ミュージカル「シークレット・ガーデン」石丸幹二、花總まり
石丸幹二、花總まり、石井一孝らが出演するミュージカル「シークレット・ガーデン」の歌唱披露会見が行われた。
本作は1991年にブロードウェイで開幕。同年のトニー賞ではメアリーを演じたデイジー・イーガンが11歳で助演女優賞を受賞したほか、脚本賞、装置賞を受賞した。
ミュージカル版では特に、原作では描き切れていない、子供を取り巻く大人たちにも焦点を当てて、それぞれの物語を描き出す。
妻を亡くして日々を空しく生きる男・アーチボルド役は石丸幹二。亡き妻リリー役は花總まり。物語の主軸を担うメアリー役は「アニー」「ライオンキング」などでも活躍する池田葵と上垣ひなたがWキャストで演じる。
本作の歌唱披露会見が行われ、劇中の7曲が披露された。
動画は4曲を抜粋したもの。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
■『不徳の伴侶 infelicity』特別連載 vol.1■
『王家の紋章』といった大型ミュージカルからストレートプレイ、ショー、コンサートなど幅広いジャンルで活躍する作・演出家 荻田浩一が、十数年あたためてきたという新作『朗読(クローゼット)ミュージカル 不徳の伴侶 infelicity』が、5月末から上演されます。
作品は、16世紀に実在したスコットランドの女王メアリー・スチュアートと、彼女の3度目の配偶者であるボスウェル伯ジェームズ・ヘップバーンを軸に、陰謀渦巻く時代の愛を描いた物語。
メアリー・スチュアートは生後6日でスコットランドの王位を継承、その後フランスの王妃となり、再婚を繰り返したのち故国を追われ、最後には血縁であるエリザベス一世により処刑されますが...。
キャストは実力派揃いの6名。
スコットランド女王メアリー・スチュアートに、元宝塚トップ娘役の彩乃かなみ。
スコットランド貴族、ボスウェル伯ジェームズ・ヘップバーンに、ミュージカル界きっての美声の持ち主・藤岡正明。
ほか、若き新星・百名ヒロキに、
名ダンサーである舘形比呂一と吉本真悟が加わり、
さらにメアリーの生涯のライバルであるイングランド女王エリザベス一世を、シルビア・グラブが演じます。
稽古がはじまる4月末の某日、彩乃かなみさん、藤岡正明さん、百名ヒロキさんにお話を伺ってきました!
◆ 彩乃かなみ×藤岡正明×百名ヒロキ INTERVIEW ◆
● 作・演出の荻田浩一さんについて
―― 今作は、荻田浩一さんの自主企画公演とのことです。荻田さんが「一緒にやりたい」と思った方に声をかけたのかな...と想像していますが、皆さん、荻田さんから直接出演オファーがあったのでしょうか?
彩乃「事務所経由でお話がきて、直接荻田先生とお話をしたわけではないのですが「メアリー・スチュアートは絶対にみほこ(彩乃)にやってほしい」と仰っていただいたようで...」
▽ 彩乃かなみ
―― 3・4年前から「彩乃さんに」と仰っていたそうですよ。
彩乃「えー、嬉しい! でも、最近まで『マディソン郡の橋』で荻田先生とご一緒していたのに、先生の口からは直接聞いていないんですよ(笑)」
藤岡「僕も、荻田さんとはよく飲みにいく仲なので、直接連絡をくれればいいのに。そういうところはちゃんとしているんですよね(笑)。ちゃんと、事務所経由でお話が来ました。"ちゃんと" なのか、もしかしたらそういうところは小心者なのかも、「いえいえ、僕なんか...」ってよく仰ってる(笑)。そんな、愛すべき荻田さんが「藤岡とやりたい」と言ってくださったので、僕もぜひやりたいと思いました。僕、コンサートなどで荻田さんの演出を経験してはいますが、稽古場からお芝居をガッツリ作っていく時間はまだ経験していないんです。よい意味で、ケンカをしていきたいですね」
―― 百名さんは、荻田さんとは初めてですね。
百名「初めてです。以前、僕が出演していた舞台を観劇してくださったことがあったのですが、その時すでにこのお話が決まっていたのに、荻田さんは面会を遠慮してご挨拶が出来ず...」
藤岡「一緒にやるんだから、会えばいいのに、ねぇ?」
彩乃「ちょっと、シャイなんですよね」
百名「その後、『マタ・ハリ』にいらしていただいたときには、ちゃんとご挨拶できました(笑)。皆さんが「荻ちゃん」と呼んでいらっしゃるのがわかるなぁという雰囲気の方で...。フレンドリーな方なんだろうな、と楽しみにしています」
■Coloring Musical『Indigo Tomato』特別特集 vol.3■
小林香が手掛けるオリジナルミュージカル『Indigo Tomato』。
映像記憶能力や芸術的な能力が非常に優れている「サヴァン症候群」の青年とその家族が織りなす物語を、たった5人のキャストで描き出す新作ミュージカルです。
5月某日、その稽古場を取材してきました。
前後編でレポートをお届けします!
