2016年4月アーカイブ

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スパイク・チュンソフトの大ヒット人気ゲーム『ダンガンロンパ』がパワーアップして還ってくる!!

2014年に初舞台化した『ダンガンロンパ THE STAGE〜希望の学園と絶望の高校生〜』は、全公演ソールドアウト。DVD化もされ話題を呼んだ本作が、『ダンガンロンパ THE STAGE 〜希望の学園と絶望の高校生〜2016』として、今年6月から7月にかけて、東京、名古屋、大阪、神奈川で上演される。

本日、前作から続投の本郷奏多演じる"超高校級の幸運" 苗木誠、前作で圧倒的な演技を魅せつけた神田沙也加演じる"超高校級のギャル" 江ノ島盾子のビジュアルが発表された!

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今回のキャストは、本郷と神田のほかに、初演舞台から続投となるヒロイン役の岡本玲、松風雅也、宮下雄也、石田晴香(AKB48)、池端レイナ、初出演となるチョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿、雨野宮将明、七木奏音、村田充、杉江大志、中村優一、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代、佐藤すみれ(SKE48)、岩田華怜、泉貴(THE HOOPERS)、森山千菜美、また一般オーディションから選ばれた"超高校級のアイドル"舞園さやか役に元アイドリング!!!の後藤郁が予定されている。そして、モノクマ新キャラクターボイスとしてTARAKOが先日発表になった。

このメンバーで、超高校級のエリートのみが入学できる私立「希望ヶ峰学園」を舞台に、突如学園の中に閉じ込められた生徒同士が殺し合いを強要されるというストーリーを繰り広げていく。

本公演は、6月16日(木)から26日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、7月1日(金)・2日(土)に愛知・東海市芸術劇場、7月7日(木)から10日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、7月14日(木)から16日(土)まで神奈川・関内ホールにて。チケット発売中。

©Spike Chunsoft Co.,Ltd./希望ヶ峰学園演劇部 All Rights Reserved.

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■ミュージカル『王家の紋章』#8■


連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』が、初のミュージカル化!

脚本・演出=荻田浩一、音楽=『エリザベート』『モーツァルト!』のシルヴェスター・リーヴァイという豪華クリエイター陣が、古代エジプトを舞台にした壮大なロマンを、この夏、舞台上に描き出します。

ビジュアル撮影レポート第8弾は、宰相・イムホテップを演じる山口祐一郎さん
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山口さん、日本で上演されているシルヴェスター・リーヴァイ作品、皆勤賞です!



◆ ビジュアル撮影レポート ◆


演じるイムホテップは、浦井健治さん演じる若き王・メンフィスを支える、エジプトの頭脳というべき立場の人。
やっぱりこの大作において、そういう役どころは、山口さんに演じて頂きたいですよね~!
撮影現場でも、山口さんの存在感は、スゴイ!
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『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"頂の景色"』 の東京公演が、4月25日にAiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕しました。

原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の同名バレーボールマンガ。

2015年秋の初演が大好評を博し、今回は"速攻"再演です!


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主人公は身長162.8cmの日向翔陽(須賀健太)

「小さな巨人」と呼ばれる選手に憧れ、バレーを始めます。部員が集まらずほぼ一人で練習をしていた中学を卒業し、

遂に「小さな巨人」の出身校・烏野高校に進学。そこで、中学時代にコテンパンにされた影山飛雄(木村達成)と再会します。

この出会いが互いを成長させ、烏野高校バレー部も新たな一歩を踏み出す、というストーリーです。

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日向と影山は寄ると触ると喧嘩。しかし、入部テストで影山が「お前の能力、俺がぜんぶ使ってみせる!」と日向の手元にトスを上げるという攻撃方法を見つけ、2人はコンビに。

そして、本作の大きな特徴は、漫画×演劇×映像のハイブリッドパフォーマンスである"ハイパープロジェクション演劇"。

今回の再演では、生カメラなど演出ギミックもパワーアップしています。


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マンガの1コマのような演出。日向と月島 蛍(小坂涼太郎)のジャンプは人力で表現されています。


試合のほとんどは、音楽に合わせた振り付けで表現。

この振り付けがすごいんです!

音楽業界で活躍中の左 HIDALIさんが担当しているということで、舞台ではなかなか見ないような動きが満載。

乱れのなさにも感動します!

