2011年4月アーカイブ

第4回:ツクルオリジナル

クロムモリブデン
「裸の女を持つ男」
開幕まであと9日!

てなわけで、
昨日からクロムはシアタートラムのスタジオでの稽古が始まりました。

舞台セットを本番さながらに立て込んでの稽古。
ああ、いよいよ公演近いんだなあという気になって来ました。

しかし、
実を言うとここ一週間私ほとんどセリフをしゃべってません。

え?
稽古で出番がない?

いえいえ、みっちりやってます。
毎日ボロぞうさんです。
なんならみんなほとんどしゃべってません。

え?
まさかの無言劇?

いえいえ、みんな沢山しゃべります。しゃべり過ぎます。

ははーん。
まさか稽古やってない?

やってますやってます!
この時期稽古ないってどんな大胆スケジュールや!

では一体...?

げきぴあをご覧のみなさん、はじめまして!
演劇集団円制作部の宮本です!

さて、演劇集団円は今月15日(金)からステージ円で『カシオペアの丘で』を上演します。
原作をご存知の方もいらっしゃるとことでしょう。
そう、あの重松清さんのベストセラーを原作としております!

仲良し4人組が丘に登り、その丘を「カシオペアの丘」と名付ける。
さらにそこに遊園地を作ろうと約束。
時は流れて30年後、それぞれの想いを胸に大人になった彼らが再び丘へ...

かなり簡略化しましたが、こんなお話です。
再開と贖罪のストーリーです。

初日まで残すところ一週間とわずか。
頑張ります!


ウラ話は今度ゆっくり...


           撮影:宮内勝
en01.jpg


チケット情報はコチラ
詳細情報は円公式HPへ

第3回:おいしいクロムモリブデンの作り方

私、カミングアウトします。
前回のブログラストで「いよいよ核心に迫る!」なんて書いてましたが、
ノープランでした。
全くの。

核心ってなによ。

今、パソコンの前で無になってる自分がいます。

あ。
核心じゃなくて、核なら語れるよ。

クロムの核はなんと言っても作・演出の青木秀樹(47)でしょう。
青木の作品世界を表現する集団がクロムモリブデンですから。

クロムの特徴でひとつ挙げられるのは、
新作の脚本完成がに早いこと。
1ヶ月前や本番直前、はたまたどこまでも直前に脚本完成することも少なくない小劇場界で
いつも公演の3ヶ月~2ヶ月半には完成台本が配布されます。
それが22年。
旗揚げから22年間、3~2ヶ月半には完成してるんです。
22年再演なしの新作のみでそれをやってます。
そんな劇団、ちょっとないんじゃない?

第2回:裸の女は誰なのか。裸の女を持つ男は誰なのか。

こんにちは。
春らしくなって来ましたね。
森下亮です。

さて、第2回にしてもう公演初日まであと11日!
もう作品も完成近いのでなんだって話せます。

今回の作品、
「裸の女を持つ男」はどんな内容かと言いますと...

あ、皆さん今回の公演のチラシはどこかで見てもらったことはありますか?

だいぶインパクト強めの...
ちょっと電車の中などで見るのは人目はばかる...

これです。

crome01.jpg

だいぶインパクト強めでしょう?
ちょっと電車の中などで見るのは人目はばかるでしょう?

【演劇ニュース】

井ノ原快彦、TEAM NACSの音尾琢真、芦名星、作・演出の上田誠が4月4日、上演中の舞台『芝浦ブラウザー』の会見を東京グローブ座にて行った。

舞台は再開発中の芝浦。不動産会社の社員ふたり(井ノ原&音尾)が、高層ビルの狭間に住む芦名扮する"管理人さん"らの生活を覗き見るという変わった設定だ。ステージにはドールハウスよろしく、住まいの断面を見せるセットが組まれており、井ノ原によるとバラエティ番組でモニタリングするように「(私と音尾さんは)ひとつの物件を見ながらずっと解説していく」場面が多く、共演者と目と目を合わせたコミュニケーションが少なくて大変なのだとか。その状態で芝居をし続けると「気が抜けていくだけ」と漏らす音尾は「芦名さんとね、なかなか出会わないですからね!」と、共演者の芦名と接する機会がほとんどないことを強調する。芦名は芦名で生活を延々見せる役回りで「(セリフも)何気ない会話が多いじゃないですか。喜怒哀楽が日常生活のレベルなので、本当に一瞬気を抜くと芝居が進んでいる」と、演技の難しさを痛感している様子だった。

また先日、井ノ原がジャニーズ事務所の全タレント参加による東日本大震災支援プロジェクト「Marching J」の募金活動に参加したこともあり、震災復興支援についても話題が及んだ。「劇場のほうでも募金を募っておりますので、来ていただいた際にはご協力いただけたら。この募金だけではなくて、(支援は)少なくてもいいから長く続けること。そして忘れないことが大事」とコメントした。

作・演出の上田が「ホームドラマにはならないように、物件そのものの面白さを芝居としてどういう風にやるかということに腐心した」と語る『芝浦ブラウザー』。東京公演は4月19日(火)まで同劇場にて。4月22日(金)から24(日)までは大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。チケットはいずれも発売中。