この日は冒頭から最後まで止めずにやる、「通し稽古」の日。
平間壮一さんが演じる主人公のタカシは、数学や暗記に特殊な能力を持つサヴァン症候群の青年。彼の頭の中を表すような楽曲は、円周率や素数といった数字の羅列だったり、とっても変わった歌詞なのですが、音がとってもキラキラしていて美しい!
音楽を担当するのは堀倉彰さん。
作・演出の小林さんとは、昨年の『I LOVE A PIANO』に続いてのタッグですね。
それでもって、平間さんの演技も素晴らしいです。
障害を持つ青年を演じるということは、役者にとって、非常に難しく、気も遣うことだと思いますが、とても真摯に役と向き合っているのが伝わってきます。
また、喋り方も当然、普段とはまったく違うものなのですが、その喋り方から歌に変わっていくところも違和感がない。
何よりも、暗記や計算能力に秀でる能力を持つタカシです。
...平間さん、円周率を一体何桁まで覚えたんだろう!? という凄いシーンもあります!
2018年9月下旬開幕の白井晃演出による舞台『華氏451度』のキャストが発表された。
本作品の原作は、アメリカの作家レイ・ブラッドベリによって 1953 年に書かれた SF 小説。題名は(本の素材である)紙が燃え始める温度を意味している。
主役のモンターグには映画・ドラマに幅広く活躍し、本格的な舞台公演は3年振りとなる吉沢悠、主人公の妻と、物語のキーパーソンとなる少女クラリスという対照的なニ役を兼ねるのは、パリを拠点に日仏で活躍する美波。また、モンターグを追い詰める上司役には、数々の舞台・映画で演じる個性的な役で作品に深みを与える吹越満が務める。加えて確かな演技で白井からの信頼が厚い堀部圭亮、粟野史浩が脇を固めるほか、近年着実に実力をつけて活躍する土井ケイトが初めて白井作品に登場。
本の所持や読書が禁じられた架空の社会を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代社会を鋭く風刺したディストピア小説の名作は、トリュフォー監督によって映画化されたことでも有名で、また、上演台本を担当する長塚圭史が長年舞台化を望んでいた作品であり、今回KAAT芸術監督・白井晃とのタッグにより日本初の舞台化が実現。
【あらすじ】
徹底した思想管理体制のもと、書物を読むことが禁じられ、情報は全てテレビやラジオによる画像や音声などの感覚的なものばかりで溢れている近未来。そこでは本の所持が禁止されており、発見された場合はただちに「ファイアマン」と呼ばれる機関が出動して焼却し、所有者は逮捕されることになっていた。そのファイアマンの一人であるモンターグは、当初は模範的な隊員だったが、ある日という女性と知り合い、彼女との交友を通じて、それまでの自分の所業に疑問を感じ始める。モンターグは仕事の現場から隠れて持ち出した数々の本を読み始め、社会への疑問が高まっていく。そして、彼は追われる身となっていく・・・。
【公演概要】
◆公演名:KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『華氏 451 度』
◆原作:レイ・ブラッドベリ ◆演出:白井晃 ◆上演台本:長塚圭史
◆出演:吉沢悠 美波 吹越満 堀部圭亮 粟野史浩 土井ケイト
◆公演日程:KAAT神奈川芸術劇場公演:2018 年 9 月下旬~10 月