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バレーボールの動作が取り入れられ、かっこいいのに試合の流れもしっかりわかる魅力的な振り付け。

「八百屋舞台」も本作ならでは。前方に向かって傾斜がついた形状で、どの席でも斜め上から舞台を観ているような状態になるのです。

つまり、奥の人がなにをしているかも一目でわかり、バレーの臨場感がより高まる! 

そしてそんな舞台の真ん中にはさらなる仕掛けが。中央の円形部分が......動きます!


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烏野高校バレー部のたまり場・坂ノ下商店の1コマ。

円形部分が斜めにせり上がっています。実は結構な傾斜なのですが、キャストのみなさんは平地にいるかのように立って歩いてはしゃいで転がっていました。

そんなところに投影できるとは!というネットへのプロジェクションマッピングも。
試合中、効果的に使われていました。

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ストーリーでは、ある試合をきっかけに部活に来なくなった烏野高校のエース・東峰 旭(冨森ジャスティン)の葛藤も描かれています。


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影山も、中学時代に「自己中トス」「コート上の王様」と呼ばれ、試合中に上げたトスの先に誰もいなかったトラウマがあります。

ですが、影山に全幅の信頼を置いて試合に臨む日向が彼を少しずつ変えていきます。

それと同じように「俺が居ればお前は最強だ!」という影山の言葉も日向に自信をつけます。


そんな影山の元チームメイトが多く在籍するのが、今作で対戦した青葉城西高校バレー部。

県内屈指の強豪校です。中でも先輩の及川 徹(遊馬晃祐・左から4番目)はサーブだけで次々と点を入れる実力者で、試合ではその差を見せつけます。

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彼らとの練習試合以外にも、入部テストや部内の紅白戦など、本作ではさまざまな試合が描かれ、そのなかで彼らも成長していきます。


ゲネプロ後の囲み取材で、主演の須賀さんが本作の見どころについて「演劇への挑戦。原作の持つ力はもちろんですが、三次元の僕たちが生でやるということが一番の魅力。スタッフさんもそれに合わせてプロジェクションなどをつけてくださっていますが、そこに負けない熱量やお芝居を観てほしいなと思います」と話したほか、

各キャストのみなさんも、再演ということで役同士の関係性や個人のドラマ性をより深めていることを語ってくれました。


また、演出のウォーリー木下さんは、「演劇は総合芸術。スタッフ・音・光・映像そして役者、全部がひとつになって新しいものが作れたんじゃないかなと思います。それを皆がライブでやっているので、お客様もあまり構えず、音楽のライブに行くような感じでぜひ観に来ていただけたらなと思います」と話しました。


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部員が全員揃い、監督も決まった烏野高校バレー部。これからどんなストーリーを展開していくのでしょうか!? 

続編に期待が高まります!


©古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会



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舞踊家達の圧倒的な身体によって生み出される作品で国内外で高い評価を得る、日本で唯一の劇場専属舞踊団「Noism(ノイズム)」が、4月中旬、東京都内で新作の製作発表会見が開催された。

オペラ・バレエで知られる物語をNoismオリジナルの物語として描く「劇的舞踊」シリーズ。第1作目の『ホフマン物語』(2010年)、『カルメン』(2014年)に続く、2016年の新作は、古典バレエの名作『ラ・バヤデール』を原案にした作品。古代インドを舞台に、舞姫ニキヤと戦士ソロルの悲恋を描いた物語を、劇作家・演出家の平田オリザが大胆に翻案し、オリジナル脚本を書きおろした。

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金森 穣 (演出)
2年前の夏に富山県の利賀演劇人コンクールで平田オリザさんとお会いする機会があり、直感的に平田さんと何かご一緒したいと思い、「Noismに何か書いていただけませんか」とダメもとでお願いしてみたところ、ご快諾いただきました。その後、平田さんから「既存のバレエ作品を翻案することに興味がある」と言われ、『ラ・バヤデール』を提案しました。書き上げていただいたものを読み、本当に平田さんにお願いして良かったなと思っています。

バレエの『ラ・バヤデール』をご存知の方は全く別物として観ていただいた方が良いですが、その際に何が何に置き換えられているかという事を読み説いていただければ、より作品の本質に迫れます。

