当連載でも何度か記していますが、
ウィーンでの『エリザベート』初演から20年目のアニバーサリー・イヤーである今年2012年は、
・東宝版『エリザベート』
・ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート
・エリザベート スペシャル ガラ・コンサート(宝塚OG版)
と、日本で3バージョンの『エリザベート』関連公演が上演されます。
中でも『ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート』は、本場ウィーンから豪華キャストが来日するとあって、ミュージカルファン大注目の公演です。
ヒロイン・エリザベートは1994年以来エリザベートを演じ、出演回数は世界一というマヤ・ハクフォート。
トート役は、1998年から母国ハンガリーで、そして2003年から本場ウィーンでトート役を演じ、さらに現在、東宝版で日本語でトート役に挑んでいるマテ・カマラス。
皇太子ルドルフは王子様然としたルックスで日本でも人気のルカス・ぺルマン。
2007年の初来日公演でも日本を大いに沸かせたこのベストメンバーが再び日本の地に結集します。
特にマヤ・ハクフォートは2007年時にエリザベート役はこれで最後、と言っていただけに、その封印を解く今回の公演は日本のみならず全世界の『エリザベート』ファン垂涎の公演。
20周年のアニバーサリー・イヤーに相応しい、スペシャルな舞台が実現します。
6月下旬、そのマヤ・ハクフォート、マテ・カマラスの取材会が行われました。