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ミュージカル俳優としても活躍中のシンガーソングライター、中川晃教さんの新譜「中川晃教 弾き語りコンサート2016 in Hakuju Hall」が発売になりました!

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初の弾き語りライヴ! 広がるピアノと歌の美。
2016年におこなわれた中川晃教にとって初めての、全曲弾き語りのコンサート。
当盤はそのライヴ・レコーディングで、会場の緊張感と、繊細な息づかいまで収めた、貴重な一枚となっている。
楽曲は彼のライフワークでもある「POPSSIC」(ポップスとクラシックの融合)から一曲、優美で華やかなチャイコフスキーの「花のワルツ」を中川独自の世界観で表現している。
そして、ダニーボーイに新たな歌詞をつけて「星」というタイトルで発表。
彼のシンガーソングライターとしての幅広い才能が溢れる 全14曲。伸びやかな歌声と、自由自在にコントロールされた歌唱技術が楽しめる作品。

オクタヴィア・レコード《エクストン・ラボラトリー・ゴールドライン》より2/20発売!

2019年6月、Bunkamuraシアターコクーンにて、青木豪脚本書き下ろし、河原雅彦演出による新作『黒白珠』(読み:こくびゃくじゅ)の上演が決定した。

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『黒白珠』は、1990年代の長崎を舞台に、同じ刻(とき)に生を受けた双子の兄弟が、家族を愛しながらも愛に飢え、逃れられない運命をもがきながら、さながら聖書のカインとアベルのように、葛藤とすれ違いの中に紡がれてゆく人間ドラマが描かれる。人間群像を繊細に深く描くことに定評のある青木豪が、長崎・佐世保に取材し、普遍的且つまだ見ぬ新しい物語を創り出す書き下ろし作品となる。華やかさと毒を含み、心情に刺さるエンターテインメントを生み出す河原雅彦の演出がどのように物語世界を立ち昇らせるのか期待大だ。

キャストには、歌手、俳優として数々の舞台で活躍し、NHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』の岩佐栄輔役でブレイク、出演後は"栄輔ロス"を全国に巻き起こした松下優也、映像や舞台で活躍し、近年大型ミュージカルでの活躍も目覚しい平間壮一、透明感溢れるビジュアルと演技力が光るマルチプレイヤーの清水くるみ、という今まさに旬の俳優陣がフレッシュな力で物語を牽引し、更に、風間杜夫高橋惠子村井國夫といった舞台に大輪の花を咲かせるベテラン陣や、変幻自在の実力派俳優・植本純米等、豪華なキャストが結集した。

公演は、6月7日(金)初日の東京・Bunkamuraシアターコクーンを皮切りに、兵庫、愛知、長崎、久留米公演を予定している。

公演に向け、脚本・青木豪、演出・河原雅彦、キャストの松下優也、平間壮一、風間杜夫からメッセージが届いた。

近年、演劇界での名だたる賞を立て続けに受賞し、2018年には紫綬褒章を受章、2019年には第26回 読売演劇大賞 優秀作品賞・優秀演出家賞を受賞するなど、その勢いが留まることを知らない、劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)。

KERA作品は、どこかシニカルさを漂わせ、その世界観は独特で唯一無二。ナンセンス・コメディをベースとしながら、30年以上の執筆活動の中で鮮やかに変遷し、一つの作風に留まらず、一人の作家が産み出したとは思えない程の多様な作品を世に送り出して来た。

その数々の戯曲の中から、選りすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる、シアタークリエ連続上演シリーズ「KERA CROSS」(東宝 キューブ)。その第一弾として『フローズン・ビーチ』を、鈴木裕美演出で上演することが決定した。

