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みなさん、はじめまして。
演劇集団円演出部の森新太郎です。

...せっかくなんで『ガリレイの生涯』のお話を少ししますか。

この作品は1人の科学者の生き方が書かれていて、ガリレイの飽くなき探究心と、そのときの社会状況や国家権力、民衆の力などに揺さぶられてしまう姿に焦点があてられています。
3・11の後、科学と社会のあり方を今一度見つめ直さなくてはいけない時期であると思い、この作品を選びました。
みなさんご存知の通り、ガリレオ・ガリレイは中世ヨーロッパに実在した科学者で、宗教裁判において自説(地動説)の撤回にまで追い込まれた人物です。
しかし、ブレヒトの描くガリレイは、教科書で教えられる「科学の受難者」的なヒーロー像とはまるで違います。
正直、あまり身近にはいてほしくないような人物かもしれません。とにかく"欲望"の塊です。困った人です。
しかし、彼の探究心もそこから湧いてくるのです。
人間的と言えばあまりに人間的な人物として描かれており、そんな彼の"苦悩"と"屈服"は我々にも身につまされるものがあります。

さてさて、今作は劇中で約30年の時間が経過します。
ともなれば登場人物の数も多いわけで...
なんと80近くの人物が登場します!
それを演じ分けるのは円が誇る21名のキャスト!!
うちの役者はみんな芝居が「上品に収まりたくない、まずは体を動かしたい」って感じで良くも悪くも野生的です。
でもそれが「円」の特徴の一つじゃないかと思ってるんですけどね。
『コレが円だ』と言える作品になると思うので、7月はシアタートラムへ是非お運びください!

これから稽古場の様子や今回の見所、私の"苦悩"とほんの少しの"屈服"(?)をお送りできればいいなと思ってます。

ではまた。

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劇団青年座 vol.10  from 伊藤大

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昨日、6月24日『THAT FACE~その顔』が千穐楽を迎えました。
3月から稽古をスタートしたお芝居が無事幕を下ろしました。
とても感慨深いものがあります。

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前回は劇場のお話をしました。今回は劇場の板の上に乗ったお芝居がお客様にどの様に命を与えられるかについてお話したいと思います。
よく芝居はナマモノなどと言われます。行き当たりばったりみたいで良いイメージではありませんね。でも僕が思うに芝居はお客様の前でもっと繊細に大胆に変貌するものです。
我々が稽古の過程でやっていることはあいまいな瞬間を残さないようにすることが目標です。ですからキャストもスタッフもお互いの約束に乗っ取ったことをきちんとやっています。ところが初日、まずお客様が入る事で舞台の上の空気も一変します。
繊細に仕事をしていればしているほど、皆敏感にその空気に反応するのです。
そうして芝居が一皮剥けます。これが大胆に変貌する一歩になります。それを日ごと繰り返すうちに芝居がまるで生き物のように成長していきます。その最後の日が千穐楽になるのです。

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おはようございます!
ブログリレーのやつですね。
及川さんからのバトンで、お題としてはアンカーですね。
小林顕作でございます。

表現さわやかを、別のユニット名にするならば、

「腹筋ローラー部」

如何ですか?
腹筋ローラーというのは文字通り、腹筋を鍛えるローラーのことで、めいけんさんが稽古場に持ってきていたので、やってみたところ楽しくてはまってしまい、2人で腹筋ローラー部を名乗っています。 でも別に腹筋が割りたいわけでも、痩せたいわけでもなく、腹筋をつけておくと、腰に良いから、という理由だけでやっているわけです。

もう一つ浮かびました。

「ゴチンナリマース」
これは、岩本くんや真弓さんがぼくにたかろうとするときに使う掛け声です。 調子に乗ると、ゴチンナリメ〜スに、なります。

「表現さわやか」を、どうぞよろしくお願いします!

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【演劇集団円 森新太郎 】

1976年、東京都生まれ。福島大学在学中より演劇活動を始める。
2000年、円演劇研究所に入所。02年、演劇集団円演出部に入団。以降、本公演の演出助手として、橋爪功、岸田今日子、金田明夫などの俳優から信頼を得る。
同年10月にマーティン・マクドナー作『ロンサム・ウェスト』で本公演デビュー。
07年、仲谷昇・岸田今日子追悼公演『天使都市』(松田正隆作)、08年、『田中さんの青空』(土屋理敬作)、『孤独から一番遠い場所』(鄭義信作)、09年、『コネマラの骸骨』(マーティン・マクドナー作)を演出。
『ゴドーを待ちながら』(新国立劇場主催)、『夏の夜の夢』(水戸芸術館主催)など外部での活動も多い。ほかに自らが主宰するモナカ興業で、全公演の演出を手掛ける。

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~受賞歴~
平成20年度千田是也賞(毎日芸術賞演劇部門寄託)
平成21年度文化庁芸術祭優秀賞

