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新鋭・熊林弘高が挑む、衝撃の家庭劇

2010年、若き才能ある演出家が、ある作品を契機として、一気にメジャーシーンへと躍り出た。tpt「おそるべき親たち」を演出した熊林弘高。この作品以前の演出キャリアは、わずか5作品。その彼が、実力派のキャストを堂々率いて放ったこのコクトー作品は、この年の文化庁芸術祭賞演劇部門の大賞に輝く成果を生み、また、演出家自身も、毎日芸術賞千田是也賞に選ばれるという、まさに各方面から高く評価を受ける結果となった。この10月、L'Équipe(レキップ) vol.1「秋のソナタ」で「おそるべき親たち」以来3年ぶりの演出に挑み、これまた圧倒的な演出成果をのこした彼が、改めて、思い出のこの作品に挑む2014年3月。
演出家・熊林弘高に話を訊いた。

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熊林弘高  (撮影:源賀津己)

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来年1月、東京・浅草公会堂で上演する「新春浅草歌舞伎」の製作発表が11月中旬に行われ、市川猿之助さん、片岡愛之助さんが会見に出席されました。

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制作発表会見の模様はこちら→ニュースを読む


若手歌舞伎俳優の登竜門としても知られる「新春浅草歌舞伎」。

猿之助さんは亀治郎時代に12回出演し、四代目猿之助を襲名後初めて浅草に登場します。また、5年連続9回目の出演となる愛之助さんはすっかり浅草の顔となりました。
さらに、浅草ではおなじみの市川男女蔵さん、中村亀鶴さんをはじめ、次代を担う若手花形が揃い、2014年の新春を華やかに寿ぎます。

公演は午前11時からの第1部と午後3時半からの第2部制で上演します。

<第1部>
・『義賢最期』(よしかたさいご)
平家全盛の時代を舞台にした義太夫狂言。源義朝が敗死した後、弟の木曽義賢のもとに平清盛の使者が白旗詮議に現れますが......。迫力ある立廻りや仏倒しなど見どころ満載の一幕です。

・『上州土産百両首』(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)
男の友情を皮肉な運命の中に描いた。浅草の待乳山聖天を舞台に、猿翁(三代目猿之助)も演じた正太郎を、当代猿之助が本興行で初めて勤めます。

<第2部>
・『博奕十王』(ばくちじゅうおう)
昭和45年に市川猿翁自らが執筆し、初演した本作を、猿之助は自主公演で41年ぶりに復活上演しました。地獄で繰り広げられる可笑しみのある舞踊劇です。

・『新口村』(にのくちむら)
男女の悲恋を描いた上方和事の名作。上方芸を継承する愛之助が忠兵衛を初役で勤める話題の一幕です。

・屋敷娘(やしきむすめ)
屋敷奉公をしているお春とお梅とお蝶が、宿下がりの帰り道で、恋の話をしながら艶やかに踊ります。

・石橋(しゃっきょう)
唐の国、清涼山の石橋に、文殊菩薩の遣わしめである獅子の精が、忽然と姿を現します。壮麗に舞う獅子の姿が堪能できます。

 

各部とも開幕に先立ち、出演俳優が年始のご挨拶をする浅草恒例の人気企画『お年玉《年始ご挨拶》』もあります。


制作発表会見後、市川猿之助さんにお話を伺いました。

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MORTAL COMBAT THE LIVE ZEROの魅力に接近!第二弾

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モータルコンバットを観ないで、ダンスは語れない!
ただのブレイクダンスではない、圧倒のパフォーマンス!!

最強のブレイクダンスクルー、モータルコンバットに本公演の意気込みを伺いました。


■今回の公演「THE LIVE ZERO」の見どころを教えてください。
ブレイクダンスのことを詳しく知らなくても楽しめるエンターテイメントになっていると思います。 
案内役のヤーホーと天の声(平田広明)が皆さんを導いていきますので、頭を空っぽにしてブレイクダンスを思い切り楽しんでください。
映像を使ったり、音楽も普通のストリートダンスとは違うクラシック音楽や映画音楽を取り入れたりしていますので、
ブレイクダンスに対するイメージが変わってくれれば嬉しいです。

