

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
2013年の大ヒットも記憶に新しいミュージカル「レ・ミゼラブル」が2015年に新たに上演される。
社会性とエンターテインメント性を兼ね備えた作風で注目を集めるミナモザが『みえない雲』というドイツの小説を舞台化する。原発事故とそれに翻弄される少女の姿を描いた作品は、今まさに日本で生きている人たちにとって「他人事」とは言えない。
出演者には、映画『舞妓はレディ』で鮮烈な主演デビューを飾った上白石萌音、宝塚歌劇団出身の陽月華など、この作品に強く共感するキャストたちが集まった。
今回はそのうちのひとりである演劇集団キャラメルボックスの大森美紀子とミナモザ主宰で上演台本・演出を担当する瀬戸山美咲に話を聞いた。
●古川雄大 撮影風景レポート●
●STORY●
「結局ここに舞い戻ってきました...」
誰もいない劇場で『劇団時座』の最後の幕が上がる。
一人舞台に立つのは、三代目座長、時枝三四郎。
彼の人生の全てであった《カタワレ》風祭ジョーとの半生を語りだす...。
劇団時座は、三四郎の父一二郎、叔父の二々郎とで旗揚げされた大衆劇団。
座長の息子として、将来を期待されていた三四郎だったが、
自分に自信を持てない彼は、芝居に対しあと一歩踏み出せないでいた。
そんな時、問題児ではあるが、芝居の腕はピカ一の風祭ジョーが入ってくる。
彼はすぐさま、頭角を現していく。
そして、事あるごとに三四郎を焚きつけた。
いつしか三四郎は劇団時座を背負って立つ役者へと成長していく。
二人の若き才能がぶつかり、劇団時座は、その人気を不動のものとしていくかにみえたのだが...。
(オフィシャルサイトより)