穂の国とよはし芸術劇場公演:10 月 / 兵庫県立芸術文化センター公演:11 月
2004年女優の深井順子により設立し、作・演出・音楽の糸井幸之介が生み出す唯一無二の「妙―ジカル」を上演する「FUKAIPRODUCE羽衣」
妖艶かつ混沌とした詩的作品世界、韻を踏んだ歌詩と耳に残るメロディで高い評価を得るオリジナル楽曲、圧倒的熱量を持って放射される演者のパフォーマンスが特徴の、FUKAIPRODUCE羽衣の最新公演は、深井順子40歳記念 第23回公演「春母夏母秋母冬母」。
5月24日に初日を控えた本公演の稽古場の様子が、作家部・平井寛人さんより届きました。
***
こんにちはこんばんは。僕はFUKAIPRODUCE羽衣(の作家部)の平井寛人と申します。舞台を書いたり演出したりを主にしています。でも羽衣の作品に大きく創作面で携わっているかというとそうでもなく、頭があまり良くないので演出助手のような事も出来る訳なく、ただ観測者のような立ち位置で、たまに出来る事には力を尽くしつつ、入って2年弱も経ちますが、何はともあれ羽衣の奇怪な立ち位置にいます。僕は、一緒に誰かと歩いていると、少し立つ側を変えただけなのに見失われたり、自動ドアがひどい時間差を置かないと開かなかったりします。そうした、稽古場に紛れ込んだ妖精のような、こっそりとした視点で今作の稽古場を見ていきたく思います。羽衣を盗み見るような視点での、稽古日誌です。
――
春盛りの日。色味でいえばピンクも赤ばみ、桜も散って、外は快適というにはいやな汗玉を肌にまみらせつつあるところ。一方、某所ではFUKAIPRODUCE羽衣次回公演『春母夏母秋母冬母』の稽古が熟されていっている。セリフの交わらば風が吹き、その都度じんわりと沁みる温もりだけ残る。感情の揺れ動きが役者がた2人によって精査されていっている。作家であり演出家の糸井さんが舵を切れば、その方向にと帆は張られ諸処構われる。セリフが芽吹けば舞台は動き、未知のシーンが見えてきて、みに来ている身には楽しい。
台本会議が途中挟まれる。シーンは全体の3分の1ばかり書き出されており、そこから繋がる『春母夏母秋母冬母』のドラマを、その場の関係者総員で重厚なものにしていこうと言葉が投げかけられる。創作の場で導き出された言葉が糸井さんに飲み込まれたようで、「では4月中にここまで仕上げてきます」と宣言がなされる。言葉は色とりどりに作品のイメージを鮮烈にした。役者がたにもその場の誰にも落とし込まれたような色合いは、タイトルにたがわない美麗さで、作品を詭弁なく形成するのを疑わせなかった。
詭弁なく作品が形成されるのは大変ではあるけれど重大にも思えるもので、それが順調に達成されそうと思える色めく創作の場は、一個人として爽快だった。
カラフルな現場だった。稽古の最初には体幹トレーニングが取り入れられ、僕はそのタイムを計測してアナウンスする役割でもあったので集中して喋りはしないのだけど、それなりに酷なトレーニングをさぼることも無いのに、役者がたは話し続けるのをやめなかった。多彩な話題が出て、それが色んな実を結んだかとハッとする間に次の話題に移ったりした。ただ賑やかに場が明度を増すこともあった。この人間味は、表現するものの資格であるとさえ思った。どの瞬間にも、稽古場は、きちんとカラフルな色合いを保っている。
