劇団青年座の最近のブログ記事

劇団青年座 vol.08  from 伊藤大

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いよいよ本日、青年座『THAT FACE~その顔』が初日を迎えます。

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撮影=飯田研紀

今回は「青年座劇場」についてお話します。

僕が思う青年座劇場の魅力は、
一年中、誰かがそこで演劇の活動をしている事。
その「血」と「汗」、「光」と「影」が
劇場の空気を作ってくれている事です。

機構は確かに古いですが、
どんな劇場にも真似できないものが刻まれています。

そんな劇場「青年座劇場」にて19:30より開演します。
ぜひ一度足をお運びください。
また次回も魅力についてお話したいと思います。

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劇団青年座 vol.07  from 伊藤大

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いよいよ明日、初日の幕が開きます。
青年座『THAT FACE~その顔』
2007年イギリス・ロンドンで初演された衝撃作。
日本初演の舞台をぜひご覧ください。

さて本題...。
前回の続き、「演出家」の仕事についてのお話です。

たいてい演出家は強く進路を見定めます。
それが出来る演出家は信頼されます。
一方、議長さんんみたいに、いろいろな方面の意見を調整する演出家もいます。
ただ意外とそのタイプは少ないです。
なぜなら皆の主張が強すぎて、やっぱり意見がまとまらないからです。

でも前者のリーダー的な演出家の場合でも常に順風満帆なワケではありません。
大きい指針は合っていても、短期的には違うルートを見つけた方がいい事もあるからです。
その場合には、リーダー型の人が一時的に調整型になったりもします。


劇団青年座 vol.06  from 伊藤大

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『THAT FACE~その顔』演出の伊藤です。
本日から初日(14日)までこのメッセージも毎日更新していこうと思います。

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キャプション「那須佐代子さん誕生日時の写真


稽古もいよいよ最後の追い込みに入りました。
この時期に完成形が見えるかどうか、
みんなが気にかけるところです。

みんなもちろん、不安であったり悩みが残っていたりします。
・・・・・・演出家ももちろんそうです。

が、この時期何かが抜けた!と思う日があります。
それは、その芝居が「いける!」と確信できた瞬間です。

このお芝居もきました。
絶対面白いものになります!!!!

劇団青年座 vol.05  from 伊藤大

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みなさん、こんにちは。
『THAT FACE~その顔』演出の伊藤大です。

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立ち稽古中の様子

今回は、前回の続き
翻訳 小田島恒志さん、小田島則子さんからのメッセージをお届けします。

「向こうの現代劇って、そんなのばっかなんだよね」と、ある日研究会から戻った僕(恒志)がこぼすと、則子が「じゃあ、こんなのどう?」と言って示したのが、イギリスの情報誌に劇評が出ていた『That Face ―その顔―』だった。一九歳の女性が書いてロイヤル・コート・シアターで上演された、とある。それだけでも興味深かったが、さらにその劇評で気になったのが「観客席にいる多くの人たちが共有する問題を扱った」という表現だった。考えてみると、イギリスの演劇はどんなに殺伐とした悲劇でも、悲惨な貧困や差別を扱った問題劇でも、観客はどこか「高みの見物」的な立場で見ているイメージがある。「イン・ヤー・フェイス」も問題を共有していないからこそ、客席で眉をひそめて見ていられるわけだ。だが、この戯曲は観客層と同じ目線の芝居らしい。

さっそく、本を取り寄せて読んでみると、いきなり女子高の寮のリンチまがいの暴力シーンに「クスリ」が絡んでくる。ああ、やっぱりな、と思ってよく読んでみると、何だか様子が違う。あれ? そんなに暴力的でもないぞ。「クスリ」も別に麻薬ってわけじゃないようだし・・・さらに場面が変わるといきなりベッドシーン。それも母と息子が!? じゃあ、やっぱり・・・ところが、これもよく読んでみると、想像していたタブーの世界が描かれているわけではない。どうやら、お金に苦労しない中流(の上)階級の家庭劇のようだ。いや、家庭崩壊劇、いや、崩壊した家庭劇、いや・・・何て言ったらいいのだろう、今までに見たことも読んだこともないような、ごく普通の、何不自由ない環境にあっても起こりうる、まさに「観客席にいる多くの人たちが共有する問題を扱った」劇だった。

