2015年2月アーカイブ

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5月に来日する「国立モスクワ音楽劇場バレエ」の為、バレエ担当1年目のキョードー東京M氏が単身モスクワ取材を決行!

今回は現地レポートパート②をお届けします。日本でも上演される『エスメラルダ』を鑑賞しに劇場を訪れたM氏は、ついに劇場の客席へと潜入。美しい写真と共にレポートをお楽しみ下さい。



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①「客席内」(2F・3F)
この劇場は約1,200席のキャパシティがあり、2006年に改築・再オープンしたので、場内は見やすく、とても綺麗でした。
席は平戸間(アリーナ)でしたが、場内程良い傾斜があるので、とても見やすい印象でした。(古い劇場ですと、傾斜がほぼ無く日本人に平戸間は向かないそうです。)入場して先ず、緞帳の美しさに圧倒されます。また、ホワイエもそうでしたが、この劇場のテーマカラーであるブルーに客席内も統一されておりとても綺麗です。
オケピ(オーケストラピット)はありますが、ダンサー達とお客さんが非常に近く迫力がある公演を観劇できる劇場でもあります。

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続いて、2F席からの客席内の写真です。

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②オーケストラピット(客席内)
オケピの様子をお届け致します。チューニング中です。ちなみ指揮台真上の四角の黒い穴を確認出来ますでしょうか?
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、あそこにはカメラが仕込まれており、舞台裏から、指揮者のタクトを確認出来るようになっているそうです。オケとダンサーの息を合わせる方法としてこうなっているんですね。この劇場専属オーケストラはもちろん来日します。
この劇場の雰囲気そのまま日本で見られるなんてとても贅沢です!

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③「カーテンコール」
現地の劇場の雰囲気の中で観るエスメラルダは本当に素晴らしかったです。劇場の特性ゆえダンサーがとても近く、この劇団の魅力であるダンサーの迫力ある演技力を観ることが出来ました。リアルなセットとオーケストラの演奏が各場面の雰囲気を高めており、自然と演目の中に引きずり込まれます。観劇を終えた後は感動で、気がついた時には手が痛くなるほど拍手をしていたほどです。悲しい最後向けてストーリーが進んでいく中での奇妙な明るさと暗さは独特でその世界観は一度観たら忘れる事ができません。

カーテンコールの際に撮影した、写真を一部アップ致します。

★以下、1/30「エスメラルダ」の主な配役
・ エスメラルダ・・・ナターリヤ・ソーモワ
・フェビュス・・・イワン・ミハリョフ
・クロード・フロロ・・・ゲオルギー・スミレフスキ

いずれのダンサーも来日予定です。日本公演、是非お見逃し無く!

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続きまして、カーテンコールの写真です。
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④出口にて
終演後、もはや列になっているのかも良く分からないクロークの列に並び、劇場を出たのが22時過ぎ。
最後に出口での一枚。タクシーや迎えの車を待つ人々で出口はいっぱいでした。1月末の寒いモスクワで観るバレエは何とも言えない素晴らしい雰囲気があります。冬のロシアでの娯楽は限られていますが、やはりロシアという国でバレエが発展した理由もそこにあるのではないかと感じました。

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現地レポートのパート②をお届けいたしました。皆様いかがでしたでしょうか。
次回は、ついに劇場の裏側へ潜入したM氏。国立モスクワ音楽劇場の裏側でM氏は一体何を見たのでしょうか!?
バックステージ編も美しい写真と共にお届け致します。

お楽しみに!

「国立モスクワ音楽劇場バレエ」
公演日:2015年5月20日(水)~24日(日)
会場:東京文化会館 大ホール 
料金:S席-14000円 A席-11000円 B席-9000円 C席-6000円 D席-4000円

チケット絶賛発売中!

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こまつ座&世田谷パブリックシアター『藪原検校』が2月23日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。盲目に生まれつき、盲人の最高位である検校に上り詰めようと悪の限りを尽くす二代目藪原検校という架空の人物の生涯を、井上ひさしが力強い筆致で描いた偽評伝劇。井上戯曲の中でも最高傑作のひとつとして挙げられることも多い傑作だ。主人公・二代目藪原検校は、2012年にも主演し絶賛された、野村萬斎が演じる。

時は江戸、東北塩釜。親の因果から盲に生まれた杉の市は、手癖が悪ければ手も早い生まれながらの悪党。師匠の女房を寝取り、挙句の果てにいざこざから人を殺めてしまう。運命の坂を転がり落ちるように師匠、実の母と殺人を重ねていく彼が目指すのは、盲人の最高位である検校の位。様々な悪事を重ねた上、江戸の地で藪原検校のもと貸し金の取立てで頭角をあらわし、ついに二代目藪原検校の襲名も目前に迫るが......。
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"目明き"に対する強いコンプレックスから、揺るぎない地位につくことに執着し、そのためには手段は選ばない。大悪事の数々を躊躇なく重ねる杉の市だが、その行動原理はシンプルだ。萬斎は、そのコンプレックスから生まれるパワーを荒々しくも軽妙に体現していく。欲望を全身から立ち昇らせる萬斎・杉の市は生命力に溢れている。ふだんの彼の端整な顔立ちが想像できないほど下品に顔をゆがませ、エネルギッシュに演じる姿に、目をそらせない。


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現在紀伊國屋ホールの公演中のつかこうへいトリプルインパクト「いつも心に太陽を」。

先日行われたゲネプロの写真をご紹介です!