今回は、平田さんの脚本をはじめ、空間を建築家の田根剛さん、衣裳をISSEY MIYAKEデザイナーの宮前義之さん、小道具を木工作家の近藤正樹さん、音楽は作曲家の笠松泰洋さんと、世界を舞台に活躍している一流の芸術家たちとこの作品を創れることを非常に嬉しく思います。ただ芸術家同士がコラボレーションをして好きなものをつくるのではなく、この作品を通して、我々が今生きている社会がどのようなものであって、どのような歴史の過程を経てこうなっているのか。そのような問題意識を、ある「幻の国」という仮想の国に置き換えた物語を通して、皆様と考え、共有できればと思います。

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平田オリザ (脚本)
私は劇作家ですが、この数年演劇の依頼は少なくなり、オペラをやったり、バレエを脚色したりする機会が多くなっています(笑)今回ご依頼をうけ、バレエの台本を書くという事がどういうことかと悩みまして、何もないところから新たに物語を書くのではなく、金森さんからヒントをいただき、『ラ・バヤデール』を翻案することにしました。

海外の、少なくともヨーロッパの公立劇場では、今この社会において問題になっている事柄について、考える題材を提供するのが公共性であるという共通の認識があります。日本の公共ホールではそのような志のある場所は残念ながら少ないですが、今回は、金森さんと共に、現代の私たちの抱える問題の根源はどこにあるのかを考えられる作品にしようと、この作品を書きました。

『ラ・バヤデール』はインドのカースト制を描いた物語ですが、それを民族対立の問題に置き換えて脚本を書きました。その設定のトレースは上手くいったのではないかと思っていますが、バレエですので、脚本の台詞を全部そのまま喋るということではありません。台詞のうちどの部分を実際に話し、どこを話さないかということは金森さんにお任せしています。創作の過程で何度も金森さんとはメールのやりとりがあり、ただ単に書いてお渡しした作品ではありませんので、今後も初日に向けお手伝いしながら一緒に創っていければと思っております。

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井関佐和子 (カリオン族の踊り子・ミラン)
『ラ・バヤデール』と聞いた時、穣さんがクラシックバレエでよく描かれるお姫様の世界とは異なる社会的な作品を選んだことは、ある種の必然と思いました。近年は特に"社会性や時事性を持った作品を創らなければいけない"と言っていることを傍で聞き感じており、今回平田さんとご一緒することは、自分にとってもあらためて世の中を考えさせられる機会になっています。

日本の舞踊界は、演劇界とは違い社会性を持った作品に出会うことがあまりありません。「表現」という言葉で済まされてしまう舞踊界にかねてから違和感があったので、この作品で世界情勢なども踏まえた創作に臨むことができるのは本当に嬉しく思います。

今回のミランという役については、穣さんから≪まれびと≫というキーワードをもらっています。今までは"強い"女性を演じ、"強い"女性の中にある"弱さ"を表現しなければならなかったのですが、今回は、時代に翻弄される"弱い"女性の中にある"強さ"を表現しなければいけません。そこには新しい挑戦があり、頑張っていきたいと思います。

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中川賢 (ミランを愛するメンガイ族の騎兵隊長バートル)
『カルメン』の初演・再演を重ねる中で"言葉を喋るように踊る"という感覚が自分の中に生まれた瞬間があり、それは今までにない経験でした。今回は更にゲストの俳優が3人いるということで、物語としてもより重層的になっているので、自分も舞踊家として"喋るように踊る"その感覚を更に深めていけるよう取り組みたいと思っています。

いつもは狭いスタジオで稽古を繰り返し、閉ざされた環境の中で毎日過ごしていますが、今回は錚々たる方々が作品に関わってくれるので、自分も皆さんから少しでも勉強できたらいいなと思っています。

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石原悠子 (物語のカギを握る"謎の女"ポーヤン/看護師)
いろいろと謎の多い役をやらせてもらうのですが、今回は2つの役がはっきりと分かれていて、自分の中で2役の差をつけようと日々取り組んでいます。まだ掴めない部分も多いのですが、これから稽古を重ねる中で沢山失敗し、沢山穣さんに挑み、「駄目だ駄目だ」と言われる中から新たな境地を発見できるように挑戦して、創っていきたいと思います。

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――平田作品について演出・金森 穣は――
簡潔。読んでいてすっと入ってくる。その表現の向こう側にある複雑な部分をとてもシンプルな形で提示していただける。凄く難しいことを簡単な言葉で言える人。

――金森穣について脚本・平田オリザは――
様々なことに挑戦する態度、決して奇をてらうのでなく真正面からぶつかっていく姿は、凄い勇気だといつも思っており、非常に素晴らしい。舞踊の実力、演出力については既に定まっていて私が言うまでもありませんが、素晴らしいと思います。


