『ビッグ・フィッシュ』#7 初日直前!囲み取材レポート

チケット情報はこちら

■『ビッグ・フィッシュ』vol.7■


川平慈英さん主演、ティム・バートン監督映画を原作にしたミュージカル『ビッグ・フィッシュ』
日本初演が、いよいよ明日に迫ってきました!

本日2月6日には初日を目前に控えたキャストが舞台衣裳で囲み取材を開催。
舞台にかける意気込みを語りました。
さっそく、そのレポートをお届けします。
BigFish07_01_0209.JPGBigFish07_24_0300.JPG


エドワード・ブルーム役:川平慈英さん
「ついにこの日が来たなと、胸がいっぱいです。本当に劇場入っても発見だらけ。思ってた以上に本当にゴージャスな舞台になっています。僕も、申し訳ないんですが、お客さんよりも楽しんじゃう...一番楽しんでやろうかなと思っています。その楽しんでいる僕たちを見て、お客さんの心があたたまってくれれば、感動していただければ、こんな嬉しいことはない。視覚的にも素晴らしいことになっています、セット、照明は世界一なんじゃないかなというくらいゴージャス。音楽は言わずもがな。とにかく来ていただければ幸せに...なるんです!この素晴らしいチームをぜひ観に来てください」
BigFish07_11_0228.JPG

ウィル・ブルーム役:浦井健治さん
「ティム・バートン監督映画の中でも自分も一番好きと言っても過言でないくらい、愛や人生、色々なものを考えさせられる作品です。とにかく稽古場から、一番出番が多くて大変なのに、川平さんが元気(笑)! ひたすらずっと動いている。本当に"ビッグ・フィッシュ"のようです」
BigFish07_12_0283.JPG
サンドラ・ブルーム役:霧矢大夢さん
「エドワード・ブルームそのもののような素敵な川平慈英さんというだんなさま、そしてカッコいい浦井君という息子、そして可愛い福くんとりょうたくん、可愛い家族に囲まれて、こんなに幸せでいいのかなと思うくらい幸せな作品に出演させていただいています。この幸せな気持ちをお客さまにお届けしていきたいと思っています」
BigFish07_13_0234.JPG

ジョセフィーン・ブルーム役:赤根那奈さん
「私も劇場に入って、映画と舞台のいいところが詰まっている、すごく新しい『ビッグ・フィッシュ』が生まれるんだなと、もうすでに感動しています。作品自体も幸せなのにちょっとキュッとなる、ハートフルな作品なので、何度でも観にいらしてほしいです」
BigFish07_14_0258.JPG

ドン・プライス役:藤井隆さん
「劇場に入って、いま最終のお稽古をしていますが、演出の白井晃さんが、まだここでも変えるんですね、と。僕が言うのもおこがましいですが、天才ってこうなんだなと思う瞬間が何度もありました。もう一度、イチから一生懸命やっているのですが、出演者のみなさんが穏やかで大人で楽しくて、そこに福くんとりょうたくんがなごましてくれるので、チームワークはバッチリです。本当にこんなお父さんがいたらいいのにと思えるお父さんがいま日生劇場にいますので、みなさんどうぞ劇場にいらしてください」
BigFish07_15_0237.JPG

少年時代のウィル・ブルーム役:鈴木福くん
「初めての舞台で、もう、お稽古から今日までがすごいあっという間で。明日が初日と思えないくらい。一生懸命がんばります」
川平「だいじょうぶです!」
BigFish07_16_0263.JPG

エイモス役:ROLLYさん
「『ビッグ・フィッシュ』は皆さんの一生の思い出に残る作品になると思います。そしてあなたが寿命をまっとうしてあの世にいく瞬間に、この作品のことを思い出して「この感じか!」って絶対思うと思います。ぜひ!」
BigFish07_17_0278.JPG

――川平さん、座長として皆さんをひっぱっていたと思いますが...

川平「いや、僕が一番はしゃいでいただけで(笑)。逆に僕、みんなに「よーしよしよし」と子犬をあやすような感じにしていただいて。座長だとか考えていなかったです、楽しんでいただけです」
ROLLY「お稽古を通じてどんどん川平さんがエドワード・ブルームに見えてきて。本当にエドワードはスーパーマンなんです」
川平「そういうキーワードもあるんですよ~、○○カードマン、じゃなくて(笑)。よーく見ると、そんな裏ネタも散りばめられているので。目を凝らしてみていただければ」
BigFish07_21_0246.JPG

――川平さんは劇中で10代から60代まで演じます。

川平「僕のハイスクール姿、どうなんでしょうね~(笑)。色々と演出の白井さんが考えてやってくださっているんですが。僕なりにティーンネイジャーのエドワードをやっているつもりですが、キツイかなーと思われたらすみません(笑)。でも楽しいです。曲が本当に素晴らしいので、曲に丁寧に乗っかっていれば幸せなシーンばかりであまり奇を衒わず、乗っかってやりたいです」

――皆さんから見て、川平さんはどうですか。

浦井「お稽古中も「休憩です」と言われても、そこで一番休憩をしなきゃいけないはずの川平さんが、我々にたくさんのエンタテインメントを見せてくれたり、サッカーボールを持ち出してサッカーをはじめたり、ちょっとそれで怒られたり(笑)」
霧矢「はしゃぎすぎてね」
浦井「真ん中に太陽のようにいてくれて、最高でした」
川平「(無言で浦井さんに抱きつき...)...すばらしい、出来た息子です!。でも僕に「黙ってて」「止まってて」は、死ねってことと同じですから!」
BigFish07_22_0296.JPG
鈴木「いやー、カッコいいです。僕が舞台が初めてというのもあり、色々と舞台についても教えてくれたし、あとはエドワード・ブルームという感じがすごいします。こんなお父さんだったらいいなっていうような...」
川平「もう、養子縁組しよう!家族になりたいくらい感動した!もうひとりりょうたくんという息子もいるんですが、舞台上でこのつぶらな目で訴えかけてくると負けそうになっちゃって。相当舞台上でも、意味もなくハグばっかりしています。曲中でもね」
BigFish07_23_0305.JPG


最後に川平さんが、
「これは霧矢さんがおっしゃっていたのですが、2月はここ、日生劇場がハッピースポット、パワースポットになります! 皆さん、ぜひ、大切な人と、大好きな人と、あるいはひとりでも、ぜひ来て、幸せな気持ちになっていただきたいと思います。座ってくださればこの『ビッグ・フィッシュ』チームが幸せに誘って...いいんです!
とアピールして、囲み取材は終了。
BigFish07_32_0267.JPG

本当に皆さんの雰囲気がとても温かく、笑顔が優しく、この素敵なカンパニーが作り上げる『ビッグ・フィッシュ』、素敵にならないわけがない!と思っています。
初日はいよいよ明日です!
BigFish07_31_0220.JPG
取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)


【バックナンバー】

【公演情報】
2月7日(火)~28日(火) 日生劇場(東京)

チケット情報はこちら

前の記事「『ビッグ・フィッシュ』#6 続・稽古場レポートPart2」へ

次の記事「【エントレ】仕込み杖での殺陣がたまらない!市川海老蔵×寺島しのぶ 六本木歌舞伎「座頭市」が開幕」へ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