2018年1月アーカイブ

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元宝塚歌劇団 雪組トップスター・早霧せいなさんの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月に東京・TBS 赤坂ACT シアターで上演されます。

本作は、人気ニュースキャスター・テスの笑いあふれるラブロマンスを、ジョン・カンダー&フレッド・エッブの華やかな楽曲で描くコメディミュージカル。トニー賞最優秀スコア、脚本、主演女優賞、助演女優賞の4 冠に輝いた傑作です。(詳しくはその①へ!)

春まで待てないげきぴあは、ビジュアル撮影に潜入!
【その①】では早霧さんのレポートを、【その②】では、相葉裕樹さんのレポートを、そして、今回の【その③】では、宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)さんのレポートをお届します。

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柿喰う客2018年本公演『俺を縛れ!』が、1月24日(水)に東京・本多劇場にて開幕しました。

劇団「柿喰う客」の"黒歴史的娯楽大作"として、2008年の初演以来10年ぶりの上演となる『俺を縛れ!』(作・演出/中屋敷法仁)。三度の飯より忠義を誓う将軍命の地方大名・瀬戸際切羽詰丸(せとぎわせっぱつまる)を主人公にした荒唐無稽な時代劇で、七味まゆ味以外は全員新キャストでの再演です。主人公・切羽詰丸を劇団の中心メンバーとして活躍する永島敬三、切羽詰丸を翻弄する徳川家重を2016年に新メンバーとして加入した牧田哲也が務めるほか、宮下雄也平田裕一郎神永圭佑清水 優を客演に迎え、強烈な個性のキャラクターたちによる茶番チャンバラ劇を繰り広げます。

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徳川氏の麾下で代々活躍した忍者・服部半蔵の「たとえ命が尽きようと顔も名前も明かさない」という忠義の言葉から始まる物語。頭の病で身も心もおかしくなったと噂される悪名高き将軍・徳川家重は、ある日、諸大名に「キャラお定めの令」を発令する。"ドスケベ大名"や"モノマネ大名"とめちゃくちゃなキャラを定められながらも、お上の言うことならと従ってしまう大名たち。そんな中でも、将軍命で一途な忠義を貫き通す弱小田舎大名・切羽詰丸に対し家重は、"裏切り大名"という真逆のキャラクターを定めてしまう。"裏切り"を課せられた切羽詰丸の忠義は果たしてどこに辿り着くのか――。

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主人公・切羽詰丸役の永島、家重役の牧田をはじめ、家重の息子・家治役の長尾友里花、側近・大岡忠光役の田中穂先、家重に仕える33代目服部半蔵役の葉丸あすから、ストーリーの中心を劇団員がガッツリ固めた本作。彼らが生み出す独特のテンポに巻き込まれ、笑っているうちに思わぬ場所に立っていた...とでもいうような柿喰う客ならではの展開にどっぷりと浸かれる展開です。その中で客演の4人も存在感抜群。宮下は切羽詰丸の娘・ざくろをインパクト抜群に見せつけ、平田は家重に恨みを持つ浦見深左衛門(うらみふかざえもん)で「ナントカ城の七人」風殺陣を披露、神永は切羽詰丸に戦のやり方を指導する旅谷軍兵衛(やからやぐんべえ)を華やかに演じ切り、清水はざくろを一心に愛す士道廊戻郎(しどうろうもどろう)で笑いと涙を誘います。時代劇ならではの殺陣も満載で、永島や牧田、宮下、平田、田中らによる一騎打ちのシーンも。劇団公演ならではのどこか濃厚すぎる空気を味わえる作品です。

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ラストでのどんでん返しやタイトルに繋がる想いの吐露で、ストーリーの見え方が大きく変わる本作は、本多劇場にて2月4日(日)まで上演中!

(文:中川實穗/写真:引地信彦)


<公演情報>
柿喰う客 2018年本公演『俺を縛れ!』
2018年1月24日(水)〜2月4日(日)
本多劇場

作・演出
中屋敷法仁

出演
永島敬三 牧田哲也 加藤ひろたか 田中穂先 宮田佳典 守谷勇人 とよだ恭兵 村松洸希
七味まゆ味 葉丸あすか 長尾友里花 淺場万矢 北村まりこ 永田紗茅
宮下雄也 平田裕一郎 神永圭佑 清水 優

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4月に東京・東京芸術劇場シアターウエストと大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される『PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ51)』。

2015年にウエストエンドで上演された話題作の日本初演で、板谷由夏さん、神尾佑さん、矢崎広さん、宮崎秋人さん、橋本淳さん、中村亀鶴さんが出演する六人芝居。「世紀の大発見」とも言われる"DNAの二重らせん構造"の発見に貢献した女性科学者ロザリンド・フランクリンの姿を描きます。演出は、サラナ・ラパインさん。今、ブロードウエイでも注目を浴びる女性演出家です。

げきぴあでは、そのリーディング現場に潜入。
作品の概要&第一弾はこちら・第二弾はこちらをご覧ください!