<あらすじ>
物語は一人の老人"ムラカミ"の回想から始まる。

曖昧な記憶を辿るように、かつてここにあった幻の国マランシュが蘇る。 ムラカミはかつて、ヤンパオ帝国の特務機関としてマランシュに駐留していた。風吹く荒野に忽然と姿を現したこの国に、理想を求め、多くの人や民族が集まってきた。皇帝を中心としたマランシュ族、陸軍の騎兵隊を務めるメンガイ族、踊り子のカリオン族、地方の軍閥である馬賊、そしてヤンパオからの居留民たち。それら五つの民族の人々が、偽りの協和のもと、マランシュに共存していた。

メンガイ族の騎兵隊長バートルは、カリオン族の踊り子ミランと秘かに愛し合っている。しかしマランシュの皇帝プージェは、五族協和の象徴として愛娘フイシェンとバートルを結婚させようとする。バートルはミランへの愛と民族への想いの間で苦悶する。そしてメンガイ族の独立を信じ、フイシェンとの婚約を承諾してしまう。

一方、隣国オロルから亡命してきた大僧正ガルシンも、踊り子ミランに想いを寄せている。しかしその想いはミランによって拒まれ、その背後にバートルとの逢瀬があることを知る。ガルシンが皇帝プージェにその事実を密告すると、それを知ったムラカミが特務機関として暗躍していく。

政治、宗教、民族の対立...あらゆる人々の思惑が憎しみとなって渦巻くなか、バートルとフイシェンの婚約式が始まろうとしていた──

▼公演詳細▼
劇的舞踊「ラ・バヤデール―幻の国」
7月1日(金) ~ 3日(日) KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
7月8日(金)・9日(土) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
7月16日(土) 愛知県芸術劇場 大ホール


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 東京ゲゲゲイをご存知? MIKEYこと牧宗孝が率いる異能のダンスチームで、ハイセンスかつ奇天烈なパフォーマンスは、一度見たらもうトリコ。

 そんな彼らが出演するエンタテインメント、ASTERISKの公演が今年もやってきます! 20155月に開催された『女神の光』は加藤ミリヤのテーマソング、総合演出・構成・振付・脚本を牧宗孝が手がけ、全公演ソールドアウト。

 そして今年はグリム童話『白雪姫』をベースに、人気作家・中村うさぎが原作書き下ろし。牧の演出・振付のもと、日本のトップダンサーが集結します。

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 今回は稽古開始を前に、東京ゲゲゲイのメンバー(MIKEYさん、BOWさん、MARIEさん、MIKUさん、YUYUさん)が集まる座談会にお邪魔しました。

 

・・・そもそも『白雪姫』というアイデアはどこから? 

MIKEY 誰もが知る物語で、魔女=悪役という定説をくつがえすお話を作りたかったんです。そんなとき、うさぎさんがメルマガで、「白雪姫は寝てるだけ。一番人間的な感情を持ってるのは魔女だ」と書かれていて、これだ! と。


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MIKEY


・・・今回は個性派俳優、加藤諒さんも出演。加藤さんは昨年の残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』で共演されました。

MARIE そうそう諒くん、また一緒! 

BOW  諒くんて、普段もあのまんまです。もうちょいオカマっぽい感じかな(笑)

MIKEY  彼は数年前に私のダンスレッスンにひょいと現れて。「強烈なのが来たな」と。あのとき、「MIKEYさんの作品に出るのが夢」って言ってたけど、まさか実現するとは!

MARIE 『ライチ〜』のときは、役者さんたちの食いつきがすごくて。MIKEYさんの振付を体に入れようとする姿勢も勉強になりました。

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MARIE

YUYU  ホント、すべてが新鮮。失敗したことを明日は頑張ろうとか、今日は気持ちを変えてみようとか、得たものはいっぱいあります。

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 YUYU


・・・2013年結成の東京ゲゲゲイ、メンバーはMIKEYさんのスタジオの生徒さんだったとか。

MIKU 私がMIKEYさんと出会ったのは小学校5年生。MIKEYさんはほかのダンサーとは全く違っていて、見た瞬間に興奮しちゃって。絶対一緒に踊りたいって思ったんです。

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MIKU


MIKEY  ゲゲゲイではいつも私の頭にあることをみんなが体現する感じです。振付の意味はあえて言わないし、みんな聞かない。説明や言葉にベクトルをおいてないんです。自分の頭で描いたことを作り続けていきたい、ただそう思っています。

BOW 今回、MIKEYさんの演出で、どんな風に出演するのか、新しい白雪姫に私たちも期待してます。いろんな方が出演されるので、お客様に「ゲゲゲイってどれ?」って思われないようがんばらないと!


