2015年3月アーカイブ

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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.3■


稽古場レポートをお届けしている『CLUB SEVEN 10th stage!』ですが、今回は脚本・構成から演出・振付・出演までこなす、玉野和紀さんのインタビューをお届けします。

「今回が集大成」という衝撃的な発言も...!



★ 玉野和紀 INTERVIEW ★

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――『CLUB SEVEN』も10回目になりましたね。もう玉野さんのライフワークと言ってよいものになっているのではないでしょうか。

「そうですね、ライフワークになりました。もう、はじめてから12年です」


――ご自身で作品を作ったり、海外ミュージカルの演出等々もやられていますが、なぜこのショーを創ることにこだわってやっていらっしゃるのでしょう。

「やっぱり、最近の日本のエンタメシーンからショーがなくなってきはじめましたから、それを伝えたいというのがまずあります。僕たちが若い頃は色々なショーがありました。先入観なしにとにかく楽しく観られるものをなくしちゃいけないという気持ちが大きいです。1本のミュージカルで、ちゃんとストーリーがあって感動できるものと、ショーのように娯楽としてのエンターテインメントの舞台、両方やっていきたいなと思っているんです」
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日本でも絶大な人気を誇る作曲家、フランク・ワイルドホーン
ブロードウェイの第一線で活躍する音楽家で、彼が手掛けた作品はジキル&ハイドをはじめ、スカーレット ピンパーネル』『ドラキュラ』『MITSUKO』『ルドルフ ザ・ラスト・キス』『ボニー&クライド』『アリス・イン・ワンダーランド』『GOLD~カミーユとロダン~etc...とヒット作揃いであり、この日本でも数多く上演されています。
まもなくワールドプレミアが開幕するデスノート THE MUSICALもワイルドホーン作品。
ミュージカルに詳しくない方でも、『ジキル&ハイド』の劇中歌「時が来た」は1992年アルベールビル冬季オリンピックの公式テーマ曲にもなっている、といえばその凄さが伝わるのではないでしょうか。

そんな偉大なる作曲家フランク・ワイルドホーンのコンサートが初来日決定!

フランクの楽曲を日本のミュージカルスターが歌うコンサート『フランク&フレンズ』というのは過去にも上演されていますが、今回は彼自身がプロデュースし、彼のバンドが演奏する形態で、海外でも上演されているバージョンの来日公演です。

3月25日、この来日記者会見が行われました。
登壇者はフランク・ワイルドホーン、和央ようか、トーマス・ボルヒャートの3名。
ということでまずはこのコンサートの出演者をご紹介。


●トーマス・ボルヒャート
ドイツ語圏ミュージカルで数々の主役・タイトルロールを務めているスター。
ワイルドホーン作品では『ジキル&ハイド』ジキルとハイド、『ドラキュラ』ドラキュラ伯爵、『モンテ・クリスト伯』エドモンなど。
ほかに印象的な役としては『ダンス オブ ヴァンパイア』のクロロック伯爵や、『モーツァルト!』初演のレオポルトなどがあります。
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●和央ようか
元宝塚宙組トップスター。退団公演『NEVER SAY GOODBYE』はワイルドホーンが音楽を書き下ろしました。ブロードウェイの作曲家が宝塚に楽曲提供するのはこれが初めてのことでした。
その後『ドラキュラ』のドラキュラ伯爵役を演じ、これは世界で初めて女性が伯爵役を演じたことでも話題に。
そして、ワイルドホーン氏の婚約者でもあります!
会見の後半はほぼおふたりのラブラブな話題に質問が集中しました。
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●サブリナ・ヴェッカリン
来日経験もあるので日本のミュージカルファンにもおなじみかもしれません。ヨーロッパで活躍する若手スターです。
『三銃士』のコンスタンス、ドイツ版『ウィキッド』初演のエルファバなど錚々たる役どころを演じていますが、日本と関係あるところでは、東宝制作のミュージカル『マリー・アントワネット』が初の海外進出したブレーメン公演で、主人公のひとりマルグリット・アルノーをオリジナルキャストとして演じています。

●ダグラス・シルズ
ブロードウェイからはトニー賞主演男優賞ノミネートの実力派が来日。
ダグラスは『スカーレット ピンパーネル』の主人公パーシーのオリジナルキャストです!

