『ビッグ・フィッシュ』#5 続・稽古場レポートPart1

| トラックバック(0)

チケット情報はこちら

■『ビッグ・フィッシュ』vol.5■


ティム・バートンの傑作映画をもとにし、2013年にブロードウェイでミュージカル化された『ビッグ・フィッシュ』日本初演の開幕が近づいています!
BigFish05_01_8646.JPGBigFish05_02_8749.JPG
●ストーリー●
自分の体験をワクワクするような冒険譚にでっちあげて語る父・エドワード。
少年時代に"沼の魔女"から、自分の死期を予言された話。
故郷の洞窟に住んでいた巨人・カールとの友情。
サーカスで最愛の女性・サンドラと出会い、彼女の情報ほしさに団長のエイモスのもとで働いた話。
...そんな父の大げさな話に飽き飽きしている息子・ウィルとエドワードの間には、いつしか溝ができてしまっています。
しかし父が病に倒れたことから、ウィルは"父の話の真実"を知りたいと強く思うようになって...。


先日、報道陣向けの公開稽古レポートを2回にわけて掲載しましたが、その前にも一度、稽古場に伺っておりました。
時系列的に前後してしまいましたが、本日はその時の稽古場の模様をご紹介します。



公開稽古で披露されたのと同じ場面は、駆け足で...。
この日、まず皆さんがあたっていたのは、主人公エドワード(川平慈英さん)が語る、少年時代の冒険譚。
彼と友人が、"沼の魔女"からある予言をされるシーンです。
BigFish05_11_8620.JPG
BigFish05_13_8628.JPG
川平さん、劇中で様々な年齢のエドワードに扮していきます。
ここは、ティーンエイジャーかな?
BigFish05_12_8643.JPG

演出の白井晃さん、ちょっとしたセリフのイントネーションやニュアンスにもこだわっていきます。
この細かいこだわりから、あの繊細な"白井ワールド"が生まれるんですね。
BigFish05_13_8656.JPG
エドワードの友人、ドン・プライスは藤井隆さん
友人というか、ライバルでしょうか?
エドワードが語る物語は、子ども時代、学生時代、軍隊に入隊してたとき...と様々な年代に飛ぶのですが、色々な時代でたびたびドンが出てきて、それがまた面白い!

ここでドンが言い放つひと言、じわじわと来ます...!
その面白さ、藤井さんならでは。
BigFish05_14_8665.JPG

で、やっぱり(公開稽古レポでも書きましたが)エドワードドン、そしてドンの弟のザッキー(東山光明さん)トリオがいい! いい味出してます。
BigFish05_16_8618.JPG

白井さん、魔女役のJKimさんのセリフまわしにもこだわっていました。
リアルな言い回しとは違って、不思議な抑揚をつけています。
たとえて言えば、エフェクトがかかった映画のワンシーンのような。
BigFish05_17_8660.JPG


【回想】(エドワードの語る物語)の中にも、【現実】が挟まれていきます。
「魔女に何を見せられたの?」と、息子のウィル(鈴木福くん)
「俺の人生の最後の瞬間さ!」と、エドワード。
BigFish05_19_8610.JPG

...あとから考えてみるとその【現実】も、ウィルの少年時代と、ウィルが大人になったいま、と2つの時代があって、構造としてはけっこう複雑なんですが、その複雑さをまったく感じさせず、ぐいぐい作品の中に入り込んでしまう物語力があります。

で、少年時代のウィルも、無邪気に父のホラ話を楽しんでいるだけではなく、クールに父の話にツッコミを入れたりして、後の浦井健治さん扮する現実的な大人のウィルの横顔も見え隠れ。それがまた可愛い!


こちらは父と、大人になったウィル(浦井健治さん)、そしてウィルの妻・ジョセフィーン(赤根那奈さん)
BigFish05_21_8676.JPG
父と大人になった息子のあいだには、少し距離が出来てしまっています。
ただエドワードが病にかかり、「父さんという人のことを知りたい」とウィルは思い直します。
_BigFish05_91_8746.JPG

語りだす、エドワード。
学生時代のエピソード。
BigFish05_23_8684.JPG
恋人だった、美人のジェニー・ヒル(鈴木蘭々さん)のこと。
BigFish05_24_8711.JPG
巨人のカール(深水元基さん)と友だちになった話。
BigFish05_25_8717.JPG
カールと一緒に、町を出た話。
BigFish05_26_3300.JPG
町長(大谷美智浩さん)から「町の鍵」を託された話(RPGで勇者が冒険に出るみたいな!)
BigFish05_27_8726.JPG

夢か現実かホラ話か、エドワードの語るめくるめく物語が展開するあいだ、気付くとその世界を眺めているウィルとジョセフィーン。
BigFish05_31_8782.JPG

そして"運命の女性"サンドラ(霧矢大夢さん)との出会い...。
川平さんは色々な年代のエドワードを演じますが、霧矢さんも少女時代から母親、そして孫ができようとする時代まで演じていきますよ、ご注目を。
BigFish05_33_8775.JPG

こちらはサンドラが大学生の頃のおふたり。
川平さん、同じシーンを何度か繰り返す中、「早く慣れておきたい」と途中から肩掛けかばんを着用。
BigFish05_34_8762.JPG

で、サンドラにエドワードが告白するロマンチックなキスシーンになるのですが...。
そのシーン終了後、川平さん「おいしーい!(霧矢さんが)いいにおーい!」と思わず絶叫(笑)。
...爆笑に包まれる稽古場。
「おそまつさまでした(笑)」と優雅にお辞儀をする霧矢さん...。
BigFish05_41_8786.JPGBigFish05_42_8755.JPG
浦井さん&赤根さんも、笑っちゃってました!
BigFish05_44_8785.JPG

さて、そんなかんじで出ずっぱり・大忙しな川平さんですが、常に明るくテンション高く、稽古場を盛り上げていらっしゃいます。
カメラにも目線サービスしてくれました!
BigFish05_45_3306.JPG

稽古場レポート、続きます。


取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)


【バックナンバー】

【公演情報】
2月7日(火)~28日(火) 日生劇場(東京)
★『ビッグ・フィッシュ』映画DVD付チケットも発売中!
 こちらは2/6(月)までの販売、お見逃しなく★

チケット情報はこちら



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://community.pia.jp/mt/mt-tb.cgi/8602

前の記事「村井良大・中川晃教らがスヌーピーミュージアムで"ハピネス"を体感!――『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』取材会レポート」へ

次の記事「『ビッグ・フィッシュ』#6 続・稽古場レポートPart2」へ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
お得なチケット
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