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BOW


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 東京ゲゲゲイ


なるほど彼らは、言葉を身体で表現、ダンスでメッセージを伝えるアーティストだと改めて実感! それにしても今回のASTERISKについてもう少し聞きたい、ということでPart.2ではMIKEYさんの単独インタビューをお届けします。

 

(取材・文/大西美貴)


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■ミュージカル『王家の紋章』#7■


連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔『王家の紋章』が、初のミュージカル化!

脚本・演出=荻田浩一、音楽=『エリザベート』『モーツァルト!』のシルヴェスター・リーヴァイという豪華クリエイター陣が、古代エジプトを舞台にした壮大なロマンを、この夏、舞台上に描き出します。

ビジュアル撮影レポ&インタビューを掲載している当連載、今回はヒロインであるキャロルの兄・ライアン役、伊礼彼方さんをフィーチャー。
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物語は考古学を研究するアメリカ人少女・キャロルが、あることから古代エジプトにタイムスリップすることから始まる物語ですが、チラシでひとり、スーツ姿のライアンは、その扮装からわかるとおり、現代側の人間です。


◆ ビジュアル撮影レポート ◆


撮影現場、こんな感じです。
他の皆さんがエキゾチックな衣裳の中、スーツ姿がちょっと不思議な感覚。
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しかし伊礼さん、堂々とした立ち姿。
ライアンはリード・コンツェルンの総帥。若き実業家です。
仕事の出来る男の雰囲気!
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5月~6月にかけて、森公美子蘭寿とむがWキャストで主演するミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が上演されます。

原作は、ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画。
これをウーピー本人がプロデューサーとなりミュージカル化、ブロードウェイほか世界で上演されている人気作。日本では2014年に初演されましたが、ストーリーの良さ、キャッチーな楽曲、出演者たちの遊び心いっぱいの楽しいステージに連日大盛り上がり、2年というはやさで再演の運びとなりました。

期せずして殺人事件の目撃者となり、ギャングに追われるクラブ歌手デロリスの身はどうなるか!?という、スリリングなストーリー展開。

俗っぽさ全開、でも憎めないデロリスが、彼女とは正反対の性質を持つ清らかな修道女たちの中で生活することになることから起こる騒動の楽しさ、そして水と油な人々が音楽の力でひとつになっていくという、心温まるテーマ。

ゴスペルからディスコサウンドまで、多彩でキラキラとした音楽の数々。

『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』には、ミュージカルの素晴らしさのすべてが詰まっている、といっても過言ではありません!

そしていよいよ動き出した2016年版、4月某日、この作品の"顔寄せ"の場を取材してきました!
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●ストーリー●
破天荒な黒人クラブ歌手デロリスは、殺人事件を目撃したことでギャングのボスに命を狙われるハメに。重要証人であるデロリスは、警察の指示でカトリック修道院に匿って貰うが、規律厳しい修道女たちからは天真爛漫なデロリスは煙たがられてしまう。そんなある日、修道院の聖歌隊の歌があまりに下手なのを耳にしたデロリスは、修道院長の勧めもあって、クラブ歌手として鍛えた歌声と持ち前の明るいキャラクターを活かして聖歌隊の特訓に励むことになる。やがて、デロリスに触発された修道女たちは、今まで気づかなかった「自分を信じる」というシンプルで大切なことを発見し、デロリスもまた修道女たちから「他人を信頼する」ことを教わる中で、互いに信頼関係が芽生え、聖歌隊のコーラスも見る見る上達する。が、噂を聞きつけた修道院にギャングの手が伸びるのも時間の問題であった...。果たしてデロリスは無事に切り抜けることが出来るのか?修道院と聖歌隊を巻き込んだ一大作戦が始まる! (公式サイトより)


パワフルな黒人クラブ歌手、デロリス・ヴァン・カルティエ役(Wキャスト)、森公美子さん
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ちなみに再演にあたり、ちょっとばかり、タイトルが変わりました。
前回は「『シスター・アクト~天使にラブソングを...』だったのよねぇ」と、森さん。
その森さんは、本作の初演の好演により、第40回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞!
皆さんから拍手も。。。