    舞台『芝浦ブラウザー』 撮影:阿部章仁
pb_20110405_shibaura1.jpg


会見の画像をみる

【演劇ニュース】

寺島しのぶ、麻実れい、小泉今日子、渡辺えりら実力派女優7人による舞台『トップ・ガールズ』が、4月1日に東京・シアターコクーンにて開幕した。英国の女流劇作家キャリル・チャーチルが1982年に描いた本作は、キャリア・ウーマンの昇進パーティに歴史上の女性がお祝いに駆け付け、女の人生について語り倒すという仰天のシーンから始まる。アクの強い女性たちに人気女優たちがそれぞれ扮し、演出の鈴木裕美も楽しんで手がけた様子が、ステージからありありと伝わってきた。

人材派遣会社で女性専務に就任したマーリーン(寺島)の祝賀パーティに集まった錚々たる面々。ヴィクトリア朝時代の旅行家イザベラ・バード(麻実)。天皇の側室で後に尼となり日本中を旅した鎌倉時代の二条(小泉)。主婦を引き連れ悪魔と戦い、ブリューゲルの絵のモチーフとなったフリート(渡辺)。女でありながらローマ法王の座についたとされるヨハンナ(神野三鈴)。チョーサーやボッカチオにより物語に記された、夫に従順なグリゼルダ(鈴木杏)。彼女たちは、「人生終わったと思った時のこと」「好きな男の話」「女の成功と幸せについて」「子供ができちゃった時の話」と、下ネタも交えた女の"ぶっちゃけ話" に興じている。女性の生き方に物申したい面々のトークはとどまるところを知らないが、やがてフリートの見た地獄の話を機に場面が転換。昇進パーティでホステス役を務めていたマーリーンに焦点を絞り、彼女の仕事、プライベートを掘り下げていく。

【演劇ニュース 番外編】

宝塚歌劇団を退団後2年目に突入する瀬奈じゅんのソロコンサート『ALiveII』が、4月1日、東京・赤坂ACTシアターにて開幕した。

月組トップスターとして人気を博し、2009年に宝塚を退団した瀬奈。その後『エリザベート』『アンナ・カレーニナ』と立て続けに大作ミュージカルのタイトルロールを務めるなど、着実にキャリアを積んでいるまさに旬な女優だ。これらミュージカルでは、華やかさと説得力ある演技で女優として大輪の花を咲かせつつある彼女だが、このコンサート『ALiveII』では、彼女のもうひとつの魅力、ショー・スターの顔が堪能できる内容になっている。

瀬奈は冒頭からジャズのスタンダード・ナンバーで踊りまくり、宝塚時代の名曲、さらには『ジキル&ハイド』や『ルドルフ』など人気のミュージカル・ナンバーを歌い継ぐ。男役のようなスーツ姿から、大きくスリットが入ったセクシーなドレス姿も見せ、まさに七変化の魅力だ。一方で、阪神大震災を経験したという彼女は「壮絶な現場、リアルな不安を目の当たりにして、この舞台の上から皆様に夢や希望をお届けするなんて綺麗事のように感じた」と複雑な気持ちも。だが「今、こういう時だからこそ、私たちが出来ることをしなければいけない、という想いで、スタッフ・キャスト全員がひとつになりました。一人一人の想いが劇場に集中しました。そのパワー、それを少しでもお届けできることが出来たら、それが願いです」と話す。昨年のコンサート『ALive』の時に書き下ろされた「ALive」など、特にメッセージ色の強いナンバーを大切に歌う姿が印象的だった。

公演は同所にて4月5日(火)まで。また4月9日(土)・10日(日)にはNHK大阪ホールでも開催される。コンサートでは売り上げを全額寄付するチャリティーTシャツも販売する。

           瀬奈じゅんソロコンサート『ALiveII』
pj_20110404_sena.jpg

瀬奈じゅんのほかの画像をみる

第1回:カウントダウンは始まっている。

皆さんこんにちは。
クロムモリブデンの森下亮と申します。
今日からげきぴあでブログを書かせてもらうことになりました。
書きたい欲は常に高いので、こういった機会はうってつけ!
しばらくお付き合いくださいませ。

クロムモリブデンは1989年に主宰青木秀樹を中心に
大阪で旗揚げして、2006年に東京に本拠地を移し...

ん?

え?

公演の12日前にゆっくり語ってる場合でもないだろう?

えーーーーーーーー

クロムモリブデンのモリは森下のモリではないとか

14年前、僕のクロム初舞台では観客が「早く終われ!」と舞台上にゴミを投げたくらいの
衝撃的舞台だったとか語りたかったのにー

そうなんですよ。

クロムモリブデン最新作
「裸の女を持つ男」

まもなくなんです。

16日から三軒茶屋のシアタートラムで。

シアタートラム、東京来てからずっとやりたかった劇場です。
あと、ウチから近いです。

クロムモリブデン プロフィール

| トラックバック(0)

【クロムモリブデンとは・・・】
1989年大阪芸術大学映像学科卒業の脚本・演出を務める青木秀樹を中心に大阪で旗揚げ。
2006年東京に本拠地を移動。
ブラックなテイストとどこまでも笑い飛ばすポップな演出で中毒性の高い舞台を繰り広げる。

【最新公演情報】
「進化とみなしていいでしょう」

劇作・脚本・演出:青木秀樹
出演:森下亮 金沢涼恵 奥田ワレタ
    久保貫太郎 渡邉とかげ 幸田尚子
    小林義典 武子太郎 花戸祐介

    佐藤みゆき(こゆび侍)
    手塚けだま(ラズカルズ)
    ゆにば

日時:7月28日(土)~8月14日(火)
会場:赤坂RED/THEATER
公演詳細ページ

クロムモリブデン公式サイト

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