「謝罪の罪」の稽古、終わる。
このブログ用に稽古中の写真を撮ってもらえないか、と、出番待ちの役者に携帯を渡したら、玉置、ぼくもと、吉川の三人で合計百枚近くも撮ってきた。
感謝したと同時に「あ、相当稽古に飽きてるな」とも思った。
一ヶ月もやってれば当然か。
採用した写真は玉置孝匡撮影。
舞台裏からの撮影だから、客席からは観られないアングルで貴重だ。
どれだけ貴重か知らないが......。
「謝罪の罪」の稽古、終わる。
このブログ用に稽古中の写真を撮ってもらえないか、と、出番待ちの役者に携帯を渡したら、玉置、ぼくもと、吉川の三人で合計百枚近くも撮ってきた。
感謝したと同時に「あ、相当稽古に飽きてるな」とも思った。
一ヶ月もやってれば当然か。
採用した写真は玉置孝匡撮影。
舞台裏からの撮影だから、客席からは観られないアングルで貴重だ。
どれだけ貴重か知らないが......。
●竜太郎の演劇かわらばん●
ブログを始めるからって、構えすぎると良くないですね。
なので、サラッと始めさせていただきます。
一番最近読んで面白かった台本がこちら↓
ハロルド・ピンター作「ホームカミング」。
ロンドンの下町に男だけで暮らす労働者ファミリーのもとへ、
学者としてNYで成功した長男が数年ぶりに帰郷した。
彼が妻を連れてきたことに、父、叔父、弟たちは色めき立つ......てな展開。
ピンターって過激! というのが読後の印象。
日常に潜む狂気? それじゃ、ありきたりですね。
平穏という果実を指でつつくと、そこから堕落という汁がジュルっと出てくる、みたいな?
それでありながら、筆致はあくまで、シレッとしていて。
ピンターといえば、「背信」、「ダム・ウェイター」、映画「召使」を引用したダンスプレイ「プレイ・ウィズアウト・ワーズ」(マシュー・ボーン演出)でその才能を知っているつもりだったけど、あらためて、面白い作家だなと再認識。
演劇集団円の次回公演では、ロンドンの下町なまりを大阪弁で表現するというからこれまた大胆ですよね。4月12日(月)~25日(日)、ステージ円で上演されます。
ブログを書くのは初めてなので勝手がよくわからないが、始めてみる。
今は劇団の新作公演『謝罪の罪』の稽古中......といっても、稽古も残すところ一回だ。
うまく仕上がりそうな気はしている。
ただ、自分たちなりに新しいことに挑戦しているので、
どんな反応を得られるのかまだわからない。
それだけに、もしご覧いただけるなら、
初日近辺が面白いと思う。
【ペンギンプルペイルパイルズとは...】
2000年 劇作家・演出家 倉持裕の個人ユニットとして始動。2002年劇団化、俳優 小林高鹿、ぼくもとさきこが入団。2004年に俳優 玉置孝匡、2008年に俳優 近藤フク(近藤智行改め)、吉川純広が入団。以上6名のほかは作品ごとに出演者を募り、東京を拠点に平均年2回のペースで公演を打つ。
その創作活動においては、一面的な解釈を拒み、特殊な舞台設定のもと、人間の抱える不安と恐怖を探求し、一方で、常にコメディであろうとする努力も欠かさない。
劇団名はPENGIN PULL PALE PILESと、英語表記でイメージするといくらか覚えやすい。
【倉持裕 プロフィール】
2000年劇団ペンギンプルペイルパイルズを旗揚げ、主宰。以降すべての劇団作品の脚本・演出を手がける。
物事を独自のシニカルな視点で切りとり、しっかりとしたストーリー展開を保ちながら、絶妙な台詞の応酬と間で観客を引きつける力を持つ。
「ワンマン・ショー」にて第48回岸田國士戯曲賞受賞。
【最新公演情報】
ペンギンプルペイルパイルズ♯16
『ベルが鳴る前に』
作・演出:倉持裕
出演:奥菜恵/小林高鹿/ぼくもとさきこ/玉置孝匡/近藤フク/吉川純広/大浦孝明/大数みほ/小野川晶/田川可奈美/橘花梨/中尾僚太/春木美香/林笑子/春山優/ペ・ジョンミョン/皆戸麻衣
日時:2月16日(木) ~ 22日(水)
劇場:本多劇場
ぴあの演劇担当者十数名が一丸となって、
ついに演劇ブログ「げきぴあ」をスタートさせました。
月に何十本もの舞台や芝居を見続けてきた演劇担当編集者が
日々の演劇生活を綴る「カンゲキ日記」、
今見るならコレ!と自信を持っておススメする
「Teamげきぴあのイチオシ!」などの
演劇ファンの方に楽しんでいただけるコンテンツから
毎日更新の「本日情報公開!」の公演一覧や
おトクなチケット情報、チケットニュースなどの最新情報を
最速でお伝えしていきたいと思っています。
そして、見逃せないのは
さまざまな劇団のみなさまにもこのブログに参加していただき
劇団について、最新公演について、芝居を作り上げることについてなどなど、日ごろの演劇へのアツい思いを綴っていただきます。
最初は手探りの状態ですので、
みなさまの「知りたい!」にご満足いただけるかわかりませんが
どんどんパワーアップ!していきますので
末永くご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
2010年3月16日
げきぴあ編集部一同