■『レディ・ベス』2017年公演特別連載 vol.7■
3年ぶりに上演される、日本発の大作ミュージカル『レディ・ベス』 。
稽古場レポート第3弾です!
今回は、ベスとロビンが出会うシーンから...。
ベスとロビンは、森の中で初めて出会います。
ロビンは仲間たちと大道芸の稽古中。
ロビン・ブレイク=山崎育三郎さん
ロビン・ブレイク=加藤和樹さん
そこに、馬車が故障してしまったと、ベスが助けを求めにやってくるのです。
ベス=花總まりさん
ベス=平野綾さん
ふたりが森で出会うという状況は初演と変わりませんが、ここも、前回に比べてテンポの良い展開になっています。
全体的にシャープになっている...のかな?という印象。
ただ、ベスの身分の区別ない広い視野、誰に対しても媚びることのないロビンの強い生き方...という要素は変わらず、やっぱり魅力的なんです。
さて続いて、メアリー女王の本格的な登場シーン。
こちらも相変わらず、大迫力なW女王陛下です。
メアリー=未来優希さん
メアリー=吉沢梨絵さん
前回ご紹介したシーンで、ガーディナー司教に暴言を吐かれ、あまつさえ父王の形見である聖書を没収されてしまったベスは、姉であるメアリーにガーディナーの罷免を訴えるのですが...。
ベスを憎むメアリーは、逆にガーディナーを焚きつけている始末。
ガーディナーは、石川禅さん。
憎しみで結ばれた姉メアリーと妹ベス、このふたりの姉妹の関係性も、この物語の大きな主軸です。
続きはぜひ、劇場で!
最後にキャストの皆さんの、稽古の合間の表情をチラリとお届けします!
ダブルロビンは相変わらず、休憩時間にもジャグリングの練習をしていました。
(相変わらず、というのは、3年前の初演時の稽古場レポートから続いた感想です...。→★初演時の稽古場レポ)
ダブルキャストの皆さんの素の表情もご紹介!
取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)
【『レディ・ベス』2017年公演 バックナンバー】
#1 花總まり、平野綾、山崎育三郎、加藤和樹取材会レポート
#2 平野綾ロングインタビュー
#3 稽古場レポート Part1
#4 演出・小池修一郎インタビュー(前編)
#5 演出・小池修一郎インタビュー(後編)
#6 稽古場レポート Part2
【公演情報】
・10月8日(日)~11月18日(土) 帝国劇場(東京)
・11月28日(火)~12月10日(日) 梅田芸術劇場 メインホール(大阪)