劇団青年座の場合はほとんどの作品が書下ろし新作という事なので、色々な作家の方たちとまずお話をする事から始まります。
「どういう作品の方向性でいくのか?」
「何を題材にするのか?」
ということを作家と直接会ってお話するようにしています。
具体的に登場人物が何人出て、いつどこで、誰がどうして、どうなった?というような基本的なことを、出来る限り綿密に打ち合わせするようにお話の回数を多くしています。
そのことで脚本を、作家と我々とで一緒に作っているというような所が書下ろし作品の一番大きな所です。
ですから作家の方との打ち合わせというものを、出来る限り大事にするようにしています。
今回の『タカラレ六郎の仇討ち』も、中島淳彦氏との打合せを繰り返し行い一緒に作り上げた作品となっています。
是非、皆さんご期待ください。