2016年10月アーカイブ

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まもなく開幕の「瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々」(以下、たきとも)の稽古場から演出の板垣恭一さんのメッセージが届きました!

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「演出の板垣です~。
宣伝です。
「たきとも」いよいよ本番が近づいてきました。
タイトルが真面目なもので、内容がうまく伝わらないかもと思い、少し説明をしてみます。
まずこの作品「音楽劇」です。おそらくほとんどの曲をみなさんご存じです。
そして「かなり笑えます」。あと話にハマると「けっこう泣けます」。
ここら辺はワタシの演出なので、エンターテイメント性をかなり高めてございます笑。
上演時間は休憩なしの1時間45分。

6人の役者とピアノの生演奏という、シンプルな舞台構成でお届けします。
これは、生きることと死ぬことと、そして音楽をすることについての物語です。
ご来場、心よりお待ちしております。」

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<ストーリー>
ドイツ留学中の瀧廉太郎のもとに親友の音楽家、岡野貞一がやってくる。
久しぶりの再会なのにどこかよそよそしい瀧。この時の瀧の秘密が後の日本の音楽界を震撼させることになる。。。"作者不詳"の唱歌の謎を笑いと涙と唱歌で綴る、ハートフルな音楽劇。

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音楽劇「瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々」

10月5日(水)~10日(月・祝)青山一丁目・草月ホール
演出:板垣恭一 脚本:登米裕一
原田優一/愛加あゆ/和田琢磨/白又敦(★)・服部武雄(◆)/佐野瑞樹/星野真里
※白又敦と服部武雄はWキャストです。

10月5日(水)19:00開演(★)
10月6日(木)19:00開演(◆)
10月7日(金)14:00開演※(◆)/19:00開演(★)
10月8日(土)13:00開演(★)/17:00開演(◆)
10月9日(日)13:00開演(◆)/17:00開演※(★)
10月10日(月・祝)13:00開演(★)/17:00開演(◆)

チケット料金:S席(前方4列目まで)8,000円 1階席6800円 2階席6000円 3階席3300円
※3階席は当日券のみ
※未就学児童入場不可

公演の詳細は
公演公式HP:http://show-biz.jp/taki/
をご覧ください。
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■2016年版『ミス・サイゴン』 vol.6■


1989年9月20日にロンドンで世界初演された『ミス・サイゴン』は、2014年に25周年を迎えました。
ご存知"新演出版"も登場し、評判を呼んでいるこの作品。
2014年9月、ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで上演された25周年記念公演が、待望の映画化になります。

映画はこの特別な一夜を最新の技術を駆使し撮影、さらに公演後には映画のために観客を入れずに撮った追加撮影も加った(通常ではありえないアングルも!)圧倒的な迫力の映像で、臨場感ある『ミス・サイゴン』の世界を切り取っています。

そして25周年記念スペシャル・フィナーレには、特別ゲストとしてオリジナルキャストであるジョナサン・プライス(エンジニア役)、レア・サロンガ(キム役)、サイモン・ボウマン(クリス役)が登場。新旧キャストの共演で行われたこのプレミアムなショーも、もちろんこの映画には収録!

日本では2017年3月よりTOHOシネマズ 日劇での公開が発表されているこの映画『ミス・サイゴン:25周年記念公演inロンドン』が、10月2日、日本最速プレミア上映として公開されました。
この上映を記念したトークショーに、10月19日より開幕する日本版『ミス・サイゴン』より、ダイアモンド☆ユカイさんキム・スハさん中野加奈子さんが登場。
スハさんと中野さんは、このロンドンの25周年記念公演に出演しています!
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本日はそのトークショーンの模様をレポートします。


この映画、みなさんはひと足先にご覧になったとのことで、感想をユカイさん、
「自分もエンジニア役を10月からやりますので、楽しみに観ました。『ミス・サイゴン』は25年以上の歴史がありますから、やっぱり初演の(エンジニア役の)ジョナサン・プライスのイメージが強い。日本だと市村正親さんと...本田美奈子.さんのイメージが強いかな。でもこの映画を観て思ったのは、今まで思っていたイメージよりも、『ミス・サイゴン』自体が、時代とともに進化しているんだなということ。ロックバンドで言うとローリングストーンズみたいなね! そのくらい、毎回進化している。その進化の一番新しい姿をこの映画で観られる」
と語りました。
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ちなみにユカイさん、この25周年記念公演でエンジニアを演じているジョン・ジョン・ブリオネスさん(フィリピン出身の51歳。舞台デビューは1989年のロンドンオリジナル版『ミス・サイゴン』)をリスペクトしているとのことで...。

