2016年2月アーカイブ

http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1556667


三宅裕司さんを座長にミュージカル・アクション・コメデイを旗印に活躍する「劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」が、224日(水)から東京・紀伊國屋サザンシアターで公演する斬新活喜歌劇『恋の骨折り損』

原作はシェイクスピアの作品。学問に励むために女性を遠ざけると誓った国王と廷臣たちが、外交問題の交渉に来たフランスの王女と側近たちに出会い恋に落ちてしまう喜劇です。

シェイクスピア作品の中では有名な方ではありませんが、SETでは2002年の初演の際に東京芸術劇場ミュージカル月間で団体賞を受賞。全国各地で上演した人気作。今回は9年ぶりの再演です。

今回はゲストを迎えよりブラッシュアップすると聞いて、楽しみに稽古場におじゃましました。

稽古は和やか!
キャスト同士で芝居をとても楽しそうに見ています。

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主演の東山義久さん(廷臣の一人・ビローン役)は現在、別公演の本番真っただ中であるにも関わらず、1時間でも2時間でも時間を見つけて稽古場にいらっしゃるんだそうです。すごい...。


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そんな東山さんと一緒に廷臣を演じる(左から)大山真志さん白倉裕二さん。王を演じる石井雅登さん(一番右)。みなさん休憩中はよくお話しされている様子。小ネタ満載のコミカルな舞台なので、仲のよさげな姿を見るとアドリブが楽しみになりますね!


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「エリザベート」「レ・ミゼラブル」など主にミュージカルで活躍する東山さんに、劇団四季出身の石井さん、ミュージカルを中心に数多くの舞台に出演される大山さんのダンスや歌にはうっとり! そこにSETのメンバーである白倉さんのコミカルな演技が入り、一緒に演じているみなさんも思わず吹き出していました(笑)。

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ゴジゲンの松居です。

「劇をしている」まもなくです

水天宮での稽古を終えて、、、

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2002年、劇団☆新感線の舞台として上演された『アテルイ』が、2015年に"歌舞伎NEXT"『阿弖流為』として歌舞伎化され、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいところ。
その『阿弖流為』が、シネマ歌舞伎になって今夏全国公開されることが決定しました!

市川染五郎が劇団☆新感線のいのうえひでのり、中島かずきとタッグを組んだ本作は、壮大なドラマや躍動感あふれるアクションと共に、歌舞伎の様式美が加わり、今までにない新しい歌舞伎の舞台を創出。

阿弖流為を市川染五郎、坂上田村麻呂を中村勘九郎、立烏帽子を中村七之助が演じ、抗うことのできない運命に全力で向かっていく姿は観客の心を揺さぶりました。


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戦いでしか解決できない時代に出会った阿弖流為と田村麻呂。
「自分たちの民を護る」という志を同じにしながらも、武人として戦わなければならない二人の数奇な運命を描く本作は、6月25日より東劇・新宿ピカデリーほか全国公開。

前売鑑賞券は2月13日(土)よりチケットぴあで発売します。



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14()Bunkamuraシアターコクーン、16()にサンケイホールブリーゼでコンサートを行う彩吹真央さん。今回のコンサートは、昨年夏、彩吹さんがミュージカル映画の大スター、ジュディ・ガーランドの晩年を演じた舞台『End of the RAINBOW』で歌った名曲の数々や、ジュディの娘であるライザ・ミネリが歌った曲なども加えた2日限りのプレミアムコンサートです。公演を控えた彩吹真央さんに意気込みを語っていただきました。

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――今回は、ジュディ・ガーランドの楽曲を中心にしたトリビュート・コンサートですね。

「コンサートをするにあたり、せっかく『End of the RAINBOW』でジュディ・ガーランドの役を演じたので、ジュディの曲だけを集めたらどうか、ということになったんです。そんな光栄なことをさせていただいていいのか、と思いましたが、彼女の役を演じたことが後押ししてくれて、やってみようと思いました。彼女の歌はみなさんご存知の有名な曲ばかり。今回、歌いたい曲を並べたときに、たくさんありすぎて困っちゃうくらいでした。そこを厳選して、『End of the RAINBOW』で歌わせていただいた歌、その他たくさんの曲の中から選んで、ジュディが出演した映画の順を追ってお聞きいただける構成にしています」

 

――選曲はご自身でされているんですか?

