劇団山の手事情社の最近のブログ記事

「よいお席はお早めに」

山の手事情社ルーマニアツアー凱旋公演のチケット販売がいよいよ始まりました!
今回は全席指定席です。
順次、受付順に良席をおさえていきます。
つまり早いもの勝ちです!

いつまでも あると思うな 若さと空席。

気付けばアラサーになっていました谷口です。
ちなみに私は今年のシビウ演劇祭も観客として行ってきました。

今年も 観客として?

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「悲劇」

はじめましてっ!山の手事情社の谷洋介と申します。

先日、ある悲劇が僕を襲いました。

夜、家で「探偵物語」のDVDを観て楽しんでいたときのこと。

テレビの後ろの壁に黒い虫がとまっているのに気付いたのですが、「まあ、いいや」と気にせずに「探偵物語」を観ていました。

しばらくすると、天井から僕の頭に何か落ちてきました。見るとさっきの黒い虫でした。

ティッシュでつかまえようと思ったそのとき、辺りを見回すと黒い虫がポツポツと畳の上にいることに気がつきました。

二本立ての旨味

今回、山の手事情社の公演は、凱旋二本立て公演です。
そう聞くと何だか大仰な感じがしますが、実際旨味がたくさんあります。
二本共観れば今の山の手の魅力、そしてこれからの可能性を感じる事が出来るはずです。
どちらを観ようかで迷っている方、両方観るべきです

【再び初体験】

この劇団に入団して、何もかにも初めてづくしの私でござる。
今回は、生まれて初めて台本演劇で役をもらった。
早々と食欲がなくなって、大好きなたこ焼きも途中までしか食べられない。
緊張と不安と、なんだか胸が一杯一杯である。
友人に『タイタス・アンドロニカス』の日に都合をつけてくださいな、とメールする。
地に足着かない私の元に、その返事がきた。

「初回」

キャストがほぼ決定してからの台本読み
第一回めです。
第一回めというのは
今回公演をする二本の作品のうちのひとつ
タイタス・アンドロニカスのほうです。
書いた人はシェイクスピアです。
オイディプス王は前回に第一回めを済ませました。

そもそもタイタス・アンドロニカスというのは
ローマの軍人で最高司令官の名前です。
そのタイタスが戦って打ち負かした
ゴート人の妃と息子たちを捕虜として連れ帰り
そのゴートの妃をローマの皇帝が嫁にしてしまったことで
悲劇の連鎖がはじまります。
ゴートの妃がタイタス一族に復讐をし
アンドロニカスがゴートの妃と息子たちに復讐をし
アンドロニカスの息子がローマという国に復讐をする
食物連鎖のように
復讐がふくらんでいきます。

その復讐に山の手事情社の様式美がくわわります。

そこに自分もくわわります。

山の手事情社の劇団員となり
初の出演です。

四畳半という山の手スタイルにつつまれた
古典劇を観てほしいものです。

さてふたたび
タイタス・アンドロニカスの第一回めの稽古は台本読みです。

シーンごとに読んでいきます。

『鋭意!』

こんにちは!
山の手事情社の村田明香です。

只今山の手事情社は、9月に上演致します『オイディプス王』『タイタス・アンドロニカス』にむけて鋭意稽古中です。

鋭意。
気持ちを集中させて懸命に努力するさま。
私の好きな言葉の一つです。

鋭意、捜査中。
鋭意、消火中。
鋭意、検討中。

シビウのこと

「海外の演劇祭はいま、どこが面白いですか?」
と聞かれたら、ためらいなく、
ルーマニアのシビウ国際演劇祭とこたえる。

劇団 山の手事情社の演出家、安田といいます。

3年前にふらりとおとずれたシビウはほんとうに刺激的だった。
その1年前におとずれたロンドンで感じた閉塞感とは対照的だった。
いろいろなことにびっくりしたのだが、
まずはそこで上演されていた芝居のレベルの高さだろう。

ハイレベルな演劇ってどういうの?

それについての共通認識がないことが、
実は日本の現代演劇のもっとも大きな問題だったりする。
まぁ、それはしばらくおいておく。

劇団山の手事情社 プロフィール

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【安田雅弘プロフィール】

東京出身。俳優や劇作家をめざすも、ものにならず演出家へ。日々演劇ってなんだろう、どうしてこんなに金にならないのだろうと沈思黙考。のみならず人にもたずねる。学校では学生に、ワークショップでは参加者に遠慮なく疑問をぶつけるので、「ヒゲの演劇オジサン」として煙たがられる存在。

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【劇団山の手事情社プロフィール】

25年くらい前に安田雅弘・池田成志らで早稲田大学演劇研究会を母体に結成。はじめはシュールなギャグで大人気を博すものの、しだいにシンプルに演劇と取組むようになる。10年くらい前から《四畳半》と呼ばれるスタイルでいろいろな作品をつくるようになる。最近の上演作品は『ロミオとジュリエット』、『道成寺』など。
海外から注目され、昨年ルーマニアのシビウ国際演劇祭では意外なほど絶賛され、やや疑心暗鬼に。

【最新公演情報】

『オイディプス王』
日時:9月2日(木)~5日(日)
『タイタス・アンドロニカス』
日時:9月8日(水)~12日(日)

会場:アサヒ・アートスクエア

構成・演出:安田雅弘
キャスト:山本芳郎/倉品淳子/浦弘毅/水寄真弓/山口笑美/川村岳/岩淵吉能/斉木和洋/山田宏平/野々下孝/植田麻里絵/越谷真美/三井穂高/小栗永里子/安部みはる/浦浜亜由子/谷口葉子/文秉泰/谷洋介/園田恵/石原石子/村田明香

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