2019年5月アーカイブ

チケット情報はこちら

 
日本ミュージカル界屈指の人気作『エリザベート』
1992年にウィーンで初演され、日本では1996年に宝塚歌劇団雪組で初演、宝塚版と並行し2000年からは東宝製作版も繰り返し上演されている。
 
物語は19世紀末のウィーン、皇帝フランツ・ヨーゼフに嫁いだ美貌の皇妃エリザベートが主人公。しかし自由を愛する彼女にとって宮廷の暮らしは苦痛でしかない。そんなエリザベートを黄泉の帝王トート(死)も密かに愛し続けていた。だがその愛はハプスブルク帝国を破滅へと導いていく......。

東宝版は2015年に演出・ステージング・セットなどが大リニューアルをされた"新演出版"が登場、翌年の続演を経て今年2019年、約3年ぶりに上演される。

2019年版のキャストは、エリザベートに東宝版は2015年のリニューアルから出演、また宝塚版には1996年の日本初演時にも同役を演じていた花總まりが再び出演。
そして東宝版は初出演ながら2018年宝塚月組公演で同役を演じていた愛希れいかがタイトルロールを演じる。

トート役には、2000年東宝版のルドルフ役でデビューし、花總同様2015年のリニューアル版から同役を演じる井上芳雄が続投。
そして前回公演までそのルドルフ役を好演していた古川雄大が、トート役に初挑戦する。

4月、花總、愛希、井上、古川が揃っての取材会が開催された。
その模様をレポートする。1キメ_5973.JPG
 


花總まり
「エリザベート役を演じさせて頂きます。自分の中では(公演は)まだ先のような気がしていたのですが、こうして合同取材会をすると、いよいよ近づいてきたんだなというドキドキ感があり、そしてまた新たなメンバーで『エリザベート』を作るのですごくワクワクしています」2花總_6004.JPG

愛希れいか
「エリザベート役を務めさせて頂きます愛希れいかです。今は緊張の気持ちが大きいのですが、新しいことに挑戦できるという楽しみな気持ちと緊張が入り混じっております。精一杯頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」3愛希_6008.JPG

井上芳雄
「3回目のトート役をやらせて頂きます。またやれるってことは素直に嬉しいです。僕は初舞台が『エリザベート』のルドルフ役で、自分にとっては故郷のような、ホームのような作品。新たなメンバーも迎えて、年号も変わりましたし、新しい気持ちの新しい『エリザベート』をみんなで作っていけたら良いなと思います。昨今、ミュージカルブームと言われて久しいですが、その中でも日本のミュージカル界にとって『エリザベート』は独自の進化を遂げている大切な演目。もちろん今までのファンの方には楽しんで頂きたいですし、初めて『エリザベート』を観る方に、これが俺たちの『エリザベート』なんだというものをしっかりお見せしないといけないという責任感のようなものを感じています......『レ・ミゼラブル』には負けていられないなと。(場内、笑)......競う必要はないのですが(笑)! 『レ・ミゼラブル』と同じくらい、日本を代表する演目になっているので、しっかりとその責任、矜持を持ってやりたいなと思っています」4井上_6017.JPG

古川雄大
「僕は2012年にルドルフ役を演らせて頂いて、その時からこのトートという役にずっと憧れていました。ミュージカルをやっていく上で、死ぬまでにできたらいいなと思っていた役ですが、まさかこんなに早くチャンスを頂けるとは思っておらず、正直びっくりしています。できる限りのことをやって、今までにないトートを演じられたらと思います。芳雄さんがおっしゃったように『エリザベート』は日本を代表するミュージカル。僕の大好きな作品でもあるんですが、またこの作品に参加できる喜びがありつつ、今回はトート役ということで、緊張やプレッシャーや不安などに襲われてはいるのですが、芳雄さんとダブルキャストですので色々と勉強させて頂きながら、楽しみながら、稽古を乗り越えて本番に向かっていけたらと思っています」5古川_6021.JPG

チケット情報はこちら

goldfish_01.jpg 舞台『+GOLD FISH』

清水葉月、松田凌らが出演する舞台『+GOLD FISH』が新宿・紀伊國屋ホールで開幕した。作・演出は西田大輔。/19日(日)まで!

本作は2018年1月に紀伊國屋ホールで舞台版が上演され、同年11月24日に映画が公開となった映画&舞台の連動プロジェクト「ONLY SILVER FISH」シリーズのもう一つのストーリー。

「その魚の本当の名前を知ると、過去を振り返ることができる」という《オンリーシルバーフィッシュ》。この謎を解き、それぞれの過去を振り返るために集まった男女12人を描いた物語だ。

出演は清水葉月、松田凌、樋口日奈(乃木坂46)、伊万里有、神永圭佑、高柳明音(友情出演)(SKE48)、伊藤裕一(友情出演)、西丸優子、大村わたる(柿喰う客)、竹井亮介、川本成、粟根まこと(劇団☆新感線)。演出は舞台『ジョーカー・ゲーム』『どろろ』などを手掛けて来た西田大輔が手掛ける。

