舞台のウラ話の最近のブログ記事

福島県・いわき市の公演をレポート!

10月13日、1週間にわたる東北応援無料ツアーもついに最終日! 一行は宮城県を後にし、すっかり乗り慣れた(!?)バスで福島県に入ります。目的地はいわき市の小名浜市民会館。小名浜港にも近いこの地域も震災の被害は大きく、道路が歪んだままのところも多く見受けられて、車で走っていても違和感を覚えるほどでした。

002_350.bmpしかし、会場は歴史ある風情の市民会館! 演劇を上演するには、昨日の談話室より設備が充実しています!(談話室を批判しているわけではありませんので、誤解のありませんように......。) 楽屋は畳敷きで、同じく昨日の南三陸のホテルを思い出しつつも、一行はすっかり熟練さながら準備を進めます。

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宮城県・南三陸町の公演をレポート!

10月12日、東北応援無料ツアー6日目! 昨夜、というか今日の未明に会場の「南三陸ホテル観洋」に到着した一行は、束の間の休息をとって、朝早くから舞台の準備にかかります。というのも、今日の会場は、なんと談話室「竜宮」! 夜はクラブラウンジとして営業しているスペースなのです。劇場やホールではない空間で上演するのはキャラメルボックス初! ということで、舞台装置はもちろん、音響や照明のオペレーションは、なんとバーカウンターの中! 前代未聞の状況下で、俳優たちも今までの立ち位置などを変えなければならず、演出も兼任する大内くんを中心に細かい確認が進められていきます。

minamisanriku007_350.jpg南三陸町はご存知のとおり、先の震災で壊滅的な被害を受けました......。海辺に位置するこのホテルも周りの道路が全て壊れて一時は孤立状態になるなど、大きな被害がありましたが、スタッフの献身的な努力と全国各地からの大きな支援によって、営業を再開されました。今でもボランティアの方の宿泊を受け入れている中、東北応援の宿泊プランでやってきている観光客の方も多く見受けられました。建物の外は広大な海が広がり、ホテルが少しずつ元気になっているのがわかるのか、カモメも集まってきて至近距離で観察することができます。ホテルや談話室の外にもおなじみの『賢治島探検記』の幟(のぼり)が並び、温井さんが大漁旗のように振っています(笑)。

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先発ピッチャー・ブルーマン

ホールトン(ソ)、ダルビッシュ有(日)、田中将大(楽)ともに18勝(10/12時点)で最多勝に注目が集まるパリーグ。実はブルーマンのプロ野球のマウンドに立ったことがあります。
2008年5月5日のこどもの日。神宮球場でのヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツの好カードの始球式に、彼らは登場。もちろん、普通に振りかぶって一球。。。なんてことはせず、神聖なプロのマウンドで、ブルーマンオリジナルパチンコを使って、キャッチャー・ツバクロウ目がけて、渾身の一球。スピードガンで計測不能の大暴投。

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とにかくバッターボックスに巨人の選手がいなくて良かった。
彼らのヤンチャもあと半年。
今後も、この場を借りて、少しずつ振り返えらせてください。


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『中野ブロンディーズ』東京公演終了!次は神戸! 

6日(木)からサンシャイン劇場で初日を迎えた『中野ブロンディーズ』も10日に無事東京公演終了となりました(早い・・・)。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
ご覧になったお客様からは「笑えた!」「泣けた!!」「感動した!!!」などなど、ありがたいお言葉をいただいております。
見逃したお客様、評判を聞いて観たいなーと思ったお客様、まだ間に合いますよ!
19日から兵庫の新神戸オリエンタル劇場にて上演します。

ところで新神戸オリエンタル劇場で観劇予定の皆様にお願いがあります。
チアリーディングのシーンですが、観ている方々も一緒に盛り上げていただきたいっ!
本当のチアリーディングの大会のように、「がんばれー」とか、名前(役名でお願いします!)とか、舞台の上に声援を送ってもOKなのですよ。
そして、チアコール!公式HPにも公開しておりますが、ブロンディーズと一緒にコールをしてほしいっ!
観ている皆さんが、劇中のチア大会を観に来ているお客様としてこの作品に出演しているのです。
東京公演では後半、お客様の声が聞こえるようになり、キャストのみんなも本当に喜んでいました。

宮城県・仙台市の公演をレポート!

10月10日、世間は三連休の最終日! 東北応援無料ツアーは4日目に入ります! 今日の会場は仙台市青葉区、尚絅(しょうけい)学院高等学校の礼拝堂です。広瀬川の清流が間近に流れ、美しい山々を眺めることのできる恵まれた場所に立っているこの学校には中学校も併設され、創立119年を誇る由緒正しき学校です。校長先生のご挨拶によると、キリスト教に基づいた人間教育を実践しているということで、礼拝堂もパイプオルガンを有し、歴史と伝統を感じさせるとても立派な作りになっています。

sendai003_350.jpgsendai013_350.jpg写真では原田樹里さんがポーズをとってくれていますが、今回はこの学校の演劇部の顧問の先生にご尽力いただき、演劇部の卒業生や現役の生徒の皆さんの全面協力!で、着々と準備が進められます。劇中で使用するハンドベルも旅公演で疲れがたまってきたのでしょうか、音色の響きが変わってきてしまったので、製作総指揮の加藤さんが手配して、ここ仙台で新品が投入されました!

