げきぴあブログをご覧のみなさま、こんにちは＆こんばんは。
FUKAIPRODUCE羽衣です。
出演者File第15弾、最後は、FUKAIPRODUCE羽衣の主宰深井順子を森下亮さんがご紹介くださります。
深井は今回、糸井と共に演出にも取り組んでおります。
古田敦也さんを野球指導にもお迎えして、彼女の思いが詰まった作品となりました。
「よるべナイター」は2ver上演いたします。
作品の内容はほぼ、変わりません。一部分のみ演出が変わります。
10月30日（木）19:00【スタメン】
10月31日（金）14:00【代打】／19:00【代打】
11月1日（土）14:00【スタメン】／19:00【スタメン】
11月2日（日）14:00【代打】
上演時間は2時間弱を予定しております。
皆さまのご来場を一同心よりお待ちしております。
※30日（木）の前売り券は予定枚数に達しております。当日券は各回必ず販売いたします。31日以降の回は、ぴあで直前販売しております。
げきぴあブログご覧の皆さんこんにちは。
クロムモリブデンの森下亮です。
羽衣には昨年夏の「Still on a roll」に続いて2回目の出演になります。
今回は僕からFUKAIPRODUCE羽衣の主宰、深井順子さんを紹介します。
深井順子がプロデュースするからFUKAIPRODUCE。
そう、羽衣とはこの人のことです。
もちろん作・演出・音楽を担当する糸井さんの世界が羽衣なわけですが、
その世界を具現化する第一人者が深井順子なのです。
深井順子という人間がいるから、
羽衣という場所にみんなが集まって来るのです。
僕の深井順子という人の印象は「生まれたて」です。
この人はあまりにも真っ直ぐです。
そして清々しいほどに正直。
稽古場で他の役者が見せる芝居に
誰よりも早く反応して、そう思った瞬間「素敵！」「せつない！」「やだ！」などの言葉が出て来ます。
たまにうるさいよと思うくらいに（笑）。
彼女の感情が動いた瞬間を見るのがとても面白いです。
そのエネルギーの出方が、まるで子どもみたいなんです。
劇団を始めて10年。
彼女ももう結構な大人です（笑）。
僕は彼女と同い歳なんですが、大人になってこんなに屈託なく自分の気持ちを表せる人を知りません。
そんな彼女を見てると本当に気持ち良いのです。
一緒に作品を作るのが楽しくて仕方ありません。
昨年夏の羽衣の公演「Still on a roll」に出演した時、
僕は彼女と兄妹役でした。
彼女が演じる妹の年齢設定は4歳。
この4歳の役があまりにも似合うのです。
元気に走り回ってたかと思うと疲れて寝ちゃう。
正直にもほどがある生き物。
兄の役をしながら、「なんでこんなに4歳なんだ」と驚き続けていました。
と、ここまで書くと彼女は直球しか投げられないピッチャーに感じるかもしれません。
子どもみたいだなんて言いましたが、
実は彼女は常に人が気付かない細かいところを見ています。
それも見ようという意識なく、彼女の目には入っていってる気がします。
特に人から滲み出る「寂しさ」を敏感に感じ取ります。
その寂しさを受け取り、また彼女の子どものような感情が爆発します。
そう、これこそがFUKAIPRODUCE羽衣かもしれません。
糸井さんの書く世界の寂しさがより抽出され、
且つそれがとびきりのエンターテイメントになる。
他のどこでも観られないと思います。
投げるのはやっぱり直球しかないかもしれません。
でもそれは、変化球も投げられるけど、直球で勝負したくなるんだと思います。
深井順子の、FUKAIPRODUCE羽衣の、豪速球。
あなたも是非受け取って下さい。
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青山演劇フェスティバル SPECIAL
FUKAIPRODUCE羽衣10周年特別公演「よるべナイター」
公演日程：2014/10/30(木) ～ 2014/11/2(日)
会場：青山円形劇場
［プロデュース・演出］深井順子 ［作・音楽・共同演出］糸井幸之介
［出演］深井順子 日髙啓介 鯉和鮎美 高橋義和 澤田慎司 新部聖子 岡本陽介（以上、FUKAIPRODUCE羽衣）
/ 伊藤昌子 西田夏奈子 キムユス（散歩道楽） 中林舞 福原冠（範宙遊泳）
/ 橋本淳 髙山のえみ 森下亮（クロムモリブデン）
公式サイトはこちら
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