2018年10月アーカイブ

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今年7月に閉幕したばかりの韓国産ミュージカル『SMOKE』が本日、日本初演の初日を迎えます。

初日を目前にした9月末某日、その稽古場を取材してきました。

 


 
【通し稽古レポート】
 
2016年にトライアウト公演からスタート、今年ソウルでも上演された韓国のオリジナルミュージカル『SMOKE』が、日本初上演される。この作品は夭逝した天才詩人イ・サン(李箱)の連作詩「烏瞰図(うかんず)第15号」からインスピレーションを得て生まれたもの。初日を間近に控え、熱気を帯びた稽古場の様子をレポートする。
 
登場人物は3人。詩を書く男「(チョ)」、海を描く者「(ヘ)」、心を覗く者「(ホン)」。世を儚む「超」と、絵を描きながら海を夢見る純粋な青年「海」のふたりは、旅立つための費用を工面するために「紅」を誘拐する。ふたりはなぜ海へ行きたいのか? 「紅」との関係性は? 数々の "謎" が、ナンバーとともに繰り広げられていく。smoke2__0713.JPGsmoke2__0587.JPG
 
「超」と「紅」はダブルキャスト、「海」はシングルキャストという形での公演。「超」はLE VELVETSの日野真一郎と、『王家の紋章』や『SHE LOVES ME』の好演も記憶に新しい木暮真一郎が。「紅」は人気声優でありながらミュージカル作品でも活躍する高垣彩陽と、実力派女優・池田有希子。そして「海」をつとめるのは大山真志と、個性の異なる5人が揃った。smoke2__0695.JPG

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■『書を捨てよ町へ出よう』#2■
 
寺山修司の初期代表作『書を捨てよ町へ出よう』 に、マームとジプシーの藤田貴大が挑む話題作、3年ぶりの再演が近付いてきました。
前回の更新では、主人公の「私」に初舞台で挑む佐藤緋美インタビューをお届けしましたが、今回は稽古場の様子をレポートします!
 

【バックナンバー】
#1 佐藤緋美インタビュー
 


 

現代演劇のルーツである1970年代前後に上演された傑作戯曲を、気鋭の若手演出家が新しい解釈で豊かに復刻する<RooTSシリーズ>。現代の息吹を注がれた過去の名作たちが新たな魅力を放って今に再生する、東京芸術劇場の好評企画だ。その第3弾として2015年に上演されたのが、マームとジプシーの藤田貴大演出による『書を捨てよ町へ出よう』。言わずと知れた寺山修司の初期の代表作だが、『書を捨てよ~』には寺山の手による同名の評論集、舞台、映画が存在し、それぞれ内容が異なっている。藤田が手掛けた舞台の上演台本は映画版に依拠しつつ、舞台や評論の要素もコラージュ。言わば『書を捨てよ~』の集大成的世界に藤田独特の手法が混ざり、詩情的かつパンクな寺山ワールドを、現代に新鮮に浮かび上がらせた。shosute_0097.JPG

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こんにちは!
ゴジゲンの松居です!!

10月3日から、ゴジゲン10周年公演始まります!
ラブストーリーです!!
これからつまんない記事をお届けしますが、
劇は面白いので許してください!!!

昨日、稽古最終日。

作品の安産祈願のお祈りをして、
※つまんない顔した奴らですがすみません

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一ヶ月の稽古を経て、
久々にちゃんと稽古したので、
セットもバラして
本当にぐったりとして、、、
※つまんないぐったり仕方ですね

image2 (1).jpeg

汗水やいろんな汁を吸って
作品を支えてくれた稽古場を抱きしめて、
※ゴジゲン恒例の稽古場を抱きしめる儀式。これはつまらなくなんかねえし

image3 (1).jpeg

※つまらない配置ですが、このドアの向こうは面白いらしい

image4.jpeg

本日、下北沢駅前劇場に
小屋入りしました!!!

そして、来年2月に本多劇場ほかでやる
舞台「みみばしる」の
ビジュアルも解禁しました!!

いま劇場では美術を仕込みまくって、
照明をつりまくって、
音響を入れまくっています。

今回はガチガチの具象舞台です。
来たら奥行きを感じるほど、作り込まれた空間なので、
劇場に入った瞬間に、
ワクワクすると思います。

あとは僕らが、舞台上で生きるのみです。
そのためには、見てくれるあなたが必要で!
ぜひ劇場へ突入してきてください!
チケット代は軽く取り返せる!

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10周年なので、グッズもたくさん作ってます!!!
それを買いに来るだけでも、楽しめること請け合いです!!!!

この2週間だけは!!!
劇を、暴れさせてください!!!!

駅前劇場でまっている!!!

松居

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三島由紀夫の遺作にして、『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の4部作からなる超大作『豊饒の海』

その初舞台化が決定し、ロンドンを拠点に活動するマックス・ウェブスターさんが演出を手がけられます。キャストには主人公の松枝清顕役の東出昌大さんほか、宮沢氷魚さん、首藤康之さん、笈田ヨシさんら、その化学反応が非常に楽しみな顔合わせが実現。そして脚本という大役を任されたのが、"てがみ座"の主宰・長田育恵さんです。

"『豊饒の海』舞台化"という難題に、長田さんがどう切り込んでいかれたのか。たっぷりとお話をうかがいました。

osada3.jpg

――「『豊饒の海』の脚本を......」というオファーがあった時、正直まずどう思われましたか?

「なにをおっしゃっているんだろう?と思いました(笑)。4日間でやるのかな?と思ったら、4部作を2幕ものの舞台でやりたいということで、なかなかクレイジーだなと(笑)。でもちょっとワクワクもしたんですよね。本当に挑み甲斐のあるお話ですし、人生でこんな機会なかなかありませんから」

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