2017年6月アーカイブ

『RENT』稽古場レポート Part2

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■『RENT』2017年 vol.4■

世界中で熱烈に愛される珠玉のミュージカル『RENT』がこの夏、2年ぶりに上演されます!
その稽古場レポート、第2弾をお届けします。_RENT2017-04_02_1113.JPG
※稽古場レポート Part1→


ダブルキャストの役柄は、堂珍嘉邦さん(ロジャー)、ジェニファーさん(ミミ)、平間壮一さん(エンジェル)、上木彩矢さん(モーリーン)

第1弾に続き「バンド合わせ」のレポートですが、今回は『Light My Candle』のシーンと、『Today For You』、そして『Take Me Or Leave Me』のシーンを中心にご紹介。

『Light My Candle』は、前回ご紹介した『One Song Glory』のシーンのあと、ロフトに引きこもっているロジャーのもとに、上階に住む少女ミミが「火を貸して」とやってくる場面。
ミミが火を欲しがるのには、理由があるようで...。
ミミ=ジェニファーさん。2008年からミミを演じているジェニファーさん、ミミそのものですね。
ロジャーは堂珍嘉邦さん。
ミミとロジャーの駆け引きにご注目を。IMG_0935.JPG

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peterpan_04.jpg ミュージカル「ピーターパン」製作発表 鶴見辰吾、吉柳咲良、神田沙也加、宮澤佐江

ミュージカル「ピーターパン」の製作発表が行われ、10代目ピーターパンを演じる吉柳咲良(きりゅう さくら)が劇中曲を歌唱披露した。

「ピーターパン」は1904年にロンドンで初めて上演。1954年にはアメリカ・ブロードウェイで「ウェスト・サイド・ストーリー」「屋根の上のヴァイオリン弾き」等を手掛けたことで知られているジェローム・ロビンス演出・振付によりブロードウェイミュージカルとして上演。

そして日本では1981年、榊原郁恵主演により初めてミュージカル「ピーターパン」が上演された。
以来、37年にわたって上演されてきた本作が今年もやってくる。


今回の演出を務めるのは藤田俊太郎。
出演は吉柳咲良、神田沙也加、宮澤佐江、入絵加奈子、久保田磨希、石井正則、鶴見辰吾など。

本作の製作発表が行われ、10代目のピーターパンを演じる吉柳咲良(きりゅう さくら)が劇中の代表曲「I'm Flying」を歌唱披露した。【動画1分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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まさに彗星のごとく現れ、ミュージシャンや漫画家や小説家らと広くコラボし、型破りのスピードで創作を続けてきたマームとジプシーが、10周年を迎えた。それを記念して過去作品を複数携えて全国ツアーを行う。前例のないプログラムに込めた、作・演出・主宰の藤田貴大の思いを聞いた。

IMG_3378.JPG――マームとジプシーの活動は、いわば燃料補給しながら走り続けているので、何周年といった節目を気にしないイメージがありました。10周年の記念ツアーを決めた理由は?

「確かに今回の企画の始まりは、10周年ということはあまり意識してなかったかもしれません。それよりも、僕が20代で書いた作品を"まとめて観る時間"を作りたいと思った。それは僕自身も思ったし、たぶん出演者やスタッフも思ったと思います。当然、その時間をお客さんに観てほしいねと」

――それにしてもボリューミーな内容です。テーマやモチーフが共通する3作を編集してひとつにした作品を3本、そして30代になった日常が反映される『あっこのはなし』を単独でと、全部観ると10作分になります。

「同じモチーフの作品を編集してひとつにするのは、去年、彩の国さいたま芸術劇場で予定されていた『蜷の綿』(藤田が蜷川幸雄の半生を戯曲化し、蜷川自身が演出するはずだった作品。2016年2月上演予定が蜷川の体調不良で延期された)の代替公演で、マームの過去の作品から"夜"と"不在"といった共通するモチーフを描いた作品を3本選んで、一つの時間にして、上演したのが最初です。その時の作品はさらに編集を加えて上演します。ツアーが彩の国さいたま芸術劇場から始まるのは、そういう経緯もあります。」

――地域によってプログラムは異なりますが、最低でも2シリーズ4作品は観られるようにしているんですね。

「僕らは5〜6年前から国内外の各地でよく公演していますが、通常、一つの土地に作品を持って行けるのは、当たり前にひとつだけだし、その土地の人たちは次に僕たちの作品に、出会えるまでに時間が空いてしまう。僕はそれが寂しくて。作家なら誰しもそうだと思いますけど、ひとつの作品で自分のことを全部言えたことなんてないわけで、とすると、地方のお客さんは僕のその時の一部に触れただけで終わってしまう。だから、マームの色んな側面を観られるように、複数の作品を持って、いろんな場所に行きたいと思いました。