演劇集団円 公式サイト


【公演情報】
「ガリレイの生涯」
作:ベルトルト・ブレヒト 訳:千田是也
演出:森新太郎

出演: 野村昇史/柏木隆太/高林由紀子/大谷朗/小川隆市/中平良夫/山崎健二    
    廣田行生/伊藤昌一/青山伊津美/福井裕子/石田登星/田原正治/吉見一豊
    石井英明/高橋理恵子/佐藤芳江/石原由宇/乙倉 遥/戎哲史/ハゼヤマ俊介

日時:7月6日(金)~15日(日)
会場:シアタートラム


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劇団チャリT企画 楢原拓 vol.10

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「12人のそりゃ恐ろしい日本人」いよいよ9日前!
チャリT企画・楢原です。

 一昨日6/17はラストOFF。
 大学時代の語学クラスの同窓生の結婚披露宴に参列してきました。
 写真は新郎新婦を囲んで、同窓生達との一枚(私は前列右端です)。

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大学時代に私が所属していた早稲田の劇研(演劇研究会)というところは、よく「授業に出られない。留年・中退あたりまえ」みたいに言われていて、まあ、実際そういう人も多くいましたが、しかしそんなものは本人次第で、ちゃっかりものの私なんかはさりげなーく稽古や作業を抜けて、単位落とさない程度ではありましたが、授業にはそこそこ顔出すようにしてました。
(着替えてるような時間もなかったので、よく汚っなーいジャージ姿で教室に現れて、奇異な目で見られてましたけど・・・・・・笑)

おかげで一年時は全単位取得という劇研的には大変な快挙を成し遂げることができましたv

劇団青年座 vol.09  from 伊藤大

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こんにちは。
青年座の伊藤大です。
14日に幕を開けた『THAT FACE~その顔』も早いもので中日を迎えようとしています。

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撮影=飯田研紀

現在上演中の劇場、「青年座劇場」の魅力について続きの話です。

お客様と舞台上の空気感の共有度。
近すぎず、遠すぎず。
俳優の一挙手一投足が起こす風がお客様の皮膚感覚に届きます。

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こんにちは!ライオン・パーマの石毛セブンです。今回ご縁があって表現・さわやかさんに参加させて頂くことになりました!

すげー!
ライオンパーマとは違うコントの作り方に勉強になるやら落ち込むやらてんてこ舞いです。
はい、えーと何だっけ。
表現さわやかの名前を考えるでしたか。
...Googleの音声入力で、「表現さわやか」と言ったら色々ボケかましてくれましたよ。
「狂言さわやか!」
なんか違う団体になりそうですね。
「今日現地さわやか!」
...どこか高原にでも出掛けたくなるような名前ですな。
うーむ、稽古場の雰囲気で決めました。
「中年・さわやか」
いいんじゃないでしょうか。

お次はセクシーなヴァンパイアの及川さんですよー!

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初めまして!今回「表現・さわやか」でお世話になります。ぽんずです。もちろん芸名です。
変な芸名ですが、一応役者です。芸人ではありません。

美少年オンザランでさわやかに出会い、毎年公演を楽しみにしてたらひょんな事から参加させて頂ける事に!

え?嘘...嘘やろ...え?マジ?うわー!やったー!てへぺろ!

てへぺろなんて言うてる場合ちゃうー!

今回はヴァンパイア物って事で噛んだり噛まれたりして毎日稽古してます。僕は甘噛み派。もう来週には劇場入りですね。

えらいこっちゃ!

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感謝感激観劇感謝!
森下亮です。

去る6月10日「進化とみなしていいでしょう」チケットが発売されたのですが、
発売初日にチケットぴあの公演初日分が完売したそうです。

ああありがとうございますありがとうございます!!

皆さんのご期待ビシビシ感じます。
ご期待超えます!!
めちゃ励みになります。

あ、初日のチケットはクロムからの購入分はまだありますので是非。
お席も選べます♪
他の日も良い席お早目に!です!

ところで皆さんこちらはご覧になりましたか?

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今回クロム初参加の佐藤みゆき、手塚けだま、ゆにばによるチケット発売ムービーです。
こちらからどうぞ。
いつもとちょっと趣向違います。

劇団青年座 vol.08  from 伊藤大

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いよいよ本日、青年座『THAT FACE~その顔』が初日を迎えます。

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撮影=飯田研紀

今回は「青年座劇場」についてお話します。

僕が思う青年座劇場の魅力は、
一年中、誰かがそこで演劇の活動をしている事。
その「血」と「汗」、「光」と「影」が
劇場の空気を作ってくれている事です。

機構は確かに古いですが、
どんな劇場にも真似できないものが刻まれています。

そんな劇場「青年座劇場」にて19:30より開演します。
ぜひ一度足をお運びください。
また次回も魅力についてお話したいと思います。

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