今回初参加です、同じくデロリス・ヴァン・カルティエ役(Wキャスト)、蘭寿とむさん
元宝塚花組トップスターの蘭寿さん。退団後も数々の舞台に出演を重ねていますが、帝国劇場への出演は、今回が初!
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客も世代を問わずこぶしを振り上げジャンプ! という大熱狂のカーテンコール。好評を博したミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が、2014年の日本初演に続き早くも再演される。主人公デロリス役は待望の続投となる森公美子と、新キャストの元宝塚歌劇団花組トップスター・蘭寿とむ。持ち味の異なるふたりを中心としたカンパニーが、帝国劇場公演を皮切りに全国を興奮の渦に巻き込む。

蘭寿は「初のアフロヘアです! 扮装した瞬間からテンションが上がりました」と、新しい分野への挑戦に目を輝かせる。破天荒な黒人クラブ歌手デロリスは、マフィアから逃れるために飛び込んだ修道院で、規律正しいシスターたちと次第に心通わせてゆく。「歌手として輝きたいと自分のことだけを考えていた彼女が、初めて自分を必要としてくれる人と出会い信頼関係を築いていきます。シスターたちとの絆、彼女のピュアさを出してゆきたい」。 

geki_ranjyu_2.jpg本作はウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画を、ウーピー自身のプロデュースで2009年にミュージカル化し大成功した作品。蘭寿は招聘公演を観劇、「見た目はキュートなデロリスなのに、ダンスを踊りながら長いナンバーを歌って本当にパワフルでした。私も女性のキュートな面も表現できたら」と話す。

『アラジン』『美女と野獣』などのアラン・メンケンが音楽を担当し、ソウル、ゴスペル、ディスコミュージックなど幅広いジャンルの楽曲が詰まっている。「素敵な曲ばかりですけど音域も広いし挑戦です。ゴスペルではリズムをしっかり出し、よりパンチのある声を出せるようお稽古していきたいです」。先頃出演した地球ゴージャス『The Love Bugs』でも、大劇場を埋める歌声で進化を見せた蘭寿。「退団後ボイストレーニングを続け、発声の仕方を変えています。自分の声がどんどん変わってくるのが楽しくて」。歌う喜びを全身全霊で伝えるデロリスはまさにぴったりだ。「自分自身も心をバーンと開いて歌えるんじゃないかな。そこに至るまでは大変だと思いますが、森公美子さんも"一緒に作っていこうね"と言って下さっていて心強いです」。

geki_ranjyu_3.jpgデビュー20周年を迎えた今年、本作が転機になるのを予感している。一つひとつ全力でやってきて今があるのを感じます。初めての帝国劇場で主演をさせて頂けるなんて本当に嬉しい。最後は歌って踊れる最高にハッピーな作品なので、アフロの鬘を持ってきていただいてもいいですし(笑)、皆さんと一緒に盛り上がりたいです!」。男役時代からの"熱い血"と、最近とみに増すキュートさが合わさり新境地の舞台となりそうだ。

5月22日(日) ~ 6月20日(月)の東京・帝国劇場を皮切りに、7月2日(土)・3日(日)の大阪・梅田芸術劇場 メインホール、その後、愛知・北海道・宮城などを廻る。東京・大阪・愛知公演は発売中。北海道・宮城公演は4月23日(土)から一般発売。

取材・文:小野寺亜紀
撮影:奥村達也


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劇団四季の海外新作ミュージカルとして発表されている『ノートルダムの鐘』
現在、この出演候補者オーディションが行われているが、4月18日、メインキャストであるカジモド役、エスメラルダ役のオーディション本選が行われた。そのレポートをお届けする。

オーディションは劇団内に限らないオープンオーディションで、約1600通書類審査の中からさらに予備審査を通過した85名が本選に残っている

ミュージカル『ノートルダムの鐘』は世界的文豪ヴィクトル・ユーゴーの代表作『Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)』を原作に、2014年に米国で開幕した作品。1996年のディズニー劇場版長編アニメーションをもとに、『美女と野獣』『アラジン』等を手がけたアラン・メンケンが音楽を、『ウィキッド』等を手がけたスティーヴン・シュワルツが作詞を担当している。15世紀のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛するジプシーの娘エスメラルダを中心に、人間が抱える暗部と、その中に輝く愛の美しさを描き出す。今回上演されるディズニー製作版は、大掛かりで機械的な舞台機構に頼らず、世界観を簡潔にまとめた装置の中で、クワイヤ(聖歌隊)を舞台上に終始存在させるなど、きわめて演劇的な演出が見どころだ。