 それと、自分自身が18歳まで、演劇作品がほとんど観られない町にいたコンプレックスがいまだに消えないのも大きいです。地方には当時の僕と同じように悶々としている人がきっといる。そこを訪れて、その時期に劇場に来れば3作品、4作品観られるような状態をつくりたいと思いました。仕掛け方は違うとしても、こういうプロジェクトが一般的にも可能になれば、"地方にいる"という事のコンプレックスを少しは解消出来る気もしました。」

――普段あまり演劇を見慣れていない人は、演劇に対して受け身になる?

「そうなのかな。ただ、対象が複数あって、その中から自分で選ぶ事は、意識的になりますよね。もちろん演劇を観にくる理由は何でも良いとも思うけど、内容とかじゃなくて "テレビに出ている◯◯さんが出演していた"という受け身の感想で終わるのは残念だなと思います。せっかく演劇を観に来てもらうのだから、作品をつくる側としては、演劇の奥行きや総合性みたいな事をきちんと見せて、次に"演劇"を見る事に繋がったらと思います。」

――どの作品も新たに手を入れるんでしょうか?

「もちろん、全ての作品手を加えます。たとえば『ΛΛΛ』は石橋英子さんが音楽を担当して下さる事になりましたし、衣裳もスズキタカユキさんがそれぞれの作品に新しく、手を加えてくれる事になりました。僕に関しても、そういう新しい要素から生まれる新しいイメージもあると思います。」

――編集すると、オリジナルの良さが失われたり、ストーリーがわかりにくくなるリスクがあると思いますが、その点は?

「僕らを初めて観る人は常にいるので、どうすればより伝わるかはいつも慎重に考えています。ただ、例えば作品に完全な"答え"みたいな物が僕の中にあったとして、それを分かりやすく提示して、観客の皆さんが同じところを見て、同じような感想を持つように導く事はとても気持ちが悪いと思います。舞台上で俳優が、重要な台詞を話しているときに、全く関係のないような舞台上の椅子が気になって、それをじっと見ている人や、全く僕の意図とは違うベクトルの事を考えていてもいいと思っています。出来るだけ多くの要素を舞台上に並べて、観ている間に観客が、何を自分で選ぶ事が重要な気がしています。今回の機会や僕らの作品がそういう体験になればなと思っています」

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『RENT』稽古場レポート Part1

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■『RENT』2017年 vol.3■


世界中で熱烈に愛される珠玉のミュージカル『RENT』がこの夏、2年ぶりに上演されます!RENT2017-03_02_1045_.JPG

製作発表レポート
マーク役 村井良大さんロングインタビュー


20世紀末のNYを舞台に、セクシャルマイノリティー、HIVポジティブ、貧困、麻薬中毒...様々な現代的な悩みを抱えながらも、夢に向かって生きている若者たちの姿を描いたこの作品。
ジョナサン・ラーソンの作った楽曲も名曲揃いです。


2012年、2015年とも連載形式で公演を追ったげきぴあ、今年もやります!
6月某日、稽古場を取材してきました。


この日の稽古場は「バンド合わせ」が行われていました。
それまで「稽古場ピアノ」と一緒に稽古を重ねてきたキャストが、実際のバンドと音を合わせる場です。ミュージカルの稽古場では、たいてい、稽古終盤のタイミングでこの作業が入ってきます。

その模様を、シーン抜粋ですが、数回に分けてレポートします。
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音楽の調整が主眼ですので、多くの作品では動きは付けず、オーケストラやバンドと歌をあわせるのみの作業であることが多いのですが...
今回の『RENT』では、ステージング付きで、音あわせをしていくようです!

※参考:他の作品での「オケ合わせ」はこんな感じでした→

稽古場には本番同様のセットが組まれています。
そして、バンドさんも舞台セット上に!RENT2017-03_05_0911.JPG


最初に「普通は1曲ずつ合わせていくのですが、数シーンまとめてやっていきます」「集中してやりましょう」「(一部ダブルキャストのため)今日やらない人も、明日やりますので、バンドの音をしっかり聴いて、歌う準備をしておいてください」といった説明が。

なお、ダブルキャストの役柄は、この日は堂珍嘉邦さん(ロジャー)、ジェニファーさん(ミミ)、平間壮一さん(エンジェル)、上木彩矢さん(モーリーン)


