こんばんは、窮鼠猫を噛む演出家、谷賢一です。
こんなね、「こんばんは!」なんて、ポップに御挨拶することも憚られるくらい、
酔っております。荒れております。考え続けております。
だって、あと数日で小屋入りですもの!
今日は、12時からワークショップを行い、
そうして一時半から通し稽古を行い、
さらには四時から五時までダメ出しを行い、
その後四時間返し稽古を行い、
更にその後紅一点・佐藤みゆき嬢と近所の居酒屋で延長戦をやりながら、
あーでもないこーでもない、
明日はこうやってみよう、こんなこともできるかもね、
いやお前はここがよくない、でもごめんここはよかった、
と、やたら複雑な話をしておりました。
こんにちは、『ヌード・マウス』作・演出の谷賢一です。
今晩も酔っ払っています。毎日飲んでいます。早く死にたいです。
さて今日も、俳優イジメのような早朝通しを行った後(前回記事参照)、
返し稽古をたっぷりやって、その後、三時間に渡るスタッフミーティングを行いました。
しんどかったです。雪も降ってたし。
雪が降ったらあらゆる社会活動は停止していいと思います。
みんなそう思ってるでしょ?
いや実際そんなこと言って現場に来ないスタッフ/俳優がいたら、
こっぴどく口汚く罵り倒しますが。
スタッフミーティング。
僕はこの時間が大好きです。
「舞台は一人の力では作れない」
「みんなで作るもの」
そんなもの綺麗事だよ!
大抵は演出家が全部決めちゃうんだよ!
自分で決める覚悟がないやつは、演出家やめちまえ!
ニューヨークで最もメジャーな一般紙、ニューヨーク・タイムズに良い劇評が出たことで、幸先のよいワールドツアーのスタートを切った「THE BEE」。
来週はいよいよロンドン(1月24日~2月11日)での上演。その後、香港(2月17日~19日)公演を経て、2月24日より東京公演が開幕します!
東京公演まで待ち遠しいですが、そのNYタイムズ紙の劇評をご紹介いたします。
≪The New York Times ・・・THE BEE≫
暴力、醜くも人を耽溺させるもの(Violence, Addicting Yet Ugly)
2012年1月10日 Jason Zinoman
こんにちは、ヌード・マウス、稽古もあと3日を残すばかり、
というところの、板橋区在住の劇作家・演出家、谷賢一です。
最近のお気に入りのモビルスーツはバイアランです。
今日は午後イチで通し稽古をしてからひたすら返し、
という、なかなかハードな一日でした。
何がハードかと言えば、そりゃ俳優です。
もちろんアップはするにしても、朝イチで通しなわけです。
いろんな人が「マチネは怖い」と言って、マチネの日には念入りにアップをしたり、
あるいはワンシーン返し稽古をしてから本番に臨んだりしますが、
今日の僕はへらへらと開始時刻ジャストに稽古場に現れ、
「最高のものを見せてくれ! よーい、はい!」
とキューを送ったら、あとは二時間、見てるだけでした。
(実際には地下鉄の乗り換えの際、さまよえるイタリア人に道案内なぞしていたら一本乗り逃し、
到着が大幅に遅れた、というのが真相ですよ!)
こんにちは、ハトとサムライを愛する愛妻家、谷賢一です。
今日は出演者陣の髪を切ったり整えたり、というイベントがありました。
髪型!
恐ろしい話です。
今回、メイク・ヘアメイクを担当してくれている大宝さんが仕上げてくれたのですが、
やはり細かい話になるわけです。
前髪はどれくらい残す、襟足はどうする、整髪料はどうする、イメージはどうする、
これくらい攻めていいか、ここは残した方がいいか、役をどう見せたいのか。
普段は心底、男の髪型なんか心底どうでもいいと思って生きている僕なので、
「はぁ、へぇ、そうですね、ちょっとサディスティックな感じに」
「ふむ、なるほど、でもですね、もうちょっとワイルドかつ無頼漢な感じで」
「長い」
「短い」
「ちょうどいい」
などとわかるようなわからないような言葉をかけながら、
出演者たちの髪が切られていく様を、眺めております。