左)ケラリーノ・サンドロヴィッチ
右)鈴木裕美 撮影:栗原論KERA宣伝写真.jpeg

『フローズン・ビーチ』は、1998年、KERAが作・演出をし、劇団「ナイロン100℃」公演として新宿・紀伊國屋ホールにて初演された。女優4人で紡ぐミステリー・コメディであり、世相を鋭く映し出しながら、16年にわたる女性同士の心の機微を描く密室劇の傑作として、第43回岸田國士戯曲賞を受賞した。女性の心理を繊細に描く名手と言われるKERAの、その才能を世に知らしめた、ナイロン100℃初期の代表作である。

その傑作が、人間群像を深く描き切る人気演出家・鈴木裕美の手によって、今、新たに命が吹き込まれる。

キャストには、第24回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞し、演劇界を牽引する鈴木杏、独特なメイク・ファッションでお茶の間に大ブレイクし、今回、女優として初舞台を踏むブルゾンちえみ、ドラマ『下町ロケット』の好演も記憶に新しく透明感のある存在感で映画・TV・舞台で活躍中の朝倉あき、ミュージカルでの活躍はもとより舞台・映像問わず強い存在感を放つシルビア・グラブ、と彩り鮮やかでバラエティに富んだメンバーが名を連ねた。

物語は、1987年の夏。大西洋とカリブ海の間に浮かぶリゾート・アイランドの別荘の一室から始まる。島を開発している資産家の娘・愛を訪ね、バカンスにやって来た幼馴染の千津とその友人・市子。そして、愛の双子の姉・萌もいる。

そこに、予定より早く愛の父と、その後妻の咲恵が旅行先から戻ってきた。咲恵のせいで母が自殺したと思っている愛は、咲恵と、父の愛情を独占する姉・萌を憎んでいるようだった。

千津は愛と何かを企み、陽気だがエキセントリックで癇癪持ちの市子もまたある目的を持ってこの別荘にやって来たようだった。それぞれの思惑と目的が交差し、彼女達には思いも寄らぬ数奇な運命が待ち受けていた。

1987年、1995年、2003年、のある夏の日を切り取り描き出された、それぞれの憎しみと赦し、拒絶と理解、偶然と因縁に翻弄される女達を描いたミステリー・コメディの傑作。

「KERA CROSS」の第一回に相応しい記念碑的な作品を鈴木裕美の演出、そして華やかなキャストでの上演に期待はふくらむ。

公演は、7月12日~14日(予定)神奈川公演を皮切りに、東京公演は、7月31日~8月11日に東京・シアタークリエにて上演、その他、8月23日 名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、8月16日~18日大阪・サンケイホールブリーゼ他、各地を巡演予定。
東京公演チケットは、5月18日一般発売開始。
詳細はオフィシャルサイトhttps://www.keracross.comにて随時更新予定。


作・ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)、演出・鈴木裕美、キャストの鈴木杏、ブルゾンちえみ、朝倉あき、シルビア・グラブから熱いメッセージが届いた。


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神秘の聖剣エクスガリバー、これを引き抜いた者は王となるだろう――。神話時代のヨーロッパで生まれた有名なアーサー王伝説を元に紡ぎだす、新たな英雄譚。OSK日本歌劇団の最新作『円卓の騎士』が12月21日、大阪・近鉄アート館で開幕した。

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王の息子として生まれながらも魔法使いマリーンに育てられた青年アーサーが、様々な試練を糧に真の王として覚醒していく様は、明快にして痛快。裏切りや隠された真実といったドラマや、聖剣を手にしたものが実力に関係なく最強になるという構図もゲーム的で面白い。ともすれば子供向けのおとぎ話に終始しそうな題材だが、そこはファンタジーの旗手、作・演出の荻田浩一。子供には痛快なヒーロー物語として、大人には示唆に富んだ奥深い作品として楽しめるよう手腕を発揮する。登場人物が出揃う1幕はテンポよく要点をまとめつつ、台詞では語りきれない役の心情やムードを歌やダンスが補い効果的。2幕では各キャラクターが真価を発揮する見せ場もあり、小気味良いエンタテインメントに仕上がっている。