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宮城県・気仙沼市の公演をレポート!

10月9日、東北応援無料ツアー3日目! 岩手県を後に、今日は宮城県・気仙沼市へ。宿泊先からのバスでの移動中、陸前高田に近づくに連れて震災の被害の痕が未だに歴然と車窓に広がります。ニュースの映像などで状況を伺い知っていた一行も、実際に目の当たりにすると声ひとつ出せず、車内は沈黙に包まれました。あの突然の天災から半年以上が経過しているのに......、途中に立ち寄った川の駅(パーキングエリア)や行き違う車も被災者やボランティアの方の移動が多く見受けられました。

会場の気仙沼市はまなすホールは気仙沼市役所の本吉総合支所に隣接した図書館や美術館、イベント広場などが集積した"はまなす文化タウン"の中にあります。日曜日ということもあって、朝から図書館にやってくる地元の方々が通るロビーにはボランティア受付、そして、ホールの裏の芝生にはボランティアの方が寝泊まりしている数々のテント......今でも誰かのために頑張っている人達が沢山いる、そんな中をキャラメルボックスのメンバーも演劇の力を信じて、早速、準備開始です。

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岩手県・田野畑村の公演をレポート!

10月8日、東北応援無料ツアー2日目! 今日は岩手県の沿岸北部、田野畑村・アズビィホールです。宿泊先からは早朝6時に出発。衣装の洗濯も一苦労で、乾き切らないものがバスの車中に干されています。

000_350.jpgアズビィホールに無事に到着した一行は早速、準備に取りかかりました。今回のツアーはいわゆる休演日というものがないので、到着→準備・仕込み・リハーサル→本番→撤収・片付けを毎日繰り返していくのですから、これはだいぶハード!いや、間近で見ているとそんな一言では表せません......本当に......。それも俳優全員と限られたスタッフで行わなければならなくて、俳優たちも全員で機材や荷物の積み下ろしを行い、舞台部、衣装部、照明部、音響部に分かれてテキパキと働いています。俳優たちはそれに加えて、当たり前ですが芝居を演じきるのですから、ものすごいパワーが必要なのは言うまでもありません。

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岩手県花巻市の公演をレポート!

2日間の大阪"壮行会"を経て、演劇集団キャラメルボックスの『賢治島探検記』東北応援無料ツアーがついに初日! 10月7日、宮沢賢治のふるさと、岩手県は花巻市交流会館で開幕しました。

前の日の夜にはなんと大雨警報が発令! 大荒れだったお天気も、朝にはすっかり回復し、次第に快晴となりました。この日、地元の新聞で紹介されたこともあってか、会場には問い合わせの電話が相次ぐ中、一行は昨日に引き続き、会場で準備を進めます。写真でもおわかりのように、場内は既設の舞台も客席も傾斜もないので、いざリハーサルを始めてみると前方のお客様が後方の方の視界を妨げてしまうことが発覚!すぐに前方を座布団に変更して(どこから調達してきたんだ?)、とどこおりなくセッティングが完了しました。

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『中野ブロンディーズ』絶賛上演中! 

10月6日(木)にサンシャイン劇場にて初日を迎えた『中野ブロンディーズ』。
2008年3月に初演、同年12月に再演されたこの作品が、3年の時を経て復活いたしました!
今回は主演にAKB48の増田有華、共演には姉妹グループ、SDN48の浦野一美、梅田 悠、
SKE48の原 望奈美を迎えました。また、9nineの西脇彩華や、舞台を始め、映画やドラマなどでも活躍している中島愛子、たくませいこなどバラエティ豊かな女優が揃いました!

「オタク少女達のチアリーディングミュージカル!!」と銘打っているとおり、この舞台の見所はなんと言っても本格的なチアリーディング!
ほとんどのキャストがチア初挑戦ですが、チアっこさん(チア経験者の助っ人さん)たちの力も借りて、本格的なチアリーディングを実演いたします。
約一ヶ月の稽古で完成したチアは、ひょんなことから出会った、人とかかわることが苦手なオタク少女達が、チアリーディングの大会に出場するまでを描いたこの舞台のストーリーとも重なり感動的です。

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さよならは言いません。
というか言えません。

ブルーマングループ東京公演は、9/27(火)に2012年3月31日を千秋楽とすることを決定しました。
2007年12月以来、何かと日本を騒がせ続けながらの4年に渡るロングランを完走することになるわけです。

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お客様もショウの構成員であるブルーマングループだからこそ、そのお知らせもショウの中で、劇場に足を運んでくれたお客様の前でしましょう。となったはいいが、さて、しゃべらないブルーマンがどうやってこの大事なお知らせをしたらいいか。辿りついた結論は、ショウの大詰め、ブルーマン、ミュージシャン、クルーがお客様に最後のご挨拶をするバウの際、「千秋楽決定」を告知する垂れ幕がバサリ。シンプルな演出でお客様へそのお知らせをしたわけです。
しかし、当日はこのお知らせを取材しようとたくさんの記者さんにご来場いただき、その瞬間をカメラで狙っていただきましたが、垂れ幕が巨大過ぎて、劇場最後方から撮影をしなければフレームに入らず、撮影したカットは、おかげでブルーマンがこんなに小さい。これじゃ、何の千秋楽決定かわからない。

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