竜太郎の演劇かわらばんの最近のブログ記事

『自作自演』の演目が決定!

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異世代劇作家リーディング『自作自演』をご存じでしょうか。
これは、"語る"ことでさらなる作品探求をめざす東京芸術劇場の新企画、芸劇+(プラス)トークのひとつとして開催される公演です。

世代の異なる劇作家2名が自作の小説を読み(各30分の予定)、後半は互いに感じたことを語り合う(60分の予定)構成で、9月3日(土)の第1回には岩松了と松井周が登場します。

iwamatsu.jpg        岩松了

matsui.jpg         松井周  (C)岩村美佳


どんな自作を読むのか気になるところですが、このほどリーディング作品が発表されました。




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 キャラメルボックスの『また逢おうと竜馬は言った』を観ながら考えたこと。それは、この作品を書籍にしたら、一体どこの売り場に並ぶんだろうかということ。時代小説コーナー? 答えはNO。そう早合点した人は、タイトルだけで判断した証拠。SF? いやいや、写真のイメージから時空を超えて現代と過去を描く物語かと思いきや、ばっちり現代劇だし。むしろ、青春ストーリーや恋愛小説に入れたほうが、しっくりとくる。というより、クライム・サスペンスやビジネス書の棚に入っていても、僕は驚かない。

                           撮影:伊東和則
05_sora_25499i_5.jpg


踊ってもいいですか

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 最近、ムズムズしてるんです。いや花粉症とかそういうことじゃなく。踊りたくって。踊りまくりたくって。
 井手茂太のイデソロリサイタルや、コンドルズの「狼たちの午後」を観た影響が大きいのでしょうか。新感線☆RXの「薔薇とサムライ」もダンス満載だったし。あと、「バーン・ザ・フロア」も盛り上がってるし。
 そんな中、劇場でムズムズをさらに加速させるようなチラシを多数発見!

dance.jpg

 なんと! 僕でも踊っていいらしい!
 いろいろなカンパニーが、ダンス学校やワークショップを開催しているんです。さらに前のめりにさせてくれたのが、大橋可也&ダンサーズ新作公演「春の祭典」でエキストラを募集しているとの情報! 5月14日(金)~16日(日)にシアタートラムで上演される公演に向けて、20名程度を集めるんだそう。チラシには「出演していただくにあたって、ダンス等の特別な技能は必要ありませんが、それぞれの個性を十分に発揮していただくことを期待しています」との文字が。応募書類の締切は4/2(金)必着ですが、すでにかなりの応募が集まっているそうです。詳細は大橋可也&ダンサーズHPまで。

 参加しようかな、と考えつつ、肝心なことを思い出してしまった。踊ってはみたいけど、決して人には見られたくないのでした。残念!

二兎社「かたりの椅子」

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 現在、二兎社は、3年半ぶりとなる永井愛さんの新作「かたりの椅子」を上演中です。全国ツアーの締めくくりとして4月に行われる東京公演を前に、永井さんにインタビューしてきました。
 その内容は、4月1日発売号の情報誌「ぴあ」でご覧いただくとして。取材の際、ポスト・パフォーマンス・トークの最新情報をキャッチしたので、取り急ぎ告知させていただきます。

*****************
公演後、永井愛とゲストによるトークあり。
・4月3日(土)夜 ゲスト:堤幸彦
・4月7日(水)夜 ゲスト:竹下景子
*****************

 堤監督と永井さんの顔合わせって、意外ですよね。どんな話が飛び出すんでしょう。一方、竹下景子さんは「かたりの椅子」の出演者なので。客観的視点と、当事者目線と、ふた通りのトークが楽しめるわけです。

二兎社最新公演「かたりの椅子」チケット情報 

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情報誌「ぴあ」本日発売

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情報誌「ぴあ」最新号が本日、発売になりました。

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今号はすごいですよ。舞台の先行予約情報が満載なんです。

・ミュージカル「テニスの王子様」コンサート Dream Live 7th、

・ナイロン100℃「2番目、或いは3番目」、

・劇団SHA.LA.LA「DONNA SUMMER NIGHT」、

・ミュージカル「ファントム」、

・朗読活劇"一期一会"「義経」

どうです! しかもすべて、キャストへのインタビューあり。

ひとりでも多くの方に喜んでいただけるとうれしいです。

個人的に気になっている芝居は、P108に小さく写真入りで紹介している〈三匹の犬〉でしょうか。

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「現実はきびしく私たちは若いけれど要求は唐突で思い切るという手もあるかもしれない」って、タイトル長っ!。作・演出は鈴江俊郎、出演者は金子岳憲&光瀬指絵。それぞれにキャリアを重ねてきた者同士が、なぜ今ユニットを組むんでしょう。3月25日(木)~29日(月)、pit北/区域(王子駅のそば)で上演されます。小劇場通の視線が集中するかも。

3連休どうします?

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3連休は話題の芝居ラッシュですね。
演劇ファンの皆さんはどう過ごすのでしょうか。
だって、ペンギンプルペイルパイルズでしょ、キャラメルボックスでしょ、「ヘンリー六世」でしょ、ままごとでしょ、「染模様恩愛御書」でしょ、カフカの「変身」でしょ、アル☆カンパニーでしょ、Ugly ducklingでしょ、「象」でしょ、「農業少女」でしょ、「ULTRA PURE!」でしょ、Studio Life でしょ、「相対的浮世絵」でしょ、イデソロリサイタルでしょ、「マクベス」でしょ、パラドックス定数でしょ、「ディートリッヒ」でしょ、新感線でしょ、マシュマロ・ウェーブでしょ、「いい加減にしてみました3」でしょ、歌舞伎座でしょ、中野成樹+フランケンズでしょ、MCRでしょ(順不同)? ......まだまだ書ききれないほどあるし。
私はアレとアレとアレとアレとアレとアレはもう観たし、ソレとソレとソレは3連休後に観るので、コレとコレとコレを観ることにします。
それにしても東京圏の公演数はハンパじゃない。
皆さんも大いに悩んでください。

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ハロルド・ピンター

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ブログを始めるからって、構えすぎると良くないですね。
なので、サラッと始めさせていただきます。
一番最近読んで面白かった台本がこちら↓

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ハロルド・ピンター作「ホームカミング」。
ロンドンの下町に男だけで暮らす労働者ファミリーのもとへ、
学者としてNYで成功した長男が数年ぶりに帰郷した。
彼が妻を連れてきたことに、父、叔父、弟たちは色めき立つ......てな展開。
ピンターって過激! というのが読後の印象。
日常に潜む狂気? それじゃ、ありきたりですね。
平穏という果実を指でつつくと、そこから堕落という汁がジュルっと出てくる、みたいな?
それでありながら、筆致はあくまで、シレッとしていて。
ピンターといえば、「背信」、「ダム・ウェイター」、映画「召使」を引用したダンスプレイ「プレイ・ウィズアウト・ワーズ」(マシュー・ボーン演出)でその才能を知っているつもりだったけど、あらためて、面白い作家だなと再認識。
演劇集団円の次回公演では、ロンドンの下町なまりを大阪弁で表現するというからこれまた大胆ですよね。4月12日(月)~25日(日)、ステージ円で上演されます。

演劇集団円『「ホームカミング」-小田島雄志訳「帰郷」より-』チケット情報

 

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