2013年11月アーカイブ

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ABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースが音楽を手掛けたミュージカル『CHESS』
チェスの世界大会を題材に、東西の冷戦という背景を背負った登場人物たちのドラマを綴っていく物語ですが、その音楽性の高さでコンサートバージョンで上演されることも多い本作、日本でもコンサート版として2012年1月に初上陸しました。


この初演はコンサートと銘打つにはもったいないほどのキャストの熱演、そしてコンサート版ならではの音楽のビビッドさで大好評を博し、今冬、待望のセカンドバージョンの上演が決定。
メインキャストは安蘭けい石井一孝中川晃教という初演メンバーが続投、さらにアービター(審判)役としてマテ・カマラスが加わります。

そのキャスト陣に、この作品の魅力を伺うインタビューを連続掲載!
第一弾はマテ・カマラスが登場です。
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2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
そのアニバーサリーイヤーの記念すべき第1作であり、ホームグラウンドである宝塚大劇場の幕開けを飾る星組公演『眠らない男・ナポレオンー愛と栄光の涯にー』の制作発表会見が11月11日に行われました。
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物語はかの皇帝ナポレオン・ボナパルトの人生を、妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に描くもの。
脚本・演出は『エリザベート』『モーツァルト!』などを大ヒットさせた、日本ミュージカル界きっての鬼才・小池修一郎
さらに、こちらも日本では小池演出で大評判を呼んでいる『ロミオとジュリエット』を手掛けたジェラール・プレスギュルヴィックが、全曲の作曲を担当。

小池修一郎の書き下ろし新作であり、世界的な音楽家とのコラボレーションということで、まさに宝塚歌劇100周年の目玉となる超大作です。

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会見はまず、星組トップスター柚希礼音娘役トップ夢咲ねねを中心としたパフォーマンスからスタート。
プレスギュルヴィック氏による流麗な楽曲、そして豪華な衣裳に目を奪われます。
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『キャッツ』、愛され続けて30年!

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【チケットぴあニュース】

劇団四季が上演しているミュージカル『キャッツ』が11月11日、日本上演30周年を迎えた。日本で初めてロングラン公演を行うなど、日本演劇界に革新を起こし続けた奇跡のミュージカルは、現在は静岡市民文化会館 大ホールにて上演中。この日の時点で国内総公演回数8617回、総入場者数は約860万人を数える。 
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撮影:荒井健

作品は、都会のごみ捨て場に集う個性的な猫たちの姿を綴ったアンソロジー。個性的な猫たちの生き様と、猫を高い身体能力で演じきる俳優たちの演技、そして魅力的な音楽の数々は、老若男女問わずファンの心を掴んでいる。日本初演は1983年11月11日、東京・西新宿の黒いテント劇場。日本初の欧米型ロングラン公演を実現する一方で、「ぴあ」との提携でコンピューターによるオンライン・チケッティングシステムを構築。チケットビジネス界への影響も大きい。その後もコンスタントに日本各地で上演を重ね、これまでに9都市のべ20公演地で、各都市の記録を塗り替えるロングラン公演を行っている。 
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劇団四季『キャッツ』東京初演(1983年)のキャッツ・シアター 撮影:山之上雅信

30周年の記念日となったこの日は、この特別な日を祝おうと全国から集ったキャッツ・ファンの熱い視線が注がれる中、〈30周年記念特別カーテンコール〉が行われた。巨大スクリーンに歴代キャッツ・シアターが映し出されるなど、30年の歴史を振り返ったあと、マンカストラップ役の萩原隆匡が「これほどの公演を重ねることができましたのも、お客様お一人お一人が作品を愛し、育んでくださったからこそと、出演者、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも変わらぬご声援を賜りますようお願い申し上げます」と挨拶。舞台上には巨大な「30」のオブジェも登場、舞台上と客席が一体になり記念日を祝った。 

静岡公演は12月1日(日)まで。チケットは発売中。

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撮影:荒井健

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10月某日に行われた、劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)稽古の様子を紹介致します!
 