●ジャッキー・バーンズ
2009年、トニー賞で最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞獲得を受賞した『ヘアー』のオリジナルキャスト。
『ウィキッド』のエルファバも長らく演じていました。
『If/Then』ではヒロイン・エリザベスも演じています(この役、ファーストキャストはあの『アナ雪』の、そして『RENT』モーリーンのイディナ・メンゼル!)


ヨーロッパ勢2人、ブロードウェイ勢2人、プラス日本代表1名、の豪華布陣です!

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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.2■


玉野和紀
が贈る怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメント『CLUB SEVEN』
前回に続き、稽古場の様子をお届けします。
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『CLUB SEVEN』にはカッコいいダンスナンバーやミニミュージカルとともに、スケッチと呼ばれる寸劇がいくつも盛り込まれています。
今まで9回の公演を重ねる中で、スケッチのシーンにも人気キャラクターが数多く誕生しました。
玉野さんが扮する何を言ってるかわからない【監督シリーズ】や、今回ご紹介するこのシーンのキャラクターなどが筆頭格!

【玉子・ニャンコシリーズ】、今回も登場です!

玉野さんが扮する"玉子"と、西村直人さん演じる"ニャンコ"のコンビが大活躍。
ふたりとも、意外とカワイイ!? のです。

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■CLUB SEVEN 10th stage! 集中連載vol.1■


玉野和紀
が贈る怒涛のジェットコースター大娯楽エンターテインメント『CLUB SEVEN』
カッコよく、スタイリッシュに、時にコミカルに。
芝居にタップ、ミュージカル、スケッチ、もちろんソング&ダンス、エンターテインメントの様々な要素が盛り込まれたショー・ステージです。

2003年から始まったこのショーも今回で記念すべき10回目を迎えます。
スケッチ(コント)では名物キャラが数々生まれ、
「五十音順ヒットメドレー」など、ココでしか観られない名物コーナーも愛されているこのショー。
今回は東山義久西村直人中河内雅貴相葉裕樹佐々木喜英大山真志白羽ゆり蒼乃夕妃という華やかなメンバーが集まりました!

8th、9thとメンズverで男性のみのキャストでしたが、今回は原点に戻り女性ふたりが加わる体制です。
その意図などは玉野さんにお話をお伺いしてきましたので後日ゆっくりとお伝えいたしますが、まずは稽古場の様子をレポートです!
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『CLUB SEVEN』、構成としては、ソング&ダンスを魅せるナンバーに、スケッチなどが数シーンあり、さらに2幕冒頭はちょっと切ないミニミュージカル(ここから生まれたエピソードが後に1本モノのミュージカル作品になったりも...)、そして名物「五十音順ヒットメドレー」が定番。

この日稽古場に伺うと、ミニミュージカルのコーナーを稽古中でした。
メインで動いていたのは東山義久さんと中河内雅貴さん。
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そこから先は、立ち入り危険?! 
1度はまればもう抜け出せない――
心も体も目も耳もすべて、彼らの虜。 
危険+魅惑 
4BLOCKS伝説解禁!!

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『4BLOCKS』に出演の 山崎裕太さんのインタビューをお届け致します!


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井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。
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井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく...。

会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ...」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて...。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。

とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。一筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。

六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
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げきぴあでは、初日前日に行われた囲み取材の様子も詳しくお伝えいたします。

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『4BLOCKS』に出演のSHOGOさんのインタビューをお届け致します!


