2011年4月アーカイブ

【演劇ニュース】

SS501のキム・キュジョンが、6月11日(土)より京都・南座で上演される韓国『ミュージカル-宮』に主演する。

『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら...?」という斬新な設定で人気の、韓国の少女マンガを原作にした皇室ラブ・ストーリー。韓国で、2006 年にドラマ化され、世界23か国で放送されるなど大ヒットした。また2010年秋にはミュージカル化され、東方神起のユンホが主人公の皇太子・シン役を熱演し、韓国・日本を始めアジアで話題に。舞台では、伝統美を活かした豪華な衣裳と、コミカルなストーリー展開、ヒップ・ホップ・ダンスバトルなどが見所だ。

SS501のキム・キュジョンがシン役にキャスティングされた日本版は、演出・舞台デザインも一新されるという。出演にあたり、ユンホから電話でアドバイスをもらったというキム・キュジョンは「初めての挑戦なのでとても緊張しています。皇太子シン役は、僕自身の性格とは正反対ともいえるキャラクター。演じる際に悩むことがありますが、精一杯頑張ります」とコメントを寄せている。

日本版『ミュージカル-宮』は6月11日(土)から7月1日(金)まで京都・南座にて上演。チケットは、チケットぴあにて4月22日(金)11時まで先行抽選を受付中、4月25日(月)10時より一般発売が開始される。


『ミュージカル宮』写真左:キム・キュジョン (C)Creative Leaders Group Eight/Shochiku/IMX
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皇太子・シン役のキム・キュジョンや、2010年韓国公演(東方神起ユンホ)の画像をみる

どうも、制作部の宮本です!


昨日は初めての平日マチネ。
前日キャストのみなさんに
「明日は14時開演です」
と伝えたら
「あっぶね~」と。


...え?危ないってなにが?
いやいや、その認識がマジ危ないっすわ。
宮本の機転がなければ昨日の幕はあきませんでしたね。こりゃ。

そんなこんなの5回目も無事終了!
残すは後8ステージ!
突っ走ります!!!

写真は、早く終わったからって差し入れをむさぼる若手諸君。

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【演劇ニュース】

空飛ぶ絨毯にランプの精。夢に描いたおとぎ話を、新国立劇場のために舞踊芸術監督のデヴィッド・ビントレーが創りあげた『アラジン』が、ゴールデンウィークに再演される。主演のアラジンとプリンセスには、初演の幕を開けた山本隆之、本島美和。初演で初主役を射止めた八幡顕光、小野絢子。そして新キャストとして抜擢された、福岡雄大、さいとう美帆。3組の合同リハーサルを見学したが、全てのペアの舞台に足を運ばずにはいられないほど、異なる個性を放っていた。山本、本島ペアはベテランの持つ落ち着きと、誇り高い自信。八幡、小野ペアは、元気で笑顔の絶えない、最もキャラクターに近い組み合わせ。福岡、さいとうペアは穏やかで気品がある中、やんちゃな部分も併せ持っている。3組のキャストたちに、それぞれの役についてコメントを頂いた。

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【演劇ニュース】

中村獅童が4月19日都内にて、主演する舞台『淋しいのはお前だけじゃない』の製作発表会見を行った。会見には、中村をはじめ、長谷川京子、平岡祐太、草刈民代、大川良太郎ら出演陣のほか、原作者の市川森一、脚本の蓬莱竜太、演出のマキノノゾミが出席、それぞれ舞台に寄せる熱い思いを語った。

作品は、自身も多額の借金を抱えながら、取立て屋を稼業とする主人公と、借金まみれの大衆演劇一座が手を組んで借金返済に奔走する人情喜劇。市川森一が脚本を手がけた名作ドラマの舞台化で、原作ドラマでは主演の西田敏行をはじめ、木の実ナナ、梅沢富美男が出演した。

子どもの頃からドラマのファンだったという中村獅童は、「こんな時期に自分にできることは、舞台の上で精一杯演技をさせていただくことだけ」「芝居を見てよかったね、いろいろ気が滅入っていたけど少し元気になったね、と言っていただけるような、熱い、熱い芝居をお届けしたい」と挨拶。

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『風と共に去りぬ』会見こぼれ話

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●ヒラノの演劇徒然草●

ニュースも配信しましたが、昨日4月18日、舞台『風と共に去りぬ』の製作発表会見が行われました。
この作品は、帝国劇場が現在の建物になった1966年、その新装ほやほやの帝劇で6か月ものロングランを果たした作品で、製作・脚本・演出の菊田一夫が「この作品のために帝劇を作った」と豪語したほどの大作です。
この帝劇での初演が、世界で初の舞台化でした。

その後、帝劇ではミュージカル版も作られヒットしましたが、今回は初演同様、ストレートプレイとしての上演です。
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【演劇ニュース】

宝塚歌劇星組公演『ノバ・ボサ・ノバ』/『めぐり会いは再び』が4月15日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。本公演では97期初舞台生34名の初々しい口上に始まり、フィナーレのショーでは若さあふれる晴れやかなラインダンスも披露している。

