舞台のウラ話の最近のブログ記事
こんにちは。鳥公園の西尾です。
10日後に迫った「God save the Queen」初日に向け、『蒸発』という作品をガシガシ作っています。
今回は、自分にとって理解不能なもの、異物を書こうということを考えてきたのですが、それはやってみると、なかなか本当に難しいことだ、と感じています。
昨日まで、あまりに先が見えなくて眠れないほどだったのですが、今日、何となくつかんだものがありました。
つかんだものは公演本番でご覧いただくとして。
先日、稽古場でAVを見ました。
今回の作品に出てくるのですが、私はAVを見たことがなかったので。
見てみたら、予想外にショックを受け、無言になりました。
それはナイーブな類のショックではなくて、なんというか、「うーーん、不可思議...。」という感じで何を言ったらいいのか、見失ったのでした。
AVって、もうちょっといいものかと思ってました。
面白かったり、情緒やロマンがあったり、何よりもっとエロチックなものかと思っていたのです。
でも、全然エロくありませんでした。
あまりに単調で機械的で、なんというか「肉の職人」という感じだったので、率直に言うと「え、これでぬけるの?」と思ったのでした。
不可思議すぎて、その後、男性の知人に「あれってなんであんなに情緒ないの?」と訊いてみたりしました。
そうしたら、「AVに情緒なんかあったら、そのことこそ情緒がないよ!」とのことでした。
それでなんか、共感は全くないのですが、何となく理解はできた気がするというか、自分の中の不可思議の落ち着けどころが見つかった気がしました。
(ただし、見たやつがコンビニで490円で売られている、雑誌に二枚セットで付いているおまけのDVDだったので、質が低すぎてお話にならなかった可能性もあります。もうちょっと作品性のあるやつを教わったので、忘れなかったらいつか、見てみようと思います)
写真は、セントバーナードです。
出演者の野津さんに、「かおりちゃんってセントバーナードに似てんね」と言われたので載せてみました。
「God save the Queen」、9/12から始まります。
是非、観にいらしてください!
また暑さがぶり返してきてしまいましたね......。
暑いとそれだけで体力が持って行かれるのがいやですね。
世の中には「夏好き」という人間もいるみたいですが、羨ましい限りです。
この時期を精力的に過ごせたら人生の濃度はもうちょっと濃くなっていたでしょう。
さて、相も変わらず稽古です。
本日は、スタッフさんもいらしたので、ついに最初から終わりまで通してみました。
役者は二人とも苦しみもだえてましたね。
「ダメだ!全然できてない!」
「うをー!!」
「せ、せりふが、過去最高に入らない!!」
みたいな。
阿鼻叫喚でした。
まあ、初めての通し稽古ですので、そんなもんです。
課題をピックアップして、本番に向けて仕上げていきたいところ。
今日の一枚
稽古中は集中してるので、写真撮るのをついつい忘れてしまうんですよね。
と言うことで、帰り際の一コマ。
うむ...サングラス......
最近の男子は、なんのてらいもなくサングラスかけられるんですね。
わたしは無理~。
アジアで暗躍する女スパイみたくなってしまうのですよ......。
さあ、『GsQ』も本番まで2週間を切りましたね!
皆様のご予約心よりお待ちしておりますよ~!
はじめまして。鳥公園で作・演出を務めております、西尾佳織と申します。
鳥公園は今、芸劇eyes番外編「God save the Queen」に参加する、『蒸発』という作品の稽古中です。
* * *
『蒸発』
隣家の男を双眼鏡でのぞく、子供のような女がいる。
彼女は男の家のテレビを見ている。
音が聞こえないので、独自に音声を付け加え、同時中継をしている。
いつの間にか、彼女はそれを「役割」のように思っている。
同居の女たちがそれを聞く。
初めこそ奇妙に思ったが、いつしか慣れて、気にかけなくなっている。
そしていつしかその声が、彼女たちの唯一の情報源になっている。
三日経ったら三日分、一年経ったら一年分慣れ親しんで、なりゆきはどんどん重くなる。
私の中のなりゆきの分量が増えて、もはや私はなりゆきから出来ている。
でもある日、断ち切られる。
蒸発するみたいに、物事が終わる。
焼き付いた影に、ぎょっとする体もだらしなく垂れ下がって、揺れている。
作・演出:西尾佳織
出演:森すみれ(鳥公園)、野津あおい(サンプル)
9/12(水)~16(月)
東京芸術劇場シアターイーストにて
* * *
↑だいぶ昔に書いた作品紹介文なので、変わっているところもありますが......。
鳥公園の稽古は現在、大変難航しています。
が、いつものことです。
ビルドアンドスクラップアンドビルド!という感じです。
たぶんもうそろそろ、作品に通る背骨のようなものが見えてくる(見えてくれ)と思います。
写真は、出演者の野津あおいさん(右)と森すみれさん(偽)です。
稽古後に、ケーキを食べに行った日。
皆さまのご来場、心よりお待ちしております!