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「僕はダメなんだ...」と両親の愛を知らず、どこか盲目的に人生を送る青年アーサー。王の証である聖剣エクスガリバーを手にした後も不安げな表情をのぞかせるが、そんな揺れる主人公の心情を、主演の楊琳が澄んだ瞳で繊細かつ雄弁に物語る。なかでも、愛を知り加速度的に感情を解き放っていく2幕での変化は人が変わったよう。抜群の集中力で感情の振れ幅を表現している。ヒロインの王妃グウィネヴィアには舞美りら。アーサーの目を開かせる重要な役どころだ。舞美は登場から光を得たような存在感で場の空気を変えていく。愛嬌たっぷりのヒロインがアーサーと終盤、どんな愛の旅路を辿るのかも見所のひとつ。また、愛ゆえに混乱を招く好敵手ランスロットには翼和希。陽気で逞しい剣士ぶりが甘いマスクによくハマる。そして、アーサーの人生を左右するキーマンとして、魔法使いマーリンと湖の乙女の存在も外せない。マリーン役の愛瀬光は抑えた演技にも威厳を漂わせ、年齢不詳のキャラクターを造形。湖の乙女役の朝香櫻子も確かな表現力が光り、観客をファンタジックな劇世界へと誘う。人ならざるものの佇まいと幻想的な歌声はさすがだ。

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例えば、他国から異なる価値観を持ち込むヒロインや、魔術で生み出された騎士モードレッドには、移民問題や共生が進むAIの存在など、極めて今日的なテーマを深読みすることができる。と同時に「愛とは」「生きるとは」といった普遍的なテーマも届けられ、語り継がれる名作の所以を思わずにはいられない。とりわけ、アーサー王最後の台詞に託された、タイトルにも通じるメッセージは、あまりの純粋さに心洗われる思いだ。本編後にはプチショーも付いてお得感満載。家族での観劇にもぴったりの作品といえそうだ。

公演は12月27日(木)まで大阪・近鉄アート館にて、2019年1月24日(木)から27日(金)まで東京・博品館劇場にて上演。チケット発売中。

取材・文:石橋法子

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Wgkj015.jpg名だたる文豪の名作を"朗読演劇"として、毎回独特の世界観で届ける「極上文學」シリーズの最新作が12月13日(木)から紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演されます。
今回が第十三弾となる人気シリーズの最新作は、夏目漱石の「こゝろ」。実はこの作品、お客様からのリクエストが一番多かったという、満を持しての上演です!
脚本は神楽澤小虎氏、演出はキムラ真氏。朗読劇と演劇と中間のような演出、「極上文學」節ともいえる空間や衣裳、さらにマルチキャストという日によって違う組み合わせなど、ほかの朗読劇とはまた違う魅力を持つ本作について、今回で6作目の出演となる藤原祐規さんと、初出演の白石康介さんにお話をうかがいました。

*****

文学作品の美しさを視覚的にも表現する

――白石さんは「極上文學」シリーズに出演するのは初めてですが、どう思われましたか?
白石 率直に嬉しかったです。2.5次元作品以外に役付きで出演するのは初めてなので、ちょっぴり不安もありますけど、平成最後の冬にこうして夏目漱石さんの名作に携われることが本当に嬉しいです。
――藤原さんは6度目のご出演ですがいかがですか?
藤原 また声をかけていただけることが本当にありがたいです。『こゝろ』という作品は、お客様のアンケートでリクエスト1位らしいので、そのぶん期待値も高いと思いますし、どんな作品になっていくのかも楽しみですね。
――以前、演出のキムラ真さんを取材したときに、藤原さんのことが大好きだっておっしゃっていたんですよ。
藤原 ええ!?(笑)嬉しいです。キムラのことはよくわかっているつもりなので、あいつをくすぐれるような芝居をしていきたいなと思っています。
――「あいつ」という仲なんですね。
藤原 「あいつ」ですね。もちろん演出を受けてるときは「はい!」って感じですけど(笑)、
でも戦友というか、一緒にいろんな作品をやってきたなと思います。

