2014年11月アーカイブ
ついに11/27(木)から六本木EXシアターにてブロードウェイミュージカル「Once(ワンス)ダブリンの街角で」が開幕!!同題の映画を原作とした本作品は、2012年にトニー賞8部門を受賞し、舞台版のCDがグラミー賞2013年ベスト・ミュージカル・シアター・アルバムに輝くなど、各界で大注目されています。
そんな日本初上陸の舞台に期待を抱く著名人の皆さんからコメントが到着!
こちらを読めば、皆さんの「Once見たい欲」がもっと刺激されるはず!是非参考にして下さい。
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映画「Once」は、凄く、ロマンチックで、
久しぶりにじんわりと温まるようなラブストーリーでした。
音楽を通して、男女の恋愛がどんどん発展していって、
途中からはリアリティしか感じられなかったです。
その映画がベースとなったブロードウェイミュージカル「Once」が、
EXシアター六本木のステージで、日本初上演すると聞いて、
出演者の一体感が凄そうなので、
見てる人も作品の中に引き込まれるようなミュージカルだと思います。
是非、「Once」の世界観に引き込まれて、楽しんでほしいなと思います。
歌手/女優 大原櫻子
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ベースとなった映画「Once」は、アカデミー賞にノミネートされたあと、ビデオで観ました。
乾いた空気の中に流れる美しい曲と、男女の静かな交流。アイルランドという土地の独特の世界観。
観終わった後に何とも言えない気持ちになったことを覚えています。
その後ブロードウェイで舞台になったと聞き、どうなんだろう。あの素晴らしい楽曲や、あの世界感はまた味わうことができるのだろうかと興味を持っていました。
ついにこの秋、六本木にカンパニーがやって来る!
是非、浸りにいこうではありませんか。ダブリンの街への小旅行です!
川平慈英
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「Once ダブリンの街角で」をNYで見て驚きました! 実に完成度が高く、まさに人間そのものが描かれていて 地味ながらも、芯に琴線に触れる素晴らしく温かい作品だったからです。 シンプルですが、深く感動しました。 派手な作品が受けるブロードウェイ。そこでこういう作品が、トニー賞を8部門獲得できたって事に 改めて、ブロードウェイの良心を感じ、NYの演劇界がますます好きになりました。 また、その上に映画版「ONCE ダブリンの街角で」では、アカデミー賞の歌曲賞も穫っていた。
それに加え、舞台版のCDがグラミー賞を穫っている。 ということは、グラミー、アカデミー、トニーの三大賞を、すべて穫った作品で、 これは、前代未聞です!
賞を穫ったことが偉いと言いたいのではなく、 やはり「今の時代、人々はこのような、本質を求めていたんだ」と感じました。
宮本亜門
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2012年のトニー賞発表の直前にブロードウェイで観劇しました。
映画版も観ていなかったので内容もほとんど知らないまま劇場に行ったのですが、シンプルな演出なのに心に響く舞台でした。素晴らしい音楽とスムーズに流れるストーリー、特に「ガール」の切ない心の動きに感情移入してしまって、最後には泣いてしまいました...
ミュージカルなのにミュージカルらしくない、けれどブロードウェイの奥深さと新たな作品を生み出そうとするエネルギーを感じたひと時でした。
開演前や休憩中に舞台セットのバーでお酒が飲めるのは斬新で楽しい経験になりますよ。
米倉涼子
女優
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参考になりましたでしょうか?
開幕まであと少し。日本初上陸のブロードウェイミュージカル「Once ダブリンの街角で」は、今後日本キャストでの公演も予定されているとか。話題沸騰のこの舞台、お見逃し無く!
■『ロンドン版 ショーシャンクの空に』vol.1■
スティーヴン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作に、1994年に映画化された『ショーシャンクの空に』。
名作の呼び声高く、1995年のキネマ旬報洋画部門のベストワン、2009年「午前十時の映画祭」における人気投票では計100本の中で1位を獲得。
「生涯の1本」に挙げる人も多いのではないでしょうか。
その映画と同じ小説を原作にし、2009年にダブリンで初演され、その後ロンドンで上演された舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』。
ウェストエンドで大感動を巻き起こしたこの作品が、ついに日本で上演されます。
恐怖と暴力が支配するショーシャンク刑務所で、人間らしく生きるために、気の遠くなるほどの時間をかけ静かに戦い続けるアンディ・デュフレーン。
塀の外からあらゆる物を仕入れる"調達屋"レッド。
ふたりの囚人の友情、そして希望と絶望。
アンディに佐々木蔵之介、レッドに國村隼という演技派俳優をW主演に、男ばかり18人のキャストで描く濃密な心理劇です。
この物語を、繊細な世界観を紡ぎ出す白井演出がどう料理するのかも注目ポイント!