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かつて風間杜夫と平田満の伝説を作ったとも言える名作として知られている。

この作品を、シリーズのレギュラー演出家、岡村俊一の手により再現する。

「いつも心に太陽を」は「ロマンス」の原作であり、くしくも、岡村と中屋敷は新旧、演出バトルを展開することになる。

出演は、つかこうへい紀伊國屋公演では、もはやレギュラーと呼ばれる活躍を続ける柳下 大 そして、その恋人に、昨年のつかこうへいダブルス公演で、実力、人気を確実のものにした高橋龍輝 が抜擢された。

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(左)柳下大 / (右)高橋龍輝

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チケットぴあでは明日2/27(金) 23:59まで当日引換券を発売中です!

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公演:2/12(木) ~ 3/2(月)

会場:紀伊國屋ホール 

当日引換券 6500円

[作]つかこうへい [演出]岡村俊一

 [出演]柳下大 / 高橋龍輝 / 武田義晴 / 須藤公一 / 鮎川太陽 / 土井一海 / 高橋直人 / 大石敦士 [ゲスト]あり

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『十二夜』稽古場レポート Part3

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シェイクスピアのロマンチック・コメディ『十二夜』稽古場レポート第3弾は終盤、大団円一歩手前! のワンシーンの稽古の模様をお届けします。
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最初に登場するのは成河さん扮するフェステ(道化)。
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フェイビアン役の青山達三さんと交わすのは、言葉遊びのような、機智に富んでいるような、シェイクスピアらしい楽しい会話の応酬。
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【チケットぴあニュース】
宝塚版『ルパン三世』、原作者も驚き
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宝塚歌劇雪組東京公演『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』『ファンシー・ガイ!』が2月20日、東京宝塚劇場で開幕した。国民的人気マンガの舞台化であるとともに、雪組新トップコンビ早霧せいな、咲妃みゆのお披露目公演ということで大きな話題を集めている。

『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』は、アニメ、映画、ゲームと様々なメディアで展開されている、日本国民なら誰もが知るモンキー・パンチによる傑作マンガが原作。時は現代のフランス。展覧会に出品されている"マリー・アントワネットの首飾り"をルパン一行が盗もうとした瞬間、革命前夜にタイムスリップ。そこで一行は王妃マリー・アントワネットに出会い...。ルパン、不二子、五エ門、次元、銭形警部といったおなじみの面々が起こす大騒動に、宝塚の代名詞『ベルサイユのばら』を彷彿とさせる世界が見事に融合、コミカルかつロマンチックな、宝塚らしいルパンの物語が誕生した。ルパンに扮する早霧せいなは軽妙な語り口にくるくると変わる表情で、原作やアニメのイメージを損なわないキャラクター作りで客席を大いにわかせる。ルパン・ファミリーに扮するスターたちのなりきりっぷりも楽しい。それでいて宝塚らしいスタイリッシュさ、品の良さは残し、宝塚歌劇の懐の深さをも改めて感じさせる意欲作だ。

初日の舞台は原作者のモンキー・パンチ、「ルパン三世のテーマ」などを手がけた作曲家・大野雄二も観劇、初日後に早霧、咲妃らとともに会見を開いた。ふたりとも「びっくりした」と口を揃えつつ、「僕が描いた漫画とはまったく違う世界を見せていただいた。これからの作品の中でもヒントとして活かせる部分がずいぶんある」(モンキー)、「宝塚の独特のやり方と『ルパン三世』がすごくいい具合にミックスされていて、とても楽しく観ました。音楽のアレンジも「お、やるな」という感じでした(笑)」(大野)と絶賛。また誰もが知るキャラクターに扮した早霧は「やはり山田(康雄)さんの声がとても印象深い。あの声を、モノマネをするわけではなく自分色に染めて、宝塚の舞台に出来ないかなということは意識しました」とキャラクター作りについて話し、「ルパン三世ファン、そして宝塚ファン、どちらのお客さまにも楽しんでいただける公演になれば」と意気込みを語った。