「全部自分で曲を選んで、曲の順番も私が決めました」

 

――東京では水夏希さん、大阪では霧矢大夢さんというゲストとの共演も楽しみですね。

「コンサート中盤に、ジュディ・ガーランドの娘、ライザ・ミネリのコーナーを設けているので、お二人にはそこで登場していただく予定です。ライザに関連した曲を歌っていただいたり、私とデュエットしたり、あとはトークコーナーですね。水さんとはお仕事でよくご一緒させていただいているんですが、同期の霧矢とは、宝塚退団後、お仕事を一緒にするのは初めてなんです。積もり積もった話もあるし、お二人とはしゃべりだしたら止まらなくなっちゃいそうなので、袖からスタッフに止められないように注意しないと、と思っています」

 

――お気に入りの歌はありますか?

「全部好きな曲なので、決められないですねー。でも、例えば『That's  Entertainment』や『I Got Rhythm』などは皆さんよくご存知の曲なので、聞いているだけで楽しいと思います。この曲は男性ダンサーお二人と一緒に少し踊るので、有名な曲を表現する楽しさを感じながらやっています。ミュージカルやお芝居だとなかなか踊る機会がないので、踊るのは久しぶりなんです。ジュディの曲は華やかなものが多いので、必然的にショーアップされたシーンが多くなるんじゃないかと思いますね」

 

――彩吹さんのあの美脚が見られるのかも気になります。

「美脚かどうかはわからないですけど...見られると思いますよ。言われてみれば私、よく脚を出してますねー。『End of the RAINBOW』の公演のときはジュディ役として歌っていましたが、今回はあくまで"彩吹真央が歌うジュディ・ガーランドの曲"。みなさんがご存知の曲を歌うプレッシャーはありますが、ジュディと、娘のライザ両方の曲を歌うので、2人の違いが出るように歌えたらいいなと思います。ジュディもライザも歌の技術が素晴らしいので、真似をしようにもできないですし、真似で終わってしまわないように、私の歌い方で表現できたらいいなと思いますね」

 

――ジュディ・ガーランドを演じてみて、彼女の魅力はどんなところにあると思いましたか?

「今回、もう一度映画や本を読み直してみたんですが、彼女のエンターテイナーとしての技量の素晴らしさ、すごさにあらためて感動します。彼女は2歳からずっとエンターテイナーとしてショービジネスの世界の中で生き続けていたんですが、背負うものが大きくて、普通の女の子だったら経験しなくてもいいことを経験したり、感じたりしているんですよね。並大抵な強さじゃないなと思います。晩年は薬やお酒でまわりに迷惑をかける行動が多くなって、厄介がられてしまうんですが、人にすごく優しくて、人を楽しませたいという思いが2歳のときから培われているので、そこは絶対に変わらないんですね。そういう彼女の中の揺るがないエンターテイナーとしての生き様みたいなものを感じて、歌に注ぎ込みたいなと思っています」

 

――穏やかな彩吹さんと破天荒なジュディ・ガーランドは、真逆のキャラクターですよね。

「彼女を知れば知るほど、育った環境、境遇もまったく違いますし、私が計り知れないような経験をした人なんです。なので演じるときは想像の域ですよね。でも歌、踊りを生業にしているのは共通しているので、その思いは同じでいたいなと思っています。私は大好きな仕事をするためなら何があってもへこたれずにできますけど、彼女は背負うものがあまりにも大きすぎたんだと思います。ジュディの言動は、私だったらやらないだろうな、ということが多いんですけど、そうならざるを得なかったのはすごく理解できるので、そこを共感しながら演じていました。俳優って、どんな役が来てもその役の人を理解し、共感しないと演じられないですから」

 

