■『エリザベート』への道 2012 第14回■
『エリザベート』連載、本日は新トート役、マテ・カマラスさんからのメッセージをお届けします。
マテさんにとって『エリザベート』とは?
東宝版『エリザベート』はどんな印象?
素敵な笑顔で話してくれていますよ~!
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2012年版『エリザベート』、皇帝フランツ・ヨーゼフは久しぶりのダブルキャストになります。
2004年から出演している石川禅さんと、今回初参加となる岡田浩暉さん。
ともに日本ミュージカル界を支えるベテランですが、意外なことに「共演したことは全然ない!」とのこと。
おふたりとも『レ・ミゼラブル』のマリウスを演じられていましたが「マリウスも同じ役なんで一緒に出ることはなかったですし、今回もない。一回くらい絡んでみたいよね」と石川さん。
でも共演はなくとも気心は知れているようで、ふたりのフランツ、インタビューではお互い共感しあうことしきりで、熱いトークを繰り広げてくれました。
稽古が始まりました。
土田英生です。
稽古初日は顔合わせと読み合わせ。そして飲み会。
そして2日目からはいよいよ通常の稽古。
役者さんの様子などを探りつつ、私もおそるおそる様々な注文をしてみます。
こういう現場で頼りにするのは演出助手。
演出助手はとても不思議な存在です。
もちろん稽古の段取りなどもやってもらうのですが、私は心配なときや気持ちが沈ん
だときなども、ついつい頼ってしまいます。
で、皆さん、本当に人間ができていて、ちゃんと味方になってくれるんですよねえ。
今回は陶山浩乃(すやまひろの)さんという若い女性。
実は私は組ませてもらうのは始めてです。
しかし......会ってすぐに安心。
落ち着いた雰囲気を持ち合わせていて、私としてはすっかり甘えたい衝動にかられま
した。
彼女に支えてもらいつつ、いい稽古場を作り上げて行かなければいけません。
あまり甘え過ぎないよう、私ももちろん頑張ります。大人ですから。
休演日明けですよ、『HIDE AND SEEK』。
本日も参ります。
先程ちょいと楽屋にオジャマして、出演陣のおしゃべりに耳を傾けてました。
「昨日さあ、俺たち三人で上野に行こうって話になったんだよ」
と、これは劇団員ニシハラセイゴ。
「俺たち三人って誰?」
と、私。
「僕とキヅさんです」
と、答えてくれたのは頼もしき客演サカマキ氏。
「上野のさあ、博物館に行こうって話だったんだけど休館日だったんだよ」
「あらあ、残念だったねえ」
「そしたらキヅさんがさあ、いきなり『それなら鎌倉行こう』って言い出してさあ」
「行ったの?男三人で鎌倉」
「行かないよう、遠いもん」
と、ここで生津氏が楽屋に登場。
■『エリザベート』への道 2012 第12回■
「@ぴあ」の人気連載、編集部が注目しているアーティストに毎週じっくりお話を伺う「今週のこの人!」のコーナーに、日本版『エリザベート』の演出を手がける小池修一郎さんが登場です。
こちらもチェックしてみてください。
【今週のこの人!】
●小池修一郎
宝塚歌劇団の演出家でありながら、外部で手がけたヒット作は数知れず。
日本のショービズを牽引する重要人物が思いの丈をたっぷり語った。
⇒http://www.pia.co.jp/konohito/koikeshuichiro/index.php