Qの市原佐都子です。
風邪をひいています。
ポカリポカリ。
だれにもうつさないようにと思っています。
今日は東京芸術劇場のリハーサルルームにて稽古でした。
1Fに集合したときちょうどモニターにQのGsQプロモーション映像がながれまして、面白くて写真をとりました!
モニターの中に歌う吉田聡子さん。モニター前にはピースする吉田聡子さん。
お上りさん風。
今日は最初から最後辺りまでなんとなくやってみました。
まだまだです。。
役者の吉岡紗良さん(通称:サラファイン)はとあるシーンから感極まって目が涙でキラキラしてて。
まったく感動するシーンなんて書いた覚えがないからそれが面白くて笑えてきちゃいました。(笑)
とてもかわいかったです。
感動屋さんです。
大事に大事に丁寧にこれまでを生きてきたんだなあと思いました。
帰り道、私とかQ常連の役者さんは口が悪くて人の悪口とか悪気なく言うんですけど(みんな良い子だよ!)、サラファインも横で聞いているのですが、内心ちょっとだけひかれてないか心配です。
サラファインはバレエをやってます。
演劇は今回のGsQがほぼ初めてです。
演劇がド下手です☆(笑)
そこが私には魅了的です。
写真は左がサラファイン、右が飯塚ゆかり(ゆかりーぬ)です。
おかしな恰好をしていますがGsQの作品は関係ない恰好です☆(笑)
GsQのQの『しーすーQ』お楽しみに~。
他の役者さんのことも今後書きます。
ちょっとだけ涼しくなった?!
どうかこのまま秋に突入してほしいと願ってやまない今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
『GsQ』へ向けての稽古は、がしがしと進んでいます。
とはいえども
20分のショート作品
役者は二人
となると、どうしても、どうしても稽古の空気は煮詰まって参ります。(主に私が)
ということで、稽古はちょいちょい「雑談」を挟んで進んでいきます。
本日の雑談ハイライト
伊藤直人さんの新サインを、みんなで考えるの図
です。(私の名前もありますが......)
もうみんないい大人だというのに、頭の中が中二です。
でもなんか楽しいんですよね、サインを考えるのって。
皆さんにも覚えがあるでしょう、学習ノート一杯に、自分のサインを書き殴った記憶が。
結局、伊藤さんの新サインは決まりませんでした(笑)
もちろんちゃんとした稽古の写真もありますよ。
伊藤さんのくるぶしから流血してますけど。
二人が血を流すほどに頑張って作り上げてるこの舞台!
皆さんみにきてくださいね~!
はじめまして、芸劇eyes 番外編・第2弾『God save the Queen』に参加します、Qの市原佐都子です。
よろしくお願いします。
今回のタイトルは『しーすーQ』といいます。
しーすーは寿司のことです。
だから私たち、
みんなで回転寿司を食べてキックオフしたのでした。
おいしかったわー。
役者さんは4人の女の人です。
稽古ではアップでヨガ的なストレッチ、その後30分くらい走って、その後筋トレ もやります。
今回はいまのところマッスルなシーンはないのですが、最近カラダの衰えを感じているので体力をつけるためと、動かないと夜眠れなくて暗いことを延々考えてしまうから、頑張っています!
私も出演しないくせに一緒にやってます。
台本最後まで書きました。
試行錯誤進めています。
どんな作品になるでしょう。
ぜひ、観にきてください!!!
また更新します◎◎◎