公演はエネルギッシュなショー『ファンシー・ガイ!』と同時上演。東京公演は3月22日(日)まで。

==『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』==
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げきぴあでは、初日公演後に行われた囲み取材の模様を詳しくお伝えいたします。
登壇者は、早霧せいな、咲妃みゆ、モンキー・パンチ(原作者)、大野雄二(作曲家)、小柳奈穂子(演出)

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『ナイン』『ファントム』など、日本でもよく知られているミュージカルを生み出しているモーリー・イェストンが音楽を手掛けたミュージカル『タイタニック』

1997年にブロードウェイで初演、同年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む計5部門を受賞という大ヒット。
その後2013年にロンドンでトム・サザーランドによる新演出版が登場。この新演出版もまた「2013年夏の最も入手困難なチケット」と呼ばれるほど大評判となりました。

その新演出版『タイタニック』が日本初上演!
3月14日(土)の初日まで、もうまもなく、となってきました!!

今回は2月某日に行われた"顔寄せ"のレポートをお届けします。
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『タイタニック』と言うとレオナルド・ディカプリオが主演した映画も有名ですが、このミュージカルでは、実際に乗船した実在の人物たちをモデルに、一等客の富裕層、中流階級の二等客、そして三等客の移民たち、さらには船員たち...と、様々な立場の人々がどんな夢や希望を抱きタイタニック号に乗船し、散っていったのか、というリアルな人間そのものが描かれています。

そんな人間ドラマを演じるバラエティに富んだキャストの皆さんが、稽古場に集結です!


設計士・アンドリュースを演じるのは、『ボンベイドリームス』での鬼気迫る熱演も記憶に新しい、加藤和樹さん。
加藤さんからは「ひとりひとりが主役のこの舞台を、みんなで楽しく出航できるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」とご挨拶が。
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劇団四季のミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』が2月22日、東京・四季劇場[秋]で開幕した。1993年の日本初演以降、コンスタントに上演され続けているミュージカルで、今回は約3年半ぶりの東京公演となる。 

人気の秘訣は、なんといってもブロードウェイ・ミュージカルらしい華やかさに溢れた作品だという点。1930年代NY、仕事よりも踊ることが大好きな銀行の跡取り息子ボビー・チャイルドは、母親の命令で物件差し押さえのために向かった田舎町で、男勝りだけどチャーミングな女性、ポリーに恋をする。だが彼女はボビーが差し押さえにきた劇場のオーナーの娘だったため、頑なな態度。それでもめげないボビーは名プロデューサー"ザングラー"に変装し、劇場を救うためのショーを作ることに。そんな偽ザングラーに、今度はポリーが恋をしてしまって......。古き良き時代のアメリカを舞台にした、コミカルで軽快な"ボーイ・ミーツ・ガール"なストーリー、それを多彩なダンスの数々と"アメリカ音楽の魂"と呼ばれるガーシュウィンの名曲の数々が彩る、最高にハッピーなラブコメディなのだ。 
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2015年5月に来日する「国立モスクワ音楽劇場バレエ」。

げきぴあブログ読者の皆様は、もしかするとバレエをご覧になられたことのある方の方が多いかもしれないのですが、初心者の方も、「国立モスクワ音楽劇場」は観たことはないよ!という方も必見。
本公演の主催であるキョードー東京のM氏が、バレエ担当一年目特派員として単身モスクワに渡り、現地取材!ブルメイステル版の「白鳥の湖」「エスメラルダ」は他のバレエと何が違うの?どんなバレエ団なの?
現地の写真と共に、みんなで予習しましょう♪


前回記事「国立モスクワ音楽劇場バレエ」の見所紹介はコチラ


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国立モスクワ音楽劇場バレエ招聘にあたり、現地視察のレポートをお送り致します。
劇場のバックステージの各所を視察し、当日出演するダンサーのクラスも併せて視察してきました。その後、開場した後お客さんとして入場し、劇場を後にするというスケジュールで劇場全体の視察を終えました。(この日は「エスメラルダ」を観賞)

①「KACCA(チケット売場)」
 ロシア語で"KACCA"はチケットという意味です。 当日券や当日引き換え等はここの"KACCA"で行います。この劇場の"KACCA"は建物の正面を見て下手側の側面にあります。
 (正直分かりづらいです...)


