新感線☆RS「メタルマクベス」disc1 橋本さとし、濱田めぐみ
橋本さとし、濱田めぐみらが出演する劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス」disc1が7月23日から開幕。
「メタルマクベス」は、宮藤官九郎が脚本を担当し、2006年に劇団☆新感線が上演した作品。シェイクスピアの「マクベス」の世界観はそのままに、2206年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換えるという大胆なアレンジによって創り上げられた。 今回は、客席が360度回転する特殊な劇場「IHIステージアラウンド東京」で、「メタルマクベス」がdisc1、disc2、disc3という3チームによって、次々と上演される。 先陣を切るのは、橋本さとし・濱田めぐみに加え、松下優也、山口馬木也、猫背椿、粟根まこと、植本純米、橋本じゅん、西岡德馬らが出演する「disc1」だ。 本作の公開ゲネプロが行われた。動画はこれを抜粋したもの。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
■ミュージカル『あなたの初恋探します』2018年版 #7■
韓国で2006年に誕生してロングランヒットを飛ばし、ロマンチック・コメディ・ミュージカルのジャンルを確立したミュージカル『あなたの初恋探します』。
日本でも2016年に初演、昨年も『Finding Mr.DESTINY』と題して再演を重ねていますが、今年は好評を博した村井良大、彩吹真央、駒田一の日本オリジナルキャストが帰ってきます!
本日は初日も間近に迫った7月某日の稽古場レポートをお届けします。
日本では3年連続・3度目の上演となるこの作品。
オリジナルである韓国同様、日本でも定着してきた感はありますが、ストーリーなど、改めて詳しくご紹介していきましょう。
まず、キャストはたった3人のみ。
3人がほぼ出ずっぱりで、とある「初恋探し」の物語を紡いでいきます。
主人公、ムン・ミニョク=村井良大さん。
ミニョク君、ついていない星のもとに生まれてしまったのか、頑張りが空回りし会社をクビになった上、それを告げたらあっさり恋人にも振られてしまいました......。
ふんだりけったり。
ラジオパーソナリティであり、シンガーソングライターの松山三四六が、8月26日(日)に東京・新宿FACEでワンマンライブを開催する。
1992年、素人モノマネ番組の出演を果たし、吉本興業の所属となった三四六。その時22歳。同期にはロンドンブーツ1号2号、ペナルティなどがいた。
銀座七丁目劇場で活躍する一方で松山千春に弟子入りをし、吉本を退所後は単身渡米。グラミー賞にもノミネートされた音楽家、喜多郎のもとで住み込み修業を開始。その後、単身ロサンゼルスに移動、滞在中に千葉真一と出会って...。
運命的な出会いを繰り返しながら、芸能活動を続けてきた三四六。
さらにさかのぼること高校時代は柔道の選手として活躍、オリンピックへの道を志した。また、子どもの頃にはわんぱく相撲でも注目され、同級生の元横綱・若乃花が「絶対に適わなかった相手」とテレビ番組で紹介したこともあった。現在は長野県を中心にラジオ番組などで活躍しながら、並行して音楽活動も続けている。
三四六を今に導いた数奇な縁について聞いた。
※本記事は5月の大阪公演初ワンマンライブの前に実施したものを再編集しております。
■ミュージカル『あなたの初恋探します』2018年版 #6■
韓国で2006年に誕生してロングランヒットを飛ばし、ロマンチック・コメディ・ミュージカルのジャンルを確立したミュージカル『あなたの初恋探します』。
日本でも2016年に初演、昨年も『Finding Mr.DESTINY』と題して再演を重ねていますが、今年は好評を博した村井良大、彩吹真央、駒田一の日本オリジナルキャストが帰ってきます!
当連載では昨日までに村井さん、彩吹さん、駒田さんそれぞれのパンフレット用のビジュアル撮影レポートをお届けしましたが、撮影はソロカットだけでなく、2ショット、3ショットも行われていました。
仲良しトリオ、その仲の良さがダダ漏れでとっても微笑ましかったので、その様子もレポートします!
もう、撮影が始まる前からこんな距離感です...。
別に2年ぶりに再会したワケではないんですよ?
すでに稽古は始まっていて、なんなら前日も一緒にお稽古している3人なんですよ?
何でしょう、この3人の嬉しそうな表情は。
「仲良さそうですね」と言われたら、すかさず村井さん「仲良いんです!」。
うん、見ればわかります!
紅一点・彩吹さんを真ん中にポーズ。
いい感じです!