稽古場では第51回本公演「スキャンダラス列島」の稽古が急ピッチで進行中。
この日の稽古は、これまでに出来上がったダンス部分とアクション部分を演出でもある三宅さんに見せ、
チェックを受けるというところからスタート。

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振付されたばかりのシーンという事だが、ここがうまくいかなければ、NGになる可能性もあり、
今まで賑やかだった稽古場は一変して張り詰めた空気になり若手劇団員は緊張の面持ちに。
「OK!」という三宅さんの一声で稽古場全体がホッとしました。
その後、芝居部分の立ち稽古が始まり、SETの大きな見せ場の一つである三宅さん・小倉さんの二人の場面では、
見慣れている劇団員すらも思わず声をあげて笑ってしまうようなかけあいが次々と創り上げられていく。
若手たちもそれに負けじと、先輩方の胸を借りぶつかっていく。
親子ほどの年齢の差があるメンバー達が、一つの作品に向かい切磋琢磨する姿は、
沸き立つような笑いや、張り詰める緊張感が目まぐるしく交差していた。

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今回本公演は、脚本に金沢知樹氏を初めて起用し、座付き作家大沢直行氏とは違う作風で、劇団に新しい風を吹き込んでいる。
ストーリーを話してしまうと、ネタバレになってしまうという事で、
中々具体的に内容を話せないという所も「どんなスキャンダラスな内容なのか、見てみたい!!」と思わずにはいられない。
総勢50人以上のスタッフ、キャストが集結していることもあり、
大きな稽古場も狭く感じるほど。劇団員の皆さんの熱気溢れる稽古姿に圧倒されっぱなしの稽古場でした!

撮影:引地信彦

劇団スーパー・エキセントリック・シアター
「スキャンダラス列島」~what a wonderful world~
サンシャイン劇場にて2013/11/14(木) ~ 2013/12/1(日)まで上演。
一般発売中。


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2014年に25周年を迎える、渋谷の複合文化施設Bunkamura。
施設内の劇場、シアターコクーンでは、25周年記念公演の第1弾として、小説家・古川日出男の書き下ろし戯曲を、芸術監督・蜷川幸雄の演出で上演。
その注目作『冬眠する熊に添い寝してごらん』の製作発表会見が11月1日、都内にて行われました。
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●ストーリー●
これは、清濁の血を併せ持つ伝説の熊猟師と、熊、そして犬との聖なる戦いの物語。
熊猟師の子孫である川下兄弟の愛憎が100年の時を超えて絡み合う。
兄とじゃれあいながら、実に楽しそうに笑う弟、その名は川下多根彦。
ライフル競技でオリンピック代表に選ばれた兄、川下一を尊敬し、競技に熱中する兄の代わりにエリートとして育ち、家訓である[25歳で一子を設ける]を実践せんとしている。
兄弟が海をながめるその港は、かつて、越後から放たれる石油が積み出されていた――。
そして語られ始めるのは、100年前の〈欲望するエネルギー〉石油の物語。
祖先である〈伝説の熊猟師〉の自然に翻弄されながらも全てを司るような視点と、兄弟の視線が交差する。
絶対の信頼で結ばれていた兄弟の前に、ひとりの奇妙な女が現れる。多根彦の婚約者、女詩人のひばりである。
惹かれあう一とひばり。兄弟の絆が揺らぎ始める。
その揺らぎは時空を超え、日本の歴史の暗部に光をあてることに――。
北陸の吹雪のその先に見えてくるものは、兄弟の邂逅なのか。それとも――。(チラシより)

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KAAT神奈川芸術劇場にて上演中の人気韓国ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』

1888年、英ロンドンで娼婦だけを狙って発生した猟奇殺人鬼、
切り裂きジャック(=ジャック・ザ・リッパー)をモチーフとしたチェコ生まれのミュージカル。
韓国で2009年に初上演され、5年連続で上演されているこの大人気作は、
日本でも2012年9月に東京・青山劇場で上演され約4万人を動員し、今回が2度目の公演。
11月4日、初日公演に先駆け、同所にて公開舞台稽古が行われました。
今回は、ぴあのニュースや韓流ぴあで紹介しきれなかった劇中写真を公開!

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この日のダニエル役 Jun. K

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【ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」】
11/4(月・祝) ~ 11/30(土)
KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
キャストの詳細・出演日程は公式サイトまで。
チケット一般発売中。限定公演は特別価格にて実施中。


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2010年本屋大賞ベストテンにも選ばれた藤谷治の人気小説を原作に、クラシック音楽満載で綴る舞台『交響劇「船に乗れ!」』が12月に上演されます。
音楽高校を舞台に、若者たちの出会いや葛藤を描く青春ストーリー。
主人公のチェリスト・津島サトルは、山崎育三郎福井晶一という実力派スターが演じます。
高校時代のサトルに山崎が扮し、45歳のサトルを福井が演じその高校時代を回顧していく、という構造。
同じ役を演じるふたりの俳優が同時に舞台上に存在する、というその構造も面白いですが、
使用する楽曲はすべてクラシック音楽で、それに日本語を乗せて歌うという試みや、
実際に41名のオーケストラが舞台上に登場するなど、
様々な面で意欲的な作品になりそうなこの作品。

