『鋭意!』
こんにちは!
山の手事情社の村田明香です。
只今山の手事情社は、9月に上演致します『オイディプス王』『タイタス・アンドロニカス』にむけて鋭意稽古中です。
鋭意。
気持ちを集中させて懸命に努力するさま。
私の好きな言葉の一つです。
鋭意、捜査中。
鋭意、消火中。
鋭意、検討中。
うーん。無駄に格好良いい。
気が引き締まりませんか。
本日はオイディプス王の読み合わせが主な稽古でした。
『オイディプス王』はテーバイという国を治めるオイディプス王が主人公。
オイディプスはかつて、スフィンクスという怪物によって苦しめられていたテーバイを救い、亡き先王・ライオスの后を自分の妻として、テーバイの王となった過去がありました。
オイディプスが王位に就いてから、テーバイは不作や疫病に悩まされるようになってしまいます。
オイディプスは義弟のクレオンをアポロンの神殿へ遣わして、神託を求めると不作と疫病は、ライオス殺害の穢れの為なので、殺害者を捕らえ、テーバイから追放せよという神託を得ます。
オイディプスは、ライオス王殺害した人物を求めますが、思いもよらない真実を暴いてしまい、自分が残酷な運命の渦中にいる事を知る事になるというお話です。
9月に向けて山の手事情社鋭意、前進中。
アサヒ・アートスクエアでお待ちしております。