この日、報道陣に公開されたのは、まずエスメラルダ役のオーディション
現在『ウェストサイド物語』アニタ役を好演している岡村美南、『リトルマーメイド』の愛らしいアリエルなどを持ち役としている三平果歩、『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役などを経て劇団四季に入団した平田愛咲をはじめ、松山育恵宮田愛吉田絢香の6名が受験。
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■ミュージカル『グランドホテル』vol.17■

ついに開幕しました、ミュージカル『グランドホテル』
これまでもインタビューや稽古場&開幕レポートなど、様々な角度から本作を追っている当連載ですが、開幕してもまだ連載は終わりではありません!

本日は、REDチームのガイゲルン男爵役・伊礼彼方さんインタビューをお届けします。
すでに開幕していますので、具体的な内容にまで踏み込んで、お話を伺って来ました。

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◆ 伊礼彼方 INTERVIEW ◆

――公演後に、ありがとうございます。お疲れさまでした。『グランドホテル』、観ていても体力を吸い取られていく気がします(笑)。すごい舞台ですよね。やっている側はさぞかし...、と思うのですが。

「大変ですねぇ! 命削って、魂削って、やっている感じ。いや、どの芝居でも、魂を削る仕事だと思うのですが、今回は、よりそう思います。でも、楽しいんですよ。今回この『グランドホテル』の稽古初日に集まったREDチームの顔ぶれを見た時に、やっぱりこの仕事受けてよかった、素敵なメンバーだなと思ったんです」


――どのあたりが、素敵だと感じたポイントなんでしょう?

「こういう大型ミュージカルで、なかなかお互いの目を見て芝居をできる人って、少ないんですよ。日本のミュージカルって、様式美みたいなところ、まだあるじゃないですか。でもREDチームって、そういうのを嫌う人たちで、ちゃんと向き合いたい、ちゃんと芝居をしたいって思いを強く持ってる人たちが集まってる。別にGREENがそうじゃないという意味ではないですよ。ただ、そこを大切にしている人たちが集まったなと僕は思って、好きだなぁこのメンバー! ...と」


――今回その、REDとGREENにチームを分け、演出も、結末も変える...というのが上演前から話題になっていました。実際やっていて、どうでしょう?

「いや、ここまで変わるとは思ってませんでしたね! 最初の段階から2チームに分けてやる、とは聞いていたのですが、演出は基本的に一緒なものだと思ってたんですよ。そうしたら、方向性があまりにも...180度違うので、びっくりしました。といっても僕、GREENチーム、まだ観ていないんですけど。観るつもりもないんですけど(笑)! ...でもシーンごとにちょこちょこは見ていて、そのちょこちょこ観た感じで言うと、GREENは僕の好みじゃないです(笑)。成河くん曰く、それはちゃんと通しで観ないからだ、全部観ると(良さが)わかるよと。...なるほど、じゃあ僕はまだ見ないでおこう、と思ってます!」


――初日前の会見でも、伊礼さんはGREENチームへの闘争心むき出しの発言をされてましたよね(笑)。でも裏を返せばそれだけ"REDチーム愛"があるんだろうな、と。

「もちろんですよ! 本当に、芝居をするのがものすごく楽しい。毎日違うし。成河くんもね、俺がちょっと緊張してたら、「大丈夫だよ、目を見て芝居すれば」って言ってくれて。かっこいいでしょ。草刈(民代)さんは草刈さんで、「緊張しませんか?大丈夫ですか?」って訊いたら「ぜんぜん平気」って、これまたかっこいいの(笑)! でも、僕思うんですが、REDってものすごい臆病者が集まってるチームなんですよ。演出のトム(・サザーランド)は、もちろん演出をつけるのですが、演技指導はしないんです。芝居に関しては、基本的に俳優に任せてくれる。その中で僕らは「あれはどうなんですか」「これはどうなんですか」と、みんな自己主張が強くて、ちょっと面倒くさい(笑)。でもそれは、良いものを作りたいという表れなんです。臆病だからこそ、より稽古したい、ディスカッションしてちゃんと腹の底に落とさないと人前に立てない、という責任感。そんな臆病者が集まって作り出している世界なんです、REDは」
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