11月某日、本作の"顔寄せ"の取材をしてきました。
キャストのみならず、スタッフ・関係者が顔を揃える"顔寄せ"の現場はこんな雰囲気です。
19歳で、燃え尽きた命。
ジャンヌ・ダルク、栄光とその悲劇。
信じるものを求め、「生」を掴もうとするひとりの少女の姿。
人気女優・有村架純の初舞台作品「ジャンヌ・ダルク」、いよいよ大阪公演が開幕。
「過ちを犯したイングランド軍には、神の裁きがくだされる!」。15世紀初頭。後に百年戦争と称される英仏大戦の最前線で、1人の少女がそう高らかに宣言した。その名はジャンヌ・ダルク。13歳で神の啓示を受け、17歳でフランス軍を率いた伝説の女神。彼女はいかにして大戦に勝利し、シャルル7世を玉座へと導いたのか。神の姿か悪魔の化身か、"言葉を持たぬ少年"が彼女の前に現れたとき、ジャンヌの中で何かが覚醒する。私は死なない―――。選ばれしヒロインの壮絶な人生の幕が開く。
立ち込めるスモークの中、ジャンヌ・ダルクの姿が浮かび上がる。三宅純の厳かな音楽と洗練された白井晃の演出が瞬時に観客を数百年前の異国へと誘う、ドラマティックな幕開きだ。
幕では文字も読めない羊飼いの少女、ジャンヌ・ダルク(有村架純)の快進撃が綴られる。信頼できる仲間(尾上寛之、堀部圭亮)と出会い、疑心暗鬼な王様(東山紀之)を説き伏せ、腹黒い側近(西岡德馬)を論破し、百戦錬磨の敵の大将(上杉祥三)を叩き潰す。何より痛快なのが作中の大半を占める戦闘シーンだ。「穢れた矢は、私には当たらない!」。純真な眼差しと素朴な佇まいが、返って役柄にリアリティをもたらした有村架純。神格化されたヒロインに導かれ、何千何万もの兵士が進軍する。気づけば客席は戦場と化していた。地鳴りのように響く怒号、甲冑が擦れ合う金属音、目の前でほとばしる汗と熱気。生身の人間が放つエネルギーに気圧されて、瞬きもせずに見入ってしまう。大軍を率いる重圧や高揚感とは、これほどのものなのか! 確かに彼女の一挙手一投足に、劇場全体が心奪われた瞬間だった。
それだけに2幕からの展開には言葉を失う。出生の秘密、仕組まれた陰謀、姿を消した"少年"、宿命的な末路まで。降りかかる孤独と絶望の中、ジャンヌの心に去来した思いとは......。役者陣は有村を筆頭に適材適所の活躍ぶりだ。三者三様の個性を輝かせたフランス軍の"三銃士"こと矢崎広、吉田メタル、春海四方。物語のキーマンを演じたシャルルの義母・高橋ひとみ、健気さが胸に迫ったシャルルの妻・佐藤藍子。一方、後半に見せ場を作った筆頭侍従官の部下・青木健、不埒な聖職者をしたたかに演じた田山涼成。中でも、シャルル王の成長物語という本作の側面を、東山紀之が繊細に体現して新境地を開いた。終盤、火刑台へと向かうジャンヌ。敵対するイングランドの最高権力者、ベッドフォード公(山口馬木也)が思わず漏らしたつぶやきは、彼女の耳に届いただろうか。神々しいまでのジャンヌの表情が、炎に揺れた。
(取材・文/石橋法子)
こんにちはゴジゲンの松居です。
ごきげんさマイポレンド初日あけました!!
うあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何を言ったらいい?
何を言葉にすればいい?
言語化した瞬間に大事なものは次々と壊れてしまうので、
ただ僕らは下北沢駅前劇場で、まるでいつもの部屋のように過ごしています。
一緒に過ごしてもらえたら嬉しいです。
幕をあけて感じた、きっと大丈夫。
90分の公演です、ふらりとでもいいので遊びに来てください。
これからどうなる?
なにもかんがえてないけど、
楽しくやってます。
ポレンド!!ヽ(・∀・)ノ
松居
<公演情報>
ゴジゲン「ごきげんさマイポレンド」
2014年11月13日(木)~23日(日) 下北沢 駅前劇場
キリスト教で神と司祭に仕える男の子=アルターボーイたちが、歌とダンスで福音を説き、迷える魂を浄化せんとボーイズグループを結成した!