端的にそうしたカラフルな作品になると思った。森下さん、深井さん両人の、人間味がまま染みたような。
そうしたことが良い悪いではないけれど、そうした作品に向かっていると感じた。そこに裏切りはないままに。カラフルなのにはカラフルな作品になると思った。その色味は詭弁ない全関係者の人柄の色ままに。そうした作品にはきっとなっていくだろうと春盛りの日に感じた。
次の稽古場ではどう変化しているか、また記したい。
どうぞ皆々様、お体ご自愛下さい。
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FUKAIPRODUCE羽衣 深井順子40歳記念 第23回公演 「春母夏母秋母冬母」は、5月24日~5月28日まで、吉祥寺シアターにて。チケットは現在発売中。
NHKの朝ドラで愛嬌あるオバちゃんを演じたかと思えば、情報番組で舌鋒鋭くも温かいコメントを繰り出し、新橋演舞場などの大劇場で看板を張ったかと思えば、下北沢の小劇場で劇団公演を打つ。歌手としてコンサートを開いたかと思えば、歌舞伎の新作公演の作・演出を務める...。
様々なジャンルを軽やかに行き来しマルチな活躍を見せる渡辺えり。
彼女が80年代から作・演出を務め、小劇場界を牽引してきたオフィス3○○が、(前身の劇団3○○から数え)創立40周年を迎えます。
記念公演となる『肉の海』は、昨年、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した純文学の新鋭・上田岳弘の最新作『塔と重力』が原作。
『塔と重力』は阪神大震災を経験し、倒潰したホテルから生還したものの恋人の "美希子" を亡くした男性が主人公。20年後、美希子の記憶を抱いたまま生きる主人公が、Facebook上で再会した友人から「あること」を持ちかけられるが...という物語。
コミュニケーションツールが発達し、複雑になっていく時代をどう生きるのかというテーマを浮かび上がらせる作品ですが、今回渡辺えりは、この作品だけでなく、上田岳弘の全作品を読み解き、オリジナルの世界を構築するとのこと。
オフィシャルサイトには<渡辺と原作者の世界観がぶつかって起きる、爆発的なクライマックスは見逃せないものとなるだろう>という一文もあり、一体どんな作品世界が展開されるのか、予想もつきません...!
キャストも、40周年の記念公演に相応しく、豪華な顔ぶれが集結しました。
ベテランの三田和代、ベンガル、尾美としのり、久世星佳、
喜劇性豊かな青木さやか、大地洋輔(ダイノジ)、
小劇場で大活躍の土屋佑壱、藤田紀子、原扶貴子、宮下今日子の面々。
そして歌唱力抜群の土居裕子、ディズニ-・アニメーション映画『モアナと伝説の海』の日本版でヒロイン・モアナ役の吹き替えを務めた屋比久知奈(これが初舞台!)。
さらに、おふぃす3○○の元メンバー樋口浩二、友寄有司ら、そしてもちろん渡辺えりも出演。
過去の劇中歌も生バンドで演奏されるという、40周年を飾る集大成な超音楽劇。
作品について、渡辺えりに加え、三田和代、土居裕子、屋比久知奈という、渡辺作品に初参加する3人の女優にお話を伺ってきました。
取材日は、皆さんが初めて顔を合わせた稽古初日、稽古後のタイミング。
世代を超えた女優たちの、そして "超音楽劇" に相応しく声の美しい女優たちのクロストークです!