――コンサートでは、舞台とはまた違う彩吹さんが見られそうで楽しみです。

「去年の舞台をご覧になった方はもちろん、ご覧になっていない方も楽しんでいただける内容になっています。やっぱりみなさんがご存知の曲が多いというのは、本当にすごいことだなと思いますね。コンサートで"あ、この曲知ってる"って思っただけで楽しめるじゃないですか。マニアックな曲も入れてはいるんですけど、必ず知っている曲が出てくるので楽しんでいただけると思いますし、もし私が客席にいたら楽しんじゃうんじゃないかなと思います」


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取材・文/郡司真紀 撮影/石井信実 


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市井の人々のささやかな日常から、現代社会を照射するドラマが生まれる。
注目の劇作家・演出家 赤堀雅秋が、豪華出演陣と共に紡ぐ、閉塞した現代に生き、逃れようのない"日常"を過ごす人々の、哀しくも愛おしい物語――。

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左から: 光石研 大森南朋 田中哲司 赤堀雅秋


赤堀雅秋の新作『同じ夢』が、2月5日(金)シアタートラム(三軒茶屋)にて初日を迎えました。


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左から: 大森南朋 光石研 田中哲司 赤堀雅秋 麻生久美子


初日公演を終えた作・演出の赤堀さんと出演者よりコメントが到着!!

赤堀雅秋(作・演出) :稲葉和彦役
スタッフ、キャストの皆さんのおかげで本当に良い初日を迎えることができました。この作品は役者の精神、身体のわずかな変化次第で、お客様の想像力を何倍にも喚起させられるような芝居ですので、これから更に良くなっていくのではと感じています。執筆の最中は、この先の展開はどうなるのか自分でもヒヤヒヤしながら書いていた部分もありましたが、最終的には納得のいく作品を作ることができたと自負しています。明日以降も、真摯にやっていきたいと思います。


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1/1000の難関を突破し、

話題の韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』でデビュー!

今年3月、初来日!"怪物"と称される注目の大型新人、

チェ・ウヒョクより、メッセージ動画が到着!



2015 年11 月、

韓国の大ヒット・ミュージカル『フランケンシュタイン』(ソウル・忠武アートホールにて上演中)で鮮烈なデビューを果たしたチェ・ウヒョク

彗星のごとく韓国ミュージカル界に現れた彼は、医師から怪物へと変貌するアンリ・ディプレ役を熱演し、

初舞台とは思えないほどの存在感を発揮した。


安定した歌唱力と演技力、そして甘いマスクと鍛え上げられたボディで観客を圧倒するチェ・ウヒョクは、

高校時代までプロボクサーを目指していたという異色の経歴の持ち主だ。

初めて見たミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』のイ・ゴンミョンに衝撃を受け、

2014 年の『フランケンシュタイン』初演でハン・チサンに魅了されて同作再演のオーディションに挑戦。


倍率1000 倍の狭き門を突破し、憧れの存在だったハン・チサン、パク・ウンテと共に

トリプルキャストでアンリ役に大抜擢された。超大作ミュージカルで主演を務め、

堂々たるパフォーマンスを披露するという新人離れした活躍は"怪物"と称され、国内外のメディアで大絶賛を浴びている。


そんなチェ・ウヒョクが今年3月、初の来日コンサートを開催!

期待のニュースターが繰り広げる、魅惑のソロステージをどうぞお見逃しなく!


《公演情報》

■チェ・ウヒョク コンサート

2016年3月5日(土) 開場18:45 開演19:00  

伝承ホール(渋谷区文化総合センター大和田)

チケット発売中!


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俳優集団D-BOYSの柳下大さん、

劇団プレステージの平埜生成さん

そして高橋和也さんによる3人芝居『オーファンズ』

公演初日まであと4日、という稽古場におじゃましてきました。


『オーファンズ』1983年の初演以来幾度となく舞台化、映画化されてきた名作。

トリート(柳下)とフィリップ(平埜)は、兄であるトリートの盗みで暮らす貧しい孤児。

ある日、トリートは裕福そうなハロルド(高橋)と出会い、誘拐で身代金を得ようと目論みます。

しかしハロルドはトリートに仕事を手伝うように持ちかけ、3人の奇妙な共同生活がはじまる......というストーリーです。


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柳下さん演じるトリート。

スリや盗みで弟との生活費を作っています。

粗暴な性質で、ちょっとでも気に食わないことがあると暴れ、何度も警察沙汰を起こしています。


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平埜さん演じるフィリップ。トリートに「外に出るとアレルギーが出て死んでしまう」と言われ、一日中家に閉じこもっています。