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――そのうえでキムラさんが演出する「極上文學」シリーズの良さってどのようなところですか?
藤原 毎回、なにかしらのチャレンジをしているところが素敵だと思っています。文学作品の美しさのようなものを視覚的にも表現していて、だから例えばDVDや写真で観てもとても映えるシーンがある。そういう部分は作品の色にもなっていると思いますね。

――演じるうえではどうですか?
藤原 感情がきちんと見えるお芝居が好まれるなと思います。「匂わせる」というよりは「こぼれちゃった」「ぶちまけた」というようなお芝居。野球で言うと、ストライクかボールかわからない球よりも、直球ど真ん中みたいな。
白石 僕も過去作品を拝見して、すごくわかりやすいなと感じました。『こゝろ』自体は複雑で深い物語なので、そこまでちゃんとわかりやすくお客さんに届けられるようにがんばりたいです。
――白石さんはこの作品を演じるという視点では、過去作品を観てどのように感じましたか?
白石 朗読劇ではありますが、通常のお芝居と融合させたような作品だと思いました。だから例えばどのタイミングで本(台本)に視線を落とすかなども重要になってくると思うんですね。そういうところまでしっかり意識してやっていけたらいいなと感じました。

『こゝろ』は、ドロドロしてる

――文学作品が原作というのは、オリジナル作品を演じるのとも、漫画やアニメ原作の舞台を演じるのとも違うものがあるのかなと思うのですが、いかがですか?
藤原 僕は「極上文學」をやるときは、原作を読まないようにしているんですよ。ただ、基本的に原作ものをやるときに思うのは、お客様それぞれのイメージを持って観に来てくださるから、それを裏切らないようにするにはどうしたらいいのかっていうことで。そこを考えると、やっぱり物語の肝だったり、登場人物の関係性はちゃんと押さえておかないとなと思っています。その作業はすごく繊細に詰めていきます。
――では『こゝろ』もまだ読まれていないのですね。
藤原 中学生くらいの頃に読んだのであらすじは覚えていますが、細かい描写はほとんど覚えてないです。
――記憶に残る『こゝろ』ってどんな感じですか?
藤原 昼ドラみたいな、ドロドロした人間関係。
――昼ドラ(笑)。
藤原 だからあまり読んで楽しくなるようなものではなかった印象ですね。それを今回、「極上文學」の台本として読んだときにどう感じるかはまだわからないですけど、新鮮な気持ちでやれそうだなと思っています。
――白石さんは原作を読まれたそうですが、どうでしたか?
白石 僕も「ドロドロしてる」という印象です(笑)。ただ、最初に読んだのはたしか中学の教科書で、その頃は単純にそのまま理解していたのですが、21歳になって読むと印象が変わっていました。それが面白かったです。
――どう変わりましたか?
白石 教科書で読んだときは、"先生"がただ悪い人っていうイメージだったんですよ。でも今読むと、罪の中にもいろいろあると気付かされましたし、先生も考えた末にああいう行動を取ってしまったんだなと思いました。

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「いいものをつくる」という一点

――おふたりは今日が初対面だそうですね。
藤原 21歳でしょ?ちゃんとしてますよね...。僕、こんなにしっかり受け答えできなかったですよ。
――藤原さんも若いときからしっかりしてそうですが。
藤原 いやいや。24、25歳で先輩にめちゃくちゃ怒られて、それを経ての今ですから(笑)。
――白石さんは2016年にデビューされて2年ですが、もともとお芝居が好きでこの仕事を始めたのですか?
白石 僕は高校生のときに芸能スクールに通っていて。そのときは歌がやりたくて通っていたんですよ。
藤原 歌、絶対うまいよね。この声、絶対うまいでしょ。
白石 (笑)。ありがとうございます。歌が好きなんですよ。でもその芸能スクールでお芝居の勉強もして。楽しいなと思っていたら今の事務所に声をかけてもらって、そこから俳優の道に進み始めました。
――実際に演じてるようになってどうですか?
白石 最近やっとお芝居の楽しさを感じられるようになってきました。芝居の中で歌ったり踊ったりもできますし、いろんな人の人生を生きられることが今は幸せです。
――先輩の藤原さんから「極上文學」をやるうえでアドバイスはありますか?
藤原 面白いことをするのは好き?
白石 嫌いではないです。
藤原 「極上文學」って日替わりコーナーがあるんですけど、そういうの大丈夫?
白石 別の作品でやったことはあります。
藤原 じゃあ大丈夫!
白石 え、めちゃめちゃ怖い!(笑)
藤原 そこさえできたら大丈夫!
白石 ......精一杯頑張ろうと思います!

