2014年2月アーカイブ

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日本のミュージカル界を代表する俳優たちが、韓国で活躍する実力派俳優たちを迎える、
"日韓のミュージカル俳優コラボレーション" が実現!

今公演に出演する日本キャストは、岡田浩暉・坂元健児・原田優一・福井晶一ら、現在の日本ミュージカル界を代表する俳優たち。
岡田浩暉は『レ・ミゼラブル』でマリウス役を長年務め、その後も『エリザベート』のフランツ役など様々な重要な役柄を演じています。
『ライオンキング』初代シンバ役で知られる坂元健児は、劇団四季退団後もその力強い歌唱力、柔軟な身体能力を活かし、こちらも大作ミュージカルに次々と出演。
原田優一は子役時代ガブローシュ、その後アンジョルラス、マリウスと『レ・ミゼラブル』で3役を演じるなど若手ながら実力充分、近年では演出にもその才気を発揮しています。
さらに『ライオンキング』『アイーダ』『美女と野獣』等、劇団四季で看板俳優として活躍、劇団退団後1作目で『レ・ミゼラブル』のバルジャンとジャベールの2役を演じ注目を集めた福井晶一と、素晴らしいメンバーが集まりました。


2004年夏、東京・パルコ劇場で産声を上げた「MIDSUMMER CAROL~ガマ王子VSザリガニ魔人~」から早10年。

2008年の舞台再演、同年『パコと魔法の絵本』として映画化もされ、多くの観客から支持されてきた本作が、2014年、『Paco~パコと魔法の絵本~ from「ガマ王子vsザリガニ魔人」』として全く新しいキャストで生まれ変わりました。

初演、再演の舞台、そして映画と本作の成長過程を見てきた者としては感慨深いものがあります。

さて、現在東京・シアタークリエで上演中の本作ですが、劇中で使われている超重要アイテムの"絵本"がなんと本当に刊行されることになったそうです。

物語はとある病院が舞台。
偏屈で頑固な性格の初老の男・大貫は、わがままばかりで他の入院患者とのいざこざが耐えない。そんな中、同じく入院患者の少女・パコと出会ったことから大貫の気持ちに変化が現れ......というストーリー。
そのお話の中で、大貫とパコを結ぶアイテムが絵本『ガマ王子vsザリガニ魔人』なのです。

パコにとってこの絵本はお誕生日にママが贈ってくれた大切なもの。
「毎日読んでね」というママの想いを胸に、パコは今日も絵本を読みます。

わがまま王子のガマ王子が、池の生きものを食べ尽そうとするザリガニ魔人に命尽きるまで立ち向かう、愛と勇気の物語。

みんなになにかしてあげたいと思ったから、

ぼくは何度だって立ちあがる! 

大きな大きなお池でおこった、小さな小さなカエルのお話......

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絵本を読む――
たったこれだけのことですが、なかなかの感動ポイントにつながります。
詳しくはぜひ舞台をご覧ください。


「絵本」の絵は、画家で絵本作家のたなかしんさんが手がけ、文は舞台で脚本を担当した、まさに"生みの親"でもある後藤ひろひとさんが書きました。

全国の書店またはシアタークリエでも購入できるそうです。


また、2月20日(木)の昼公演(13:00開演)終了後、この絵本の原画を描いた(チラシビジュアルも担当)たなかしんさんのサイン会が行われるそうです。

詳しくはコチラ⇒公式サイト

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雪がまだ残る開幕を迎えた2月中旬、男七人が熱く接戦し合うM&Oplaysプロデュース「サニーサイドアップ」の稽古場を訪れた。


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荒川良々を主演にある男の一生を描くこの物語。作・演出を務め、また自らも出演するノゾエ征爾はこう語る。

 

「荒川さんのことを考えていたら一本の物語ができました。

赤堀さんや小野寺さん、はえぎわ男子もそこに重ねていったらさらに膨らみました。

このメンバーだからこその作品に行き着きました。

ある男の一生と、彼を取り巻く男たちの、壮大?な喜劇です。」

と。

 

