■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.4■
事件ファイル4「創造現場」
...いつからファイリングしたかは、聞かないで...
みなさんお元気ですかー?
「手柄よりも人柄」をモットーに今日も 過酷なFBIの激務を、
ノリノリで乗りきっているM・K・O捜査官(もっとも・協調性がある・男)コッドを演じる、ひのあらたです。
さて、稽古も佳境に入ってきた今日この頃、
カンパニー全体の雰囲気も一丸となり、親密さもマシマシとなってました。
うーん、やはり...勢いのあるチームは、稽古において何事にも恐れをみせず、
常に全力で表現を試みる雰囲気に包まれているものですなぁ。
いくつもの表現にチャレンジし、ほぼ使えなくても、
その中から1つ輝く瞬間を掴みとる...みたいな。
但しそれには絶対的な必要条件がある。
それはチャレンジを許し且つ、ストーリーやキャラクターから激しく逸脱した表現、いわゆる
「演り過ぎ」(...ああ、身に覚えがありすぎて心が痛い。)
「調子に乗り過ぎ」(ズキズキ...)
「ハメ外し過ぎ」(ガクガク...)
「フィーバーし過ぎ」(もうええちゅうに!)・・・
それらのミスマッチな表現を厳しく摘発する目 (かのジャ○ー○警部の様な...)が必要なのである。
(※調子に乗りすぎてるのは私だけで、みんなは輝く瞬間を量産しております。)
今日の1枚目は、そんな鋭い観賞眼を持つお二人。
観客の代表である演出家、荻田浩一さんと、
そのインスピレーションをその場でガツガツものすごいスピードで鮮やかに具現化していく、スーパー振付家、港ゆりかさんの最強タッグの熱烈創造現場の証拠ショットをお届けしよう!
このお二人、柔らかくウェルカムな笑顔の裏に、
まるで狩りをする肉食獣の様な空気を漂わせています。
・・・おっ、アジアンビューティーな港さんの後ろの素敵なスマイルさんは、振付助手の田中朋見さんですな。