『嗚呼、このままじゃ刹那主義の名がすたる!』
震災の年に、
"何やら大きな力"に対峙する人々を、
笑いを交えて上演された作品。
新たな演劇四姉妹を迎え、強力な布陣で、堂々再演!!
2011年8月にアゴラ劇場で初演されたニッポンの河川『大きなものを破壊命令』が、今年3月、装いも新たに東京芸術劇場に初登場します。
「ピチチ5」 「ベッド&メイキングス」など、複数のユニットを立ち上げ、幅広い活動を展開している福原充則さんが脚本・演出を担当。
出演・音響・照明には、ナイロン100℃の看板女優・峯村リエさん、猫のホテルの佐藤真弓さん、振付師でもある中林舞さん、ニッポンの河川旗揚げ参加の光瀬指絵さんと、演劇ファンにはたまらない顔ぶれが揃いました。
初演から練り上げられ、どのように進化しているのか楽しみです。
さて、開幕を間近に控えた稽古場から、げきぴあではお馴染みの光瀬さんより最新ブログが到着しました。
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こんにちは。ニッポンの河川・構成員で雑用係の光瀬指絵です。
この度、3/1から芸劇で行われるニッポンの河川「大きなものを破壊命令」日誌を書かせて頂くことになりました。よろしくお願いいたします。
ニッポンの河川、とは。俳優が演技しながら舞台上で音響照明を操り一人10役程をシームレスに演じ分けるスタイルの劇団です。
照明はフットスイッチで。音響は手に持ったポータブルデッキと俳優の身体に装着したスピーカーで。
想像つかないですか?
どうぞ、東京芸術劇場に確認にいらして下さーい!
素敵な客演陣、峯村リエ、佐藤真弓、中林舞も音響照明しています。みんな白眼です。白眼部分は血走っています。瞳孔開きっぱなしです。
心よりお待ちしておりまーす!
写真は。テンパりを押し隠して空元気を絞り出している女優四人と、他人事の顔した演出家・福原充則。
あらすじ
熊谷の珍走団"ザ・ビートルズ"のリーダー・神林衛
15歳は、ラバウルで戦う北鎌倉出身の良家の四姉妹でもあるのだが、駅前公園での夏祭りの最中にジャングルの奥地で敵兵を撃ったことで、妹の全身を機械化されてしまうのであった。フィクションとはいえ、大変な出来事だと思います。 一方、例の首締めジャックは長女であるが、それは同じ役者が演じるだけで、同一人物であるという設定ではないし、それを言うなら長女はトムソーヤ塾の塾長でもあるのだが、そうしていろいろな役を演じ分けながら、タイトルにもあるように"大きなもの"を破壊する、または破壊された者の話が展開するのである。逆から書くと、るあでのるす開展。
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ニッポンの河川
大きなものを破壊命令
2014/3/1(土) ~ 2014/3/9(日)
東京芸術劇場 シアターイースト (東京都)
[劇作・脚本・演出]福原充則
[出演]峯村リエ / 佐藤真弓 / 中林舞 / 光瀬指絵
アフタートーク決定!
■第1弾 3/3(月)終演後 徳永京子×福原充則
■第2弾 3/5(水)20時の回終演後 久ヶ沢徹×福原充則
■第3弾 3/7(金)終演後 福原充則VS全キャスト(峯村リエ 佐藤真弓 中林舞 光瀬指絵)
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