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シアタークリエ3月公演「死と乙女」が19日、日比谷シアタークリエにて開幕した。

開幕に先駆けて19日、東京都内にて公開舞台稽古と出演者挨拶が行われた。


あらすじと公開舞台稽古の様子
舞台は独裁政権が崩壊して間もなくの、南米のとある国。ポーリナ(大空祐飛)は、かつて独裁政権下で誘拐・監禁され、拷問を受けた記憶に今も怯えている。

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ある晩、弁護士である夫のジェラルドー(豊原功補)の車がパンクし、ジェラルドは通りがかりの医師・ロベルト(風間杜夫)に送ってもらったという。

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ロベルトの声を聞いたポーリナは、彼こそがシューベルトの四重奏曲「死と乙女」を流しながら自分を拷問した男だと確信する。

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火花の散るような激しい葛藤が繰り広げられる濃厚な心理劇。
何が正義で、何が真実なのか―3人それぞれにとっての真実と、そこに絡む駆け引きを解きほどき、人間の心に潜む「悪魔」をあぶりだします。
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演者挨拶コメント

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◆谷賢一(演出)
22年前に書かれた戯曲に新しい命を吹き込もうと劇場稽古をしてきた。国も時代も違うが、今の時代に通じるものが必ずある。

◆大空祐飛(ポーリナ役)
稽古中は苦しくて、膨大なせりふと難しい審理と戦ってきた。新進気鋭の谷さんに指導いただき面白い作品になったと思う。たくさんの人に見てほしい。

◆風間杜夫(ロベルト役)
今日的に意味のあるお芝居。ほぼ1ヶ月近く、緻密にデリケートなお芝居を作ってきた。きっと皆さんに満足していただける舞台成果になっていると思う。


【公演情報】
東京公演は3月28日(土)まで上演中 日比谷シアタークリエ(東京)

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『4BLOCKS』に出演のISSAさんのインタビューをお届け致します!


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大ヒットミュージカル『エリザベート』が、2015年、装いも新たに登場します。
キャストもガラリと変わり、
さらに舞台美術、衣裳も一新されるとのこと。
どんな『エリザベート』になるのか、楽しみにしているファンも多くいらっしゃると思います。

そんな中、ヒロイン・エリザベートを演じるのは花總まりと蘭乃はな。
ともに宝塚娘役トップとして、現役時代にエリザベート役を演じた経験アリ!
中でも花總さんは、日本初演となった1996年の雪組公演でヒロインを演じた、まさに日本のオリジナルキャスト。その美しさと圧倒的な華、気品で、今も語り継がれている伝説のエリザベートです。
その後1998年宙組公演、また宝塚退団後にはガラ・コンサートでこの役を演じていますが、東宝版『エリザベート』には初出演。

花總さんがどんな思いでこの役にふたたび向き合うのか。
お話を伺ってきました。

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――いよいよ『エリザベート』ですね。作品のファンの方ならみんなが知っていることかと思いますが、花總さんは日本初演だった宝塚雪組公演(1996年)にエリザベート役で出演しています。日本のオリジナルキャストで、ご出演を心待ちにしていたファンも多いかと思いますが、今回ふたたび挑戦してみようと思われたのはなぜですか?

「このお話をいただいた時に、やはりエリザベートという役は自分の中でも特別な役でしたし、もう一度この時期にチャレンジできるということは、自分にとってすごく良い機会になると思いました。もちろんあの帝国劇場で、東宝ミュージカル版の『エリザベート』でエリザベート役...というのはものすごく責任が大きいことではあるのですが。私にとってもとても勉強になることがいっぱいあると思います。"もう一度"という部分と、"また新たにエリザベートという作品に取り組む"という、ふたつの自分の中の期待感が大きかったです」


――その決断はすんなりと出てきましたか?

「悩むことはなかったです。チャレンジしてみよう、と」


――「自分の中でも特別な役」と仰いましたが、どのあたりが特別なのでしょう。

「歌で気持ちを伝える、歌でお芝居をしていく、という経験が私にとっては『エリザベート』が初めてだったんですね。それまでもショーで1曲歌うとか、男役さんとデュエットをするということはありましたが、自分のお芝居として歌で気持ちを伝えるのは初めてで、それがこんなにも楽しく面白いことだと感じた初めての経験だったんです。そこから歌がすごく好きになった、というきっかけにもなりました。それに、ありがたいことにお客さまが私の演じるエリザベートをもう一度観たいと仰ってくださる、そんな役をやれたということは、私の財産のひとつになっていますので、やはりちょっと、ほかの役とは違うんです」
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