
2016年2月アーカイブ









東京芸術劇場シアターウエストにて上演していた
舞台『オーファンズ』の東京公演が千秋楽を迎え、
鳴りやまない拍手にカーテンコールは5回にもおよび、称賛の中、スタンディングオベーションで幕を閉じました。
口コミで話題となり日ごと動員を伸ばし続け、ついには立ち見客も出るほど人気に!
そんな中、キャストの3名から千秋楽を終えてのコメントが到着いたしました!
神戸公演に向けて手応えは十分のようです!
☆柳下大さん
「口コミの評判が良くて、観に来て下さる方がどんどん増えているのが目に見えて分かりました。1カ月間必死で稽古してきたので、
本当に嬉しかったです。僕にとってはケガからの復帰作であり、役者として10年目最初の作品。
お芝居というものを改めて見つめ直す機会になったし、いろいろな発見もでき、再スタートにふさわしい作品になったと思います。
神戸公演はさらに進化した『オーファンズ』をお見せいたします。映像化もされない、二度と観られない作品です。
残り3回限りの"孤児たち(オーファンズ)"の物語を目撃してください」
☆平埜生成さん
「東京公演は11日間ありましたが、こんなに時の流れを感じなかったことはなく、千秋楽という気がしないです。
いつまでも自分の中に『オーファンズ』という作品が強くありすぎて、今は不思議な感覚です。まだ失いたくない感覚なので、このまま神戸公演を迎えられるのは嬉しいですね。
3人ともがトランス状態を超越した演技をぜひ観に来てほしいです」
「東京公演を乗り越えることが出来て思うのは、15公演分の旅だったなと。毎回スリリングでどう変わっていくかわからない、
気の抜けない舞台です。3人の呼吸もあってきて、芝居の完成度もどんどん良くなっていると思います。
ぜひ皆さん、期待して観に来てほしいなと思います。神戸に行く機会も中々ないので、僕も楽しみにしています」
兵庫公演は2016年2月27日(土)〜2月28日(日) まで新神戸オリエンタル劇場にて。
<アフタートークスケジュール>
終演後も「オーファンズ」の世界をお楽しみください。
■2月27日(土)13:00公演
柳下大×平埜生成×高橋和也×宮田慶子
■2月27日(土)18:00公演
柳下大×平埜生成×高橋和也






<チームRED>
中川晃教/藤岡正明/矢崎 広/吉原光夫
<チームWHITE>
中川晃教/中河内雅貴/海宝直人/福井晶一
記者会見で語られた皆さんの意気込みは後ほど改めて掲載しますが、
劇団四季『ウェストサイド物語』新演出版が開幕!
宝塚歌劇団星組の次回作の制作発表が2月8日、宝塚バウホールにて行われた。今回上演するのは、名曲の数々で彩られるオペレッタの傑作『こうもり』をミュージカル化した『『こうもり』...こうもり博士の愉快な復讐劇...』と、星組の魅力を余すところなく見せるショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』。会見では最初にトップスター・北翔海莉(ほくしょう・かいり)、トップ娘役・妃海風(ひなみ・ふう)、紅ゆずるがパフォーマンスを披露。トップコンビが滑らかなハーモニーを聴かせたり、思わず身体が揺れるアップテンポの爽快な楽曲で楽しませてくれた。
『こうもり』の作・演出を手掛けるのは谷正純。2013年にオペレッタとして有名な『メリー・ウィドウ』を谷がミュージカル化し、北翔主演で上演した際、北翔が「今度は『こうもり』をやってみたい」と谷に話したことが上演に繋がった。「夢を叶えていただいて、本当に光栄です。私が演じるのは物理学者のファルケ博士で、計算違いのない愉快な復讐劇を繰り広げていきます。いつもの発声とは異なるクラシックな発声で、なおかつ歌の中できちんとストーリーをお伝えすることを大切にして取り組み、お客様に楽しんでいただける作品にしたい」と北翔。相手役の妃海はアイゼンシュタイン公爵家に仕えるメイド・アデーレ役だが、ファルケ博士との恋模様も描かれる。「本格的なオペレッタは初めてですので、大きな課題だと思っています。初日までにハッピーな気持ちで演じられるように日々全力で取り組みたい」とコメント。そしてファルケ博士にさまざまな復讐を仕掛けられるアイゼンシュタイン公爵役の紅は「復讐を仕掛けられていることに気付かず、欲望のままに動く楽しいおじさんの役です(笑)。周りの状況にうまく巻き込まれていきたい」と語った。
また、第2幕は作・演出家、野口幸作の大劇場デビュー作で、北翔主演の星組にとって初めての大劇場ショー作品。そして、102期生の初舞台公演でもある。「トップハット、羽根扇、大階段といった王道アイテムを詰め込んだプロローグ、初舞台生のロケット、盆やセリを使った100人以上の大スペクタクルな人海戦術。北翔のマルチぶりを見せる歌、ダンス、笑い、楽器演奏、他にも...」と、とめどなく出てくる野口の構想を聞くだけでも期待が高まる。そして野口の「初舞台生に対する応援歌を紅に歌ってもらう」という言葉を受け、紅は「初舞台を踏んだときの初心を、ここでまた思い出せるのではないかなと思っています。初舞台生への応援歌を自分自身に向けても歌いたいと思います」と語った。
取材・文:黒石悦子 撮影:三上富之














