崇高な使命のもと集まったメンバーは、新・旧約聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、アブラハムに相当する名前を持つ、マシュー、マーク、ルーク、フアン、アブラハムの5人。
アイドルさながらに歌い踊り、客席から黄色い歓声を浴びる彼らのステージの傍らには、会場内の観客たちの"迷える魂"の数を表示する"ソウルセンサーDX12"。
アルターボーイズの目的は、彼らの歌と踊りとおしゃべりで、そのセンサーが指し示す数字をゼロにすること。
大盛り上がりのライブ会場に比例するようにセンサーの数はどんどん減っていくものの、次第に彼ら自身にも"迷い"があることが露見してきて...。
NY発、2005年にはベスト・オフ・ブロードウェイ賞を受賞したミュージカル『ALTAR BOYZ』。
会場全体を"アルターボーイズのライブ会場"という空間に見立てた中で、個性を爆発させ、キャッチーな歌とハイレベルなダンスで魅せていく美しい5人の男子の物語は日本でも熱狂的に受け入れられ、2009年の初演から始まり2010年、2012年と公演を重ねています。
再演を重ねるごとに様々な"チーム(5人組)"が登場してきましたが、2014年、新生BOYZが誕生!
今までオリジナルキャストに冠せられていた〈RED〉のチーム名を、大久保祥太郎、大山真志、川原一馬、法月康平、山下翔央の5名が背負います。
〈LEGEND〉チームの復活も発表され、2014年の『ALTAR BOYZ』も面白いことになりそう!
そんな新生BOYZから、フアン役・大久保祥太郎さん、ルーク役・川原一馬さん、マーク役・法月康平さんの3人に意気込みを伺ってきました。
大久保祥太郎&川原一馬&法月康平
INTERVIEW
――皆さん、『ALTAR BOYZ』という作品にはどんな印象を抱いていましたか?
法月「ずっと受け継がれている作品だということは知っていて、とにかく人気で、大勢の人に愛されている...という印象が強いです。本当にすごい人気だって聞いていたから、そこに新しいチームで入っていくということが怖かった。今も怖いです。それは、再演されていく作品には付きものなんだと思いますが」
川原「僕は相当な運動量と、歌唱スキルが問われる作品だなと感じています。そんな作品で、今までオリジナルキャストを中心としたチームが〈REDチーム〉と呼ばれてきた中で、今回僕たち若手チームが〈REDチーム〉として演じる。今回の"新生『ALTAR BOYZ』"という作品で、そこがすごく大事なことなんだろうなと。僕たち5人が、〈LEGENDチーム〉とはまた全然違った色の、若い力で魅せることが出来たらと思っています」
大久保「僕も同じことを言おうとしました! 〈LEGEND〉はオリジナルメンバーも多く、毎回やっていらっしゃる方々なので、比較もされると思うのですが、それに負けない、若いチームをみんなで作っていけたらと思います」
海に沈んだ豪華客船・タイタニック号の悲劇を描いたミュージカル『タイタニック』。
ビジュアル撮影風景を取材レポート、第2弾はLE VELVETSの佐藤隆紀さんが登場!
佐藤さんが演じるのは二等客、チャールズ・クラーク。
恋人であるキャロライン・ネビル(未来優希さん)との婚約が認められず、駆け落ちしてこの船に乗っている、そんな役どころです。
●佐藤隆紀 撮影風景レポート●
撮影はこんな感じで行われています。
2012年に東京のみで上演されたNODA・MAP『エッグ』が、2015年、オリジナルキャストで再演される。本作は、架空のスポーツ"エッグ"に情熱を注ぎ、オリンピックで頂点に立つ日を夢見るふたりのアスリートと、ひとりの女性シンガーソングライターを軸に展開する物語。妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらとともに名を連ねる藤井隆に、心境を訊いた。
「初演の『エッグ』は本当に"楽しかった!"という記憶しかないくらい、すごく居心地が良くて、アットホーム感があったんですね。橋爪功さんが家庭菜園で作られたお野菜を持ってきてくださったり、大倉孝二さんがサロンみたいに楽屋でレコードをかけてくださったり(笑)。だから、また初演のキャストが揃い、自分もその中に入れていただけたことが本当に嬉しいなと思います」。
NODA・MAP第17回公演「エッグ」撮影:岡本隆史