訪れたこの日も物語は、可能性の膨らみを増していっていた。

父親役の町田水城と息子役の荒川良々が会話をしながら進めるシーン。


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通したあと、町田からノゾエに「右手はこういう動き方のほうがいいかな」と問いかけ、動きが決まっていく。また荒川も「この方がいいんじゃない」と提案し、ノゾエの意図するものを体現していく。

荒川の、よりわかりやすく、より面白くしようと積極的に提案していく姿が印象的だった。

 


東京公演、石川公演、大阪公演、乱痴気2ステージを含めた全14ステージ、無事に大千秋楽を迎えまして、これにて終演でございます。


篠井英介様、鉢嶺杏奈様、橋本淳様、富岡晃一郎様と、柿喰う客が出会い、その偉大なるお力をお借りし、そして融合し、この世に産み出せたこの奇跡の舞台を、誇りに思います。
またいつか、皆様とご一緒できるのを夢に見て!!!

ご来場いただきました皆様、ご声援いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様、本当に本当に、ありがとうございました。

この世は無常だ世迷言。
やがては去りゆく儚き浮世。
いかに生きるか、いかに死ぬのか?
思いのままにならぬが人生。
柿喰う客は、強く自由に、どこまでも、飛んでいくのだ、重心を据えて。
心に従い興味に従い、あなたに捧げるために!
愛と感謝を忘れずに!!!

皆様と出会うために、再会するために、生きます生きます私達。

今後の柿喰う客にも、どうぞお付き合いくださいませー!!!

この拙いブログにもお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。

心より、またね、またね、また会いましょうねーっ!!!!!

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過去を破壊。新たに誕生するカリギュラ!


蜷川幸雄率いる若手演劇集団さいたまネクスト・シアターの1年ぶりの本公演が決定しました。

作品はノーベル文学賞作家アルベール・カミュの『カリギュラ』。
妹ドリュジラの突然の死をきっかけに、暴君と化した若きローマ皇帝カリギュラ。愛する妹の死はカリギュラに"人は必ず死に、人生は無意味である"という不条理を突きつけます。
常軌を逸したカリギュラの行動は、まるで世界の不条理に抗おうとする痛切な叫びのようにもみえます。

様々な作品に携わってきた蜷川さんですが「若い時に自分がやりたかった」くらい"好きな戯曲"だという本作。
2007年に小栗旬さんを主演に迎え上演しましたが、今度は「現在の鉛筆みないに華奢な若者たちの肉体を中心に、以前とは全く別な作品を創りたい」と新しい『カリギュラ』の創造に意欲を燃やしています。

そんな蜷川さんの熱い想いを受け、若者たちはどのような気持ちで挑むのでしょう?
主要キャストのメンバーに質問をぶつけてみました。


トップバッターはカリギュラ役の内田健司さん。彼は「ザ・ファクトリー4」『ヴォルフガング・ボルヒェルトの作品からの九章―詩・評論・小説・戯曲より―』でも主役を務め、その演技が蜷川さんに認められてのキャスティングです。
今回の舞台では自身のどんな部分を見せたいと思っているのか内田さんに伺いました。

「自分の中で見せたいという部分は特にありません。しかし、正しく伝えるべき物語であり、自分が大きな部分を担っているという責任感はあります。僕は僕なりに成立させるためのことを何でもやり、悪手は悪手で蜷川さんに容赦なく切り捨てていただいて、何とかわずかな滴を搾り出せたらと思います」
カリギュラ役/内田健司(うちだ・けんし)

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蜷川さんは彩の国さいたま芸術劇場の情報誌<埼玉アーツ・シアター通信>の中で、「ヴォルフガング~」の内田さんがよかったとおっしゃってます。その理由として「彼が味わってきた苦渋と、時代を象徴する痩せこけた身体が活かせたんじゃないかな」と。
現代の若者を象徴するかのような内田さんの身体を通し、どんなカリギュラが誕生するのか期待が高まります。