 
本作の公開舞台稽古が行われた。動画はこれを収録したもの。【動画1分】

記事全文をエントレで観る


エントレで観る
Youtubeで観る

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら

DSC_0711.JPG

主演の神保悟志さん

元お笑い芸人で、現在は脚本家・演出家・放送作家として活躍している西条みつとしさんが率いる劇団「TAIYO MAGIC FILM」。第13回公演ぼくのタネ 2019が2019年5月24日(金)から赤坂RED/THEATERで再演されます。東京都内で行われている稽古を3時間にわたり、見学させてもらいました。

TAIYO MAGIC FILMは、2012年に劇団太陽マジックとして旗揚げされ、15年に改名しました。
パズルのピースが繋がっていくような伏線回収ストーリーと、劇的に展開する脚本を武器に、泣きたい人、笑いたい人、驚きたい人へ全ての感動を凝縮させて繰り広げられていく人間模様をコンセプトとした作品を作り続けています。

DSC_0706.JPG

演出の西条みつとしさん

今回の作品『ぼくのタネ』は、2015年11月に恵比寿エコー劇場で初演されています。「良い意味で想像を裏切られました」「人生ちょっと疲れたなー、って人には元気をもらえる作品」などという感想が寄せられ、好評を得た作品です。今回は、およそ3年半ぶりの再演となります。

DSC_0691.JPG

主演の神保悟志さん(右)と、篠原あさみさん 

DSC_0682.JPG

主演の神保悟志さん(中央)、篠原あさみさん(左)、由地慶伍さん

DSC_0709.JPG

主演の神保悟志さん 

50歳の誕生日を迎える男・桜木優司(神保悟志)が、30年ぶりに広島の実家に戻ってきたところから物語は始まります。

この日は、優司が息子の彼女である茜(西田薫子)に、過去を打ち明けるシーンの稽古がありました。優司を演じるのは、神保悟志さん。低く渋みのある声で、過去の出来事や自分の思いをとつとつと語ります。決して派手な演技ではなく、座って語るだけの演技なのですが、グッと観客の目線を引き寄せる、集中力を感じるお芝居でした。佇まいから中年男性の"哀愁"がよく滲み出ています(とは言え、稽古の合間や休憩中は冗談を言ったり、共演者とお喋りをしたり、笑顔で過ごされていました)。

DSC_0705.JPG

演出の西条みつとしさんと話す、杉江大志さん(右)

一方、息子の亮を演じる杉江大志さん。今年に入ってから毎月舞台に立ち続ける売れっ子の杉江さんですが、この日は、父親との距離感をどうセリフに込めるか、どういう空気にするか、繊細な役どころに少々苦戦している様子でした。それに対し、演出の西条さんは、セリフの言い回しや間の取り方、身のこなしなどを自分で実践しながら伝えます。

また、共演する神保さんも「(亮という役柄は)人の痛みが分かる奴なんじゃないかな。生き方が下手な感じが出ればもっと良くなると思う」などと、父親らしい(?)アドバイスをしていました。杉江さんは、それらの助言をもとに試行錯誤を重ねていました。
 
DSC_0729.JPG

中村涼子さん

DSC_0731.JPG

由地慶伍さん

30分の休憩を挟んで(休憩時間にも、ほとんどの皆さんが動きとセリフの確認を兼ねた自主練をしていました!)、続いてとあるコメディータッチのシーンの稽古。優司の妹の長女・成美(中村涼子)、成美の会社の先輩の恋人・岡宗徹(由地慶伍)らが登場します。

中村さんと由地さんのお芝居はとにかく全力でした。お2人とも声量があるので、一見勢いに任せた演技にも見えますが、より良い言い回しを探ったり、アドリブの改良を重ねたり、丁寧に稽古を積み重ねていることが印象的でした。特に「こうしたら面白いと思う!」と次々とアイディアが出てきて、共演者を笑わす中村さんは、さすがコメディアンヌだと思いました。
 
ちなみに初演時の優司を演じたのは由地さんでした。すでに初演をご覧になった方であっても、キャストが変われば、また違う印象を受けることでしょう。再演ならではの楽しみ方ができそうです。
 
DSC_0716.JPG

森林永理奈さん(右)

DSC_0688.JPG

演出の西条みつとしさん(左)の話に耳を傾ける、西田薫子さん、杉江大志さん、岩田華怜さん

DSC_0713.JPG

小築舞衣さん

この日見学させてもらったのは、ほんの一部分。そのほか、寺坂尚呂己さん、岩田華怜さん、山下容莉枝さん、町田慎吾さん(特別友情出演)、鈴木まりやさん、篠原あさみさんら多数のキャストが出演します(なお、町田慎吾さん、蔭山ひろみさん、畠山U輔さん、仲原由里子さんはWキャストです)。

開幕まであと2週間ほど。まだまだブラッシュアップしていく予感がする稽古場でした。本番でどんな舞台を見せてくれるのか楽しみです。全17公演、6月2日(日)まで。チケット好評発売中!

(文・写真:五月女菜穂)

チケット情報はこちら

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