稽古場でも刺激的な日々を送っていたという藤井。「どの舞台でもそうなんですが、セットがないお稽古場で、どんな風にいたらいいのかなって、みんなで想像しながら作り上げていく作業がすごく楽しいんです!野田さんのアイデアを美術さんが模型にされたのを見て『すごいな~!』ってワクワクしたり。そんな瞬間がお稽古中に何度もあるので、本当に毎日刺激的なんです。今回は再演でどうなるかはわかりませんが、今からとても楽しみです」。
演じるのは、深津扮する人気シンガーソングライター、苺イチエの振付師・お床山(おとこやま)。劇中歌をはじめ、すべての音楽は、椎名林檎が書き下ろした楽曲だ。「芸能界やスポーツ界が大衆に与える影響が描かれていて、僕はスターのすぐそばにいる人の役。その中で、気持ちが引き裂かれそうになるくらい苦しい場面もあります。ですが本番中、共演者の皆さんと一緒に走らせていただく快感を味わわせていただきました。それと、深津さんが歌われるシーンが大好きなんです!とにかく可愛いんですよ。あの姿をもう一度近くで観られるのがすごく嬉しいですし、お客様にも味わっていただきたいです」。
NODA・MAP第17回公演「エッグ」撮影:岡本隆史
藤井にとって、同じ作品に同じ役で出演するのは初めての経験だ。しかも今回は大阪、北九州、パリでも上演される。「自分がどう変わるかも含めて、新たな楽しみがありますね。稽古で積み重ねてきても、お客様の反応で気付かされることもありますので、各地域での反応も楽しみにしています」。
取材・文:黒石悦子
ミュージカル『タイタニック』が来春、日本で上演されます。
音楽は『ナイン』『ファントム』など、日本でもよく知られているミュージカルを生み出しているモーリー・イェストン。
処女航海で海に沈んだ巨大豪華客船・タイタニック号の悲劇をイェストンの美麗な音楽で綴った本作は1997年にブロードウェイで上演されると、同年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む計5部門を受賞という大ヒットに。
世界で愛され、日本でも過去2回、上演されています。
『タイタニック』と言うとレオナルド・ディカプリオが主演した映画も有名ですが、このミュージカルでは、実際に乗船した実在の人物たちをモデルに、一等客の富裕層、中流階級の二等客、そして三等客の移民たち、さらには船員たち...と、様々な立場の乗客がどんな夢や希望を抱きタイタニック号に乗船し、散っていったのか。そんな人間ドラマが描かれています。
さらに今回の上演は、2013年にロンドンで上演され大きな話題となり、「2013年夏の最も入手困難なチケット」と称されたトム・サザーランドによる新演出版が早くも日本上陸...!
ということも注目ポイントです!
気になるキャストも先日ついに発表に。
期待も高まるこのミュージカル、げきぴあではビジュアル撮影風景を取材!
まず第一弾では ベルボーイ/ハートリー役、矢崎広さんの撮影の模様をお届けします。
●矢崎広 撮影風景レポート●
2役演じる矢崎さんですが、撮影の衣裳は「ベルボーイ」の扮装とのこと。
「動きはやりながら決めていきましょう」とデザイナーさんの言葉からスタートしました。
ベルボーイ矢崎さん、こんな感じです。
...きっとこのベルボーイ、よく働くに違いない!
大人気漫画『DEATH NOTE』が世界で初めてミュージカル化!
しかも音楽・脚本などをブロードウェイの一流のクリエイターが手掛け、日本から世界に発信していく一大プロジェクトになるという注目の作品になります。
名前を書いた人間を死なせることができる"死神のノート"を手に入れ、そのノートによって犯罪者を裁き、理想の世界を作ろうとする天才少年、夜神月(ライト)はミュージカル界を代表する若手スター、浦井健治、柿澤勇人のダブルキャスト。
そして"キラ"と崇められる月のことを追い詰めようとする名探偵、Lに扮するのは小池徹平。
ほかにも魅力的なキャストが揃います!
11月10日、この作品『デスノート THE MUSICAL』の製作発表が開催されました。
★ひと足先にお届けしましたニュース記事はコチラ
会見はまず、出来たてほやほやという劇中歌3曲の披露からスタート。
音楽を担当するのは、ブロードウェイの第一線で活躍する、フランク・ワイルドホーン。
ワイルドホーン作品は日本でも人気が高く、『ジキル&ハイド』『ルドルフ ザ・ラスト・キス』『スカーレット・ピンパーネル』『シラノ』『ボニー&クライド』etc、etcと様々な作品が上演されています。
♪『分岐点』浦井健治、柿澤勇人
月がデスノートの力を知り、理想の世界への強い思いと葛藤を歌うナンバーとのこと。
原作漫画にあるセリフそのままの歌詞が出てきたりして、これは...期待感が高まります!
浦井さんの表情が鬼気迫ってます。
すでに完成度高し、なダブル・ライト。
「僕は新世界の神だ」!