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――(笑)。では最後に意気込みをお聞かせください。
白石 僕にとっては今まで出演してきたものとはまた違うジャンルの作品で、今までとは違う層のお客様にも観ていただけるのではないかと思うんです。その方々の心も打てるような芝居ができたらなと思っています。
藤原 白石くんが入ることで、またお客さんの間口が広がると思うんです。それで観に来てくれたお客様が、舞台面白いなとか、「極上文學」面白いなとか、『こゝろ』って素敵な作品だなとか、最初の目的以外のところでも楽しんでいただけたら嬉しい。だから「いいものをつくる」という一点に向けて、がんばっていきたいです。

極上文學「こゝろ」

日程:2018年 12月13日(木) 〜 18日(火)  紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)

脚本:神楽澤小虎(MAG.net)

音楽:橋本啓一

出演:内海啓貴、櫻井圭登、白石康介、芹沢尚哉、釣本 南(Candy Boy)、東 拓海、平野 良、藤原祐規、松井勇歩(劇団Patch)

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石塚朱莉(NMB48)が主宰する劇団アカズノマの第2回公演『夜曲 nocturne』の追加キャストと音楽の岡田太郎の参加が決定しました!

石塚朱莉

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古賀成美

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石塚朱莉、古賀成美、七味まゆ味のレギュラーメンバーに加えて、劇団クロムモリブデンの看板俳優で多彩な舞台で活躍中の実力派・森下亮、劇団唐組出身、ダイナミックな演技と魅惑的な声で存在感示す丸山厚人、宝塚歌劇団出身、174センチの長身、しなやかな演技で2.5次元の舞台でも活躍する汐月しゅうの出演が発表されました。

 

また、音楽を前作『露出狂』に続き劇団「悪い芝居」の岡田太郎が担当することも併せて発表。岡田の生演奏で物語を盛り上げていきます。 

『夜曲』は劇団扉座を主宰する劇作家・演出家の横内謙介氏の代表作で、繰り返し上演されてきた名作。
劇団アカズノマは、第1回公演の『露出狂』(作:中屋敷法仁)に続き、小劇場演劇の名作に挑みます。 

公演は、大阪・ABCホールで1月24()27()、東京・新宿村LIVEで1月31()23()まで。 

チケットは11月ごろ発売予定。

 


 

【タイトル】『夜曲 nocturne』(作:横内謙介/演出:七味まゆ味)

【公演日程】2019年1月24日(木)~27日(日) ABCホール

2019年1月31日(木)~2月3日(日)新宿村LIVE

【出演】森下亮 丸山厚人 汐月しゅう

石塚朱莉 七味まゆ味 古賀成美 ほか

【音楽】岡田太郎

【チケット発売開始】2018年11月予定

【あらすじ】新聞勧誘員のツトムは放火魔だ。彼は廃屋となった古びた幼稚園に放火をし、そこでサヨという少女と出会う。サヨはツトムが放火した晩には必ず現れる不思議な少女で、顔は知っていたものの、話すのは初めてだった。ツトムが幼稚園を放火したことをなぜか喜ぶサヨ。すると、放火をきっかけに700年前の人間たちが現代に次々と蘇ってくる。怨霊によって呪いをかけられた人間、身分違いの恋、武士や貴族の主従関係、有象無象の人間関係に振り回されるツトムは、やがて自分がすべきことは何かを考えはじめ...。