さて、ブログのラストを飾るのは...、
ヤシキくんの紹介でーす!ふふふ
今更、紹介も何も無いっちゃ無いのですがー。笑
久々の、劇団本公演ですからねー。ふふふ
作品については舞台を観て頂くとして、彼に少し思いを馳せてみましょうー。

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柿喰う客は、ほぼ毎ステージ後に、アフタートークというものを設けておりまして、お客様から作品などについてのご意見、ご質問、ご感想を頂いたり、私達とお客様とのコミュニケーションの場だったりするのですが、中屋敷くんと私は、そのアフタートークがあると、会話をする程度の仲です、よく考えたら。笑
なので、アフタートークは、私にとって、彼と話す、良い機会なのです。笑
アフタートークで、彼が話すことを聞いて、作品のことについてもプライベートのことについてもいろいろ発見したりすることが多々あるので、とても面白いです。笑
あとは、劇団員メンバーは、お酒を飲まなかったり飲めなかったりする人が多いので、飲み会参加率で言えば、私と中屋敷くんが上位です。
2人で飲みに行くことは滅多に無いですが。

アフタートークやらイベントやらで、たまに彼が私の紹介をしたり、私達の関係性を語ることがあるのだけれど、結構結構、彼は私のことを持ち上げて語ってくれるのですが、私は意外と意外とその話を鵜呑みにしないというか、恥ずかしさもあり、適当にあしらってしまうことが多いのですが、以前まわりの人に、『彼はアンタのこと尊敬してるんだねー』と言われて、『ああそうなのか、そうなんだな、ちゃんとヤシキのこと大切にしよう』と、その時は素直に思ったのでした。

劇団員てのは、大切だなぁと思います。
柿喰う客の関係性は、劇団としては、ちょっとまた特殊なのかもしれない、今後どうなっていくかもわからないけれども、中屋敷の作りたい新作本公演を今こうやって体現する私達がいることは、彼にとっても私達にとっても世界にとっても、なんだかとても尊いもののように、今は感じています。

どんどん変化していくのだろうけれど、無常なのだろうけれども、それで良いのだ。
それもまた良いのだ。

今は、今しかない。

怖いけれど、それが人生。

さあ、終演でございます。

ごゆっくりお楽しみ下さい。

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赤ちゃんみたいで可愛い時と、イラっとする時がありますが。笑
たまにイラっとするのはもう、付き合いの年月かと。
玉置に感じるものと同じ何かかもしれん。
人と深く関わり過ぎずに生きてる私なので、こうやって長く一緒にいられるんじゃないかと思うし、しかしそうやって執着しない私だけれども、やはり選んで一緒にいるんじゃないかとも思うな、ユリカさんとも、柿喰う客とも。
深谷さんは、しっかり物事を見つめてて、大切なものや優先順位がブレないので、凄いなぁと思います、羨ましいです。
そして、それは葉丸もだなぁ。
彼女達は、誰よりも自由だ、羨ましいっ。
柿喰う客メンバーは、誰よりも自由だ、本当羨ましいっ。笑
飲み会とかほとんど来ないしねー、好きなやつとしかつるまないしねー、絶対に無理はしないよね。笑
しかし女子は強いですよー、特に柿の女子は強いですよー。怖
私なんて、ブレブレやもんなーっ、あれれ一応、柿の女子のメンバーの一人であるはずなのですがー。。ん???