いくつかの場面の小返しを経て、冒頭の『Tune Up #A』からバンド合わせは始まりました。


映像作家であるマーク=村井良大さんのセリフから始まるこの作品ですが、音合わせですので、最初のセリフのみの部分はちょっと省略。
きっかけのセリフからの、「♪ December 24th. New York...」RENT2017-03_06_1030.JPG


マークはルームメイトのロジャーをはじめ、仲間たちの日常をフィルムに収めています。
ロジャー=堂珍嘉邦さんRENT2017-03_07_1032.JPG

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井上ひさしの幻の名作『イヌの仇討』が7月からこまつ座で上演されます。

本作は、誰もが知る「忠臣蔵」の事件を、井上ひさしが独自の視点で見つめ直し、一般的に"悪役"とされてきた吉良上野介側に立って物語を再検証、日本史の隠された真実を暴き出した物語。

同時に、赤穂浪士の討ち入りの際に上野介が身を隠していた"炭小屋"を舞台にしたワンシチュエーションの会話劇でもあり、井上戯曲の面白さを存分に楽しめる作品です。

1988年の初演以降、上演されていなかった本作が29年ぶりに上演されます。
出演は、大谷亮介、彩吹真央、久保酎吉、植本潤、加治将樹、石原由宇、大手忍、尾身美詞、木村靖司、三田和代
演出は劇団桟敷童子の東憲司。2015年に『戯作者銘々伝』でこまつ座に初参加した東が、初めて井上戯曲に挑むのも話題です。

その中で、大谷亮介さん演じる吉良上野介の側女・お吟を演じるのが彩吹真央さん


宝塚歌劇団を退団後、数々の舞台に出演している彩吹さんですが、こまつ座への出演も、井上戯曲への出演も初。
作品について、演じる役柄について、そして井上戯曲について、お話を伺ってきました。

◆ 彩吹真央 INTERVIEW ◆

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● こまつ座にも出たかったし、時代劇もやりたかった。二重に嬉しいです


―― 彩吹さん、宝塚を卒業してからは、時代物は初でしょうか?

「そうなんです。日本人を演じることはありましたが、時代物、着物を着て演じるのは初めてなんです。時代劇、やりたかったんですよ。もともと日本物が好きで、着物や日舞も好き。特に、色々なミュージカルに出たり、お芝居の経験を重ねてここ数年、「そろそろ着物を着たいな」「ちゃんと、着物を着た日本の女性を演じられる女優になりたいな」と思っていました。こまつ座に出たいという思いも強かったのですが、その初めてのこまつ座が、時代物だとわかった時は二重に嬉しかったです」


―― こまつ座の舞台も、井上ひさし戯曲への出演も初ですね。ご覧になったことは?

「もちろんあります! 時間のある時は必ず拝見しています。こまつ座は、ストーリー全体ももちろん面白いのですが、とにかく井上先生の書かれた戯曲の言葉の美しさが素晴らしいなと思っています。現代の話もあれば、昔の物語もあるのですが、どれも今の時代の私たちにもストレートに伝わるセリフのチョイスで...」


―― 本当に一文字一文字こだわって書かれるとお聞きしたことがあります。「一文字だけ変えた台本の1ページがぺらっと送られてくる」というようなお話も。

「本当にそうなんですよね。一作品一作品、一文一文、一言一言にこだわりをもって作ってらっしゃるのを感じるので、一言も解釈の間違いがないように演じたい。今回私が演じるお吟は架空の人物ですが、なぜお吟はこういう言葉を発するのか、先生がどういう思いでこれを書かれたか、常に想像します。ご存命でしたら直接お伺い出来たのですが、もう出来ませんので、そこは演出の東憲司さんや共演の皆さんとセリフを合わせ、お話させて頂けば、自然と役作りが出来るのではないかな、と思っています」


―― 井上先生にお会いしたことは?

「残念ながら、ないんです。ご存命の間に作品を拝見してはいましたけれど。同じ事務所の井上芳雄さんが、先生が最後に書かれた作品(『組曲虐殺』)に出演されていて、色々とお話を伺ったりはしていましたけれど、実際にお会いしたことはなくて...。こんなに愛されている作家さんもいないですし、多くの俳優さんが、こまつ座に出たいと思っていらっしゃる。劇場によってお客さまの雰囲気は違うものですが、こまつ座の空気は客席に座っていてもほっこりします。もぎりの方が法被を着てらっしゃるのもいいですよね。この作品は29年前に初演をご覧になっている方もたくさんいらっしゃると思います。待望の再演とも言われていますので、その期待を裏切らないようにしないといけませんね」
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1010aishite_01.jpg 神保町花月「1010愛して」出演のピクニック、シューレスジョー