 

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今年2月に初演された舞台『Like A(ライカ)』が、来年1月に第二弾となる『Like A』room[002]を上演します。

本作は、演出・脚本を三浦 香、脚本を伊勢直弘、振付を當間里美、楽曲制作をAsu(BMI Inc.)という『Club SLAZY』シリーズのスタッフが再び集結した完全新作オリジナル舞台。初演は、謎だらけのストーリー、光と影を操る演出、音楽、舞台上でのピアノ演奏、風変わりな美術、そしてダンスと、すべてが印象的な作品となりました。

多くの謎を残した初演の続編は果たしてどんな物語になるのか、そして初演はどうやってつくりあげたのか、引き続き出演するFC(エフシー)役平牧仁さんにお話をうかがいました!

*****

思ったことはやれる環境

――第二弾が決まって、今どんなお気持ちですか?
 ゼロからの立ち上げに参加できて、「絶対いいものにしたい」という気持ちが強かったので、今回第二弾ができることは本当に嬉しいです。
――初演はどんなふうにつくっていかれたのですか?
 世界観はみんなでつくりましたが、キャラクターをつくるのは自分だったのでかなり考えました。(三浦)香さんが大まかにはつくってくれますが、あとは自分で考えて稽古場でプレゼンしていくような感じだったんですよ。
――どんなふうに考えていくのでしょうか?
 香さんが「(平牧さん演じるFCは)むちゃくちゃな役にしたい」って言うから「むちゃくちゃなって...もうちょっとないですか?」とか言って(笑)。妙なこだわりがある人がいいかなと思いついて、ピアノを弾くから「爪をケアしたほうがいいかな?」、「爪を研ぐ道具が変だったらおもしろいかな?」、「フランスパンで研いだらどうかな?」って考えていって(笑)。最終的には「そのフランスパン、実はパンじゃなかったりして」みたいな。

――すごい発想力!確かにフランスパン、出てきましたね。

 それで香さんとも「フランスパンが電話になったり楽器になったりしたらおもしろいよね」と話したのを覚えています。でもそれは香さんとお仕事させていただいた経験があって、どんな方かをわかっていたから信頼してできた部分もあると思いますけどね。
――たしかにまず初めましての演出家さんには「フランスパンでいきたいです」は言いにくそうですし、そこからどうなるか想像もつかないです。
 あはははは!そうですね。ただ、もともと当て書きということもあって、香さんは自分の中からうまれたものはすべて(「良し悪し」で言うと)「良し」で始めてくれました。そうやって"思ったことはやれる環境"をつくってくださったので、共演者のみんなもよく「香さんに引き出してもらえた」と言っていました。香さんも必死に引き出そうとしていましたし。だから芝居でも、例えば幼馴染の役だったら「お互いの過去の体験談を話すように」って言われて、実際に稽古場のすみっこで話していました。そこで生まれる親密さを芝居上で出して!みたいな。

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――リアルで自分を出しあって、そこから生まれるものを舞台上にも持ってくるというような感じでしょうか。
 でもけっこう難しいんですよね、自分をそのままさらけ出すって。自信がないとできないじゃないですか。普通は纏って纏って舞台上で出すので。
――でもそこまで見せたからこそあのバラバラの個性がまとまった作品ができたのかもしれないですね。
 うん、そうですね。いいカンパニーになったので。

――若いキャストも多いカンパニーですが、その辺りはどうでしたか?

