【あなたの初恋探します #7】キュートさも笑いも初演よりさらにパワーアップ! 開幕直前、通し稽古レポート

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■ミュージカル『あなたの初恋探します』2018年版 #7■


韓国で2006年に誕生してロングランヒットを飛ばし、ロマンチック・コメディ・ミュージカルのジャンルを確立したミュージカル『あなたの初恋探します』
日本でも2016年に初演、昨年も『Finding Mr.DESTINY』と題して再演を重ねていますが、今年は好評を博した村井良大彩吹真央駒田一の日本オリジナルキャストが帰ってきます!

本日は初日も間近に迫った7月某日の稽古場レポートをお届けします。hatsukoi2018_07_00_AAA8936.JPG


日本では3年連続・3度目の上演となるこの作品。
オリジナルである韓国同様、日本でも定着してきた感はありますが、ストーリーなど、改めて詳しくご紹介していきましょう。
 

まず、キャストはたった3人のみ。
3人がほぼ出ずっぱりで、とある「初恋探し」の物語を紡いでいきます。hatsukoi2018_07_11_AAA8286.JPG


主人公、ムン・ミニョク=村井良大さん。
ミニョク君、ついていない星のもとに生まれてしまったのか、頑張りが空回りし会社をクビになった上、それを告げたらあっさり恋人にも振られてしまいました......。
ふんだりけったり。hatsukoi2018_07_12_AAA8298.JPGhatsukoi2018_07_13_AAA8307.JPG

ヒロイン、アン・リタ=彩吹真央さん。
彼女もある意味、ツイてなかった......。
新聞記者の彼女、辞職覚悟で上司に自分の希望を迫ったところ、あっさりその辞表が受理されてしまい、こちらも職を失うハメに。
「そんなつもりじゃなかったのにー」と言っても後のまつり......。hatsukoi2018_07_15_AAA8288.JPGhatsukoi2018_07_16_AAA8351.JPG

彼らには申し訳ないのですが、テンポ良くコミカルに綴られていく彼らの不運っぷりが、気の毒ながらも面白い!
 

そんなこんなで会社をクビになったミニョクは、とあるきっかけから「初恋を探す会社」をはじめることに。hatsukoi2018_07_21_AAA8525.JPG

一方アン・リタは職を失ったことを軍人気質の父親に知られ、「いい若者がぶらぶらしてるなんて国家的損失! 国の力になれないのなら結婚して人口増加に貢献しろ!1ヵ月以内に結婚相手をみつけてこい!」と怒られてしまいます。hatsukoi2018_07_22_AAA8509.JPG

 
しかしぽろっと口にした「初恋の人が忘れられない」というひと言から、「ならその初恋相手と結婚しろ!」とアン・リタは父親に無理やり、ミニョクの「初恋を探す会社」に連れてこられてしまいました。
ここから、ミニョクとアン・リタの、初恋探しが始まります。

なのですが、探し出すべき初恋相手の情報は、"キム・ジョンウク" という名前だけ......。
アン・リタの初恋の相手は、見つかるのでしょうか。hatsukoi2018_07_24_AAA8542.JPG


さて、ミニョクとアン・リタを取り巻く人々を一手に引き受け、22役を演じていくのがマルチマン=駒田一さん。
駒田さんの七変化ならぬ22変化の一部をご紹介!hatsukoi2018_07_31_AAA8549.JPGhatsukoi2018_07_32_AAA8602.JPGhatsukoi2018_07__AAA8675.JPG

 
舞台袖に引っ込んだと思ったら、すぐ別のキャラクターとして登場する駒田マルチマン。
そのひとつひとつのキャラクターすべてがクセ者揃いで、それをまた駒田さんがチャーミングに演じています。

まだ衣裳付きではない状態でも、舞台袖で大忙し......!hatsukoi2018_07_36_AAA8574.JPG


しかし初演時もその相性の良さが光った村井さん&彩吹さん&駒田さんのトリオは、もう、無敵感を感じるほど!
繊細な感情とオーバーリアクションのバランス、テンポのよさや絶妙な距離感から生み出される軽妙さ、ちょっとしたアクシデントですらすかさず笑いに変える信頼感......、
初演を経て再集結したこの3人だからこそ! の空気感は必見!hatsukoi2018_07_41_AAA8445.JPGhatsukoi2018_07_42_AAA8455.JPGhatsukoi2018_07_45_AAA8867.JPGhatsukoi2018_07__AAA8904.JPG