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②「外観・入場口」(1F)
 外観全体と、入場口の様子を写真に納めました。ライトアップが非常に綺麗です。外観の6本の柱は、この劇場の代々受け継いでいる伝統的なモチーフとなっているそうです。入場口の様子は18:30頃の様子です。(この日は開場18:00/開演19:00)


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②「セキュリティチェック」(1F)
扉内すぐのもぎりを通過すると、すぐにセキュリティチェックがあります。金属探知機、ボディチェック、カバンの中身チェック等、かなり厳しく入場の際チェックをされます。
他の劇場も同じく、ロシアの劇場はどこも厳しい印象でした。


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③「クローク」(1F)
セキュリティチェックを無事終えると、次は大きなクロークで上着等を預けます。冬のモスクワは革靴・ピンヒール等では路面が凍結していてとても歩けないので、ここで持ち込んだおしゃれな靴に履き替える現地の方が多く見られました。
皆さん、やはりドレスアップして観劇をします。(とてもおしゃれな方ばかりです。)また、クロークではオペラグラスを借りる事が出来ます。

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補足1)
 クローク(1F)の近くにこんな自販機がありました。花束の自販機です。出演者用に買うもよし、恋人・家族にあげるもよし、ロシア人の男性は何かにつけて花を贈るそうです。確かに街には花屋さんがいっぱいありました。(日本人の我々も少し見習いたいですね。)

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④「メインホワイエ」(2F)
 クロークジャケットを預けると、次は階段を上り、メインのホワイエがある2Fへ。
 階段を登りきると、大きなホワイエが出てきます。ホワイエは美術館のように入り組んでおり、さまざまな歴史ある製作資料・衣装等がならんでいます。待っている時間もあっという間に過ぎていきます。(1回の来場では細かく見切れないほど!) この劇場のテーマカラーであるブルーに統一されており、とても上品です。
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⑤「ホワイエ・バー(休憩所)」(2F)
この劇場のバー(休憩所)は、他の劇場と比べてもとても充実していました。各所のバー(休憩所)はとても広く、休憩時間にはここでお客さんは各々の時間を過ごします。また、多目的ホールも休憩所として解放されており、ここにも写真やアート作品などが展示されており、休憩中も退屈を感じる事はありません。
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続いて、ホワイエ・バー(多目的ホール)の写真です。

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⑥「パンフレット売場」(2F)
ロビーの片隅にある、パンフレット売場。
エスメラルダの何年も変わらない公演パンフレットと、本日出演するダンサーリストの冊子が販売されています。(バレエ雑誌もわずかに販売しています。)物販らしきものはどこにもありません。ロシアのバレエ文化に物販の文字はないそうです。

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現地レポート①はここまで。
次回は客席内やオーケストラッピットの様子、カーテンコール写真等をアップします。お楽しみに!

「国立モスクワ音楽劇場バレエ」
公演日:2015年5月20日(水)~24日(日)
会場:東京文化会館 大ホール 
料金:S席-14000円 A席-11000円 B席-9000円 C席-6000円 D席-4000円

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『十二夜』稽古場レポート Part2

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音月桂小西遼生中嶋朋子橋本さとしが出演、RSCのジョン・ケアードが演出を手掛ける『十二夜』、稽古場レポートの第2弾です。

★稽古場レポートPart1は コチラ

恋のすれ違いに、勘違い、いたずらが入り乱れ、可笑しくてほろ苦さもあるロマンチックな物語。
シェイクスピア中期の傑作で、最後のロマンチック・コメディとも呼ばれています。

ちなみに"十二夜"というのはクリスマスから数えて12日目、つまり1月6日の夜のこと。
作中、時期を示す言葉はなく、なぜこのタイトルになっているのかは研究者がさまざまな説を展開するところでもあるのですが、一説にはこの何でもありの大騒ぎ自体が、陽気に浮かれ騒ぐクリスマスシーズン最後の晩に通じているからこのタイトルになっている、とも。


今回はとあるシーンの読み合わせをしているキャストの皆さんの姿から、登場人物の紹介をお届けします。
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『十二夜』稽古場レポート Part1

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シェイクスピアのロマンチック・コメディ『十二夜』
音月桂小西遼生中嶋朋子橋本さとしら演技巧者揃いのキャストに、シェイクスピアの本場・英国のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが演出を手掛ける注目の舞台です。

制作発表の場で、出演者自身がこの作品への期待と手応えを感じているような熱い意気込みを語っていたのも印象的ですが、2月某日、その稽古場を取材してきました!
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物語は船の遭難にあい生き別れになった双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラを中心に、護身のために男装しシザーリオと名乗るヴァイオラが仕えるオーシーノ公爵、その公爵が思いを寄せる伯爵令嬢オリヴィア、オリヴィアに恋をする執事マルヴォーリオらの恋のすれ違いを楽しくロマンチックに描くもの。


双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラ元宝塚雪組トップスター、音月桂が演じます。
この双子の兄妹、プロダクションによっては別の俳優が演じることも多々あり、事実、演出のジョン・ケアードは過去3回この作品を演出したことがあるが、そこでは別の俳優が兄妹に扮していたとのこと。
音月さんの、宝塚男役出身者ならではの男女の演じ分けにも注目です。

そして一人二役、といっても、ヴァイオラは劇中、男装してシザーリオと名乗りますので...。
実際は「二役」以上の演じ分けが求められることになります!

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