 そう!みんな若いんですよ(笑)。でも例えばSHUNはまだ舞台出演が2作目でしたけど、だからこそ表現に嘘がなかったというか。そのぶん素敵なことも多くて、周りも感化されて変わることがありました。そういう、みんなの個性が全部"いいもの"になってたんですよね。
――ご自身はどうでしたか?
 『Lika A』のようなポジションって僕、初めてなんですよ。今までは主演とかそういうわかりやすく目立つ位置で出演させていただいてきたので、FCの「ちょっと出てきて爪痕残して、みんなを支えて...」みたいな役柄は、最初は掴むのが大変でした。そのさじ加減は本番やりながらも考えていましたし。まあ、最終的には好き勝手やってたんですけど(笑)。好き勝手やって成立するところまでいくために、稽古でもだいぶ気を使ってつくりました。
――今作はどうしたいですか?
 斜め上にいくことはやってみたいです。香さんの要求もきっとあるはずですし。それと今作ではFC自身が謎になっていきたい。「FCを知りたい!」と思われる空気を醸し出せる男に......これ、プライベートでもそうかな?(笑)
――振り回す男に。
 そう、転がしたい!僕、転がされちゃうタイプだから(笑)。

ダンスが何かを語っていた

――初演は作品としてどういうところが好きでしたか?
 個人的には(當間)里美さんがつくってくださったダンスがめちゃくちゃ好きでした。あまり他の舞台では味わったことのない感動がありましたね。ホテルマンの動作を使った動きがあったり、セットや演出をフルで活用した、独特の振付だったなと思いますし、ダンスが何かを語っていたと思うんです。まあ、僕は一度も踊ってないんですけど(笑)。
――(笑)。でも舞台上でピアノを弾かれましたよね。
 はい、楽しかったです。僕、ピアノを毎回全く同じには弾けないという、自分としてはネックな部分があるのですが、それを逆手にとって"ライブ感"という表現にしてくれたのが本当に嬉しくて。毎回違うぶん「いつ観てもおもしろい」というふうにできたのかなと思ったし、本当に楽しかったなって思います。

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――ピアノといえば平牧さんは今年は音楽活動にも力を入れてらっしゃいますよね。
 はい、シキドロップというユニットで活動しています。
――『Like A』でもテーマ曲のピアノ部分は平牧さんがつくられたんですよね。今年音楽でがんばってきた部分が、今作の演奏でも感じられそうだなと思いました。
 ユニットでは僕が作詞作曲をしているのですが、この1年の活動を経てシンプルな演奏ができるようになってきたと思います。つい盛っていっちゃうんですよ、ずっとやってると。ピアノの演奏も派手にするほうばっかり覚えて。でも、誰かと合わせるときはその人が入る隙間をつくらないといけないことを学んで。足し引きの"引き"を覚えたというか。
――きっと今作のピアノ演奏も変化がありますよね。
 うん、そうですね。あ、でもピアノあるかわかんないからな~。アコーディオンかもしれないし。
――ええ?(笑)
 まだ何も決まってないのでわからないんですよ。でもピアノはある......と思います!

今作で謎が明かされるのか深まるのか...

――今作のあらすじは、読んでいかがでしたか?
 いい感じでゾッとしました。「怖いもの見たさ」みたいな何かがありましたね。美しい世界の中に怖さがある内容で。僕の役はその「ゾッ」にすごく絡んでるので、大事な役割だなと思っています。
――そもそも全体的に謎が多いのですが、さらに謎が謎を呼ぶ展開になりそうですよね。
 そうですね!僕らも知らされていないことが多くて。役柄にも本人とスタッフしか知らない秘密の設定とかあるんですよ。共演者には言わないんです。
――その秘密が今作で表に出てきたりしますか?
 少し出てくると思います。でもまだ全然ですよ。今作で謎が明かされるのか深まるのか...。初演でふわっと謎めいていた部分が、今回でクッキリした「知りたい謎」になる気はしています。
――今回、共演者の皆さんに楽しみにしていることはありますか?
 いっぱいありますよ。SHUNのラップだったり、(中谷)優心のビブラートだったり、(石賀)和輝の低音の静かな歌声とか、岩(義人)のダンスとか。それに新キャストのけんけんさん(鎌苅健太)もパワフルな役柄で華になりそうですし、齋藤健心くんの役柄も重要な経験をしているのでね。新キャストがいい感じにかき乱してくれそうで。楽しみです。