でもなんかすぐ、笑っちゃう!
7月26日(木)に開幕するミュージカル『GRIEF 7』。
"七つの大罪"をベースに、牢獄で出会った男たちの物語を描く本作は、錦織一清が演出、野村桔梗が原作、三浦 香が脚本、金子隆博&ながしまみのりが音楽、さらに出演者もカラム、碕 理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、三浦海里、加藤良輔、米原幸佑と、これまでに見たことのない座組から生まれるミュージカルです。(※詳細はこちら)
果たしてどんな作品になるのか......出演者のカラムさん、SHUNさん、米原さんに直撃してきました!
*****
「期待とワクワクと、使命感もあります」(米原)
――お三方は初共演ですね。
米原 そうですね。ただ僕はこのふたりだけが初共演で、あとのメンバーは共演したことがあります。どんな方なんだろうなと思っていたのですが、今日お話して、仲良くできそうだなと思いました。このカンパニーはみんないいやつ...(笑)。
カラム・SHUN (笑)
米原 それ、大事ですよね!
――この作品自体も、米原さんが「やりたい」と提案したそうですね。
米原 はい。食事の席で話していたことが実現したという感じで。だから今回は、「出演が決まった」というより「実現した」という感じなんですよ。
――もともとどんなアイデアをお話しされていたのですか?
米原 男6人くらいの密室劇というか会話劇をできたら、という話をしていました。そこから始まって、だんだん錦織一清さんが演出、三浦 香さんが脚本と決まっていって、「すごいことになってきた!」みたいな(笑)。だから期待とワクワクと、言ったからにはちゃんと面白いものをつくらなきゃという使命感もあります。
――カラムさんは出演が決まってどうでしたか?
カラム オファーをいただいたときに、演出の錦織さんのお名前を見て「悩む必要ないでしょ!」と出演を決めました。これまでも舞台は出演してきましたが、こういうミュージカル作品は初めてなんですよ。僕は、本業は歌手で(韓国アイドルグループ大国男児の一員・今年KARAMとしてソロデビューも果たした)、芝居しながら歌いたいという想いもありましたので、すごく嬉しいです。
――どうして錦織さんだと即決だったのですか?
カラム もともと母が好きだったんです。"踊って歌える"アイドル文化の第一世代の方ですし、そういう経験をしてこられた錦織さんだからこそのアイデアや演出がたくさんあると思っています。それに、僕もアイドル活動をしているのでそういった面でも勉強になると思いました。
SHUN 僕は音楽活動をずっとやってきて、舞台はこれが3作目です。未だに不安要素はたくさんありますが、今回はミュージカルですし、ダンスと歌も含め、役者としてしっかり表現できるようにがんばりたいと思っています。
――とはいえミュージカルも普段の歌とは違いますよね?
SHUN そうですね。前作ではラップパートでラップ指導もされました。ただそれも演技的な指導で、すごく理解できたし、自分の音楽にも還元できる表現だったんですよ。今回もまた違うものになると思うので、いろんなものを吸収したいと思います。
――ダンスボーカルグループBBBの活動では歌わないような楽曲もありますよね。
SHUN ありますね。ただ今回もラップがあるそうで、台本に「歌詞相談」って書いてあったので(笑)。
――腕の見せ所だ。
SHUN そうですね!
現在、初の英語版来日公演中のミュージカル『エビータ』。
実在したアルゼンチン大統領夫人、エヴァ・ペロンの波乱にみちた生涯を描く物語です。
のちに『ライオンキング』『アラジン』などを作っていく作詞家ティム・ライスと、『オペラ座の怪人』『キャッツ』などの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー、ふたりの天才がまだそのキャリアの初期、30歳前後の若さで書いた傑作。
今回の来日公演では世界のミュージカルスター、ラミン・カリムルーが狂言回しの "チェ" を、そして『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役などを演じている若き新星エマ・キングストンがヒロイン・エバを演じているのも話題です。
ロイド=ウェバー作品好きである演劇ライター・町田麻子さんと、編集担当の平野が、『エビータ』の貴重な来日公演に興奮しつつ、作品について、今回の来日版について...etcを、好き勝手に語りました!