神保町花月の10周年記念公演「1010(じゅうじゅう)愛して」が7月5日から上演される。出演者のピクニックとシューレスジョーにインタビュー取材した。

神保町花月は吉本興業が手掛ける劇場。吉本新喜劇とは異なり、若手芸人によるお芝居を中心に上演している。客席は126席。芸人さんと身近に触れ合う事が出来る劇場だ。

その神保町花月の10周年を記念した公演「1010愛して」が7月5日から上演される。

脚本・演出は家城啓之。
「ピクニック」、「シューレスジョー」などのベテラン勢に加えて、小栗旬のモノマネでブレイク中の「おばたのお兄さん」などの若手実力派芸人が出演する。

 
本作に出演するピクニック、シューレスジョーのお2人に、本作の魅力についてインタビュー取材した。【動画2分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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2015年に日本でワールドプレミアの幕をあけ話題となった『デスノート THE MUSICAL』の待望の再演が、6月24日(土)の富山公演からスタートする。ブロードウェイで活躍するフランク・ワイルドホーンが音楽を手がけるなど世界トップレベルのクリエイターたちが制作、日本公演のほか韓国版も上演され、ワールドワイドな展開を見せているミュージカルだ。再演でも、主役の夜神月をWキャストで務める浦井健治と柿澤勇人、月を追い詰める探偵L役の小池徹平ら、当たり役だと好評を博したキャストたちが続投。初演を超える熱演に期待が高まる。6月中旬、その稽古場を取材した。deathnote2017_01_01_0579.JPG

原作は言わずと知れた大ヒット漫画『DEATH NOTE』。名前を書かれた人間は40秒以内に死ぬ"死神のノート"を手に入れた高校生・夜神月が、正義の名の下、犯罪者たちを粛清していくという物語だ。この日は初の"通し稽古"(本番同様、冒頭から最後まで通して行う稽古)とのことで、稽古場にはピリッとした空気が流れている......かと思いきや、意外に和やかな雰囲気。些細な会話で俳優たちが笑い転げている。だが「はじめます」の声がかかるととたんに静かになり、熱を帯びたような空気になった。オープニングは、40秒からカウントダウンしていく時計の音と映像。この段階で映像が使われている稽古場というのも珍しいが、減っていく数字が不穏さを煽っていく。

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続いてシーンは月が通う高校の教室へ。現代日本の、ありふれた光景だ。月ら生徒たちと教師が、正義について議論している。ここで歌われる「正義はどこに」は作品を貫くテーマだ。「正義は社会の基準」という教師に対し、月は「正義は権力の道具でしかない、真の正義を求めるなら正しい指導者を見つけなければ」と反論する。のちに自らを正義と信じ暴走していく月の危うい信念が伝わると同時に、議論を尻目に携帯をいじっている同級生たちの姿なども興味深い。この日の月は浦井健治。落ち着いた声のトーンと余裕のある表情で月の頭脳明晰さが伝わってくるが、一方ですでに少し狂気をも感じる。そして物語が進むにつれ迫力は増していき、カッとした表情や焦り、怒りを隠した笑顔など、その細かい表現から目が離せない。いまやミュージカル界を牽引するスターである浦井、2年間の充実の経験によって、初演時にも増して魅力的な月を作り上げている。deathnote2017_01_05_0329.JPGdeathnote2017_01_06_0711.JPG

L役の小池徹平も熱演だ。物を指先でつまむ独特の動作や前屈みの姿勢などが印象的な特異なキャラクターだが、こちらは抑えた演技の中で、確実にこの役柄を体現。死神レム役の濱田めぐみの情感のこもった歌声、弥海砂を演じる唯月ふうかのキラキラのアイドルっぷりなども相変わらずの安定感。新キャストで月の妹・粧裕役の高橋果鈴のフレッシュさ、月の父である夜神総一郎を演じる別所哲也の理性と苦悩も、漫画から抜け出したようだ。そしてこの日の稽古場で何よりインパクトがあったのは、今回初参加で死神リュークを演じる石井一孝。うっすら死神メイクをしているとはいえ、その眼ヂカラ、大きな口、動きまで原作のイメージ通り! まるでCGのようだ。さらに迫力の歌声にも度肝を抜かれること間違いナシ。石井本人も楽しそうで、その姿がそのまま、月ら人間たちの行動を面白がるリュークそのものだった。deathnote2017_01_07_0604.JPGdeathnote2017_01_08_0480.JPGdeathnote2017_01_09_0540.JPG