渡辺えり&三田和代&土居裕子&屋比久知奈 INTERVIEW
没後33年経った今なおその作品が読み継がれる、昭和を代表する女流作家・有吉佐和子。1963年に発表された『仮縫』は、きらびやかなファッションの世界で生きる女の静かな対決を綴った名作だ。
1969年には内藤洋子、岸惠子らの出演で『華麗なる闘い』というタイトルで映画化され「絢爛豪華な女性大作」として好評を博した本作が、檀れい、高橋惠子、古谷一行、山本陽子、葛山信吾らの出演で上演される。
エントレでは本作の5月8日公演を収録。動画はこちらを抜粋したもの。【動画1分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
劇団☆新感線「メタルマクベス」製作発表 橋本さとし・濱田めぐみ
7月23日から上演される劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス」の製作発表が行われ、作の宮藤官九郎、演出のいのうえひでのり、橋本さとし・濱田めぐみ、尾上松也・大原櫻子、浦井健治・長澤まさみが登壇し、意気込みを語った。
「メタルマクベス」は、宮藤官九郎が脚本を担当し、2006年に劇団☆新感線が上演した作品。シェイクスピアの「マクベス」の世界観はそのままに、2206年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換えるという大胆なアレンジによって創り上げられた。
今回は、客席が360度回転する特殊な劇場「IHIステージアラウンド東京」で劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス」が上演される。
7月21日からは橋本さとし・濱田めぐみの主演によるdisc1。
9月15日からは尾上松也・大原櫻子の主演によるdisc2。
そして、11月9日からは浦井健治・長澤まさみの主演によるdisc3が上演される。
本作の製作発表が行われ、作の宮藤官九郎、演出のいのうえひでのり、出演の橋本さとし・濱田めぐみ、尾上松也・大原櫻子、浦井健治・長澤まさみが登壇した。
動画はスペシャルライブの後に行われたトーク部分を収録・抜粋したもの。【動画9分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
5月12日、シアターオーブにてミュージカル『ジャージー・ボーイズ』イン コンサートが開幕しました!
2016年に日本初演され、その年の演劇賞を総なめした大ヒットミュージカル。
9月には2年ぶりの待望の再演が控える中、ひと足先に"世界初のコンサートバージョン"として開催されたこのコンサート。
2016年版のキャストと2018年版のキャスト、新旧キャストが一堂に会する貴重なコンサートでもあります。
たった2日間のコンサートですが、12日の昼公演には開幕を祝して特別舞台挨拶が行われました。
速報でお届けします!
フランキー・ヴァリ役
中川晃教
「日本のフランキー・ヴァリ」と紹介された中川さんです。
「日本のフランキー・ヴァリ。気恥ずかしいですね(笑)。2年前、この役を手中におさめるために、多くの方のお力をかりました。このフランキーの声は僕の声とちょっと違います。自分の声ではない、自分にない声を発見する、それがこのジャージー・ボーイズの僕のはじまりとなりました。
そして9月の再演に向けて、2年間自分が挑戦してきたことが試されようとします。
そのちょっと前に、今日、『ジャージー・ボーイズ』の魅力をお届けできるコンサートを開くことができて本当に嬉しく思っています。また、『ジャージー・ボーイズ』を知ってる方も知らない方も、ミュージカルが好きな方も、ミュージカルがちょっとわからないなという方にも、音楽を通して、夢や希望、元気をお届けできる作品に携わることができて心から嬉しく思っています。
どうぞみなさん、応援よろしくお願いいたします!」
公益財団法人東松山文化まちづくり公社主催の『東松山戯曲賞』公募発表会が、4月26日、埼玉・箭弓稲荷神社にて行われました。
この戯曲賞のコンセプトは「〜平成家族物語〜舞台芸術によるまちづくり」で、東松山市やその周辺の街を舞台に、来年で終わる"平成"という今の時代を生きてきた家族の姿を通して、来るべき新たな時代を考えていこうという企画です。
プロジェクト第一弾は、この先、急速な高齢化が進むことが予測されていることから「大都市周辺の街」「家族」「希望」という3つのテーマを掲げ戯曲を募集。優秀作には50万円の賞金と、3年かけて朗読劇、演劇、音楽劇として上演されます。
選定委員には、舞台芸術普及活動を幅広く展開されている岩崎正裕さん、劇作家・演出家・俳優の岩松了さん、KAKUTA主宰の桑原裕子さん、ミナモザで劇作・演出を務める瀬戸山美咲さん、そして同プロジェクトのコーディネーターとして参加する彩の国さいたま芸術劇場・事業部長の渡辺弘さんの5名が務めます。
第一弾の選定作品は、瀬戸山さんを演出に迎え、平成31年3月に朗読劇として上演されることが決定しました。
発表会では、東松山市長・森田光一氏、東松山市教育長・中村幸一氏が挨拶を行い、主催する同公社理事長の石田義明氏が企画趣旨を説明。また、発表会に参加した瀬戸山さん、渡辺さんは次のようにコメントしました。