● ロイド=ウェバーの"変態的"楽曲の凄さ
平野「町田さんはブローウェイでご覧になっているんですよね。私は何せ四季版で育ってるので(日本では劇団四季が1982年に初演以降、独占的に上演している。直近の四季での上演は2012年)、今回の来日公演は色々と新発見がありました。......が、まずはとにかく久しぶりに『エビータ』を生のステージで観て、改めてアンドリュー・ロイド=ウェバーは天才だな、と......あえて限定してしまえば、初期のロイド=ウェバーは凄いな、と感動しました」
町田「平野さんが言う「初期」とはどのあたりですか?」
平野「特別なのは『ジーザス・クライスト=スーパースター』と『エビータ』ですね。『キャッツ』も時代的には初期ですし、音楽は最高に珠玉ですが、カテゴリとしてはちょっと別かな。『ジーザス』『エビータ』のふたつは特別に"変態的"じゃないですか?」
町田「わかります、『キャッツ』からちょっと大衆寄りになる。冒険心溢れてるのはその2作品ですよね」
平野「なんでしょうね、初期ロイド=ウェバー作品のキャッチーさって。『ジーザス』『エビータ』なんかはむしろ、その後のものより技巧的には凄いじゃないですか。めちゃくちゃ複雑なカウントで」
町田「あの変拍子は凄いですよね。『And the Money Kept Rolling In(金は出ていく湯水のように)』って何拍子か数えたことあります?」
平野「7かな。私、7拍子が好きで、たとえば『ジーザス』で一番好きなのも7拍子の『The Temple』なんです。ちなみにその前の『The Actress Hasn't Learned the Lines(エバ基金プラン)』も、7拍子4小節のあとに8拍子4小節が来る。すげーな!って」
町田「コロコロ変わりますよね。調も拍子も安定しないし不協和音も多い」
平野「安定しないのに、何も考えずに聞くと、そこまでの複雑さは感じさせなくないですか?」
町田「でも不思議なもので、キレイだな~と聴きながらも、どこかひっかかりは感じる。やっぱりそれはその変調・拍子の効果なんだと思います。だからこそ1幕ラストに効果的に、安定した拍子の『A New Argentina(ニュー・アルゼンチーナ)』がドーン! と来る」
平野「『ニュー・アルゼンチーナ』と2幕冒頭の『Don't Cry for Me Argentina(共にいてアルゼンチン)』は、ストーンと真っ直ぐ、心の中に落ちてきますよね。2曲ともシンプルな4拍子が中心になってる」
町田「そのあたり、よく考えられているなぁと思いました。最初の『Requiem for Evita(レクイエム)』とかも全然拍子とれなくないですか?「エビータ、エビータ」のところから3拍子っぽくなるけど」
平野「ほんとだ! 全然カウントできない。でもその複雑さにも気付いてなかった。やっぱりキャッチーですよ」
町田「3か4で割り切れる一般的な拍子のものが少なくて、それがすごく不安な感じにさせて惹きつけられて、でもここぞというところで、どーんとわかりやすく4拍子を当ててきてるのが上手い」
平野「ちなみに最近のロイド=ウェバー作品はどうですか?」
町田「うーん、逆にわかりやすくなってる気がするなあ。『スクール・オブ・ロック』とか全然ひっかかりがなかったです。でも『オペラ座の怪人』なんかも複雑ですよね。『オペラ座』はでも拍子が難しいというより和音が複雑な感じ」
平野「といっても『オペラ座』には15拍子とかも出てきますからね~」
町田「でも拍子を狂ったように変えていく最たるものは、味わったばかりだからというのもあるかもしれませんが、やっぱり『エビータ』じゃないでしょうか」
平野「私も味わったばかりだからかもしれませんが、そのご意見は賛成です。そしてそのことが中毒性を呼んでいる気がします。話を戻しますが、ちなみに今回の来日公演、『エバ基金プラン』と同じフレーズが出てくる『ペロンの野心』のところで貴族さんたちが行進してるんです。よくこのカウントで行進できるな、とも思います。そこぜひ注目して欲しい!」
▽『ニュー・アルゼンチーナ』のシーン
■ミュージカル『あなたの初恋探します』2018年版 #5■
韓国で2006年に誕生してロングランヒットを飛ばし、ロマンチック・コメディ・ミュージカルのジャンルを確立したミュージカル『あなたの初恋探します』。
日本でも2016年に初演、昨年も『Finding Mr.DESTINY』と題して再演を重ねていますが、今年は好評を博した村井良大、彩吹真央、駒田一の日本オリジナルキャストが帰ってきます!
7月某日、パンフレット用のビジュアル撮影があるということで、その現場を取材してきました!