■結成10年目の今年。来年以降はどのように活動の幅を広げていこうと思っていますか?
違うジャンルのアーティストとコラボしたり、メンバー個々は海外での活動を増やしたり、更に幅を広げていきたいと思います。
同時に、日本を代表するブレイクダンスクルーとしての自覚を持って、モータルコンバットにしか表現できないブレイクダンスをもっともっと追求していきたいです。
大阪、東京以外の都市や海外でも僕たちの舞台をもっと多くの人に見てもらいたいと思います。

■初の東京公演に向けて、意気込みをお願い致します。
結成10周年の今年、「やるからには世界一!」とガムシャラな毎日を積み重ねてきた歳月で、ここまで多くの方々に支えていただけるとは想像していませんでした。
長くて短かったこの10年の集大成をこの舞台で表現したいと思います。
絶対に盛り上がる舞台ですので、是非お越しください。


意気込み、伝わってきましたよね?
絶対盛り上がる!!と自信たっぷりに魅せてくれるパフォーマンスは、決して期待を裏切らない。

ぜひ劇場に足を運んでみては?

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【東京公演情報】
公演日:11月24日(日)13:00開演(12:30開場)/17:00開演(16:30開場)
会場:天王洲 銀河劇場


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ABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースが音楽を手掛けたミュージカル『CHESS』
チェスの世界大会を題材に、東西の冷戦という背景を背負った登場人物たちのドラマを綴っていく物語ですが、その音楽性の高さでコンサートバージョンで上演されることも多い本作、日本でもコンサート版として2012年1月に初上陸しました。
この初演はリピーター続出の大好評を博し、この冬、待望のセカンドバージョンの上演が決定。
メインキャストは安蘭けい石井一孝中川晃教という初演メンバーが続投、さらにアービター(審判)役としてマテ・カマラスが加わります。

げきぴあでは、キャスト陣にこの作品の魅力を伺うインタビューを連続掲載!


第2弾は、ヒロイン・フローレンスを演じる安蘭けい、そして演出の荻田浩一が登場。
たっぷりお話を伺ってきました!
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『AJ[エー・ジェー]』に加藤和樹登場!

ASIAとJAPANを繋ぐビジュアル・マガジン AJ [エー・ジェー]
4月の創刊号に続き、11月28日にVol.2が刊行されます。

今回、<ミュージカル俳優の競演>という気になる特集があるということで...
げきぴあも、その特集に掲載される加藤和樹さんの取材に参戦してまいりました。

一躍脚光を浴びた『ミュージカル テニスの王子様』はじめ、舞台出演も多い加藤さんですが、今年は『ロミオ&ジュリエット』でグランドミュージカルに初挑戦。
さらに、『エリザベート』『モーツァルト!』などを産んだウィーン・ミュージカル界の巨匠、クンツェ&リーヴァイの新作『レディ・ベス』でヒロインの相手役として抜擢されるなど、現在ミュージカル界で熱い視線が注がれている加藤さん。

その彼のミュージカルへの思いや、自身のターニングポイントなど、たっぷり語ったインタビューは後日この<げきぴあ>にも掲載予定です。


が、今回はまず、『AJ』撮影風景をちょっとだけお伝えいたします!


ビジュアルにも拘った誌面が特徴の『AJ』。
撮影もめちゃめちゃ凝ってます!
加藤さん、セクシー!!
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ABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースが音楽を手掛けたミュージカル『CHESS』
チェスの世界大会を題材に、東西の冷戦という背景を背負った登場人物たちのドラマを綴っていく物語ですが、その音楽性の高さでコンサートバージョンで上演されることも多い本作、日本でもコンサート版として2012年1月に初上陸しました。


この初演はコンサートと銘打つにはもったいないほどのキャストの熱演、そしてコンサート版ならではの音楽のビビッドさで大好評を博し、今冬、待望のセカンドバージョンの上演が決定。
メインキャストは安蘭けい石井一孝中川晃教という初演メンバーが続投、さらにアービター(審判)役としてマテ・カマラスが加わります。

そのキャスト陣に、この作品の魅力を伺うインタビューを連続掲載!
第一弾はマテ・カマラスが登場です。
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いのうえひでのりさんの演出による"いのうえシェイクスピア"シリーズの新作『鉈切り丸』が、
好評だった大阪公演を終え、いよいよ東京公演に突入しようとしています。
開幕前の9月末、都内にある稽古場を見学してきました!