母親のことは覚えておらず、物心ついたときからトリートだけが頼りです。


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トリートは唯一の家族である弟でも自分の気に食わないことをされると大声をあげて脅します。

フィリップはいつもびくびくして、か細い声でしか喋れません。


のっけから2人の芝居に引き込まれました......。

柳下さんってこんな怖そうな方だったかな? 平埜さんってこんな顔してたっけ? と一瞬自分の記憶を疑うほどのトリートとフィリップがそこにいます。


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見張りをするフィリップの肩を抱き寄せ「お前にはこれが必要だったんだ」と教えるハロルド。

平埜さんの内側からにじみ出るような表情に、この生活に足りなかったものが伝わります。

そんなあたたかな空気に包まれたのもつかの間。トリートが舞台上に現れるだけでピリピリとした緊張感が走り、観ているだけで不安な気持ちにさせられます。案の定、自分の不在時に2人が関わったことが分かり、怒り狂います。


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トリートの脅しにもひるむことなく「私のところで働かないか?」とハロルドは提案。

高橋さんの落ち着いた声、ゆったりとした喋り方は、トリートという人がたくさんの修羅場を潜り抜けてきたであろう大人であろうことまで感じさせてくれます。

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フィリップはハロルドからたくさんの新しい世界を教えてもらいます。

声も話し方も表情もまるで別人のようになるその変化にぜひ注目してほしいです!





全国のミュージカルファンの皆さん、そして何より全国のStarSファンの皆さん!
お待たせしました、井上芳雄&浦井健治&山崎育三郎によるユニット・StarSが始動します

彼らが次の活動の舞台に選んだのは、TVの世界!
WOWOWにて4月よりレギュラー番組として、オリジナルミュージカルコメディ『トライベッカ』放送決定です。


WOWOWオリジナルミュージカルコメディ
福田雄一×StarS(井上芳雄・浦井健治・山崎育三郎)
『トライベッカ』 4月放送決定!

脚本・演出:福田雄一
出演:井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎 ほか
<番組構成:月1回 放送時間:30分 全6回
WOWOWプライム>

公式サイト→
http://www.wowow.co.jp/stage/tribeca

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ミュージカル界を席巻するプリンスユニットStarSが、この"新ミュージカルコメディ番組"を作るに至った理由、その意図、そしてStarSのこれからetc...を、さっそく伺ってきました!

★StarSの歴史はコチラをどうぞ→


★福田雄一×StarS インタビュー★


――StarSの本格的な活動としては、久しぶりになります。福田さんはお三方からの指名とのこと。今回の企画の経緯と、そのオファーを福田さんにした理由を教えてください。

福田「お三方から指名...は、されてないです(笑)。芳雄君から電話があったの」

井上「(笑)。ふたりの反対を押し切って、僕の熱烈なオファーで...」

浦井「反対なんかしてないですよ!」

福田「ぶっちゃけた話をしますと、僕の家で、浦井君と飯食って、騒いでたところに電話が鳴ったんです。誰だろうと思ったら芳雄君で、こういうことがやりたいと。すぐ隣に浦井君がいる状況で。そんな感じでした」

井上「電話をしたのは本当ですが、僕が勝手に決めたわけじゃないです(笑)。僕たち、ミュージカルをさらにたくさんの人に知って欲しい、広がって欲しいという気持ちで、3人でStarSをやってきました。今回WOWOWでこういう番組をやらせていただけるかもしれない...となったのですが、番組として何をしたらいいのかわからず、そこで"福田さんにお願いすれば、俺たち面白くなれるんじゃないか"と思ったんです。福田さんはミュージカルのことがお好きだし、詳しいし、やっているものの面白さも知っていたので、"面白くて、しかもミュージカルの魅力を活かしたもの"が出来るんじゃないかと」
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△井上芳雄さん

