●かねこのぶろぐ●
一年前に"さよなら公演"と銘打ちカウントダウンが始まった時は、
「まだまだ 先だな」と思っていましたが、こうして電光掲示に「36」
と数字が書いてあるのを見ると、いよいよ歌舞伎座も見納めと言う実感が湧いてきました。
常連のお客さまにとっては懐かしい思い出が尽きず、
初めての方は"歴史"を感じられる所だと思います。
かく言う私も、思い出はイロイロありますね。
地下の食堂から3階のカレー屋まで。
(食べるところばっかりだ!)
一番気にいっていた所は3階の<想い出の歌舞伎俳優> と言う写真コーナー。
ずらりと並んだ名優たちの顔を見ていると、そこだけタイムスリップした ような感覚になりますね。
あと、2階の売店で幕間にちょっとつまめるおやつをよく買いました。
和菓子なので、勝手に「太らないだろう。」と言い訳しつつ、おまんじゅうとお茶を供に観るお芝居は、まさに別世界。
歌舞伎と言うと、半日がかりで見るイメージがあり、実際の滞在時間は長いですが、エンターテイメントとは、こう言う楽しみ方が本来の有り方かもしれませんね。
歌舞伎座御名残四月大歌舞伎 <歌舞伎座さよなら公演>チケット情報