キム・ジョンウクを探す旅は、場所のみならず、時空も超えます。
物語は、アン・リタとキム・ジョンウクが出会った、10年前のインドへ。
ここでキム・ジョンウクを演じるのは、村井さん(2役)!hatsukoi2018_07_51_AAA8645.JPG


理想の初恋相手であるキム・ジョンウクを演じる村井さんは、本当にイケメンです!
(というより、ミニョクを演じているときに、そのイケメンさをどこに隠しているのでしょう? 不思議...)hatsukoi2018_07_52_AAA8631.JPG

 
が、先日のインタビューで「イラっとするキム・ジョンウクになってると思います」と村井さんが語っていましたが......。
イラっと......。うん、するかもしれません(笑)。
いちいちキメ顔をしてくるのが何とも言えず可笑しい!
キム・ジョンウクって......コミカルなキャラクターでしたっけ? と思ってしまうほど。
2年前より確実にパワーアップしています!hatsukoi2018_07_53_AAA8698.JPG

キム・ジョンウクさんとインド人ガイド(マルチマン)さん、芝居中にカメラに向かってキメ顔です!
近い!hatsukoi2018_07_54_AAA8746.JPG

いや、でも、理想の初恋相手としてのカッコ良さも、ちゃんとパワーアップしてますよ!hatsukoi2018_07_55_AAA8796.JPG

 
その村井さん、ミニョクに戻ったとたん、またまたそのイケメンっぷりをどこかへ追いやり、この情けなさ!hatsukoi2018_07_56_AAA8967.JPG
でも、キム・ジョンウクを探そうと一生懸命奔走するミニョクの必死さ、まっすぐさも、だんだん素敵に見えてきます。
キム・ジョンウクとはまた違うカッコよさ。hatsukoi2018_07_57_AAA9017.JPG

 
彩吹さん演じるアン・リタの、現実社会で生きる強さと、ロマンチックな内面を持つ女性像も、とても共感を覚えます。
10年前のアン・リタもナチュラルにかわいい!hatsukoi2018_07_59_AAA9000.JPGhatsukoi2018_07_60_AAA9182.JPG

 
彼らの「初恋」探しの旅は、どんな結末になるのでしょうか......。
そして、彼らの「運命」はどこに......?hatsukoi2018_07_61_AAA9102.JPG

 
しかしこのミュージカル、最後の最後まで油断は出来ません!
スキあらば笑いがぶち込まれていきます。hatsukoi2018_07_62_AAA9303.JPG

 
この日はバンドメンバーも勢ぞろい。
初のバンドあわせの稽古でもありました。
演出の菅野こうめいさんからは「一度(初演で)やったメンバーだし、もっともっと良くなっていくと思う。このバンドでやれて良かった」というコメントも。hatsukoi2018_07_73  _AAA9085.JPG

 
この作品、良く出来たストーリーに注目しがちですが、音楽も珠玉です。
作品全体を貫くテーマ曲的存在である『Distiney』、マルチマンが歌うインド風味の『アチャアチャ・インディア』、ミニョクが自分の初恋の思い出を歌うバラード『彼の初恋』、アン・リタが自分の本心を歌うナンバー『私は決めたの』etc、etc......。
キャッチーで、耳に残るナンバー揃い。
ミュージカルとしてしっかりとした底力のある作品です。
 

そして2018年版は、カーテンコールがショーアップされました!
最後の最後まで、3人が醸しだす楽しい空気感に浸れます。
こちらも、お楽しみに~!hatsukoi2018_07_75_AAA9474.JPG

 
取材・文:平野祥恵(ぴあ)
撮影:吉原朱美

 

【2018年版 バックナンバー】
#1 オリジナルキャストで上演決定!
#2 顔合わせレポート
#3 村井良大 撮影レポート&インタビュー
#4 彩吹真央 撮影レポート&インタビュー

#5 駒田一 撮影レポート&インタビュー
#6 村井良大&彩吹真央&駒田一 3ショット撮影レポート

 
【公演情報】
・7月21日(土)~28日(土)オルタナティブシアター(東京)
・8月4日(土)・5日(日)大野城まどかぴあ 大ホール(福岡)
・8月14日(火)・15日(水)穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール(愛知)
・8月18日(土)・19日(日)サンケイホールブリーゼ(大阪)

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