ラストとなる今回は、リーディング直後の矢崎さんと宮崎さんを直撃。
感想を聞いてみました。

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元宝塚歌劇団 雪組トップスター・早霧せいなさんの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月に東京・TBS 赤坂ACT シアターで上演されます。

本作は、人気ニュースキャスター・テスの笑いあふれるラブロマンスを、ジョン・カンダー&フレッド・エッブの華やかな楽曲で描くコメディミュージカル。トニー賞最優秀スコア、脚本、主演女優賞、助演女優賞の4 冠に輝いた傑作です。(詳しくはその①へ!)

春まで待てないげきぴあは、ビジュアル撮影に潜入!
【その①】では早霧さんのレポートを、
今回の【その②】では、相葉裕樹さんのレポートをお届します。

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jh_09.jpg ミュージカル「ジキル&ハイド」製作発表 左から宮澤エマ、石丸幹二、笹本玲奈

石丸幹二、笹本玲奈、宮澤エマらが出演するミュージカル「ジキル&ハイド」の製作発表が行われ、演出の山田和也とメインキャストが登壇した。

ミュージカル「ジキル&ハイド」は2001年に日本初演。2003年、2005年、2007年と、鹿賀丈史主演による過去四度の公演で日本ミュージカル界に歴史を刻んできた。
2012年3月には新たなジキル&ハイド役に石丸幹二を迎え、人間の持つ"光と影"、"表と裏"を描き出した。2016年3月にはタイトルロールを演じる石丸幹二に加え、娼婦ルーシーを濱田めぐみが、エマ役を笹本玲奈が演じて好評を博した。

そして今回2018年版では、同じくジキル&ハイド役は石丸幹二。前回エマを演じた笹本玲奈は娼婦ルーシー役に。そして宮澤エマがエマ役を演じる。

本作の製作発表が行われ、劇中曲が披露された。動画はこちらをダイジェストにしたもの【動画3分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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『王家の紋章』といった大型ミュージカルからストレートプレイ、ショー、コンサートなど幅広いジャンルで活躍する作・演出家 荻田浩一が、十数年あたためてきたという新作『朗読(クローゼット)ミュージカル 不徳の伴侶 infelicity』を、彩乃かなみ藤岡正明らの出演で上演する。

作品は、16世紀に実在したスコットランドの女王メアリー・スチュアートと、彼女の3度目の配偶者であるボスウェル伯ジェームズ・ヘップバーンの物語。生後6日でスコットランドの王位を継承、その後フランスの王妃となり、再婚を繰り返したのち故国を追われ、最後には血縁であるエリザベス一世により処刑された女王の数奇な人生を描き出す。このモチーフに挑む心境を、荻田は「大河ドラマ的な歴史劇の奔流と運命的かつ抒情的なメロドラマの細流が深く交わり入り乱れる悲劇の女王の軌跡を、自分なりに辿ってみたいと思いました。それはあたかも、美しくも寂しく、うら悲しいスコットランドの湿地を渉猟し、深い想いを静謐の内に湛えた湖を眺めるような心持ちです」と語る。

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元宝塚歌劇団 雪組トップスター・早霧せいなさんの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月に東京・TBS 赤坂ACT シアターで上演されます。

本作は、『シカゴ』『キャバレー』『蜘蛛女のキス』など日本でもお馴染みの作品を手掛けたジョン・カンダー&フレッド・エッブの華やかな楽曲で、笑いあふれるラブロマンスを描くコメディミュージカル。トニー賞最優秀スコア、脚本、主演女優賞、助演女優賞の4 冠に輝いた傑作です!