先に読んだ則子の反応はもっと大きかった。何と言っても、母と息子の年齢設定がまさに我が家と並行していたからだ。まあ、うちの息子は「ロシアの兵隊さんのように美しい」わけでもないし、父親(僕)が子供を全寮制の学校へ入れたり(年間五百万円ぐらいかかる)、海外で新たな家庭を築いて養育費を送ってきたりするほどの甲斐性があるわけでもないが・・・。

二人でこのポリー・ステナムという新星女性作家のとりこになり、第二弾『Tusk, Tusk』も読んでみたが、これも親のネグレクトにあった三人の子供たちを描いた「もともと何不自由なかった家庭の崩壊劇」だった。面前でタブーを見せつけるわけではないのに、心に痛いものが刺さってくる。まさに「イン・ヤー・フェイス」以後の新しい演劇の始まりである。

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劇団青年座 vol.04  from 伊藤大

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お久しぶりです。演出の伊藤大です。


第4回目の今回は、『THAT FACE~その顔』翻訳家である小田島恒志さん、小田島則子さんのメッセージをご紹介します。


小田島恒志さん
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小田島則子さん
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劇団青年座 vol.03  from 伊藤大

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さて第3回目です。
今回は前回の戯曲話の続きです。

seinenza02.jpg 〈作家 ポリー・ステナム〉


前回、
みんなが半分ホント、半分ウソ、そんな会話をしている事。
それが面白い戯曲です。

というお話をしました。

『THAT FACE~その顔』のポリー・ステナムは
若いのにウソが上手!!

びっくりするのは大人のウソを
なんでこんなに見てるの?
と言う事です。
若い子のウソと全く違う。

この作家はタダモノではありません。

さて、誰が一番ウソつきか。
楽しみにしていてください。

僕も頑張ってウソつきますからね。
では、次回。

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劇団青年座 vol.02  from 伊藤大

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さて今回は第2回目。
『THAT FACE~その顔』の稽古もじっくりと、でも順調に進んでいます。
よろしくお願いします。

で、前回予告したスタッフ・キャストとのお仕事の話をする前に・・・
そもそもお芝居とは?
という事を一回考えてみたいと思います。
このお話が、前回の予告と繋がってきますので。

みなさんは、戯曲というものを読んだ事がありますか?
学校の教科書にも載っていますが、なかなか一本全部読むのは面倒くさいですよね。
実際、戯曲って売れません。
なぜでしょう?

まず戯曲がどういう風に書かれているか。

Aさん  私はAと思います。
Bさん  いや、それはBじゃないの?
Cさん  分かってないな~。これはCだよ。

さて、誰が言っている事が本当でしょう。

劇団青年座 vol.01  from 伊藤大

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本日より始まりました。
はじめまして。
青年座文芸部の伊藤大です。

これから何回かに分けて、演出というお仕事についてお話したいと思います。
もちろん、現在進行中『THAT FACE~その顔』の稽古の様子報告を織り交ぜながら・・・。

「演出家」って、カッコ良さそうですよね。
僕も昔はそう思っていました。
もちろん、現実にカッコイイ演出家もたくさんいらっしゃいます。

劇団青年座 プロフィール

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【青年座とは】
「青年座は創作劇をやって行く集団です。それによって、日本の現実を演劇の中に根を下して行きたいと願うのです。生きて動いているこの社会の中で、直接私達の皮膚に触れる空気を、私達の舞台にしたいからです。」
青年座は1954年俳優座にいた10名の俳優によって結成した劇団です。
俳優座劇場で椎名麟三作『第三の証言』をもって第一回公演をおこない、以後矢代静一、宮本研、八木柊一郎、水上勉ら多くの劇作家と共に数々の舞台をつくってきました。
1994年の創立四拾周年以降はマキノノゾミ、永井愛、ふたくちつよし、中島淳彦、鈴木聡、土田英生、太田善也ら現代演劇を代表する劇作家の新作を次々と上演し、高い評価を受けております。


