀です。
この度は銀河劇場で公演が始まる舞台『ア・フュー・グッドメン』のレポートを書かせていただきます。

実は、つい先日までこちらの銀河劇場で『GO WEST』というコメディをやらせていただいたばかりでして、早くもこの劇場に戻って来るとは思っておりませんでした。

今回は、観る側として舞台を楽しませていただきました。同じ劇場なのに、全く空気が違う銀河劇場、それもそのはず『ア・フュー・グッドメン』は法廷が舞台。

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例えるなら、静かで黒く大きな爆弾に、一本の長い導火線に火が通っていく様な内容です。決して重くなく、信念のある人間達が各々の誇りや正義をかけて、静かに戦う物語。いままでこんな説得力のある舞台は見たことがありません。何かを守る為には何かを犠牲にしなければいけない。実は狭いフェンスの中で生きている人間が、もがき苦しみ自由や栄光を掴むために日々何かと戦っているんだなと改めて実感しました。

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最近法廷を舞台にした作品をよく目にしますが、『冤罪』、『裁判員』などたくさんのテーマが盛り込まれている法廷になぜ魅力があるかとふと考えた時、自分の中でみつけた答えは『狭い世界の中にも必ず真実がある』
例え小さな事件でも真実を闇に隠してはいけない、この小さな正義に惹かれたんだな~って思いました。

まぁなんやかんや説明しましたが、要するに正義に大小は関係ないってこと。
生成これから頑張れ!
その正義と悪の中心に君がいる。
その裁きが下る瞬間まで役者としての誇りをかけて最後まで、、

『ア・フュー・グッドメン』皆様も是非。

撮影:宮川舞子

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「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」
毎週の連続発表第7弾!
キャストからのコメントをご紹介させていただきます♪

◇ソニア・ネヴァーマインド役  ジェイミー夏樹◇

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はじめまして!ソニア・ネヴァーマインド役のジェイミー夏樹です。
お話を頂いた時、とってもとっても嬉しくてすぐにキャラクターのことを調べたんですが 、彼女の好奇心旺盛で真面目だけど少し抜けている部分があるところなど、共感するところが多く勝手に親近感が湧きました(笑)
今からたくさんゲームやアニメを見て妄想しておきたいと思います。
今回、『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~』の世界の一員になれることがとても嬉しいですし、楽しみです。
キャラクターを大事にしつつ自分なりのソニアちゃんを演じていきたい思うので 皆様宜しくお願い致します!♡♡


◆終里赤音役  高橋ユウ◆

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この度、終里赤音役を演じさせていただくことになりました高橋ユウです。
このパワフルで強烈な作品、そして濃いキャラクターがたくさんいる中に終里赤音として舞台に立てる事がとても楽しみです!
と同時に、強烈さでは負けられねぇなとやる気満々です。笑
早速終里赤音ちゃんと私の共通点をたくさん見つけていますので、本番までにしっかり終里赤音に近づいていきたいと思っております。
ぜひ劇場で、ハラハラドキドキしましょう。
お待ちしております!


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◆公演情報◆
「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」
日時:2015年12月3日(木)~2015年12月13日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木
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