『カム・フライ・アウェイ』完全ナビ!の最近のブログ記事

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●イベント情報●

当連載では前回までに、『カム・フライ・アウェイ』がフランク・シナトラの歌声にのせて展開するダンス・ミュージカルで、演出はアメリカを代表する振付家トワイラ・サープが手がけている、ということをお伝えしてきました。もうインプットしていただけましたよね。


そこで今回は、7月の来日まで待てないという方に、『カム・フライ・アウェイ』を身近に感じられそうな耳寄りな情報をふたつお届けします。

ひとつめの情報です。こちらの写真をご覧ください。

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●仕掛け人はこの人●

前回までの説明で、『カム・フライ・アウェイ』がフランク・シナトラの歌うナンバーにのせて展開していくダンス・ミュージカルだということは認識されたことと思います。そして、いかにシナトラが類まれなる歌声の持ち主だったかということも。

今回はさらに舞台の核心へと踏み込んでいきましょう。この作品を成功に導いた最大の功労者について解説いたします。
 

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●『カム・フライ・アウェイ』の音楽 2●

前回触れたとおり、これまでも、ワン・アーティストの既存曲ばかりでつなぐ"カタログ・ミュージカル"は数多く作られてきました。

ABBAの『マンマ・ミーア!』(2001年)やクイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』(2002年)以外にも、バディ・ホリーの『バディ』(1989年)、ピーター・アレンの『ザ・ボーイ・フロム・オズ』(2002年)、マッドネスの『アワ・ハウス』(2002年)、ビリー・ジョエルの『ムーヴィン・アウト』(2003年)、ザ・ビーチ・ボーイズの『グッド・バイブレーションズ』(2005年)などが有名です。ちなみに、意外かもしれませんが、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』(1997年)も、『ニューヨークに行きたい!!』(2007年)も"カタログ・ミュージカル"に数えられるのはご存じでしょうか。前者ではアメリカの作曲家ジム・スタインマン、後者ではドイツ語圏で絶大な人気を誇る歌手ウド・ユンゲルスの曲がフィーチャーされているんです。

ところで、上に挙げたアーティストたちと、『カム・フライ・アウェイ』でフィーチャーされているフランク・シナトラは、似ているようで、どこかが違います。さて、それは何でしょう?
 

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●『カム・フライ・アウェイ』の音楽●

前回の記事では、『カム・フライ・アウェイ』がダンス・ミュージカルであることをお伝えしました。それでは今回は、作品のコンセプトを押さえることにしましょう。どこに主眼を置いて作られたのか。何が一番の特徴なのか。

コンセプトは実に明快です。ずばり、ある有名シンガーへのオマージュとして発想された作品なのです。全編にその人の歌声が流れ、それに呼応する形で、華麗なダンスが展開していきます。では、そのアーティストとはいったい誰でしょう?

ヒントを差し上げましょう。20世紀を代表するアメリカ人男性歌手のです。1915年に生まれ、1998年に82歳でこの世を去りました。おわかりでしょうか。



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●『カム・フライ・アウェイ』を知っていますか?●

皆さん、夏休みの予定は立てましたか?......なんて、GW前だというのに気が早い、と思われるでしょう。でも、最高の夏を過ごすためには、早くから準備しておいて損はありません。

当コーナーでは、「この夏は日本に居ながらにしてブロードウェイ気分を存分に味わう!」ということを究極の目的として、その助けとなる豆知識を少しずつご紹介していきます。

最初に押さえるべきキーワードはこちらです。



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