 シェイクスピアの『リチャード三世』の世界を鎌倉時代の武士の乱世へと置き換えた、ダイナミックな悪党物語が展開。
その天下の大悪党、源範頼(幼名・鉈切り丸)を演じるのが主演の森田剛さんです。
ほか源頼朝役の生瀬勝久さん、その妻・北条政子役の若村麻由美さん、家臣の梶原景時役の渡辺いっけいさん、
和田義盛役の木村了さん、側近の大江広元役の山内圭哉さん、乳母役の宮地雅子さん、イト役の秋山菜津子さん、
そしてこれが初舞台となる巴御前役の成海璃子さんなど、ゴージャスな顔がズラリと勢揃い!
(この日は建礼門院を演じる麻実れいさんが不在だったのが残念でした)

 舞台上では、頼朝を囲んで範頼、政子、景時、義盛、広元らが揃うシーンの稽古が進んでいました。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、範頼ほかの武士たちが重々しく控えるなか、頼朝が政子に責められてタジタジの様子......。
この源頼朝、ちょっとこれまでお目にかかったことのないハジけたキャラで、そーなると生瀬さんの独壇場!? 
意外や意外、いのうえ演出は初めてという生瀬さんですが、もう水を得た魚のようにイキイキと舞台上を駆け回っていました。
ダークな物語のはずですが笑いが満載! でも、森田さんが前屈みの姿勢で、足を引きずり、
上目遣いにセリフを言うと、空気がピリリと引き締まります。

 立ち稽古の段階でも動きの効果音がバッチリとついてくるのは、いのうえ演出ならでは。
バシッ、ドスッという音とともに颯爽と動く俳優さんたちを見て、本番はさぞや迫力満点だろうな〜と妄想は膨らむばかり。

 さて、稽古後には演出のいのうえひでのりさん、生瀬勝久さん、渡辺いっけいさんに、
その日の時点での稽古の手応え、本番への期待などを語っていただきました! 

----今のところのお稽古の手応え、いかがですか?
いのうえ いろんな要素が入っているので、やることがホントに多いんです。キチキチな感じだけど、間に合えば面白くなると思いますよ。
生瀬 僕はいのうえさんの演出が初めてなんだけど、思った以上にやりやすい...と言ったら失礼かな。いろんな人から噂を聞いていたのでね。
いのうえ ガチガチに(決め込んで)演出するって(笑)?
生瀬 そう。でも、いのうえ演出は俳優としては慣れたらすごく楽だなと。僕はハマったような気がしますね。
いのうえ ガチガチといっても、ある約束ごとや方向性を示しているだけで、ホントは緩いんですよ。そこに持っていく答はいくらでもあるんだから。
生瀬 それがわかるかどうか、ですよね。わからない人は、いのうえさんの真似をしなきゃいけないと思ってる。そうじゃない、ここまで〜という旗を立ててくれてるだけなんですよ。そこまで行くのにはいろんなアプローチがあるんです。
いのうえ 旗の方向に行かないと問題だけどね(笑)。でもメインの俳優さんたちは問題ないっす。皆さん、素晴らしい。

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生瀬 今回は僕、役どころが非常に良かったですよ、すごく自由にイキイキとやれてる気がします。
いのうえ いっけいさんは『アテルイ』以来、11年ぶりか。
渡辺 そうですか〜。呼んでいただいたので期待に応えなきゃな、と。なかなか大変ですよ。読み込んでみると、意外と重要な役なので。
生瀬 読み込んでみると、って......。サラッと流して読んでも重要じゃないか!