とにかく、ユリカさん、今回の役どころは、ユリカさんが普段はやらないような、ちゃんと女っぽい役のイメージが最初はあったのだけれど、結局は、パワフルで芯の強い女さも出ていて、ちゃんと自分のものにしているユリカさんが、とても素敵だと思います。
今回は兄妹だけれど、そういう近しい役どころだと、私への愛情が増すらしく、いつもより優しいのも、有難いことです。笑

役者・ユリカさんの魅力は、ぜひ、その目で、ナマの舞台でご覧くださいっ。

気まぐれなユリカさんが、大好きです、ふふ。

これからも、ユリカさんの役を私がやったり、私の役をユリカさんがやったりするんだろう(乱痴気とかでね笑)、お互いの違いを楽しんでいけたらなぁと思います、お客様にもっ

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2014年2月8日(土)から上演されている
劇団スタジオライフの舞台「少年十字軍」の
公開舞台稽古(ゲネプロ)が行われました。
 
本作は、直木賞作家・皆川博子さんの新作『少年十字軍』を原作として
スタジオライフの脚本・演出を手掛ける倉田淳さんが舞台化したもの。
13世紀のフランスで実際に起こった「少年十字軍」の物語をモチーフに
運命に翻弄される少年・少女たちの物語を描いた作品です。

公開に先立って舞台稽古(ゲネプロ)が公開されましたので、
動画でご覧ください。

※本作はFluctus[フルクトゥス]チームとNavis[ナーウィス]チームのダブルキャストです。
 動画はNavis[ナーウィス]チームのゲネプロを撮影したものです。

撮影&編集:エントレ


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さて、橋本淳氏です。
写真載せすぎ?笑
アツッシーは、何故か、いじりたくなる可愛さがありますよね。
真面目で、優しくて、デリケートだから、ですかね笑、意地悪したくなりますよね。
でも、そんな私も、劇団ではいじられキャラなので、私達はお互いに、臨機応変に、いじったり、いじられたりしております。笑
そして、彼と、トミーやんと、私は、飲みの常連メンバー
いつも大変お世話になってます!
『世迷言』では、ちょぴっと絡めてます、会話してます私達。笑
彼は、アクションしかけたことに対してノってくるのがうまいので、稽古の早い段階では特に、楽しかったなぁ。
本番では私、緊張しいなので、滅多には好き勝手に遊ばず、稽古で産み出されてきたものをベストな状態でお出ししたいと思っているのだけれども、稽古中は、自由気ままに、アツッシーと、いろいろトライしながら作れた気がします、セリフ合わせも、した気がします。笑
形ができてきてからは基本、私は正面を向いてしゃべってるので、あまり相手とコミュニケーションとるような芝居はしてないのだけれども、乱痴気公演で、深谷さんと大村くんが私達の役で遊んでくれたので、乱痴気後のステージからは、実はあるシーンで、それを踏襲しておりまして。
そのせいで私、1回噛みました、切腹っ
そんな遊びも、乱痴気終わってからは増えているので、まだまだ新鮮で、とても楽しいです。

そういえば乱痴気でも、アツッシーとはよくよく絡める役だったので、その美しさもおぞましさも、存分に堪能致しましたわ!笑

残り3ステージは、存分に本痴気を深めて参ります!
アツッシーの素敵な皇子っぷり、どうぞご堪能くださいね!!!!!

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2月15日(土)より、東京・下北沢駅前劇場にてMONO第41回公演『のぞき穴、哀愁』が開幕します。

作・演出は土田英生さん。

土田さんといえば、近年『二都物語』『ウェルズロード12番地』など劇団以外の舞台作品の作・演出を手掛けたり、日本テレビ系『斉藤さん2』の脚本を書かれたりと多方面で活躍されています。劇団公演を観たことがなくても"あっ、名前聞いたことある!"と思われた方もいるのでは?

さて、そんな土田さんがネット上に溢れる匿名の人々が発する無責任な声から着想を得たという新作は、のぞくことを仕事にする人々を描く、哀愁漂う密室劇。
表舞台に出られない、決して主役にはなれない、そんな人々のおかしくも切ない会話劇が期待できそうです。


客席から、のぞいて下さい、私たちを。

MONO41_image.jpg撮影:西山英和(PROPELLER.)


初日を目前に控えた某日、土田さんからげきぴあ宛にメッセージが到着しました!

☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

げきぴあ読者のみなさん、MONOの土田英生です。
まもなく公演がはじまる『のぞき穴、哀愁』について書かせてもらいます。
その前に、劇団の紹介を。
 

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