「エンジニアを演じるということで、YouTubeとかで歴代のエンジニアを見たり、色々リサーチしたんですよ。やっぱり初代のジョナサン・プライスはすごい。そのイメージがガンっとあって、でもその中でジョン・ジョンを見たときに、これは新しい、何か今までのイメージを塗り替えるパワーと実力があり、"こんなこともやっちゃうの?"ということをやっていて、魅力がある。そこに勇気付けられました。自分はロックンローラーですから。帝劇では20何年も『ミス・サイゴン』を観ていらっしゃる方がいる中で、(僕のエンジニアは)「なんだアイツ」というか(笑)、賛否両論もあると思うんですが、ジョン・ジョンを見ると、やっぱり新しい風を吹かすくらい、思い切ってやってみようと前向きな気持ちになりました。大ファンですよ」と、その魅力を話します。

▽ ダイアモンド☆ユカイさん。この日の上映は「日本最速上映ですよ!3倍速で流れますよ!」というジョークを(笑)。
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RooTS シリーズ第四弾!竹内銃一郎の傑作『あの大鴉、さえも』が、フィジカルシアターの旗手小野寺修二によって新演出で蘇る!


9月30日(金)に東京芸術劇場 シアターイーストにて幕をあけた、小野寺修二演出、『あの大鴉、さえも』。

1980 年に竹内銃一郎によって、もともと男優三人芝居として書かれた作品を、なんと今回は小林聡美、片桐はいり、藤田桃子の女優三人で上演します。

小野寺と三人の傑出したパフォーマーによっていったいどんなナンセンス・コメディが生まれるのか?どうぞご期待ください。


公演初日を前に、小野寺修二さん、小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さん よりコメントをいただきました!


◆小野寺修二さん【演出】

今回、無対象(=実在のものを使わないこと)演技のパントマイムを20年間続けてきた自分にいただいた題材は、「見えないガラスを運ぶ」という端(はな)から無対象をベースとした戯曲でした。原作者の竹内銃一郎さんから「好きにしていいよ」と声を掛けていただいたことから、そのあまりの自由度にいつにない興奮と不安の中で試行錯誤し続ける日々となりました。最終的には、"人間力"で勝負ができる素晴らしい役者の皆さんとともに、お客様の想像力に挑戦できる作品になったのではないかと思っています。


◆小林聡美さん【出演】

6年ぶりの舞台ということで冷静に考えるとそうとうなプレッシャーなわけですが、稽古が始まった頃は、もうそれすらもよくわからない状態でした(笑)。けれど、小野寺さんの手法はストレートプレイとはまた違って、まったく新しいことをやっているという新鮮な感覚でした。すべてのパーツを一度分解して、台詞の意味、間(ま)、立ち方や空間を再構築していくという作業を、共演者の皆さんとともに興味深く進めてまいりました。お客様には、舞台上の動きや言葉 からイメージを自由に膨らませていただき「なんだか心地よい」という空間と時間のなかで、存分に楽しんでいただければと願っています。


◆片桐はいりさん【出演】

すべてにオチがつくことがつまらないと思える今日この頃、たとえば、美術館でインスタレーションや不思議な絵画を見た時、すべてを理解できなくても「よくわからないけど、おもしろい」「こういうの、私は好きだな」という感覚になりますよね。演劇にも、そういう楽しさがあっていいと思うんです。この舞台で、私たちは"人間インスタレーション"とでも呼びましょうか(笑)、宙ぶらりんの楽しさを懸命にお見せしますので、お客様には自由に笑って、なにかを感じて、ステキな"ハテナ"を抱えたままお帰りいただけるとうれしいです。


◆藤田桃子さん【出演】

今回、小林聡美さん、片桐はいりさんという素晴らしい役者さんとご一緒させていただく機会を得て、夢のように感じています。これまで一つのこと(パントマイム)を続けてきたことでいただいたお話と考え、まったく違うことに挑戦するというよりは、自分がやってきたことを戯曲の世界といかにすりあわせられるか道を探ってきました。「本当は何を持たされているのか」、「その人たちがそれをどう思っているのか」、「なぜ気付いていないのか」など、ガラスの向こうに透けて見えてくる"ハテナ"が、とにかく面白い作品です。お客様を上手に驚かせることができたらと思っています。



げきぴ①あの大鴉、さえも_撮影:引地信彦_D5A0579げきぴ①.jpg

げきぴ②あの大鴉、さえも_撮影:引地信彦_D5A0582.jpg

げきぴ③あの大鴉、さえも_撮影:引地信彦_D5A1032.jpg

げきぴ④あの大鴉、さえも_撮影:引地信彦_D5A1080.jpg

撮影:引地信彦


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東京芸術劇場 

RooTS Vol.04『あの大鴉、さえも』


日程:2016年9月30日(金)~10月20日(木)

会場:東京芸術劇場 シアターイースト


作:竹内銃一郎

上演台本:ノゾエ征爾

演出:小野寺修二


出演:小林聡美、片桐はいり、藤田桃子




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