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いのうえ そうだよ。気づくの遅いよ(笑)。キーマンですからね。
渡辺 やり甲斐はあります。楽しんでできたらいいなと思いますね。
生瀬 殺陣が大変そうだよね。
渡辺 昔は下手なりにやっていたんですよ。ヘビメタで踊ったり。忘れていたそういう回路がだんだんと......。使ってなかった神経が太くなって、老人がちょっと若返ってくるような感じです(笑)。ありがたいことですね。

----『IZO』『港町純情オセロ』と続く青木豪さんの脚本には、絶対の信頼を置いているようですね。
いのうえ そう、豪ちゃんなら大丈夫だと思っていました。源範頼というキャラクターをよくみつけてきましたよね。本当に謎の多い人物で、すごく残酷でヒドいヤツだったという説と、従順で優しい人だったという説、両方があるんですよ。上がってきた脚本はホントに面白いです。シェイクスピアの翻案ではベストと言えるくらい、よくできてますよ。後はこっちが頑張るだけです(笑)。
生瀬 僕にとってはこれまであまり経験したことのない台本ですね。潔くて勢いのある、カッコいいセリフがたくさん出て来る。いのうえさんの演出に合ってる台本だなと思います。
渡辺 青木さんらしいホンですよね。前に青木さんが書いた『八犬伝』(今年3月)という舞台を観た時も感じたんですが、今の時代にやる意味を考えて、そこでちゃんと勝負しようとする作家さんですよね。

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...と、お三方の良い意味でのゆる〜いおしゃべりはまだまだ続きますが、ひとまずここまで! 
Part2では生瀬さん、渡辺さんのキャラクターや、主演の森田剛さんについて語る3人の様子をお伝えします。

(取材・文:上野紀子 / 撮影:阿部章仁)

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1934年にブロードウェイで初演されたミュージカル『エニシング・ゴーズ』
作品誕生から約80年、しかしその楽しさは今でもまったく古びず、逆にタイトル曲「エニシング・ゴーズ」などはスタンダードの域に達し、広く愛されています。
作詞・作曲は巨匠、コール・ポーター。
豪華客船を舞台に、キャラの濃い登場人物が巻き起こす大騒動は、ひたすら楽しく陽気で、そしてゴージャス。
ミュージカルの楽しさを詰め込んだような作品なのです。
ブロードウェイでは2011年に開幕したリバイバル版がトニー賞3部門を受賞、そんなところにもこの作品の普遍性を感じ取っていただけるかも。

日本では1989年以来、大地真央主演でたびたび上演されてきましたが、今回は瀬奈じゅん主演で、17年ぶりに待望の上演!

そんな注目作の開幕を直前に控えた、ヒロイン・リノ役の瀬奈じゅん、リノに恋される青年ビリー役の田代万里生に話を伺いました。
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●STORY●
ナイトクラブのスター歌手リノ(瀬奈)はウォール街で働くビリー(田代)に夢中だが、彼は社交界の華・ホープ(すみれ)に惚れている。上司の実業家ホイットニー(大澄賢也)が乗船するロンドン行きの豪華客船で、ホープが婚約者のオークリー卿(吉野圭吾)と結婚式を挙げることを知ったビリーは阻止すべく乗り込むが、そこにはリノも乗船中。ホープの母ハーコート夫人(保坂知寿)も交え、それぞれの思惑を抱えた人々が集結する。そこに指名手配中のギャング・ムーンフェイス(鹿賀丈史)が神父に扮装し、ギャング仲間の情婦・アーマ(玉置成実)と共に潜り込んできた! 一筋縄ではいかない、なんでもあり(=エニシング・ゴーズ)の豪華客船の旅が今始まる!?(公式HPより)

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井上芳雄、辻萬長、大和田美帆、木野花。
早くもと言うべきか、4人が囲むテーブルからは長年の時間を共にしたような"家族"と呼ぶにふさわしい温かい空気が伝わってくる。

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井上ひさしが書き上げ、1980年の初演以来、幾度となく上演されてきた宮沢賢治を主人公にした『イーハトーボの劇列車』(演出:鵜山仁)。
今回、14年ぶりの再演で賢治の一家を演じることになった4人に改めて本作の魅力を語ってもらうと共に、稽古場の模様をレポート!

襲名1周年!六代桂文枝さんインタビュー

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45年間名乗り続けた「三枝」から、大看板の重責を背負って「文枝」へと華麗なる変貌を遂げた六代桂文枝さん。
昨年7月の襲名披露公演から1年、今年は襲名1周年記念公演で全国をまわり、各地に大きな笑いの渦を巻き起こしています。

現代創作落語を牽引する文枝さんの笑い創出の秘密とは?


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ネタおろしで臨んだ襲名披露公演。1周年記念公演もネタおろしで...

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