2014年10月アーカイブ
台風19号の接近による新幹線ダイヤの乱れを避け、ONEOR8の劇団員たちは10月13日(月)当初の予定よりも早めに豊橋入りしました。
開館時間前の到着ということもあり劇場周辺の喫茶店でモーニングを堪能したようです。
道具類を積んだトラックは予定通りに到着し、仕込は問題なく始まりました。
しかし、夜には東海地方も暴風圏に入るということで、JR在来線が20時には全面運休予定、さらには少し早めに在来線が止まり始めたため、劇場も早めに閉館することに。
そのため、この日の作業は19時頃終了。
翌日には、台風はすっかり通過し、特に問題もなく作業が粛々と続けられました。
ONEOR8として初めての地方公演と言うことでしたが、仕込スケジュールにも多少余裕を設けていたため、台風の影響はあったものの、順調にリハーサル、ゲネプロが行われ、10月17日(木)19時「世界は嘘で出来ている」の初日の幕が開けました。
(舞台写真撮影:新村猛)
田村孝裕さんの作・演出作品は、昨年のアートスペースこけら落とし公演として上演した「父よ!」で観劇体験の可能性はあるものの、ほとんどの方はONEOR8の公演を見るのは始めてだったと思います。
アートスペースという小劇場空間での上演は、俳優と観客の距離も近く、舞台上のエネルギーと、さりげなくもリアリティのあるセットや小道具など、観客の目は舞台上で繰り広げられる世界に釘付けになっていました。
2013年、小竹向原にて産声をあげた「姐さん女房の裏切り」。
息の長い活動そして作品をと、土田英生さんと始めた演劇製作事業は2014年に入って五大都市ツアーに進むことができました。
ひとえに土田さん、MONOさんのお力のたまものと、ありがたい気持ちでいっぱいなのです。
で、まずは夏の名残の風が吹く金沢での公演。
緑の芝生が広がる美しい広場を前にした、レンガ作りの建物。
小川のせせらぎもあり、まああ美しい。
市民のための芸術村。
金沢って美しい。
夜は、お酒。おいしい魚。昭和っぽい繁華街がありますよ〜の声に、みんなでスナックに。
二人芝居なので、土田さんと少人数精鋭スタッフのみなさんと夜をすごして、金沢のみなさんのサポートもあって、無事に楽しく金沢閉幕となったのでした。
げきぴあブログをご覧のみなさま、こんにちは&こんばんは。
FUKAIPRODUCE羽衣です。
出演者File第10弾は、福原冠さんにメンバーの澤田慎司をご紹介いただきます。
昨夏に上演いたしました「Still on a roll」での、双子の兄弟コンビです。
本作では、二人バラバラですが、二人共に素敵な見せ場がありますので、ぜひご期待ください。
そして、澤田はFUKAIPRODUCE羽衣ではTシャツのデザインも手がけております。
今回、かなり気合の入った力作になっておりますので、ぜひぜひ物販コーナーでお手にとってご覧ください!
「よるべナイター」のチケットは絶賛発売中です!
16年ぶりにこの秋再演される岩松了の代表作「水の戯れ」。
仕立て屋を営む男とその兄、二人の間で揺れ動くヒロイン――大人の恋愛を描くラブストーリーだ。
セットが仮組された稽古場で、細かいディティールを繰り返す、岩松特有の「千本ノック」式稽古が行われている。
そんな稽古が「楽しい」と語る、主演の春樹を演じる光石研。
亡き弟の妻だった女性・明子に対する恋心を抱えて、思いを押し出せない男の切なさを的確に表現。
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「柿喰う客」
2014/10/17(金)~26(日)
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
[原案・原作]シェイクスピア
[演出・脚色]中屋敷法仁
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