今回は、主人公ミニョクとヒロイン アン・リタが関っていくその他の人物すべてを演じる"マルチマン"、駒田一さんの撮影現場レポートです。
ミュージカル界が誇るエンターテイナー駒田さん。
これまでもバラエティ豊かな役を演じていますが、今年前半は『メリー・ポピンズ』の厳格な父親ジョージ・バンクスを演じていらっしゃいました。
そんな駒田さん、ジョージばりのダンディな雰囲気で撮影現場に登場。
「はじめさん、カッコいい...」とちょっと意外そうな(?)スタッフの声も。
なのですが、前回レポートしたように、この日の撮影は、まずは素敵にイイ感じで撮影したあと、後半は弾けたポーズで撮影...という流れ。
カメラマンさんから「はい、ではちょっと激しいパターンでいきましょうか」と声をかけられたとたん...
こんな風になってしまいました!
大人気ミュージカル『テニスの王子様』(以下、「テニミュ」)で、氷帝の跡部景吾、宍戸 亮、日吉 若を演じた、加藤和樹さん、鎌苅健太さん、河合龍之介さん。テニミュの同期であるこの3人が、卒業から10年の節目となる今年、ついに再集結を果たします。それが3人の頭文字"K"をユニット名に掲げた舞台、project K『僕らの未来』。
しかも題材は、タイトル名にもなっている加藤さんの楽曲とのこと! これはますます期待が高まります。そこで12月の開幕を前に、いち早く行われたチラシ撮影の現場に潜入! 最終回となる第4弾では、加藤さん、鎌苅さん、河合さんお三方そろってのレポートとインタビューをお届けします。
★project K『僕らの未来』先行予約受付等 アラートメールご案内登録フォームはこちら!
ビジュアル撮影レポート
▲ついに3人そろっての撮影。3人が集まるとすぐに話と笑顔の花が咲きます。撮影が始まっても本当にずーっと3人でおしゃべりされているのです。この仲のよさは本物ですね!
▲ちなみにここ、どこだかわかりますか? 3人の奥に信号があるのですが、そこをよーく見てみると...。
▲日本青年館前! 3人がそろって初めてテニミュの舞台に立った、思い出の劇場の前です。うーん、感慨深い。かつての建物は壊され跡形もありませんが、今その地では新国立競技場の建設工事が行われ、次なる"未来"が生まれようとしています。
▲そんな思い出の地をバックに1枚。ぴあのカメラに向かってサービスカットいただいちゃいました!
▲スタジオに戻ってからこんなオフショットも。久々の再会に、それぞれのスマホで撮影会が始まりました。ちなみにこちらの写真は鎌苅さんのツイッターにアップされていましたよ。
舞台「アンナ・クリスティ」篠原涼子・佐藤隆太
篠原涼子、佐藤隆太らが出演する舞台「アンナ・クリスティ」がよみうり大手町ホールで開幕。演出は栗山民也。
本作はユージン・オニールが1921年に発表して、ピューリッツァー賞を受賞した作品。これまでも「夜への長い旅路」などのオニール作品を手掛けてきた栗山民也が演出する。
タイトルロールのアンナ役は2005年に蜷川幸雄が演出した「天保12年のシェイクスピア」への出演以来、13年ぶりの舞台出演となる篠原涼子。相手役となるマットは佐藤隆太が演じる。
本作のプレスコールと囲み取材が行われた。動画はこれを抜粋したもの。【動画4分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
■ミュージカル『あなたの初恋探します』2018年版 #4■
韓国で2006年に誕生してロングランヒットを飛ばし、ロマンチック・コメディ・ミュージカルのジャンルを確立したミュージカル『あなたの初恋探します』。
日本でも2016年に初演、昨年も『Finding Mr.DESTINY』と題して再演を重ねていますが、今年は好評を博した村井良大、彩吹真央、駒田一の日本オリジナルキャストが帰ってきます!
7月某日、パンフレット用のビジュアル撮影があると聞いて、その現場を取材してきました!
今回は、ヒロインであるアン・リタを演じる、彩吹真央さんの撮影現場レポートです。
彩吹さんが演じるのは、結婚適齢期になっても男っ気がなく、父親に「早く結婚しろ」とプレッシャーをかけられる女性。
それでいて、ちょっとロマンチックな部分もある。
現代社会で頑張る女性たちに共感されそうな、等身大の女性像です。
それにしても彩吹さん、赤いワンピースにポニーテールがとってもお似合いです!
特にこのポニーテール、現場に新しいスタッフさんがやって来るたびに「かわいい」「似合う」と必ず言うほど、好評でした!