【伊藤大(いとう・まさる)プロフィール】
東京大学文学部卒業後、1987年劇団青年座(文芸部)入団。1994年『オルメドの騎士』で青年座本公演初演出。1997年、青年座スタジオ公演『ジャンナ』の演出で注目を集め、翻訳劇の演出には高い評価を得ている。
主な演出作品
1998年『ムーランルージュ』(齋藤燐・作)
2001年『君はこの国を好きか』(鷺沢萠・原作、藤井清美・脚本)
2003年『罠』(ロベール・トマ・作 伊藤大・翻訳)
2002年『ハロルドとモード』(コリン・ヒギンズ・作、伊藤大・翻訳)
2005年『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』(別役実・作)
2008年『ジョバンニの父への旅』(別役実・作)
2011年『クラウド9』(キャリル・チャーチル・作 松岡和子・訳)

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【磯村 純(いそむら・じゅん)プロフィール】

1972年生まれ。愛知県出身。
演劇に全く縁のない青春時代を過ごすが、なぜか桐朋学園短期大学演劇科に入学、俳優になるための勉強をするかたわら演出家の仕事に興味を持つ。
1996年に劇団青年座文芸部に入団。演出家宮田慶子の演出メソッドに強く感銘を受け、数多くの宮田作品の演出助手を務める。98年青年座スタジオ公演「こもれびの中で」で演出家デビュー。 以後、演出家として劇団内外で多くの作品を演出。
日本大学藝術学部映画学科非常勤講師。

~主な演出作品~
劇団青年座 『蛇』(赤堀雅秋 作)
『父が燃える日』(古川貴義 作)
『HAPPYMAN 1862 上海大冒険』(マキノノゾミ 作 鈴木哲也 脚色)
『みぢかうた』(本田誠 作)
『鰻屋全焼水道管破裂』(倉持裕 作)
劇団文化座 『千羽鶴』(コーリン・トーマス 作/吉原豊司 翻訳/比佐廉 潤色)
劇団銅鑼  『流星ワゴン』(重松清 原作/青木豪 脚色)
劇団東演 『空ゆく風のこいのぼり』(藤井貴里彦 作)

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【黒岩亮(くろいわ・まこと)プロフィール】
1960年生まれ。大阪府出身。劇団青年座研究所(9期)を経て、1985年劇団青年座(文芸部)に入団。
1989年『勇者達の伝説』(ゆいきょうじ 作)で青年座スタジオ公演初演出。
1994年『カデット』(鐘下辰男 作)で劇団本公演初演出し、注目を浴びる。
1997年秋には『見よ、飛行機の高く飛べるを』(永井愛 作)を演出し、その舞台成果は芸術祭大賞受賞となった。
書き下ろし作品の演出に定評があり、劇団昴、劇団文化座、劇団朋友など活動の場は広がっている。

<主な演出作品>
『カデット』(鐘下辰男 作)
『ベクター』(鐘下辰男 作)
『見よ、飛行機の高く飛べるを』(永井愛 作)
『MANCHURIA-贋・川島芳子伝』(西島大 作)
『お茶をすすって』(ふたくちつよし 作)
『成層圏に棲む鵺』(鐘下辰男 作)
『パートタイマー・秋子』(永井愛 作)
『夫婦レコード』(中島淳彦 作)
『ビジネスクラス』(飯島早苗 作)
『こんにゃくの花』(ふたくちつよし 作)
『ブンナよ、木からおりてこい』(水上勉 作)
『あおげばとうとし』(中島淳彦 作)
『ねずみ男』(赤堀雅秋 作)
『つちのこ』(太田善也 作)
『切り子たちの秋』(ふたくちつよし 作)
『国境のある家』(八木柊一郎 作)
[以上、劇団青年座]

『親の顔が見たい』(畑澤聖悟 作)[劇団昴]
『イノセント・ピープル』(畑澤聖悟 作)[劇団昴]
『こんにちわ、おばあちゃん』(フランク・モハー 作)[劇団文化座]
『銀の滴降る降るまわりに』(杉浦久幸 作)[劇団文化座]
『骸骨ビルの庭』(宮本輝 原作、小松幹生 脚本)[劇団文化座]
『百合の季節』(桃谷方子 原作、相馬杜宇 脚本)[劇団朋友]
『ら・ら・ら』(太田善也 作)[劇団朋友]
『空(ソラ)の定義』(青木豪 作)[俳優座劇場]
など

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【最新公演】
劇団青年座「タカラレ六郎の仇討ち」
10月27日(土) ~ 11月4日(日) 紀伊國屋ホール (東京都)
[劇作・脚本]中島淳彦
[演出]黒岩亮


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