山崎「ふだん、ミュージカルだとみんなカッコつけてるので(笑)、いつもとは違う自分たちを引き出していただきたいというのと、ミュージカルファンの方だけでなく、僕らのことを知らない方にも「この人たち面白いね、実はミュージカルの人たちなんだ」って思ってもらうきっかけになる、そういう面白いものを引き出してくれるのは、今、日本には福田さんしかいないんじゃないかと。しかもミュージカル愛もありますし」

福田「3人は、舞台では王子さまみたいな、変な(笑)ヨーロッパの衣裳とかを着ていることが多いじゃないですか。でも普段お話すると、舞台のああいうカッコいい感じと、だいぶ差がある。僕はそのことを知っていますので、このお話が来たんじゃないかな」

井上「普段と差があるって、主に浦井君のことでは...?」

福田「いやいや、いっくん(山崎)なんかもなかなかですよ。以前、ちゃんとご挨拶する前にステーキ屋でニアミスしたことがあるんですよ。『ウェスト・サイド・ストーリー』のジェット団みたいなヤツらを引き連れて入ってきたんだけど、それが"ダメなジェット団"みたいな感じで(笑)。その時に、普段のいっくんてこんな感じなのかなーって思いましたね。芳雄君だって、ご飯食べてお酒入ってくると、ちょいヘナヘナになるじゃないですか。そういうオモシロなところがある。いわゆる、帝国劇場に立っている感じとはまた違った3人の面白さを知ってる人はあまりいないんじゃないかな、これをお伝えするのは僕の役割なんじゃないかなと、勝手に思ったんです」

浦井「福田さんは、ミュージカルのこと、すごく詳しいんですよ。存分に、我々をこねくりまわして楽しんでもらえそうなので、今からすごく楽しみです」

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こんにちはゴジゲンの松居です。

劇をしているの稽古まっただなかです!

そんな中、21日夜に追加公演が決まりました!お悩みの方、ぜひ軽い気持ちで足をお運びください。

見た人に素敵な気持ちになってほしいと作っています。
作っているときは写真撮れないので、こないだ節分のときに壁に向かって黙々と恵方巻きを食べた時の写真です

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劇団四季"新演出"で上演する『ウェストサイド物語』が、いよいよ2月14日(日)に開幕。
この新演出版『ウェストサイド物語』の一部が披露された2月1日の公開稽古レポートの後半をお届けします。
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★劇団四季『ウェストサイド物語』稽古場レポートPart1はコチラ

新しい演出を手がけるのは『ウェストサイド物語』のクオリティを守るジェローム・ロビンス財団から選ばれた、数少ない(世界で3人!)公認振付師である、ジョーイ・マクニーリー
エネルギッシュに稽古場を動きまわり、動線からダンスまで、自らやってみせるジョーイさん。
そのアツさに同調するかのように、熱気ある稽古場になっていました。

披露されたのは次のシーン。
1幕第1場『プロローグ』(稽古場レポートPart1に掲載)
1幕第4場『体育館のダンス』『マリア』
1幕第5場『トゥナイト』
1幕第7場『ひとつの手、ひとつの心』
1幕第8場『トゥナイト(クインテット&コーラス)』

レポートPart1にも書いたのですが、ジェローム・ロビンスの振付はそのままですので、装置・衣裳といったビジュアル面の刷新がわからない稽古場では、どこが新しくなったのか明確に指摘するのは少し難しい。

それなのに、舞台面から感じる熱気が、明らかに今までとは違います!
ガツンと正面から、キャラクターの感情がぶつかってくる感じ。

『体育館のダンス』
いがみあうふたつのグループ、ジェット団とシャーク団を和解させようと開かれたダンスパーティ。しかしその目論見ははずれ、それぞれが優位を競うかのような、ダンス合戦へ...。
マンボのリズムと、アクロバティックなペアダンスが見どころです。
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シャーク団のリーダー・ベルナルドと、その恋人アニタ。
年長者カップル、の魅力です。
この日の稽古場のアニタは、岡村美南さん
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激しいダンス合戦の中、時が止まったように、トニーとマリアが出会います。
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対立するグループ同士のふたりが惹かれあったことはすぐに気付かれ、引き裂かれますが...。
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