カンパニー全体のまとまりやハーモニーもよく、総じて初演よりぐっと迫力が増している印象。本番のステージを楽しみに待ちたい。公演は6月24日(土)に富山オーバード・ホールで開幕。台湾、大坂公演を経て、9月2日(土)から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。チケットは発売中。deathnote2017_01_010_0717.JPG


▽ 夜神月=浦井健治さん。
月は頭脳明晰、成績優秀な優等生。そんな彼がデスノートを拾ったことから、「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る"新世界の神"だ」と暴走していきます。deathnote2017_01_51a_0698.JPG

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nintama001.jpg『ミュージカル「忍たま乱太郎」第8弾 再演 ~がんばれ五年生!技あり、術あり、初忍務!!~』が開幕!

初演から8年目を迎えたミュージカル「忍たま乱太郎」は、尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」、および1993年にNHK教育テレビ(現Eテレ)にて放送されたアニメ「忍たま乱太郎」を原作としたミュージカル。忍術学園の六年生や上級生たちを中心に、ギャグや殺陣、アクションなどを取り入れ、原作の世界観を活かしたオリジナルストーリーで大人気の舞台です。

今作は、今年1月に上演した第8弾の再演。これまでずっとメインで描かれてきた忍術学園の六年生ではなく、新たに五年生にスポットを当てたストーリーとなっており、手ごわいドクタケ忍者隊を相手に、上級生二人のアドバイスを受けながら初忍務を成し遂げようとする五年生たちの奮闘ぶりを描いています。

そんな本作で活躍する「兵庫水軍」の6名(北村圭吾さん、新田健太さん、杉江優篤さん、薫太さん、橘龍丸さん、倉本発さん)に、今作についてお話をうかがいました!(稽古開始から2週間ごろ取材)

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こんにちは、暑くなってきてますね。

ご無沙汰してます。ゴジゲンの松居です。

今日はより暑くなるためにお知らせをお届けに参りました!

待っていただろう!お待たせ!!

ゴジゲン番外公演

「なんかすごいSF的なやつ」

7月6~10日に下北沢B1、で上演されます。

再来週です。

自分は関わっていないのですが、なんかすごく盛り上がってるみたいです。

(タイトルをもじった訳ではありません)

その公演は元ザ・プレイボーイズの善雄よしおが脚本、ゴジゲンの目次が演出を手がけ、ゴジゲンでお世話になってるメンバー・やりたかったメンバーが勢ぞろいで、本公演よりもゴジゲンづいているのです。

チラシをよく見たら、ゴジゲンのロゴの濁点の部分がぐちゃぐちゃにしてあり、「コジゲン」と呼んだらいいのか、最強と東も不参加でレギュラーメンバーが半分ということで内部では「ニーテンゴジゲン」とか、逆に「ジュウジゲン」ってパターンもあるだろとか論争が起きてました。まぁ呼び方なんてなんだっていいです。冠もなんだっていい。

稽古場をちょっとだけ覗いたら、そこはシンプルに面白いものを作るために集まった男達、という純粋な空間でした。

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この公演おまえ別に関係ねえじゃねえか、

という熱い彼らの背中がまぶしくて、ただうらやましくて、劇やりてえなぁ、と素直に思いました。

今年3月もやる予定でできなかったから、劇の神さまはいつも僕に厳しいです。

ばかやろう!おぼえとけ!

公演は、アフターイベントもやるみたいで、

7月7日に僕と東と最強も出ます。

◎アフターイベント詳細

7/7()19:00
「戦極ゴジゲンバトル~松居と東と最強の殴りこみ~」


7/8()18:00
「大村まなる生誕祭~最高に祝えるのは誰だ~」


7/9()18:00
「堀善雄プレゼンツ ゲーム王は俺だ!~なんかすごい盛り上がる的なやつ~」

らしいですね!

全部たのしそうです!

影では「土田祐太の土田泥まみれ」というイベントも準備してるとかしてないとか。それが一番みてみたいです。

7日のイベントでは、ゴジゲンにまつわる大発表もあるので、ご興味あればぜひお越しください!

来年10周年に向けて、走りだします。

そうなんです、ゴジゲンは来年10周年なんです。

3年間休止してたので心苦しいものもありますが、まあ復活してるのでいいでしょうが!

息子がまだ食べてんでしょうが!

では7月に下北沢B1で!!

松居

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あなたはいったい誰......?
どこから来た......?

「私が私であることの証明とは何か」という問いをスリリングに、サスペンス風に描く衝撃の問題作が17年ぶりに上演されます。
仕上がり直前の稽古場の様子をお伝えします!

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