第1幕の『ノバ・ボサ・ノバ』は、1971年の初演以来、たびたび再演を重ねてきたショーの傑作で、今回は12年ぶりの再演となる。本作は、ブラジルのリオのカーニバルを舞台に、奇妙な人間模様が展開するミュージカル・ショー。セリフはなく、ダンスと歌だけでドラマチックなシーンが綴られていく。

街がサンバのリズムに踊り狂う年に1度のカルナバル。義賊のソール(柚希礼音)と盗賊のオーロ(役替わりで上演)が同時にふたつの銀行で強盗騒ぎを起こす。夜のクラブへ入ったソールは、オーロが観光客エストレーラ(夢咲ねね)からネックレスを奪う場面を目撃し、オーロからネックレスを取り返すが、オーロの子分にふたたび奪われ......。ネックレスをめぐる、めくるめくシーンがサンバのリズムに乗せてテンポ良く、スピーディに繰り広げられる。激しく熱く濃厚な色とりどりのダンスの応酬に、観ている側も心躍る。

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【演劇ニュース】

米倉涼子が主演する舞台『風と共に去りぬ』の製作発表記者会見が4月18日、都内にて行われた。会見には米倉のほか、共演の寺脇康文、紫吹淳、岡田浩暉、高橋ひとみらが出席し、作品への思いを語った。

原作はビビアン・リーの主演映画としてよく知られる、マーガレット・ミッチェルの不朽の名作。南北戦争動乱期のアメリカ南部を舞台に、愛を求めて強く逞しく生きた女性・スカーレットの半生を描く。この小説が世界で初めて舞台化されたのが1966年帝国劇場でのこと。壮大なスケールで6か月にわたるロングランを果たすなど大反響となった作品が、帝国劇場開場100周年という節目の年に装いも新たに登場する。

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【演劇ニュース】

ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師~』の公開稽古が4月18日、都内で行われ、主演の市村正親と大竹しのぶ、演出家の宮本亜門が会見に応じた。本作は、2007年にスティーヴン・ソンドハイムのミュージカルを得意とする宮本が演出を手がけ、日本で26年ぶりに上演、翌年ジョニー・デップ主演で映画化もされた話題作だ。市村、大竹をはじめキムラ緑子、武田真治、ソニン、斉藤暁と、主要キャストに続投メンバーが多いことから、初日から数えて約1週間だというのに稽古場は早い仕上がりを見せていた。

今回披露されたのはオープニング・シーン。不穏な響きの伴奏を背にキャストが次々と現れ、クライマックスで市村と大竹が登場する。市村が扮するのは理髪師 "スウィーニー・トッド"。悪徳判事ターピン(安崎求)により妻が自害し、子を幽閉された彼は、ミセス・ラヴェット(大竹)が営むロンドン一まずいパイ屋の2階に理髪店を構え、カミソリを手に判事への復讐心に燃える。


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【演劇ニュース】

「しょうもない」けれどどこか憎めない人々を描いた小説や軽妙なコラム、さらには笑殺軍団リリパットアーミーなど舞台活動でも圧倒的な人気を集めていた作家・中島らも。2004年の急逝後も彼を愛してやまないファンは多いが、その中華芝居シリーズの中から今回ついに『桃天紅』が復活! しかも中島が彼のために書き下ろしたという山内圭哉が当時と同じく主演を務めるほか、演出も担当。関西出身の中島の盟友、松尾貴史や福田転球らも出演する演劇ファンにはたまらない舞台となっている。初日の幕が開いた4月15日、東京・本多劇場には大勢の観客が詰めかけていた。

舞台は中国の奥地。賞金稼ぎの流爾丹(山内)は、祖父の爺爺(福田)を連れて幻の薬「桃天紅」を探す旅を続けていた。ある日、爾丹は金持ちの娘・周仙々(黒川芽以)を山賊(コング桑田、松村武、中山祐一朗)から助けたことで、その父親・周薛崑(川下大洋)から意外な事実を明かされる。いわく「この家には蛇の呪いがかかっており、仙々も段々ウロコが生えて蛇になってきている」と。それを止めるためにも"桃天紅"を取って来てほしいと頼まれた爾丹は、途中で出会った僧・抜天坊(兼崎健太郎)と連れ立ち、秘薬を守る桃仙(松尾)が待つ山奥へと向かう。それを聞いた呪いの主・白蛇妃(椿鬼奴)と山賊たちも爾丹を追うが...。

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【演劇ニュース】

劇団☆新感線プロデュース『港町純情オセロ』が4月15日、大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!で開幕した。本作は、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『オセロー』を原作に、舞台を戦前の関西らしき場所にある港町に置き換えて構成。脚本を手がける青木豪とは2008年の『IZO』以来、2度目のタッグとなる。

1930年、場所は戦前の関西のどこか、ヤクザたちが集う港町。病院の箱入り娘・モナ(石原さとみ)と結婚し、幸せな日々を送る藺牟田(いむた)組の組長・藺牟田オセロ(橋本じゅん)。そんな中、次期若頭候補でナンバー2の伊東郷、通称ミミナシ(田中哲司)が、次期若頭は汐見(伊礼彼方)だという言葉に驚愕し、オセロをおとしめる陰謀を企てていく...。

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