去る10月26日、都内でプレ・イベントが開催され、山崎、福井に加え共演する加藤雅美、演出の菅野こうめいが出席し、作品の魅力などを話しました。
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無実の罪で牢獄に入れられた男の復讐劇を描いた、アレクサンドル・デュマの名作『モンテ・クリスト伯』。これまでに幾度となく映像化、舞台化されてきた本作のミュージカル版が日本に初上陸する。『アリス・イン・ワンダーランド』のジャック・マーフィーが脚本・作詞を手掛け、『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』などで有名なフランク・ワイルドホーンが作曲した作品を、山田和也が演出。主演に石丸幹二を迎えて上演する。公演を前に、復讐に燃える男エドモン・ダンテスを演じる石丸が、作品にかける想いを語った。

日本初演となる今回、楽曲には、日本ならではのアレンジがワイルドホーンによって加えられている。『ジキル&ハイド』などの出演で、ワイルドホーンの曲を知る石丸は「日本キャストオリジナルのアレンジで、個性のある楽曲を手掛けてくださっています。メロディメーカーであるワイルドホーンの曲は、とても技術が必要とされるんです。その分、歌いきったときには心地よい充実感が味わえるので、しっかりと歌いこなせるように稽古していきたいと思います」と意欲を見せる。

石丸が演じるエドモン・ダンテスは、幸せの絶頂にあった最中、エドモンを憎む友人たちから罠にはめられ、無実の罪で投獄される。やがて脱獄に成功したエドモンは、モンテ・クリスト伯と名乗り、復讐を実行していく。「僕は40代後半なんですが、17~18歳の頃から演じるのが見せどころのひとつですね(笑)。原作は長大な物語ですが、このミュージカルでは、復讐と、婚約者であったメルセデスとの心のやり取りのふたつに焦点が当てられています。ドラマがしっかりとしているので、エドモンがモンテ・クリスト伯になってから、どんな想いで人と向き合っていくのかを観て頂ければと思います」。

また、ドラマ『半沢直樹』に出演した経験から、「ドラマでじっくりと復讐の仕方を盗みとってきましたので、活かしていきたいですね(笑)。復讐だけでなく、最後には人を許すことや思い遣る気持ちに気付いていく、人間の成長物語と捉えています。モンテ・クリスト伯の心の奥には、とても深い想いがあると思うので、そこを大事にしつつ演じたいと思います。罠にはめた3人の男性に対しては、クールにきっちり"倍返し"したいと思います(笑)」と、冗談交じりに語ってくれた。

ミュージカル『モンテ・クリスト伯』は12月7日(土)から29日(日) まで東京・日生劇場、2014年1月3日(金)から5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演するほか、愛知、福岡でも公演。チケットは発売中。

取材・文:黒石悦子

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歌舞伎俳優の尾上菊之助が座頭を勤める「松竹大歌舞伎」が11月1日、東京・日本青年館で初日の幕を開けた。

この巡業は、当初は坂東三津五郎と菊之助が中心となり公演を行う予定だったが、三津五郎はすい臓がんのため療養、舞台を降板している。

そこで配役を変更し、菊之助がもともとやる予定だった『野崎村』のお光と、『江島生島』の生島新五郎の二役を初役で演じる。
菊之助のほか、坂東彌十郎、坂東秀調、坂東巳之助、尾上右近ら華やかな顔ぶれが揃った。


初日の昼の部を終えた菊之助が会見に応じた。

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■新演出!『レ・ミゼラブル』2013■


4月のプレビュー公演から始まり、5~7月の東京・帝国劇場公演、8月の博多公演、9月の大阪公演、10月の名古屋公演と旅を続けていた2013年"新演出版"『レ・ミゼラブル』が、ホームグラウンドである帝国劇場に戻ってきました!
11月4日、東京凱旋公演が開幕。
初日のこの日は開演前に劇場ロビーにて、出演者である吉原光夫、笹本玲奈、里アンナ、田村良太、若井久美子、駒田一、森公美子、上原理生、加藤清史郎らによる「凱旋公演オープニングイベント」が開催されました。
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初日のお客さま以外にも、公式HPで募集された抽選に当選した30名のお客さまも見つめるこのイベント。
ロビー、こんな感じでお客さまが詰め掛けておりました。
1階だけでなく、2階にも!
そこから見えるんかいな、という場所にも!
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