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――では最後に読者の皆さんに一言お願いします!
 (真顔で)チケットがどれだけ売れるかで予算が決まりますし、それによって僕が弾くのがピアノなのか、アコーディオンなのか、はたまた木琴になるのか。
――え?(笑)
 僕が自宅から電子ピアノを持っていくことになると、辛いですから。めちゃくちゃ重いんです。30キロあるので......。
――そんな情に訴えるようなコメントで締めていいんですか?(笑)
 正直、グランドピアノを置きたいんです。でもそれには初動が伸びないとね?
――初動、つまり発売日の売れ行きが勝負ですか。
 (笑)。単純におもしろい舞台になると思います!初演を観てなくても大丈夫!ぜひ皆さん、いらしてください!

舞台『Like A』room[002]は2019 年1 月12 日(土)から20 日(日)まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて上演。ぴあでは10月28日(日)23:59まで最速先行を受付中。チケット一般発売は12月2日(日)昼12:00より。

取材・文:中川實穂 / 撮影:川野結李歌

『Like A』room[002]

日程:2019年1月12日(土)~1月20日(日)全労災ホール/スペース・ゼロ

演出・脚本:三浦香

脚本:伊勢直弘

楽曲制作:Asu(BMI Inc.)

振付:當間里美

出演:辻 凌志朗 (※「辻」は一点しんにょう)、石賀和輝、SHUN(Beat Buddy Boi)、中谷優心、髙﨑俊吾、岩 義人、齋藤健心、橋本有一郎、今井 稜、平牧 仁、鎌苅健太

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「空白に落ちた男」、「ジギルとハイド」、「シレンシオ」に続く、演出家の小野寺修二と首藤康之の新作第4弾公演が決定いたしました!

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撮影:たかはしじゅんいち

■公演概要
NAPPOS PRODUCE『斜面』

■作・演出:小野寺修二
■出演:首藤康之、王下貴司、雫境、藤田桃子、小野寺修二

■公演日程:6月9日(土)~6月17日(日)

■会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

【チケット発売】4月14日(土)

公式サイト  napposunited.com/shamen

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載 番外編■

日本版『マタ・ハリ』は大千秋楽を迎えましたが、3月にはそのオリジナルである韓国ミュージカル『マタ・ハリ』の映像上映会があります!
あの美しい音楽に、切ない物語に、"『マタ・ハリ』ロス"となっているファンの皆さん、ぜひこの機会をお見逃しなく。
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もともとミュージカル『マタ・ハリ』は2015年に韓国で初演された大作ミュージカル。2016年には韓国ミュージカル界の権威あるアワード「第5回イェグリンミュージカルアワード」で最高作品賞を含む3冠を達成した大ヒット作です。
この大ヒットを受け早くも2017年には脚本・演出を刷新し『マタ・ハリ SHE'S BACK!』として再演。初演時評判になったゴージャスさ、ドラマチックな骨子はそのままに、各登場人物の心情を掘り下げた内容となって、この再演版も人気を博しました。
日本版も、この再演版の脚本を基に作られていますが、その再演版の映像が、日本に初上陸します。

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ミュージカル『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』
が現在、東京・シアタークリエで上演中だ。2015年にトニー賞5部門を受賞した作品を、新国立劇場次期芸術監督就任も予定されている気鋭の演出家、小川絵梨子が演出する注目作。小川はこれがミュージカル初演出。出演は瀬奈じゅん吉原光夫大原櫻子紺野まひる上口耕平横田美紀ら。05t_1651.jpg04_0155☆.jpg


原作は、アリソン・ベクダルの自伝的コミック。レズビアンである漫画家・アリソンは、ゲイである父ブルースが自ら命を絶った43歳という年齢になり、父との思い出、家族との思い出をたどる記憶の旅に出る。記憶の折々の場面で、父は何を考えていたのだろうか。そして死の瞬間は何を思っていたのだろうか......。05t_1605.jpg

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