上演台本・演出・訳詞を務めるのは、ミュージカル『フランケンシュタイン』やオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『フォーエヴァー プラッド』を手掛けた板垣恭一さん。

そして、主人公の人気ニュースキャスター・テスを演じるのは、昨年7月に宝塚歌劇団を退団した元雪組トップスター・早霧せいなさん! これが退団後初の主演ミュージカルとなり、これまで男役を演じてきた早霧さんがバリバリのキャリアウーマンを演じます。

早霧さんと言えば...'14年のトップ就任から'17年の退団まで、宝塚大劇場での公演全5作で"100%以上の稼働率"という劇団史上初の記録を打ち立て、本拠地でのサヨナラパレードでは約6,000人のファンが集まり見送った大スターです。その早霧さんが「宝塚歌劇退団後、一人の役として舞台に立つ事はこれが初めての挑戦になります」(公式コメントより)というミュージカル。本当にたった一度しか見られない"初"の作品ですから、早霧さんのファンはもちろん、舞台ファンも要チェックです!

というわけで、げきぴあではビジュアル撮影に潜入!
【その①→早霧せいなさん】【その②→相葉裕樹さん】【その③→宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)さん】
という連載でお送りします!
後半にプチインタビューもありますので、ぜひご覧ください。

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日本が誇るエンターテイナー・玉野和紀と若い才能がつくりあげるショー・ステージ「SHOW HOUSE『GEM CLUBⅡ』」が3月に開幕します。

『GEM CLUB』は、吉野圭吾さんや東山義久さんらが出演するエンターテインメント・ショー『CLUB SEVEN』シリーズ(2003~)のDNAを受け継ぐ新世代のショー・ステージ。
「大人のショー」をコンセプトに掲げる『CLUB SEVEN』に対し、20代を加えた"new MEGA パフォーマンス・ショー"として、若い才能の原石(=GEM)たちが集うショーハウスを舞台に、夢を追い求め、ぶつかり合いながらも切磋琢磨するGEMたちの姿を描きます。
作・演出・振付は『CLUB SEVEN』同様、玉野和紀さん。"GEM CLUB"というショーハウスの総支配人として出演もされます。

2016年春の初演には、本公演にも続投する中河内雅貴さんや、相葉裕樹さん、植原卓也さん、矢田悠祐さんをはじめとする注目の若手メンバーがズラリと出演した本作。2年ぶりの第二弾となる今作の出演者も気になりますよね!?

というわけで、出演者の⽊⼾⾢弥さん、多和⽥秀弥さん、本⽥礼⽣さん、松⽥岳さん、古⽥⼀紀さん、そして玉野さんにお話をうかがいました!

左から_古田一紀、本田礼生、木戸邑弥、玉野和紀、多和田秀弥、松田岳.jpg

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4月に東京・東京芸術劇場シアターウエストと大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される『PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ51)』。

2015年にウエストエンドで上演された話題作の日本初演で、板谷由夏さん、神尾佑さん、矢崎広さん、宮崎秋人さん、橋本淳さん、中村亀鶴さんが出演する六人芝居。「世紀の大発見」とも言われる"DNAの二重らせん構造"の発見に貢献した女性科学者ロザリンド・フランクリンの姿を描きます。演出は、サラナ・ラパインさん。今、ブロードウエイでも注目を浴びる女性演出家です。

げきぴあでは、そのリーディング現場に潜入。※残念ながら中村亀鶴さんは公演中のために欠席
今回はそのレポート第二弾です!
作品の概要&第一弾はこちらをご覧ください!

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4月に東京・東京芸術劇場シアターウエストと大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される『PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ51)』。

2015年にウエストエンドにてニコール・キッドマン主演で上演された話題作の日本初演。「世紀の大発見」とも言われる"DNAの二重らせん構造"の発見に貢献した女性科学者ロザリンド・フランクリンを主人公にした物語で、それほどの発見をしながらもノーベル賞を受賞しなかったロザリンドと、彼女を取り巻く5人の男性科学者の姿を描きます。

ロザリンドを演じるのは、今作が初舞台の板谷由夏さん。
彼女を取り巻く男性たちを神尾佑さん、矢崎広さん、宮崎秋人さん、橋本淳さん、中村亀鶴さんが演じます。
演出は、ブロードウェイで注目を集める女性演出家のサラナ・ラパインさん。

げきぴあでは、ビジュアル撮影レポート(前篇後編)に続き、稽古に先駆け行われたリーディング(読み合わせ)の現場に潜入! 3回連載でお届けします!
※残念ながら中村亀鶴さんは公演中のため欠席です。

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